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EW.Pharmacyはオシャレなドライフラワー専門店!ギフトにも人気

EW.Pharmacyはオシャレなドライフラワー専門店!ギフトにも人気
投稿日: 2018年7月4日最終更新日: 2020年10月8日

代々木公園の近くにあるドライフラワー専門店、EW.Pharmacyは手頃な値段でギフトに最適な商品を販売しています。EW.Pharmacyのドライフラワーは、染色やペイントなどその植物に合ったさまざまな加工を施した20種類の商品を季節ごとに常時揃えています。

渋谷のドライフラワー専門店EW.Pharmacy見出し

Photo by 모나카

東京渋谷代々木公園の南西部に2017年6月24日にオープンしたEW.Pharmacyは、フラワーコーディネイターとして活躍するエデンワークスの篠崎恵美が運営するドライフラワー専門店です。薬局店のような一風変わった店内にある個性的なドライフラワーは、ギフトにも最適な人気商品です。ここではその話題のお店、EW.Pharmacyの全貌を紹介します。

固定観念を打ち破るEW.Pharmacyの試み見出し

シルバーメタリックで統一された店内は、無機質でまるでどこかの実験室なのかと見間違うような、今までのフラワーショップの概念を根底から覆し度肝を抜かれますが、このEW.Pharmacyをオープンするにあたって、その着想源となったのが、紅茶専門店のブレンドや調剤薬局の調合だそうです。なるほどそう言われると納得しまう専門店です。

このEW.Pharmacyには、時代の先端を行く人気のクリエイター陣が関わっています。什器は、アーティストやブランドのオーダー什器の製作を手がけるmaticの外山翔、ロゴや製作物は、デザイン事務所白い立体のアートディレクター吉田昌平、BGMはライゾマティクスリサーチ所属の音楽家選曲家である黒瀧節也が担当するなど蒼々たる布陣です。

さらにEW.Pharmacyのショップコートを手懸けるのは、UMのスタイリストの岡部俊輔がディレクションし、衣装デザイナーの菊地智揮が制作するという贅沢さです。ご覧のように、正に調剤薬局をイメージした白衣の衣裳に身をまといドライフラワーの調合を行います。こうした販売方法は、今までのフラワーショップにはなかった革命的試みです。

こうしたメンバーが揃った彼女のネットワークの広さには驚きですが、それはエデンワークスとして多くのCM制作やファッション雑誌の撮影現場などで培われたものであり、そうした撮影現場の中からEW.Pharmacyの発想が生まれました。捨てるしかない使われた花を旨く活用するにはどうしたらいいか、それがドライフラワー専門店誕生のきっかけです。

EW.Pharmacyでは、独自の製法で1本ずつ綺麗に色が残るようにドライフラワーにし、染色やペイントなどをその植物に合ったさまざまな加工を施します。そして自由に組み合わせられるオーダーメイドのパッケージを用意し、オーダーシートには種類別で生産地や花言葉を添えています。花言葉で選んでプレゼントできる楽しみを感じることができます。

短くなった花や葉を透明のガラス瓶に詰め合わせるのも、素材を大事にする篠崎恵美の専門店としての考え方のひとつです。スタッフがアレンジしたレディメイドのパッケージを揃えた「EW.PharmacyVer.」の値段は、税別5500円。夏季限定の「PurpleRainVer.」の値段は、6500円。MedicineBottleXL入りの値段は、税別9500円となっています。

もうひとつEW.Pharmacyのこだわりが湿度です。ドライフラワーは生花と同じ環境だと色があせたり、カビたり、虫が湧いたりします。そのため、EW.Pharmacyは営業中も営業後も、店内の湿度を約50から55%で保ち、すべてのパッケージはお店の空気を入れて圧着、密閉することで、外でもギフト用としても湿度を保つ工夫をしています。

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渋谷の花屋はここがおすすめ!おしゃれで安い人気店や夜間営業の店舗もご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
渋谷で花屋さんをお探しでしょうか。お買い物やプレゼントなどの際に、おしゃれなお花を贈りたいという人も多いと思います。そんな時、安いお店や夜も営業しているお店を知っておくと便利です。今回は、渋谷で人気の花屋さんをご紹介いたします。参考にしていただければ幸いです。

EW.Pharmacyを運営する篠崎恵美とは見出し

EW.Pharmacyを運営するのは、栃木県出身の篠崎恵美さん。2009年に独立しフラワーコーディネイトの会社「edenworks」を立ち上げます。アパレルブランドやショップとのコラボ商品の展開やディレクション、CM撮影現場のコーディネイトなど幅広く活動する傍ら、週末限定のフラワーショップ専門店エデンワークスベッドルームも運営しています。

彼女の下積み時代は、三宿にあるGLOBEという花屋での6年半の期間のアルバイトでした。ここで店番をしながら花について深く考えるようになり、ルールに縛られない独自のスタイルを確立していきます。そしてここで新しい人間関係が出来ます。今でも付き合いのあるスタイリストの熊谷隆志さんやCharaさんとは、ここで出会ったそうです。

それぞれが機能し合う篠崎ワールド見出し

篠崎恵美の活動を間違いないようにもう一度整理すると、エデンワークスが、ショップやCMなどの撮影現場でのフラワーコーディネイトの企画製作を手懸ける会社、エデンワークスベッドルームがフラワーショップ専門店、そしてここで紹介しているEW.Pharmacyがドライフラワー専門店となっており、3つがそれぞれに旨く機能しあっています。

EW.Pharmacyの本店エデンワークスとは見出し

エデンワークスの主な業務が、撮影のセットやウィンドウディスプレーなど、一般的なお花屋さんではないフラワーコーディネイトです。その内容は、百貨店やアパレルショップのショーウインドーのディスプレイや様々な商品の告知用撮影に関わるフラワーディレクションであったり、あるいはミュージシャンのジャケットデザインなど様々です。

そしてそれに関わる製作現場の作業は、まさにひとつひとつが緻密な手作業です。色と色の組み合わせ、それぞれの形や大きさなど、互いを比較検討しながら丁寧に作り上げていきます。そこには一切の妥協を許さない頑固なまでのこだわりと信念を持っての作業があります。篠田恵美のこだわりを持つ独自の世界はこうして作られています。

エデンワークスでの作品の数々見出し

 そのエデンワークスでの仕事の一例を紹介すると、ひとつは、ミュージシャンCharaの2年振りとなるBlueNoteツアーLiveセットでの演出です。ステージの天井に吊るされたチューリップのシャンデリアという意外性のある演出は、単純に家具類だけのセットに花が添えられることで、一層華やかさを加えステージを盛り上げています。

ソニーグループの多様性と渋谷のカルチャーが交差する新たな情報発信拠点、ソニースクエアシブヤプロジェクトのオープニングを記念してプレイベントが開催され、ファッションをテーマに新進気鋭のアーティスト4名が製作したXperiaEarのオリジナルデコレーションの展示が行われました。その中でエデンワークスも参加をしています。

ロンドンで人気のネイルブランドNAILSINC新宿ルミネ店をWallFlowerで飾ったエデンワークスの仕事のひとつです。NAILSINC新宿ルミネ店でのキーカラーである、シルバーやヌーディなカラーをランダムにデコレーションし、ペイントアートのような世界観を創り上げています。様々なカラーリングを花で表現した見事な展示作品です。

EW.Pharmacy人気の理由その1:調合と処方箋見出し

EW.Pharmacyでは、花の名前が載った処方箋のようなシートに、購入したドライフラワーをチェックして渡してくれます。そこにはドライフラワーの花言葉や効用、知識なども書いてあり、それぞれのドライフラワーへの理解を深められるようになっています。自分にぴったりと合った花とその処方箋というのが人気の理由のひとつです。

EW.Pharmacy人気の理由その2:パッケージ商品見出し

EW.Pharmacyのオープン時には、篠崎恵美のインスピレーション源をまとめて一冊にし、花と一緒にパッケージしたzineという商品が限定販売され人気を呼びましたが、今後も定期的に発行される予定ですので、お店で見つけたらぜひ購入してみてはいかがでしょうか。パッケージデザインは、白い立体のアートディレクター吉田昌平が担当しています。
 

EW.Pharmacy人気の理由その3:カラーリング見出し

EW.Pharmacyのドライフラワーのもうひとつの大きな特長、それは独特のカラーリングにあります。よく巷で見かけるドライフラワーの色は、どちらかといえば茶色っぽい褐色で、本当に脱色したような色をしています。EW.Pharmacyでは、丁寧な仕上げでペイントを施して素材の持つ美しさ以上の見ていて飽きのこない色を再現しています。

篠崎恵美が追求するのは、ルールに縛られない独自のスタイルです。今までの既成概念を根底から覆す発想と驚き、それがEW.Pharmacyのスタイルです。色鮮やかなオリジナルの押し花を、ガラスに挟んで標本として仕上げたPräparatは独自のオリジナルギフト商品のひとつです。こちらは数量限定で、値段は税別5000円となっています。

EW.Pharmacy人気の商品その1:パッケージ見出し

こちらは20種類の花から好きな花を5種か10種で選び、パッケージに入れてもらえます。一例を上げると、5種は、グリーンベースでトーンを抑えめにしてピンクとスカイブルーで大人っぽく、10種は、母の日を意識してカーネーションをメインに暖色系でまとめるといった具合でギフトに最適です。5種の値段は税別3000円、10種の値段は税別5000円です。

EW.Pharmacy人気の商品その2:押し花見出し

以前販売され完売していた押し花シリーズも人気ギフト商品のひとつです。一つ一つミシンで縫っていてギフトにも喜ばれます。母親や祖母が子供の頃の私達にしてくれたように、どこか懐かしくアナログで温かみがある手仕事で、本の間に花を挟んでいて押し花になったのを思い出させてくれます。値段は、税別1500円でお手頃な値段です。

EW.Pharmacy人気の商品その3:アレンジメント見出し

こちらは母の日数量限定のギフト用アレンジメントで、値段は税別5000円です。クリアボックスに入れてあり、花の種類はお任せになっていて何が入るかはお楽しみ。クリアボックスに入っているので、そのまま部屋のインテリアとして置くことができ、母の日以外でも大事な人へのギフトとしてなど、いろんなシーンでのギフト商品として喜ばれます。

 

色とりどりの花で明るい雰囲気に仕上げたブーケです。店頭で色味やイメージを申し出ると、その要望に沿ってフルオーダーメイドで用意され、値段は予算に応じてそれぞれです。また希望すれば使用後のブーケのアレンジもでき、下部の銀プレートには好きなアルファベットや数字を刻印できるので、大事な式の思い出と花を記念に残せます。

EW.Pharmacyへのアクセスと基本情報見出し

Photo by *_*

EW.Pharmacyのある場所は、渋谷区代々木公園の南西方面にあり、東京メトロ代々木公園駅から約450m、歩いて6分のところにあります。ゆっくりと周辺のお店を眺めたりしながら行くのに最適な場所にあります。EW.Pharmacyの営業時間は、12時から20時。ただし週末限定となっているので、混雑する場合もあるので余裕を持って行きましょう。

住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-14-11
電話番号:03-6407-0701

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代々木公園は東京都渋谷区にある公園です。都心にある緑の場として都民に人気のスポットとなっています。代々木公園までのアクセスにはいくつかのの方法があります。今回は代々木公園までのアクセス方法をわかりやすくご紹介していきます。

篠崎恵美おすすめの周辺スポット見出し

隠れ家的な古本屋ロスパペロテス

篠崎さんもついつい長居してしまうという隠れ家的古本屋ロスパペロテス。EW.Pharmacyから渋谷区代々木上原方面へ約1km、歩いて約13分のところにあります。古い町家を改装した趣ある店内は、1階と地階に分かれ、安心できる空間にライトものからマニアックものまで何でも揃っています。落ち着いて過ごしたい時にうってつけの古本屋です。

住所:東京都渋谷区西原3丁目4-2
電話番号:03-3467-9544
 

小さめの映画館シアターイメージフォーラム

時間が空いたら必ず映画に行くという篠崎さん。ここシアターイメージフォーラムは、何もかも一旦忘れてトリップできるとお気に入りです。EW.Pharmacyから青山学院大学方面へ約2km、歩いて24分のところにあります。大型の映画館にはない作家特集や企画上映など、新しさを発見できる小さめで無機質でスタイリッシュな映画館です。

住所:東京都渋谷区渋谷2丁目10-2
電話番号:03-5766-0114
 

現代美術を中心とした原美術館

原美術館の建物がお気に入りの篠崎さん。インプットの場所ではあるけれど、彼女にとってはリセットの場所でもあるといいます。原美術館は、1938年に建造された実業家、原邦造の私邸を改装し1979年に原俊夫が設立した現在美術を中心とした私立美術館です。戦前の個人邸宅の雰囲気を残した建物と現代美術とが不思議に調和しています。

住所:東京都品川区北品川4丁目7-25
電話番号:03-3455-0651

渋谷にある老舗喫茶の茶亭羽當

篠崎さんが打合せで指定してしまうほど大好きな喫茶店だそうです。特に彼女のおすすめはカボチャケーキだそうですが、これはお店のメニューを見ると、正式にはカボチャプリン、値段が500円のことではないかと思われます。結構このあたりは大雑把な性格みたいです。EW.Pharmacyから渋谷方面に向かい約1.5km、歩いて18分のところにあります。

住所:東京都渋谷区渋谷1丁目15-19
電話番号:03-3400-9088

EW.Pharmacyで自分サイズの花を見つけよう見出し

Photo by thissillygirlskitchen

ドライフラワー専門店として全く新しいコンセプトを提案するEW.Pharmacy。ここで花のことをもっとよく知り、そして自分に合った花を創り上げる喜びを感じることができるお店、それがEW.Pharmacyです。インテリアとして飾ったり、大事な人へのギフトにしたりとEW.Pharmacyのドライフラワーを、ぜひ一度、手にして見てはいかがでしょうか。

投稿日: 2018年7月4日最終更新日: 2020年10月8日

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