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革靴のカビ取り方法を伝授!発生する原因や対策を知りしっかり手入れしよう

革靴のカビ取り方法を伝授!発生する原因や対策を知りしっかり手入れしよう
投稿日: 2018年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

革靴の色が何かおかしい、変なにおいがする。もしかしたら、原因はカビかもしれません。カビはなんでもそうですが、なかなか落としにくいものです。そこで今回は革靴のカビの原因、取り方、臭い対策、予防やクリーニング方法などを紹介します。

しつこい革靴のカビ見出し

Photo by hm7hm7

革靴に何か黒い点々が確認できる。という経験はありませんか?変なにおいもするし。それはもしかしたらカビである可能性が高いです。一度カビが生えてしまうとなかなか落ちないカビ。革靴にカビを発生させないためにも予防・クリーニングをしっかり行うことが大切です。今回は革靴のカビの取り方、臭いの原因や予防・クリーニング方法、内側にまで迫って紹介します。

革靴のカビのケアをしよう見出し

Photo by kisocci

栄養(汚れ)、高温、多湿の3つの条件が揃うことでカビが発生します。革靴でも同じことが言えます。カビは時間がたつことで革靴の繊維の内側にまで入り込み黒い根っこを作ります。革靴にこのカビの根っこが生えてしまうと取り除くのがかなり困難になります。革靴のカビの取り方を実践しすぐに処理することが重要です。

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革靴のカビ原因見出し

Photo by BAKOKO

革靴のカビの原因の1つ目はしっかりとクリーニングしないで収納してしまうこと。少しの時間だけはいた靴でも、靴の内側にまで汗が染み込みます。このままの状態でげた箱に入れてしまうと湿気は逃げ場がなくなり、カビの発生原因となります。特に雨でしまった革靴など。はいた革靴をすぐにげた箱に入れると両方にカビが発生します。

Photo by heniha

革靴のカビの原因2つ目は靴を詰め込みすぎてしまうこと。げた箱に無理やり詰め込んでいる状態、押し込んでいる状態では、いくら換気をして臭いを取り除こうとしても新鮮な空気はげた箱全体に回らず、しっかり換気することができません。これは革靴にカビを発生させるだけでなく、型崩れやほかの靴を傷める原因ともなってしまいます。

Photo by OIST (Okinawa Institute of Science and Technology)

革靴のカビの原因3つ目は定期的にクリーニングしていないこと。下駄箱の閉めっぱなしや、靴の出し入れのみの開閉だけの場合、革靴の内側や下駄箱には湿気が多くたまっています。下駄箱だけでなく玄関全体、扉を開けて、換気して臭いの予防を行うことが大切です。1か月に1度革靴のクリーニングでカビの発生を予防することができます。

革靴のカビ用意するもの見出し

Photo by k_oota

革靴のカビを発見するとすぐに水ぶきしたくなりますが、これは厳禁です!一瞬表面のカビがなくなるだけで安心してしまいます。実際は水分が革靴の内側のほうにある菌を勢いづかせてしまい、またすぐにカビが発生してしまいます。除菌消臭スプレーなどでクリーニングしてカビの菌を減らしてからの手入れが大切となります。

Photo by yto

革靴のカビの予防・クリーニングのために用意するものは次のようになります。水、布は用途別にきれいなものを用意します。除菌消臭スプレー。割りばし。靴用クリーナー。乳化性靴クリーム。竹ブラシ。靴磨き用ブラシ。マスク。革靴以外の予防・クリーニングでも使用できる用具なので買いそろえておくことがおすすめです。

革靴のカビの取り方1:乾いた布で拭く見出し

Photo by yto

いきなり水拭きしてもカビの菌は消えません!すぐに除去したいため、さっと水洗いしたいという気持ちを持つ方が多いです。でもこの行為がさらにカビを増殖させる原因になります。まずはマスクを着用し、乾いた布でカビの白い粉をしっかり拭き取ります。使用した布にはカビの菌が付着するためすぐに捨てます。

革靴のカビの取り方2:除菌消臭する見出し

除菌消臭スプレーを革靴全体に吹きかけます。さらに革靴の内側にもカビの菌は存在するのでつま先までしっかりとスプレーします。カビ・臭いがあまりにもひどいときはさらに、除菌消臭スプレーをかけた布で表面と内側を拭きます。自然乾燥させてカビの菌を減らします。臭いをしっかり取るためにも6日風通しの良い日陰に置きます。

革靴のカビの取り方3:水ふき・クリーナー見出し

布に水分を含ませ少し緩めに絞ります。表面全体をクリーニングした後革靴の内側も丁寧に水拭きし菌などの汚れを取ります。革靴のつま先の内側にも割りばしなどを使い奥までしっかり拭きます。日陰で自然乾燥させます。乾燥後は汚れが落ちていなかったら靴用クリーナーで表面を拭き水拭きでは落とせない汚れを取ります。

革靴のカビの取り方4:靴クリームを塗る見出し

竹ブラシに靴クリームを塗り、靴全体に散らすようにクリームを伸ばします。次に塗ったクリームを全体に伸ばすために靴磨き用ブラシを使います。縫い目などにクリームがたまりやすいのでかきだすようにして靴クリームをぬることが重要です。乾いた布で余分なクリームを、白い布にクリームがつかなくなるまでふき取ります。

革靴をカビから守るために見出し

革靴をカビから守るためにクリーニングをして臭いなど取り除いた後予防することも大切です。特に梅雨の時期は高温多湿で革靴の内側にまでカビが発生しやすい状態です。保管で予防する際少しひと手間かけることで大事な革靴をカビから守ることができます。クリーニングでのカビの取り方だけでなく予防法も覚えておくことがおすすめです。

まずはげた箱に風を通すことです。晴れた日に下駄箱の中の靴をすべて出し、箒でほこりを取り除いた後アルコールで拭き、中をきれいにクリーニングした後扉を全開にして風を通します。よく乾燥させるだけでも臭いをかなり減らすことができます。靴を全部外に出す時間がないときはげた箱の扉を全開にするだけでも予防効果があります。

Photo by AS 2 JAPANS FASHION STORE

靴を長期間しまう際に入れる靴箱に数か所ペンなどで穴をあけることも予防になります。夏にはくことのない冬物ブーツなどの季節の靴を収納するときなどただ靴箱にしまうだけではせっかくの予防も効果半減。靴箱に穴をあけることで通気性がよくなり臭いもたまりにくくなります。また布袋に入れると湿気などを吸い取りカビの予防にさらに効果的です。

最後に乾燥剤を入れることも予防になります。クリーニングの後、革靴などの中に直接入れて使う乾燥剤は普段のカビ予防としても使うことができ、おすすめです。現在販売されている乾燥剤は天日干しをして、何回も繰り返し使うことのできるものが主流となっています。革靴の内側に入れる乾燥剤は雨に濡れた革靴の乾燥にも役立ちます。

革靴カビ予防・クリーニンググッズ見出し

水は水ぶきすることで汚れを落とすだけでなく、革靴に潤いを与えることができます。水拭きだけでもかなりの汚れを取ることができます。布は水拭き用、からぶき用などそれに応じた数枚が必要です。古いTシャツでも代用可能です。竹ブラシは小ブラシとも言います。主に靴クリームを塗るときに使用します。クリームの色は革靴の色に合わせて使い分けることが大切です。

靴磨き用ブラシは泥やほこりを払うブラシと、靴クリームを広げるブラシが靴クリームの色ごとに最低2つずつあると便利です。どちらもかための豚の毛のブラシがおすすめです。持ち手が持ちやすいものを選ぶのがおすすめです。靴用クリーナーは汚れ・靴クリームを落とすときに使用します。液体のためしみになりにくく、汚れもすっきり落ちます。

乳化性靴クリームは水・油脂・ロウが主成分で、保湿・保革・つや出し・着色性に優れています。瓶や缶チューブ入りなど様々なタイプがあります。革靴の色に合わせて用意するのがおすすめです。防水スプレーはしみ予防に役立ちます。傘にも使用することができます。除菌消臭スプレーは臭い・カビの原因を予防してくれます。キッチン用エタノールでも代用可能です。

おすすめの革靴カビ予防グッズ見出し

M.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)は、靴クリーニングのトップブランドです。代表的な商品は靴クリームです。このクリームの製造は大型機械での大量生産ではなく、現代では珍しい、熟練職人による「ハンドメイド的製法」で、欧州の靴クリーム作りの伝統・品質・こだわりを受け継いでいます。ホームセンターや百貨店での取り扱いが一番多いブランドです。

革靴のカビ予防にも使える靴クリーニング初心者におすすめのスターターセット2018は2160円です。就職祝いにぜひ送りたいクリーニングセットです。近年ではクリーム以外にも天然素地をベースにしたクリーナー、除菌消臭スプレーなどのプロ商品を一般商品化しています。また、日本国内で開発した日本限定の商品を製造・販売しています。

Saphir(サフィール)は、フランスのレザーケアブランドAvel社の独自の技術により、1920年に創業したシューズケアブランドです。革靴以外の革製品の保護・美しさを保つブランドとして65か国以上で古くから愛されています。天然原料から製品の製造をし、革に悪影響を及ぼすシリコンなどを配合しない世界で唯一のブランドです。安心感が違います。

サフィールにはさらに、高品質・最高級として知られる、SaphirNoir(サフィールノワール)というブランドがあります。エルメスをはじめ、世界的に有名なメーカーが採用いています。最高峰の靴クリーニングといえます。こちらのスターターセットは6480円で、値段は高いですが、その分品質も確かなものです。

COLUMBUS(コロンブス)は1919年創業で、日本で90年以上の歴史があります。「小さな輝きを大切にする」ということをコンセプトに掲げています。革靴以外の素材やデザインに対応した靴クリーニング用品が多く揃っています。また、自社で研究所を持ち、研究からデザインまでを一貫して行っています。コロンブスの革靴のカビ取りにも使えるスターターセットは3667円です。

Collonil(コロニル)は、1909年創業のドイツのレザーケアにおけるトップブランドです。世界約100か国で愛用されている靴クリーニング会社です。革靴以外のバッグやレザージャケットなどのケアに広く用いられています。靴クリーニングクリームで有名ですが、サフィールの商品と比べると若干香りに癖がありますが、革靴へのクリームの伸びや作業のしやすさは、両社共に優れています。

クリームの主成分として使用しているのは、天然のカルナバなどの高級ワックスです。創業から100年以上経つ今でもほとんど成分を変えていません。多くの革靴愛好家に愛されています。コロニルの革靴のカビ予防にも使えるスターターセットは5480円です。ホームセンターから百貨店まで様々なところで取り扱われています。

渋谷の靴屋はココがおすすめ!安いメンズ革靴やレディースにスニーカもあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
渋谷の靴屋はココがおすすめ!安いメンズ革靴やレディースにスニーカもあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
渋谷にはたくさんの靴屋さんがあります。メンズ、レディースのおしゃれな靴や革靴、スニーカーなど安く買えるものから高価なものまで様々です。品揃えが充実した渋谷で人気の靴屋さんを厳選して紹介します。渋谷にお出かけの際に、ぜひ足を運んでみましょう。

革靴を長持ちさせる見出し

革靴のカビの原因をしっかり取り除き、クリーニング・予防した後しまう際に、シューキーパーというものを使用するとさらに革靴を長持ちさせることができます。はいているとカビができるだけでなく、しわが深くなり、つま先が沿って、形が崩れてしまう革靴。形を整えるシューキーパーには安いものから高いもの、形に応じてさまざまな種類があります。

ねじ式は、ブナ素材のねじ式シューキーパー。ブナ材は丈夫で、耐久性に優れています。サイズ調整はスライド式で靴に合わせて一度サイズを固定することで永続的にジャストフィットします。ばね式は、ばね式シューキーパーも材質はブナ材です。つま先を少し伸ばして幅を絞り込み、甲の部分の角度が鋭角になっています。

調整式は、レディース用に多いシューキーパーです。先端が割れているため、靴の中に入れた時先端が開き、靴にジャストフィットします。プラスチック製は、最も手軽なメンズ用のシューキーパーです。ばねで調整することのできるフリーサイズとなっているため、幅広いサイズの靴に対応できます。もっと手軽なシューキーパーは100均でも購入することができます。

臭いの原因!雨でぬれた革靴のクリーニング見出し

外出先で雨に濡れた際の革靴のプチ対策です。カビの取り方を実践する前、カビを発生するのを防ぐ対策です。まずは新聞紙などを靴に詰め、ドライヤーの冷風を内側にあてて乾かします。温風ではいけません。革靴を高温にさらすと栄養分・油気が抜け、急激に劣化します。また革靴が硬く収縮する原因になります。早く乾かしたいからといい温風は厳禁になります。

濡れた靴自宅でのケアは自然乾燥させればOK?見出し

表面の汚れや水分を、乾いたタオルで十分に拭き取ります。次に新聞紙を丸めて中に入れて、湿気を取ります。新聞紙を何回かにわけて交換したら、風通しの良い日陰に乾いたタオルを敷き、その上に靴を置きます。靴の中にウッドシューキーパー(できれば、水分をよく吸うシダー製)を入れて、1~2日置いておき、完全に乾かします。

シューキーパーを入れると、靴の形を崩さず、中の汗や湿気を吸うというメリットがあり、ニオイを軽減するという効果も期待できます。また、濡れた靴は完全に乾くまで履かないのが鉄則です。また、革製品の着色に使用されている染料は紫外線で変色や退色を引き起こすので必ず日陰で自然乾燥させることが大切です。

革靴をクリーニングしてしっかりカビ予防!見出し

革靴のカビの取り方、予防・臭いも含めたクリーニングいかがでしたでしょうか?何事も早めの対処が大切です。革靴のカビの取り方をさっそく実践するだけでなく、予防も行い、お気に入りの革靴を長持ちさせましょう。革靴以外のスエード生地や布生地の靴のクリーニングも靴サイトを参考にクリーニングすると意外と楽しいです。

投稿日: 2018年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

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