アクアフィールド芝公園プールの情報！混雑から料金・営業時間にアクセスも！

東京タワーをのぞむ絶好のロケーションにある「アクアフィールド芝公園プール」は、アクセスの良い区営プールです。20時まで営業しているので、付近の会社に勤める人も帰りにひと泳ぎできると人気。インドアプールにはない開放感はもちろん、都会のど真ん中というのが魅力の芝公園プールは、利用料金についてもコスパが良いと評判です。

アクアフィールド芝公園（港区芝公園多目的運動場）は、東京都港区が管理する多目的運動場。プールは可動床式となっていて、夏場以外はフットサル場となっています。アクアフィールド芝公園プールは、実は1923年に芝公園プールとして開設された歴史あるプール。開設時から50メートルプールがあり、水泳競技大会などが実施されてきました。

1973年には港区の管理となり「港区立芝プール」に名称変更し、2005年まで運営していました。多目的運動場として新たな道を歩み始めました。翌年に「アクアフィールド芝公園」としてリニューアルオープンを経て、現在のような夏場はプール営業、それ以外の季節はフットサルコートとしての姿に生まれ変わったのです。

アクアフィールド芝公園プールの魅力は、何といってもロケーション。東京タワーが至近距離で見られる穴場スポットともいえるアクセスの良い場所にあり、夜にはライトアップされた東京タワーを楽しむことができます。プールの2階にはビーチベッドのあるテラスゾーンがあり、ゆったりくつろぎながらライトアップを堪能するのもおすすめです。

東京タワーをのぞむ最高のロケーションで楽しむプールと聞くと、ホテルのプールのような値段を想像する人もいるかもしれませんが、アクアフィールド芝公園プールは区民プールなのでリーズナブル。料金は時間制となっており、2時間で大人600円、小人（小中高校生）100円。それを超える場合は、大人は超過料金1時間毎に300円が必要です。

3才未満の幼児、港区に住む65才以上の人と障害のある人（介護は原則1人）は無料です。小学3年生以下の子供は単独利用は不可で、大人（高校生以上）の付き添いが必要です。7月と8月は20時まで営業していますが、17時以降のプールの利用は中学生以下に関しては大人の付き添いが必要です。いずれも大人1人につき中学生以下2人までです。

小人料金はこれまで240円でしたが、実は2017年12月に改定されたばかり。料金がアップするのはよくあることですが、ただでさえコスパの良い利用料が更に破格の値段になって驚きです。港区は、子供やその保護者にとって身近で使いやすい公共の施設を目指すために値下げをしたとのこと。利用時間に関係なく100円が上限ということです。

アクアフィールド芝公園は、都営地下鉄三田線「芝公園駅」から徒歩1分というアクセスの良さも魅力です。浅草線か大江戸線「大門駅」を利用する場合は徒歩5分ほど、JR山手線「浜松町駅」利用の場合は金杉橋出口を出て徒歩9分ほどです。また、都営バスでのアクセスも可能で、渋谷から新橋をつなぐ06系統の「芝園橋駅」から徒歩3分ほどです。

芝公園は広い敷地で散らばっているため少しわかりずらいかもしれませんが、アクアフィールド芝公園は増上寺の南側にある公園に向かい合うようにあリます。メルパルクホールの南側の多目的運動場というとわかりやすいと思います。尚、施設には駐車場はなく公共機関でのアクセスをお願いしているようですが、付近にコインパーキングはあります。

アクアフィールド芝公園プールは、毎年7月1日から9月15日までの期間営業となっています。プール営業期間の間、7月の中旬には区民水泳競技大会があり、8月上旬ごろには中間清掃があるためにお休みとなっていますが、基本的にはこの2日間を除いては営業しています。休みを知らずにアクセスすることがないよう事前チェックをおすすめします。

営業時間は7月と8月は9時から20時まで、9月は17時までとなっています。期間に関わらず子供用プールは17時以降は閉鎖となります。プールは50メートルプールが8コースと、小型滑り台付の子供プールがあります。水深は50メートルプールは1.35メートル、子供プールは0.3から0.7メートルと幅があるのでお子様に合わせて安心して遊べます。

プールの2コースは縦にコースロープを張って、外側が遅い人、内側が速い人とわけているので泳ぎやすい環境です。プールの2階テラスにはリラックスベンチなどもありますので、ひと泳ぎした後は東京タワーを見ながらゆっくりすることもできます。更衣室には返金式の10円コインロッカーがあり、シャワー室、採暖室、貴重品ロッカーもあります。

アクアフィールド芝公園プールでは、3歳未満の乳幼児やおむつの取れていない幼児は利用できません。また一般的なプールと同じで、水着を着ていない、酒気を帯びや体調のすぐれない、刺青やタトゥーを露出したままの人が利用できないのはもちろんですが、定めた注意事項を守れない人についても、厳しく利用のお断りを実施しているようです。

主な注意事項とは、プールサイドでの飲食禁止（テラスやロビーは可）、日焼け止めやサンオイルは禁止、遊泳中のアクセサリー、メガネや帽子は禁止、自撮りを含む写真撮影は禁止、風紀上好ましくない水着は禁止などです。風紀上好ましくない水着というところですが、過度な露出、透けている水着、Tバックは禁止とはっきりと書かれています。

というのも、実は主に男性において露出の激しい格好などで問題になったこともあるそうで、そのあたりの利用注意事項が厳しくなっているとか。「お子様連れのお客様も多いので、過度に露出をした水着の着用はご遠慮ください」という張り紙があって、女性向けだと思っていたら実は男性向けのメッセージだったという口コミも見られました。

アクアフィールド芝公園プールの混雑情報ですが、週末は混雑することが多いようです。立地的にも付近に会社も多くあり、仕事帰りはもちろんのこと、中には昼休みにひと泳ぎという人もいるとか。夏休みに入ると格段に子供達の利用が増えるようです。時間帯による混雑は一般的なプールと同様で、朝と夕方以降の時間は比較的空いているようです。

アクアフィールド芝公園プールは7月と8月は20時まで営業しています。ナイトプールの実施というわけではないのですが照明がつけられますので、日没後のプールも楽しむことができます。東京タワーのライトアップをみながらのひと泳ぎは贅沢な時間。暑さが和らぐ夜に、プールのテラスでぼんやりと景色を眺める夏も風情があっておすすめです。

アクアフィールド芝公園プールは、開設の年度から水泳競技大会の会場としても利用されています。1923年には第一回明治神宮競技大会の水泳競技が実施されました。明治神宮競技大会とは、1923年から1943年までに14回にわたって行われた総合競技大会で、現在の国民体育大会を創設するにあたり大きな影響を与えた競技大会だったそうです。

昨年で第40回目を迎えた港区民水泳競技大会も、毎年アクアフィールド芝公園プールにて行われています。夏場のプール営業期間中の開催である港区水泳競技大会の日は、プールは一般利用客にはクローズとなりますので、せっかく行ってみたけど入れなかったとならないように、7月中旬に行く予定の人は日程を確認することをおすすめします。

東京タワーを見ながらひと泳ぎできる都会のプールということもあり、大人の利用も多いアクアフィールド芝公園プール。仕事終わりに一杯飲むというのもリフレッシュですが、たまには運動で気分転換というのも良いかもしれません。照明がつけられた後は東京タワーのライトアップも楽しめますので、テラスで休みながら泳ぐのもおすすめです。