海神社は兵庫で人気の名所！お祭り・ご利益・アクセスなど観光ポイントまとめ！

兵庫県神戸市にある「海神社」（わたつみじんじゃ）は、垂水駅からアクセスのいい神社です。国道2号線からのアクセスも良くお祭りは多くの人でにぎわいます。「海神社」は播磨三大社の一つで、伊和神社、粒坐天照神社と並び評され、歴史もあります。「海神社」のお祭りやご利益、アクセス方法についてご紹介します。

兵庫県神戸市垂水区にある「海神社」は、現在の読み方は「わたつみじんじゃ」が正しい読み方です。かつては多くの呼び方があり、「あまじんじゃ」「たるみじんじゃ」「日向大明神」「衣財田大明神」などと呼ばれてきました。祭神の名前が「垂水神」であることから「たるみ」と呼ばれていました。

「海神社」は、海直（あまのあたい）の氏神にあたることから「アマ」とも呼ばれます。「海神社」の起こりは、神話の時代にさかのぼります。神功皇后が三韓征伐からの帰り道に、嵐で動けなくなりました。綿津見三神を祀ると嵐がおさまりました。その後、綿津見三神を祀る社を建てたのが「海神社」といわれています。

「海神社」は「日本書紀」には現れませんが、大同元年(806年)に書かれた「新抄格勅符抄」に播磨明石垂水神として登場します。「延喜式神名帳」には、播磨国明石郡 海神社三座として書かれています。須磨は海上交通の要所であり、古くから海での安全にご利益のある神様として大切にされてきました。

兵庫県神戸市にある「海神社」は、アクセスのいい神社としても有名です。「海神社」は、山陽電車山陽垂水駅や、JR神戸線垂水駅から徒歩1分の場所にあります。大阪からは約47分、三ノ宮からは、約18分で行くことができます。垂水駅の南口から降りると小さなロータリーがあります。ロータリーを左に向かうと「海神社」が見えてきます。

車でアクセスする場合は、海沿いの国道2号線からのアクセスになります。垂水漁港の近くにある大鳥居が目印です。境内まで100mぐらいです。境内には駐車場があります。祭事などがあるときには混雑してとめられないこともあります。駐車場は7時から19時まで利用できます。1日1回700円です。

「海神社」の駐車場は19時以降出庫することができません。車が残っている場合には違約金がとられてしまいます。19時以降は3700円。夜の間車が駐車場にとまっていた場合には、1日4400円の違約金がかかります。ご祈祷を受けるときには、2台まで90分で駐車場を利用することができます。15時から19時までの入庫は300円になります。

兵庫県神戸市「海神社」には駐車場があります。平常時であれば、特に混雑なく利用できます。しかし、祭事の時には混雑するため、駐車場は満車になります。「海神社」は山陽電車山陽垂水駅やJR神戸線垂水駅から徒歩1分とアクセスがいいため混雑時には電車を利用することもおすすめです。垂水駅近くには「海神社」にアクセスのいい時間駐車場があります。

「海神社」にアクセスのいい時間駐車場には、タイムズ垂水駅前第2があります。収容台数は8台と多くはないですが24時間営業しています。料金は60分100円で、最大料金は1日700円です。タイムズ垂水駅前もおすすめです。収容台数は7台。24時間営業です。料金は20分300円。1日最大料金は1200円です。

「海神社」にアクセスのいい時間駐車場としては、しらふじパーキングもおすすめです。入出庫できるのは22時までです。30分200円で、以降15分毎に100円。22時から翌日9時までは宿泊は扱いになり1000円になります。1日上限は800円です。少し離れますが駅の南側にある駐車場が、タイムズ垂水平磯第2です。

「海神社」のお祭りが「えびす祭り」です。毎年1月10日前後に3日間行われます。10日10時から行われるのがとんど祭りです。とんどの灰を持ち帰ると厄除けになるといわれ、100円で授与することができます。また、開運招福千円と呼ばれる新札と手持ちの1000円札を交換できます。行列必須です。

開運招福千円は商売繁盛のご利益があるといわれ、商売を行っている人はお店に飾ります。「海神社」の境内では、開運招福千円のほかにも熊手、福笹、お守りなどご利益のあるものが売られます。「海神社」は海の神社であり、「えびす祭り」には近くの若手の漁師一同が海上安全のご利益と豊漁祈願のご利益を願いに行きます。

「海神社」の境内には、えびす様をはじめとした石で作られた七福神がずらりと並んでいます。場所は本殿の左側で猿田彦神社、稲荷社、蛭子社があるところに七福神があります。1月のえびす祭り以外にも、7月には夏祭り、10月には秋祭りがあります。また、2月には節分祭もあります。

兵庫県神戸市の「海神社」には、夏祭りがあります。平成30年の場合は、7月14日15日16日に行われます。7月14日は、夏越祓、宵宮祭が行われます。7月15日は夏祭で氏子の健康と海の安全、漁業、農業の繁栄をお祈りします。7月16日は万燈祭、海の記念日祭です。3日間通して、「茅の輪神事」が行われます。

3日間飾られる「茅の輪」をくぐることで、無病息災にご利益があります。「茅の輪くぐり」は、7月14日の16時頃から16日まで行えます。また、家庭でもご利益が得られる家庭用「茅の輪」は1本500円で授与できます。7月14日の夏越祓は別名「人形祓」ともよばれ、人形に名前、年などを書いてお祓いを受けることができます。

「海神社」夏祭りをお祝いして、行燈懸祭が行われます。行燈懸祭は地元の垂水区内の子供たちが作った行燈を行燈にかけて行われます。明治時代から続く伝統ある行事です。「海神社」夏祭りは境内に多くの露店がでて、多くの人でにぎわいます。「海神社」ではほかに節分や秋祭りも行われています。

毎年節分の日の「海神社」で節分祭りが行われます。17時開始です。開始時間に合わせて人が集まってきます。開始時間には「わたつみ会館」の入口の上に豆をまく人が並んで豆まきを行います。そして、宮司さんの合図で豆まきが始まります。豆は袋に入った状態でまかれます。

豆だけでなく、数は少ないですがあられの袋も投げられます。人が多すぎるということもなく、子供でも楽しんで取りに行けるのが「海神社」で節分祭りです。豆まきが行われる時間は長くなく、5分ほどで終了します。豆まき以外にも「かわらけ神事」も行われます。「かわらけ」とはお皿のことです。

「かわらけ」にお願いを書いて鬼に見立てた石で割るという行事です。「かわらけ」には、名前、年齢、お願い事を書きます。竹の棒に「かわらけ」を挟んで、「かわらけ」に息を吹きかけて割ります。場所は「海神社」の本殿裏で行われます。細かく割るほど願いが叶うといわれています。

兵庫県神戸市の「海神社」では、秋祭りも行われます。平成30年の日程はまだ発表されていませんが、平成29年は10月10日から12日までの3日間でした。1日目は、宵宮祭と呼ばれます。海神社御殿で行わるお祭りです。2日目が例祭で、海神社御殿で行われます。秋祭りの中心的なお祭りです。農業、漁業の繁栄や海の安全などを祈願します。

3日目は、海上渡御祭です。午前8時から海神社御殿で出御祭をして御神璽が出ます。御神璽は垂水漁港までねり歩きます。その後、御座船に御神璽を乗せます。海上を渡った後、17時の戻ってきて御神璽を納めます。御神璽以外にも布団太鼓巡行も行われます。布団太鼓巡行は、東垂水、西垂水、東高丸、塩屋の4地区をまわります。

布団太鼓巡行が行われる地域は、交通規制がなされます。秋祭りには露店が多く出品され、多くの人でにぎわいます。露店の閉店時間は21時50分です。兵庫県神戸市「海神社」の秋祭りの目玉はライトアップされた御神璽です。大きな御神璽を大人数で担ぐ様子は、迫力があり人気があります。

兵庫県神戸市の「海神社」では正月三が日の初詣の時期にも多くの人が押しかけます。初詣の時期には表参道だけでなく、裏参道も開放されます。以前は、初詣の時期に餅まきが行われていました。警察から餅まきは危険との指導が入り、残念ですが平成23年度より廃止されています。

納札所は、御殿東側に設置されます。役目の終わったお守りなどを納めることができます。兵庫県神戸市の「海神社」の初詣では垂水駅からのアクセスもよく、通常よりは混雑するものの家族連れでも安心して訪れることができます。「海神社」の鳥居にはその年の大きな絵馬が飾られます。

兵庫県神戸市の「海神社」の初詣にも多くの露天が並びます。広くない境内のなので、露店の間を入口の鳥居近くまで参拝客の列が長く伸びていきます。兵庫県神戸市の「海神社」は垂水駅からのアクセスがよいために、初詣帰りに初売りなどの買い物に行けるのも魅力です。マリンピア神戸やMOLTIたるみなどお買い物スポットへのアクセスも良好です。

最近、人気のある御朱印集め。兵庫県神戸市の「海神社」でも御朱印をいただくことができます。御朱印とは、参拝者に向けて印章を押印することです。印章だけでなく、参拝した日付や寺社名・御祭神・御本尊の名前を墨で書いてくれます。御朱印帳に御朱印を集める方が近年増えています。

御朱印をもらうときにはノートではなく、御朱印帳として売られているものを用意します。神社やお寺によっては境内で御朱印帳を売っている場合もあります。御朱印は参拝の証と考えられています。まずは参拝を行った後に、御朱印の授与します。神職さんや巫女さんに御朱印をいただけるか問い合わせて御朱印をいただきます。

兵庫県神戸市には「海神社」の近くにも神社があります。こちらでも御朱印をいただくことができます。垂水駅から「海神社」とは逆方向、山の方に10分ほど歩いていくと瑞丘八幡神社があります。須磨駅で移動するか国道2号線沿いに移動すると綱敷天満宮があります。「海神社」と合わせて御朱印集めをするならおすすめできる神社です。

兵庫県神戸市の「海神社」ではご祈祷を受けることができます。ご祈祷は、初宮、厄除け、安産、車祓い、病気平癒、家内安全、海上安全、商売繁盛、合格祈願などにご利益があります。初穂料は8000円になります。団体参拝は35000円からです。七五三詣は1人6000円、兄弟2人の場合は8000円、兄弟3人の場合10000円です。

兵庫県神戸市の「海神社」では、お守りも取り扱っています。交通安全にご利益のあるお守りをはじめ、えんむすびにご利益のあるお守りなどがあります。大きさも様々あり、大きいお守り、小さいお守り、かなり小さいお守りもあります。小さいタイプのお守りの中には鈴がついているタイプのお守りもあります。

兵庫県神戸市の「海神社」では、社務所でご祈祷の申し込みやお守りを購入できます。表参道を入ると手水舎があります。兵庫県神戸市「海神社」の手水舎は竜神様の姿をしています。手水舎の向かいが社務所です。社務所の受付時間は9時から16時までです。団体や結婚式などがあると少し待つことがあります。

兵庫県神戸市「海神社」では結婚式を行うことができます。神前結婚式ですが、ウェディングドレスとタキシードの洋装でも結婚式を挙げることもできます。和装の場合でも、カツラを利用しなくてもかまいません。最近はカツラを利用する人は少なく、8割は洋髪です。わたつみ会館内のときわや貸衣裳店で貸衣装を借りることができます。

兵庫県神戸市の「海神社」の結婚式は、式は30分から40分ぐらいです。新婦の着付けとカツラ付けが2時間ぐらいかかります。新郎は、20分から30分ほど着付けにかかります。結婚式は「海神社」本殿でとり行われます。着付けと参列者控え室は本殿ではなく、わたつみ会館で行われます。

わたつみ会館内には写真撮影ができるスタジオモリユキで行うことができます。「海神社」の結婚式では大規模な披露宴を行うことができません。6名から35名程度の小規模な食事会は行うことができます。わたつみ会館2Fで食事会が開けます。参列者の着付け等は提携美容院を紹介されます。

兵庫県神戸市の「海神社」の近くには大規模なショッピングモールがあります。「海神社」への初詣などの帰りによることができます。三井アウトレットパーク「マリンピア神戸」は、山陽電車山陽垂水駅やJR神戸線垂水駅から徒歩9分とアクセスのいい場所にあります。自動車の場合、国道2号線からアクセスできます。

三井アウトレットパーク「マリンピア神戸」は駐車場を利用できます。三井アウトレットパーク「マリンピア神戸」では、1店舗での買い物が3000円以上の場合は各店舗で1時間駐車料金が無料になります。最大2店舗、2時間までは無料です。期間限定で平日駐車料金が無料になることもあります。

三井アウトレットパーク「マリンピア神戸」の営業時間は、お店が10時から20時。レストランは、11時から22時です。一部の店舗では、営業時間が異なっていることがあります。三井アウトレットパーク「マリンピア神戸」は洋服や鞄、靴などのファッショングッズを取り扱うお店が多いです。そのほかレストランも多く入っています。

兵庫県神戸市の「海神社」近くのもう一つのショッピングエリアは、「MOLTIたるみ」です。「MOLTIたるみ」は、山陽電車山陽垂水駅とJR神戸線垂水駅から徒歩0分と駅直結型の商業ビルです。営業時間は9時から19時30分まで。定休日は、1月1日と2日または月1回火曜日です。駐車場、駐輪場はありません。

「MOLTIたるみ」は、東館、駅構内、西館に別れています。主なショッピングエリアは東館です。「MOLTIたるみ」の東館には、コンビニ、カフェ、洋服などのファッションショップ、雑貨、お惣菜を中心とした食品を取り扱う食品デリカがあります。駅構内は、レストラン、コンビニ、パン屋さんがあります。

「MOLTIたるみ」西館は、レストラン、コンビニ、カフェがあります。洋服などのお買い物には、「MOLTIたるみ」東館がおすすめです。兵庫県神戸市の「海神社」の帰りにカフェやレストランで一休みするなら、東館、西館、駅構内でも様々な店舗があり利用することができます。

兵庫県神戸市の「海神社」は、お祭りでにぎわうスポットです。垂水駅から徒歩1分とアクセスのいい場所にあります。国道2号線からのアクセスも良く駐車場も利用できます。お祭りで混雑するときには近隣駐車場を利用することが可能です。ご利益のあるお守りやご祈祷も受けることができます。兵庫県でアクセスのいい初詣なら「海神社」がおすすめです。