ビットコインが使える店舗や決済方法を紹介！利用できるATM情報もあり！

ビットコインは「仮想通貨」といわれ、PCや携帯電話などに専用アプリを入れて、いつでもどこでも使えます。通貨としてのデータはインターネット上の管理なので、スマートフォンなどを無くしてもビットコインが消えることはありません。また電車などで利用するSuicaと違い、日本以外の国でも使うことができます。

ビットコインは、どこかの国や会社が発行している通貨ではありません。「Peer to Peer」といって、ネットワークに参加している人同士で承認し合うシステムで動いています。特定の管理者がいないため導入されたところはどこでも同じように利用できるのです。導入されている国は徐々に広がっており、2017年時点ではメキシコ全土のセブンイレブンのお店でビットコイン決済が可能になりました。

また、ビットコインの送り手と受け手以外は暗号を復元できないように仕組みなので、普段持ち歩くお金に比べてずっと安全に使えるお金です。電子署名という暗号化技術は所有者・誰から誰への受け渡しかが記録されるので、万が一不正が起こっても全ての経路を調査することができます。このため、不正に使われにくい通貨といえるのです。

ビットコインで決済をするには、まずビットコインを保有することになります。購入するのはビットコイン取引所というところです。そして支払いをする際に必要なのが「ビットコインウォレット」です。インターネット環境は必須です。これがつながらないとビットコインの管理そのものができませんので回線が切れることだけは無いようにしましょう

ビットコインというものは、価格が変動します。保有しているあいだ、購入したときの金額より得になったり損になったりもします。どのような方法にしろ、最初はビットコインを扱う取引所のサイトにアカウントを作って購入します。メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作ったら、日本円を取引所の指定口座に入金しておきます。

指定口座に入金した時点ではまだビットコインを購入したことにはならず、使える状態ではありません。口座にて支払いの確認がとれると入金した金額が反映され、購入ができるようになります。そこで初めて購入するビットコインの数量を入力、購入したビットコインが反映されると購入完了、お店でも使えます。入金完了までに数十分ほどかかることもあります。

取引所のHPには販売所が設置されていることがあります。販売所では、取引所の運営会社が持っているビットコインを購入します。ビットコインの注文板から、ビットコインの枚数と価格を決めてから購入です。板に表示される売り注文から選んだり、自分で価格を指定、板に買い注文を出すこともできます。

取引所で購入した時と違うのは、売られている価格であれば即購入できること、取引されている価格にくらべてやや高い価格のことが多いことです。取引されている価格よりも高いのは、販売所を提供している取引所が取る手数料とスプレッド(売り価格と買い価格の差)で取引所が利益を得るためです。

ビットコインを購入するのに、日本円を取引所に入金せず購入できるのはクレジットカードでの購入です。クレジットカード購入が使えるのはBitFlyer・coincheck・Zaifの三か所です。この方法ではあらかじめ日本円を取引所の口座に入れておく必要がありません。これでも販売所で買うのと同じく価格の設定があり、数量を指定して買います。

ただし他の方法と比べてクレジットカードで買うのは一番高い値段で買うことになります。手数料が取引所でかかるからです。パソコンとインターネット環境、クレジットカードでできてしまうので、時間がなくて面倒だという方にうれしい方法といえます。ただし取引価格との差が大きいので、それが気になるならあまり進められない購入方法です。

取引所のアカウントがあれば、コンビニ入金も可能です。コンビニでビットコインを購入する手続きまでできる店舗はないのですが、bitFlyerなど対応している取引所のマイページでは、日本円の入金画面にコンビニエンスストアで入金するところがあります。ここで使いたいコンビニエンスストアを選択して入金したら、ビットコイン購入の準備完了です。

コンビニを使うと、24時間、年中日本円が入金できます。ただしコンビニに支払いするときに手数料を取られるのというデメリットはあります。クイック入金といって入金した金額が即アカウントに反映されるため、アカウントに早く反映させたい人にうれしい方法といえます。利用できる取引所・コンビニ店は限られているので注意しましょう。

ウォレットにビットコインが反映されたらいよいよ決済できるようになります。決済には、使用する人すべてに公開されるビットコインアドレスと、自分のみの使用・他人に明かさない秘密鍵があります。ウォレットにはビットコインウォレットといって決済に使うもの、スマートフォンなどで使用するモバイルアプリウォレットがあります。

これらのウォレットでは、ウォレットを提供した会社が秘密鍵を管理するので、自分では管理しないことも多いです。具体的にお店で決済をするときには「宛先」に欄に送信先のビットコインアドレスをペーストまたはカメラでQRコード読み取りで送信先を入力、金額を入力して決済完了となります。一度送信すると取り消しがきかないので、大きい金額のときは要注意です。

お店でビットコインの決済をするとき、多くは10分程度かかります。お店で待ちながら決済に10分かかったらちょっぴりストレスですが、決済時間の短縮に使える支払い方法があります。それは、ビットコインの取引所であるbitflyerのサービスを使って送金すること。ただし、送金先の店などもbitflyerのアカウントを持っていないと使えない支払い方法です。

bitFlyerのアカウントを店側と客側が持っていれば、非常にスピーディーに送金できるbitWireβ版というこのサービス。ここまでスピーディーな支払い方法はどこでもできるわけではありませんが、ビットコイン関連の技術力の進歩を考えれば、年を追うごとに便利なサービスが出現すると思われます。

ビットコインをスタバで使いたいファンには残念ですが、日本のスタバ店舗ではこの仮想通貨の決済は導入されていません。しかし2014年からは、スタバのアメリカの一部の州の店舗でビットコインでの支払い方法を導入しました。ビットコイン決済をすればスタバのコーヒーが20％オフというキャンペーンが実施されました。

また2016年、スタバはビットコイン決済を提供するiPayYouと業務提携し、スタバ専用のモバイルアプリで決済ができるようになりました。このスタバのアプリは、アメリカなどドルを使う場所では使えるのですが、日本のスタバでは不可能です。スタバをはじめ海外ほどビットコインが普及していないのは、投資の対象というイメ－ジで躊躇する人が多いからかもしれません。

しかしサ－ビス手数料が安いのは、ビットコインをお店が導入することのメリットの1つです。オリンピック開催の時期には外国人もたくさん日本を訪れることでしょう。外国の人にも便利なビットコイン決済は、スタバに限らずいろいろなお店で普及しているかもしれません。

シックな内装のスタバ、Wi-Fi利用が時間無制限でただというサービスはどこの国でも共通のようです。しかし日本のスタバと外国のスタバは全く同じではなく、二人用テーブルにチェスのマス目が描かれていて、頼むとチェスの道具を借りられるという国もあるようです。スタバのビットコイン決済、日本にやってくる日はいつになるのでしょうか?

ビットコイン取引所で登録をしたら、ATMでビットコインを買うことができます。まだまだどこでもというわけにはいきませんが、ビットコインATMを導入したり決済に使えるようになったお店は年々増えています。ビットコインATMの場所を検索するにはCoinATMRadarというサイトがあり、家の近くの設置場所、世界中の設置場所を検索できます。

六本木駅にほど近いダイニングバーでビットコインATMを導入している、TwoDogsTaproom。本格的な石窯で焼き上げる料理と24種類以上のビールが味わえるお店です。おすすめは直径40cmのPizza。薪焚きの石窯で焼き上げたピザは、なんともいえない食感と薪の香りがします。アメリカンスタイルを意識したお店で、立ち飲みOKの2階、40名まで収容できる3階があるお店です。

住所:東京都港区六本木3-15-24ARIESビル2F 電話番号:03-5413-0333

カリフォルニア風の内装のお店です。カリフォルニア・メキシカン料理のビュッフェ(Cal-Mex)が開催されることもあります。季節の食材を生かしたお料理で、チップス・サルサとワカモレ、メキシカンシーフードジャンバラヤなどが味わえるお店です。ブリトーは黒コショウがしっかり効いてボリュームたっぷりの具がつまっています。外国人のお客さんも多く、ビットコインATMが喜ばれるお店です。

住所:東京都港区六本木5-5-1ロアビルB1F 電話番号:03-6434-5773

ビットコインATM、支払い方法としてビットコイン決済も導入しているところで、うにや生シラスの富士山盛りが名物です。回転寿司といっても店内は落ち着いた雰囲気の内装。日本のTV・海外のTVでも紹介されたことがあるようです。沼津直送の新鮮なネタが大きくシャリの上に載ったお寿司は絶品。夜は日本酒や甲州ワインが味わえる酒場として楽しめます。

住所:東京都中央区銀座1-8-19キラリトギンザ8階 電話番号:03-6228-7171

BTMというATMを設置している電子たばこのお店です。日本人とアメリカ人の店員さんがいて、英語でも会話が可能。アメリカ人の店員さんも日本語が上手です。米軍横須賀基地に歩いて5分という立地でもあり、基地関係のお客さんも結構来られるお店です。11時から20時の営業で、電子たばこのテイスティングもできるのもお店の特徴です。

住所:神奈川県横須賀市大滝1-8 電話番:0468-90-0240

3階にシャンデリアがあり、結婚式の2次会にも使われることが多いBarです。コースは3500円から、月に一回カジュアルな出会いパーティー「桃コン」が開催されていて、シャンパンタワー・ケーキカットもできます。生ハムの盛り合わせ1000円もワインと合わせると美味しいお料理です。ワインの種類が特に豊富で、ウイスキー・カクテル・ビールなど各種のお酒も充実しているお店です。

住所:岡山市北区磨屋町6-23 電話番号:086-238-4606

こちらのお店のウェディングプランは、シャンパンタワーやケーキが無料という特典付きです。また、シェフのこだわりが光るふわとろ玉子のデミグラスオムライスは絶品。飲み放題のドリンクは約150種ととても充実したお店です。ボリュームのあるコース料理が3000円から味わえます。火曜から日曜、祝日、祝日の前日は18時から翌2時まで。定休日は月曜日となっています。

住所:岡山県岡山市北区奉還町2-8-8 電話番号:086-256-1733

インターネット事業で大手のDMM.com。ゲーム、電子書籍、家事代行などいろいろなサービスがあります。2017年末にグループ会社である取引所の名称をDMMBitcoinに変更し、今年の1月10日から新たにビットコイン取引を開始しています。7種類の仮想通貨の取引が可能ですが、料金の支払い方法にビットコインが使えるサービスは全部というわけではないようです。

支払い方法がビットコイン・モナコイン2つの仮想通貨のみのショッピングサイトです。電子機器・キッチン用品・スポーツ用品などを販売しています。商品説明があまり詳しくないのがやや残念ですが、それぞれの商品の写真が大きく分かりやすいです。扱っている仮想通貨のレートがHP内に表示されています。

眼鏡・コンタクト用品のお店で全国にあるので、皆さんもどこかで目にしたことがあるかもしれません。実店舗でもビットコインの支払い方法を導入しており、様々なサービスを展開しているお店です。LINEでのクーポン配布、HP内で年齢別に商品を提案したり、コンタクト購入で眼鏡が5割引になるクーポンを出したりと、いろいろお得になる楽しみがあるお店です。

ビットコインを導入しているお店は、coinmapというサイトで検索できます。日本国内の場所をクロースアップすると右端に出る表示で拡大・縮小のマークが隠れてしまうので、Windowを縦に伸ばして覆いかぶさっている字から出してあげると、拡大・縮小ができます。お店は首都圏・大阪府周辺に集中している感がありますが、これからの発展に期待したいものです。