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「味奈登庵」の富士山盛りメニューが話題!人気の蕎麦店を徹底調査!

「味奈登庵」の富士山盛りメニューが話題!人気の蕎麦店を徹底調査!
投稿日: 2018年1月20日最終更新日: 2020年10月8日

日本が誇る料理お蕎麦。全国津々浦々に多くの蕎麦店がありますが、横浜にも有名な蕎麦店、「味奈登庵」があります。40年以上続く老舗として、横浜で蕎麦を語るうえで外すことのできない名店「味奈登庵」には、こだわり抜いた味があり、蕎麦好きには外すことのできないお店です。

横浜の名店「味奈登庵」見出し

Photo by hiyang.on.flickr

日本人が大晦日に食べるものとして定番のお蕎麦。うどんやラーメンもいいけれど、日本人にはお米と同じく心を揺さぶるソウルフードの一つです。横浜の老舗「味奈登庵」もそんな日本人の心を揺さぶる味を提供する蕎麦店の一つです。横浜で知らぬ人のいないほどの名店として、多くの人が訪れます。

東西日本の蕎麦事情見出し

東日本に住んでいる人が西日本に行くと、「うどんの店が多い」と感じる人が多いです。西日本の人は逆に感じます。これは出汁の味が東西で違うために、その出汁にあった麺文化が発達したからだと言われています。インスタント麺の会社が、うどんや蕎麦の汁の味を東西で分けているのは有名な話かと思います。

そのため、人口が密集している東京、神奈川は大小様々な蕎麦店が軒を連ね、24時間蕎麦の食べられるチェーン店から本格的な高級老舗店まであります。この現状は、西日本に住む蕎麦好きにはとても羨ましい状況です。味奈登庵もまた、蕎麦好きな人が安くおいしい蕎麦をお腹いっぱい食べて欲しいという気持ちから生まれたお店です。

おいしい蕎麦の新常識見出し

料理は「手作りがおいしい」というイメージが強く、蕎麦も機械で製麺するよりも「手打ちの方がおいしい」というイメージがあります。しかし蕎麦店に詳しい人は、ほとんどの店舗で「ミキサー」という機械で粉を混ぜ、場所によっては生地は機械が混ぜてこねて、切るときだけ手で切ってそれらしくしている、なんてところもあるそうです。

蕎麦に詳しい人やお蕎麦屋さんの間では、手打ちにも機械にもそれぞれ良さがあり、機械で製麺したものが手打ちに劣ると言うことは決してないそうです。なにより、せいろの盛り方の美しさは手打ちではできない、という人もいます。手打ちだから、高価だから、おいしいということは決してないのです。

味奈登庵ではおいしく、安く、多くの人にお腹いっぱい蕎麦を提供するために、蕎麦打ちには独自の機械を導入しています。手で打つよりも早く、そして個人差がなく同じおいしさが味わえます。店舗によってはその工程を眺めることもできます。そこから作られる蕎麦は安いけれど、老舗の高級店に負けない味となります。

目の前で製造過程を見ることができるのは安心できるポイントです。打ちたての蕎麦を食べて見るのもいいかもしれません。

味奈登庵のおいしさの秘密見出し

味奈登庵はコストパフォーマンスが最高だということで通にも有名ですが、人気が出るのはやはりその味から。ほどよくコシのある色白の蕎麦は均一な太さで、どんな汁でもしっかり絡みつるつるっと食べることのできるおいしさ。幅広い年齢層にも支持される大衆向けの蕎麦です。

打ち立ての蕎麦をいつでも食べられるように、長年付き合いのある小田原と横浜にある製粉所から厳選した蕎麦粉を仕入れて、専用の麺機で打っています。その機械はミリ単位で加工できるように、味奈登庵が独自の調整を行っているため、機械と言えども他の店では同じ味は出せません。

汁には味奈登庵が厳選した特選醤油を使い、蕎麦の風味を殺さず出汁の旨味を最大限に引き出しています。かつお出汁が口の中でおいしく広がる汁と、蕎麦ののど越しがおいしく、何度食べても飽きない味です。この蕎麦と汁の味に、どうしてこんなに低価格で提供できるのか不思議に思う人は多いです。

味奈登庵のスタイル見出し

おいしいものが高いのは当たり前。でも、やすいけれどおいしい、には工夫が必要です。味奈登庵は素材にも味にもボリュームにもこだわることを基本姿勢に蕎麦を提供してきました。長年の付き合いを大事にして、特製の材料も一度に大量に仕入れることにより、定価を上げずに提供するように心がけています。

店舗の形式も、すべて同じではなく、セルフサービス方式と分けることでコストを下げ、厨房レイアウトから食材加工、提供方法等を工夫し店舗運営から計算して無駄を省き、おいしい蕎麦を安く提供することを実現しています。味と価格の二種類を両立させたことが衰えない人気の秘密です。

安くて山盛りの蕎麦が食べられる!味奈登庵見出し

おいしく安い人気の蕎麦店が多い東日本。味奈登庵も横浜を中心に神奈川県で店舗を持つ蕎麦の人気店です。横浜に遊びに行くと味奈登庵を勧められたことのある人もいます。そのため県内外から多くの人に人気のある蕎麦店です。メニューも豊富でボリュームがあり、いつでもお腹いっぱい食べられます。

そのため、横浜では味奈登庵はデカ盛りのお店というイメージがあります。味奈登庵の本店は旅館のようなたたずまいをし、一人で行くのは敷居が高いと感じる人がいるほどなので、「ここがデカ盛りの店?」とデカ盛り目当てで行くと少し入りにくく感じてしまうことになります。

横浜の富士山「富士山盛り」見出し

味奈登庵の代名詞であり、味奈登庵がデカ盛りのお店として有名になるきっかけのメニュー、それが「富士山盛り」です。遠目で見て、店員さんが運んでくるときから、すごく大きい、と感じる山のように盛られたお蕎麦。多くの蕎麦好きが味奈登庵の富士山を目指して訪れます。

その量は4.5人分あり、味奈登庵の独自の製麺機で作られた蕎麦麺だからこそ美しく盛ることのできる富士山盛りなのです。挫折してしまう人もいますが、平らげてしまう人も多く、中には家族や友人同士でシェアする人もいます。なによりその量よりも、メニュー表の金額を見て驚く人が多いです。

2018年1月現在、味奈登庵のメニュー表にあるもり蕎麦は300円。これでも十分安いのですが、大もりは400円、富士山盛りは500円と、通常のもりと200円しか金額が変わらないのです。他のメニューもリーズナブルで、天丼と蕎麦のセットメニューが一番高くて1000円と、学生さんにも嬉しい破格の値段になっています。

富士山盛りが一般的なデカ盛りとは違うのは、メニューが注文されると注目を浴びたり、完食すると拍手が沸き起こるということが一切なく、静かに蕎麦を愛する人が富士山盛りを食べて、終わるというところにあります。一人で完食しなければならないというルールもないため、気軽に食べることのできる人気メニューです。

富士山盛りに挑戦し、食べきることを登頂と呼ぶ決まりがいつしか出来上がり、今日も味奈登庵の富士山登頂を目指して多くの人がやってきます。あっさりとしたのど越しと、出汁の香りにつるつるすすって登頂を果たす人もいれば、できなかったという人もいますので、挑戦前に胃袋と要相談です。

うどんもおいしい!味奈登庵見出し

蕎麦率の高い味奈登庵ですが、つるつるとしたコシのあるうどんも人気メニューです。蕎麦とうどんは表裏一体、すべての蕎麦はうどんに置き換えることができます。カレーのように味の濃いメニューはうどんの方が合うので、メニューによって食べ分けるのもおすすめです。

富士山盛りはうどんでも可能です。しかし、どうしても蕎麦のようなうず高い盛り付けはうどんの性質上難しく、同じようにデカ盛りメニューでありながら富士山盛りは蕎麦の方がインパクトがあり、下から見上げる山のような存在感を出すのが難しいです。つゆが濁らないのでうどんを好む人もいます。

トッピングも充実!味奈登庵見出し

富士山盛りの人気が先行しがちな味奈登庵ですが、天ぷらも人気メニューの一つです。蕎麦を頼むのに流れ作業で天ぷらを頼んでしまう人が後を絶ちません。サクサクの揚げたての天ぷらがリーズナブルに食べられるとあれば、自然に頼んでしまうのも無理もないのです。

天ぷらはおくら天やかぼちゃ天など50円から注文でき、天ぷらの盛り合わせも400円という破格の金額で食べることができます。さらに卵やわかめなどのトッピングも50円からあります。安くておいしいためついつい頼んでしまう人や、おつまみ代わりに注文する人も多いです。

富士山盛りに挑戦するときに、同じ味ばかりで少し飽きたなという時も、大根おろしや岩のりなど、トッピングを追加して味を変えてみると新たなおいしさに気づき、つるるんっと食べれてしまいます。普通のかけそばに好きなトッピングを乗せて、オリジナル蕎麦もつくれちゃいます。

蕎麦湯も外せない!味奈登庵見出し

蕎麦好きには欠かせない、〆の蕎麦湯。蕎麦には健康に良いたくさんの栄養分が含まれていることはすでに有名です。蕎麦のゆで汁にもその栄養と味、香りがしみ出汁、残った汁と一緒に飲むのが蕎麦屋の醍醐味です。味奈登庵はテーブルに蕎麦湯が置かれていて、ないときはお店の人に申し出るとすぐに出てきます。

蕎麦はうどんよりも、お湯や汁に溶けやすく、味奈登庵の蕎麦湯にもおいしい蕎麦が溶けだしています。蕎麦を食べるのに夢中で蕎麦湯を飲むときの汁もが少なくなってしまったときは追加で汁を注文することができます。そのまま飲んでもおいしく、冬場は特にあったまります。

絶対に行きたい!味奈登庵の人気店舗見出し

神奈川県には味奈登庵の店舗があり、横浜にあるのはそのうち13店舗です。本店は横浜市中区山にあり、みなとみらい線「元町中華街駅」の1番出口から徒歩5分で着きます。定休日はなく横浜の観光名所、中華街も近くにあるので、観光のついでに寄るのもおすすめです。

車を利用する人には「本牧店」も人気があります。駐車場のスペースが15台あり、マンションなどの住宅地も近く家族連れにも人気です。蔵のような外観が外からでも目立つため、初めて行く人も迷うことがありません。駅からやや離れていますが、市営バスを利用すれば「小港橋」下車で、徒歩1分で到着します。

駅を利用する人には関内駅近くにある「関内南口店」が一番近く利用しやすいです。関内駅南口改札出て右を直進するとあります。本店と異なり、定休日はなく一人でも利用しやすい店舗になっています。お酒のおつまみも豊富にあるので、少し飲んで帰るのにもおすすめです。

ゆったり?手早く?使い分けられる味奈登庵店舗見出し

味奈登庵には店舗の形態が二種類存在します。一つは、大人数の宴会や家族連れ、ゆったりと食事をしたい人向けのフルサービス店。もう一つは急いでいるのですぐに食べ終わりたい人向けのセルフサービス店。両方味やおいしさは変わりませんが、メニューが異なるので注意が必要です。

駅近くにある店舗や市役所内等、ほとんどの店舗は発券機を利用したセルフサービス方式です。自由にトッピングが選べ、リーズナブルに本格を場を食べれるため学生さんや忙しい合間に食事をする人向けです。種類は豊富で、そばアイスやそばがきぜんざいもあり、セルフ方式ですが女性にも男性にも楽しめる店舗です。

フルサービス方式の落ち着いて食事ができる店舗は「本店」「佐江戸店」「本牧店」「大倉山店」の四店舗です。セルフサービス方式にはない「御膳」メニューがあり、広々とした店内で落ち着いて食事をすることができます。佐江戸店は古民家を利用した変わった店舗で、ドライブで行くのもおすすめです。

要注意!味奈登庵の混み合う時間帯見出し

セルフサービスや食券を駆使しても、お店の中がお客さんであふれてしまうことがあります。車で行かないと利用しづらい場所にある店舗でも、駐車場が満車で停めることができなくなることがあります。味奈登庵はそれほど人気の蕎麦店なのです。大みそかには言わずもがな、長蛇の列ができます。

混み合う時間はお昼時が多いです。休日には時間帯を少しづらしたくらいではまだまだ混み合っているということもあります。そんなときは近場に別店舗があれば移動してみるのもおすすめです。フルサービス形式の店舗は宴会予約もできるので、大人数で利用する際には相談してみるのもおすすめです。

宴会では普段は食べられない宴会限定コースを食べることができます。出汁を利かせた絶品の和食や、季節の天ぷらなど、冬には温かい鍋コースもあります。なにより、うどん、蕎麦、ごはんのどれかを食べ放題にすることもできます。家族のお祝いごとに使うのもおすすめです。

出前もある!味奈登庵見出し

本店と本牧店の二店舗では味奈登庵の宅配サービスを受付しています。宅配メニューは限られていますが、どうしても店舗に行けないときや、会議などのお弁当として注文する人もいます。宅配は店舗と違ったメニューがあり、期間限定の季節メニューもあります。

また、出前メニューは持ち帰りにすることもできます。自宅でゆっくり食べたい人や、時間通りに受け取りたい人はあらかじめ電話をしておくとスムーズに受け取ることができます。お店で食べるのとはまた違った味奈登庵の蕎麦やどんぶりを味わうことができます。

味奈登庵でお蕎麦を食べよう見出し

Photo by cotaro70s

高級店と同じ味を低価格で提供し、さらに出前も受け付ける味奈登庵。お店で天ぷらの香りをかぎながら食べるゆでたてのお蕎麦は格別です。地元にできて欲しいという声も多い、横浜に限らない人気の蕎麦店です。横浜に行く際には、ぜひとも立ち寄ってみてください。

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投稿日: 2018年1月20日最終更新日: 2020年10月8日

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