盛岡城跡公園は人気観光スポット!歴史や見どころなどお役立ち情報を紹介

2018年1月14日 (2019年9月15日最終更新)

東北三名城の1つである盛岡城は、現在は盛岡城跡公園として整備されています。盛岡城跡公園に近付くと目に飛び込んでくる美しい石垣と、盛岡市を一望できるほどの眺めの良さが観光客の心を動かします。そんな盛岡城について、歴史と見どころをご紹介します。

目次

  1. 南部一の名城と謳われた盛岡城
  2. 盛岡城跡公園と盛岡城の歴史
  3. 盛岡城跡公園と盛岡城の見どころは?
  4. 盛岡城跡公園と盛岡城の石垣を楽しもう
  5. 盛岡城跡公園と盛岡城は紅葉が見どころ!
  6. 盛岡城跡公園の盛岡城に唯一残る建造物
  7. 盛岡城跡公園から出て盛岡城下の旧跡を歩いてみよう!
  8. 盛岡城跡公園内にあるもりおか歴史文化会館
  9. 盛岡城跡公園と盛岡城へのアクセス
  10. 盛岡城跡公園と盛岡城の復元に期待!

南部一の名城と謳われた盛岡城

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東北では珍しい総石垣造りの城として知られている盛岡城は、1597年(慶長2年)に盛岡藩の初代藩主だった南部信直(なんぶのぶなお)が職人を集め築城を開始しました。その後40年もの歳月をかけ完成した盛岡城は、幾重にも石垣が並び南部一と呼ばれるのにふさわしい威厳が漂います。そんな盛岡城について歴史と共に見ていくことにしましょう。

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盛岡城跡公園と盛岡城の歴史

盛岡城を築城したのは三戸南部氏26代南部信直ですが、その三戸南部氏は24代晴政(はるまさ)の時代に、室町幕府や織田信長と親交を結んで戦国大名として台頭した一族でした。そして信直は、九戸政実(くのへまさざね)との内部抗争中に、豊臣秀吉、織田信長の家臣である前田利家(まえだとしいえ)に近づいて行きました。

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そして秀吉へ臣従(しんじゅう)の意志を伝え、領主権の正統性を主張した外交作を取り、見事秀吉政権下に入った信直は、津軽地方で力を持っていた津軽為信(つがるためのぶ)との対立も乗り切ることができました。その後1590年(天正18年)に秀吉が天下統一をし、奥州仕置を行います。すると東北地方各地の旧領主たちの一揆が勃発します。

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この中で信直と対立していた九戸政実の九戸一揆に参加していたのが秀吉配下である、浅野長政(あさのながまさ)と蒲生氏郷(がもううじさと)の2人でした。その浅野長政が制圧後、盛岡城の前身である不来方城(こずかたじょう)に赴き、盛岡城の築城を信直に進めたと言われています。そして設計は長政が行ったと言われています。

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盛岡城の工事は割普請(わりぶしん)という方法で、信直の子、利直(としなお)によって進められました。この割普請は秀吉政権下の城造りで行われていた方法で、作業する人員をグループに分けてスピードを競い合わせることで合理的に進めると行ったものです。この作り方からも伺えるように、秀吉政権の存在は非常に大きかったのでしょう。

その雄大な石垣を持つ盛岡城は、明治の廃藩置県により城としての機能を失います。そして1872年(明治5年)に盛岡城は陸軍省所管になり、その後盛岡城内の建物がほぼ取り壊されました。しかし1906年(明治39年)に岩手公園として生まれ変わり、地元民の憩いの場と姿を変え、開園100年の2006年には盛岡城跡公園と愛称をつけられました。

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盛岡城跡公園と盛岡城の見どころは?

盛岡城跡公園と盛岡城の観光の見どころは、まず独特の立地にあります。2つの川に挟まれるようにして盛岡城があります。その自然の壕を利用している面白さ、城からの眺めをぜひ体感してください。そして宮沢賢治や石川啄木も好んで訪れていたとあって、彼らの詩碑や歌碑が建てられています。盛岡城跡公園に訪れた際はぜひそちらもお忘れなく。

盛岡城跡公園と盛岡城はこれまでに『日本100名城』や『日本の歴史公園100選』にも選ばれています。また歴史を感じられる場所としてではなく、岩手県の自然を楽しめる観光スポットとしても有名です。盛岡城跡公園では季節ごとに様々なイベントが開催されており、春には桜祭り、冬には盛岡雪あかりなどが開催され見どころ満載です。

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盛岡城跡公園内に鎮座する桜山神社には、烏帽子岩(えぼしいわ)と呼ばれる7m近くある巨大な奇岩があります。こちらは盛岡城を築城していた際に掘り出され、発見時に良い兆だと喜ばれて歴代の藩主に宝大石として大切にされてきました。こちらの烏帽子岩には強いパワーがあり、烏帽子岩に触れた人を健康にしてくれると言われています。

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盛岡城跡公園と盛岡城の石垣を楽しもう

完成までに40年もの歳月がかかった盛岡城は、年代によって石垣の積み方が分かれています。その石垣の積み方の違いを感じられるのも盛岡城観光の醍醐味です。年代が新しい石垣は技術の向上が見受けられ、石垣の表面を見るだけで年代がわかり、それぞれの石の魅力を見比べていると時間が経つのも忘れてしまうほど夢中になります。

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こんなにも巨大な石垣を築けたのも前田、浅野、蒲生氏らが力を持っていたからでしょう。彼らのコネを使い、石工職人を雇って石垣の構造技術を学んだようです。しかし真似をするだけではなく、独自性の高い雄大な石垣を作るために、構造技術を学ばせに庭師を江戸へ派遣したりと技術の集約に力を注ぎ、この石垣は作られていきました。

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盛岡城の石垣の見どころは、本丸東壁の野面積(のづらづみ)、二の丸西壁の布積(ぬのづみ)、本丸下段腰曲輪の乱積(らんづみ)など、多様な積み方があることです。その中でも芸術性が高い石垣は、大手虎口周辺の巨石が散りばめられた石垣です。石材を贅沢に使った造形美は盛岡城ならでは。この美しさは城好きならずとも観光客の心を魅了します。

盛岡城跡公園と盛岡城は紅葉が見どころ!

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盛岡城観光のおすすめの季節は何と言っても紅葉が美しい秋でしょう。中でも見どころは、息を飲むほどに美しい、雄大な石垣と赤く染まった木々とのコントラストです。その美しさゆえに地元民や観光客で賑わいます。400本以上の木々が11月上旬から色づき始め、イロハモミジ、イタヤカエデ、ナナカマドなどが見頃をむかえていきます。

盛岡城跡公園の盛岡城に唯一残る建造物

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盛岡城に唯一残っている建造物、彦御蔵(ひこおくら)は指定文化財になっています。こちらは江戸時代に参覲交代の道具蔵として使われていたと考えられる土蔵の蔵で、平成元年3月までは現在の場所から西へ100mほどの場所にありましたが同年3月に道路拡幅に伴い現在の位置へ移されました。また正確な建築年は不明ですが江戸後期とみられます。

盛岡城跡公園から出て盛岡城下の旧跡を歩いてみよう!

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見どころは盛岡城内だけではありません。盛岡城下の旧跡にもアクセスして歴史を感じてみましょう。まず盛岡城を挟むように流れる2つの川、北上川と中津川は城の外堀の役割を果たしていました。その盛岡城のユニークな自然の壕と現在北上川をまたぐ開運橋をみながら歴史に思いをはせるのもいいでしょう。

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そして、歴代盛岡藩主が使用していた湧き水、御田屋清水は盛岡三清水の1つです。この御田屋清水は盛岡城下第一の清泉として公共、大奥御用、茶道などにも利用されていました。その後、明治維新の後、市民に解放されました。こちらは現在でも飲むことができ、盛岡市の繁華街、大通りに面していてアクセスも簡単です。

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岩手県庁西隣、盛岡地方裁判所の庭前にあるこちらの石割桜は国の天然記念物に指定されています。巨大な花崗岩の割れ目から突き出た樹高11mのエドヒガンザクラは樹齢350〜400年と言われています。桜の時期は見物専用の駐車場が利用できます。県庁の隣なので道に迷うことなくアクセスできるので、春の時期は訪れてみてください。

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歴史を感じる盛岡消防団の番屋は予の字橋の東側にある和洋折衷の番屋です。1913年に盛岡消防第5分団として建築され現在もそのままの外観で使われています。また1816年に創業したござ九森九商店は江戸末期の遺構です。現在もほうき、竹かごなどを販売している商店です。歴史を感じる建物内に入るとタイムスリップした気分になるでしょう。

盛岡城跡公園内にあるもりおか歴史文化会館

是非こちらもアクセスしてください。こちらは場内にある2階建ての歴史文化会館です。1Fは無料で見学できるお祭りに関する展示がしてあります。2階は入場料300円で見学できこちらには盛岡藩ゆかりの品々やジオラマ、江戸時代の盛岡の町並みが展示されているなど歴史に触れられる場所となっています。写真もフラッシュなしならOKです。

盛岡城跡公園と盛岡城へのアクセス

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盛岡城へのアクセス方法ですが、車でしたら東北道盛岡ICから約25分で着き、地下駐車場もあるので楽にアクセスすることができます。電車でのアクセスの場合は、JR盛岡駅からバスで約6分、盛岡城跡公園下車すぐです。街並みを楽しみながらアクセスしたい方は盛岡駅から徒歩で向かうという手段もあります。徒歩ですと約25分ほどです。

住所:岩手県盛岡市内丸1-37
電話番号:019-604-3305

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盛岡城跡公園と盛岡城の復元に期待!

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南部氏が盛岡藩の藩政の拠点として使っていた盛岡城。盛岡市では現在、盛岡城の復元と、石垣の修復を目指して資料を探しているそうです。こんな歴史的建造物の復元がされるかもしれないなんて、とても夢のある話です。是非資料を見つけて盛岡城跡地ではなく、盛岡城として再建されることを願うばかりです。

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この記事のライター
小鉄

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