知音食堂（池袋）で激辛中華を満喫！ランチの絶品メニューやアクセスなど紹介

池袋駅からほど近いところにある知音食堂(ちいんしょくどう)。地下1階にあるお店に入ると、本場中国のレストランに入ったかのような錯覚に陥ります。雰囲気のあるテーブルに着くと目に飛び込んでくるのはどれも唐辛子が山盛りの中華料理の写真が載ったメニュー。そんな激辛好きにはたまらない知音食堂について、ランチ情報や口コミも含めてご紹介します。

知音食堂(池袋)の営業時間は月曜日と火曜日が午前11時30分から深夜12時まで、ラストオーダーは午後11時30分です。そして火曜日から日曜日までは、午前11時30分から翌日の午前2時までで、ラストオーダーは午前1時30分となっており、夜遅くまで営業しているところも人気の理由の一つ。定休日はありません。

知音食堂(池袋)のアクセスはとっても簡単。アクセスに便利な出口は池袋駅の北口で、北口を出るとすぐ正面に「おかしのまちおか池袋北口店」が見えますので、その路地へ入ります。すると正面に「陽光城」というアジア食材を扱うお店が見えて来ますので、そのお店の左手の路地を入ってください。

この路地を入ると知音食堂までのアクセスはすぐ。路地の入口から2軒目にあるのが知音食堂です。ただ、知音食堂は地下1階にお店があるので、見逃さないようにゆっくりと歩いてアクセスするのがおすすめ。大きな看板も出ているのでそれを目印にしてください。お店まで池袋駅から約210メートルというアクセスの良さです。

知音食堂はその絶品中華料理が一番の人気の秘密なのですが、本格的な内装も人気の理由の一つ。池袋から階段を下りると「ここは中国?」と驚くこと間違いなしの本格的な内装で、食べる前からメニューに期待が高まってきます。そして半個室もあるので、プライバシーを重視したい時にも最適。半個室は限りがあるので早めの予約がおすすめです。

知音食堂に行ったという人のインスタグラムを見ているとほとんどの人がオーダーしているのは見た目にもインパクト大のこちら「重慶歌楽山鶏」、日本語では「鶏モモと山椒唐辛子炒め」です。パッと見たところでは山盛りの唐辛子にしか見えないのでいかにも辛そうなメニューですが、本場ではかなり一般的なメニューだとか。

唐辛子の山をよーく目を凝らして観察すると山椒がたっぷりと使われているのが分かります。そして下の方に隠れているのが鶏肉。「この唐辛子を全部食べるの?」とちょっと心配になった方もご安心を、食べるのは鶏肉と山椒のみです。贅沢にたっぷり使った唐辛子と一緒に炒めることで、唐辛子の辛味を鶏肉に移すという絶品中華料理なのです。

味はもちろん辛いので辛い物好きの方におすすめですが、辛いだけでなく炒めた唐辛子の香ばしさや山椒の香りなどが相まって、非常に奥行きのある一品に仕上がっています。知音食堂に行くのは初めてや、四川料理のことはよく分からないという人はまずこれを注文しておけば間違いないという超おすすめメニューです。値段は2880円です。

知音食堂で一番辛いメニューと言われているのがこちら「鶏モモとラー油山椒特製ソース和え物」です。メニューには辛さの目安が唐辛子の数で表されているのですが、麻婆豆腐でも2本、先ほど紹介した「重慶歌楽山鶏」でも3本なのに対し、「鶏モモとラー油山椒特製ソース和え物」はなんと4本!激辛中華好きの方にぜひおすすめです。

料理が運ばれてくる時の香りからして辛いのは、唐辛子のみじん切りが山もり乗っているから。生のニンニクもごろごろ入っているので見た目の迫力も満点です。鶏肉はしっとりと蒸しあげられているので、激辛ソースをしっかりと吸い込み、ジューシー&激辛に仕上がっており、ご飯が進むこと間違いありません。値段は680円です。

特に寒い季節に友達とわいわい楽しみながら絶品中華料理を味わいたい人におすすめなのが火鍋。スープは、マイルドな味の骨スープと麻辣スープから選ぶことができますが、火鍋の特徴的な鍋は真ん中に仕切りがあるので、両方のスープをオーダーするのがおすすめです。鍋が運ばれてきて驚くのがそのサイズと麻辣スープに浮かぶ唐辛子の量!

中に入れる具は単品でオーダーすることもできますが、2人前コース、4人前コースなどとお得なコース設定もあり、羊肉スライスや野菜、海鮮などがついてきます。最近人気のパクチーももちろん追加で注文することができるようになっています。火鍋と一緒によく冷えたビールをぜひどうぞ。

こちらのメニューを目当てに知音食堂に通うという根強いファンも多いのが「水煮牛肉」です。値段は1380円で辛さの目安の唐辛子は3本です。日本語では「四川風辛い牛肉の煮込み」です。水煮という名前からそんなに辛くなさそうなイメージですが、もちろんこちらも激辛。唐辛子やほかの香辛料で真っ赤に染まったスープが登場します。

特筆すべきはその牛肉のジューシーさ。高温で軽く油通しされているので、肉のジューシーさがしっかりと引き出されており、激辛のスープとしっかり絡み合います。中に入っているもやしのシャキシャキの触感もいいアクセントになっており、白いご飯が何杯も進むこと間違いなし。食べすぎにはご注意を!

知音食堂はお得なランチメニューがあることでも人気です。ランチタイムは午前11時30分から午後3時まで。半チャーハンがついてくる「担々麺」は780円、ライス、スープに小鉢が2品もついてくる「麻婆豆腐」はなんと680円というコスパの良さです。中国で本格的に料理の修行をした中国人シェフの作る絶品ランチがこの値段で食べられるのはさすが知音食堂!

他にも見た目にも鮮やかな「玉子とトマト炒め」、ご飯が進みそうな「豚肉細切り辛味味噌炒め」や「鶏ももとピーナッツの四川風炒め」はいずれも780円。寒い日のランチに特におすすめなのが「マーボー麺」「四川風角煮ラーメン」「特製牛肉ラーメン」などの麺類で、「マーボー麺」が780円、他の2つがそれぞれ980円です。

知音食堂はどの時間帯でも大人気のお店ですが、特に込み合うのはランチタイムの時間です。ランチを食べようと何度か知音食堂に行ってみたが、いつも大人気で席がなかったという人も多い様子。どうしても座りたいという人はランチのピークである正午前後よりも少し早い開店時間に合わせて来店するのがおすすめです。

辛い中華料理を食べているとどうしても飲みたくなるのがお酒。知音食堂では中国酒もたくさん揃っています。中国のビール「青島ビール」があるのはもちろん、「紹興酒」も8年物と18年物があります。仲間同士でわいわいと飲みたい人におすすめなのが孔府家酒（中国式ウォッカ)。ボトルは1500円です。

例えばタイ料理を食べに行ってタイ人のお客さんが多いと安心するように、知音食堂には中国人のお客さんが多いのも味の確かさの証拠。店員さんももちろん中国の方が多く、時々日本語が通じにくかったりするのもご愛敬です。メニューの日本語も所々間違っているところもありますが、それも全部含めて知音食堂のファンになる人が続出です。

知音食堂での口コミで特に多かったのが、知音食堂のメニューは辛いけれど単に辛いだけじゃなくて美味しくて辛いという点です。唐辛子を山盛りにすれば辛い料理が出来上がりますが、知音食堂にはそこに山椒の風味やニンニクのアクセントが効いており、まさに味わい深い辛味が出来上がるというわけです。

知音食堂と言えば激辛料理というイメージが強いですが、四川料理はすべてが辛い料理というわけではありません。知音食堂にも全く辛くない料理もありますので、辛いのが苦手な人でも楽しめる料理がたくさんあります。その証拠にメニューには辛さの指標の唐辛子マークがまったくついていない「味付け鶏モモソース付」や「キクラゲの豚肉炒め」など多数!

激辛のラーメンなど世の中には激辛料理を提供するレストランがたくさんありますが、この知音食堂で食べられる四川料理は歴史の長さが違います。単に辛いだけではなく、辛さの中に味わい深さがあるところもポイント。ついつい癖になり、リピーターになる人が続出です。どの料理もボリュームたっぷりなのでぜひ大人数で食べに行ってみてください。