紫陽花の東京名所・穴場ランキングTOP13！見頃やライトアップ情報も紹介

全国には梅雨の季節に楽しめる紫陽花の名所がたくさんありますが、東京都内でも紫陽花を見られる名所や穴場スポットがたくさんあるのをご存知ですか?今回は、東京でも楽しめる紫陽花スポットをランキングでご紹介します。東京のおすすめの場所や見頃、ライトアップの有無なども合わせてご紹介しますので、ぜひ紫陽花の季節は楽しんでみませんか?

梅雨の時期は雨が降り気分もどんよりしがちですが、そんな中でも華やかに咲いている「紫陽花」。紫陽花は戦後までは目立たない花でしたが、日本で初めて紫陽花が登場したのが奈良時代の万葉集で、実はとても古く歴史のある花なのです。その後、紫陽花が本格的に人気になったのが、戦後に観光資源として植えられるようになった戦後からです。

紫陽花は大きく2種類に分けられていて、額縁のように周りに花びらが咲く「ガクアジサイ」とたくさんの花びらが集まった丸い「てまり咲き」で、元々日本に自生するのが「ガクアジサイ」があります。小さい花びらが集まった「てまりてまり」や、オランダで作られた「ホワイトシュガー」などが人気があり、現在は2,000品種もあると言われています。

紫陽花の花言葉は色によっても花言葉は違いますが、紫陽花の全体的な花言葉は「乙女の愛」、「移り気」、「浮気」、「家族団らん」などがあり、良いイメージからあまりよくないイメージのものまで様々です。色別では、白が「寛容」、ピンクや赤紫が「元気な女性」、青や青紫は「冷淡」などがあるので、色によって使い分けてみるのも楽しいです。

紫陽花は別名「七変化」と呼ばれ、紫陽花の花の色は様々な色に変化するのは知っている方も多いと思います。この色の違いはどのように起こるかというと、大きく二つに分かれています。一つは、開花期間が長いのでアンティーク調に変わっていく花と、二つ目は土の酸度によって変わっていきます。同じ種類でも色が違うのは酸度が違うからなのです。

東京での紫陽花は場所や品種にもよりますが、一般的に6月上旬から7月上旬の梅雨の時期に見頃を迎え、約1ヶ月ほど楽しめます。品種によっては12月頃まで楽しめる紫陽花もありますが、梅雨の綺麗な紫陽花を楽しむなら、6月から7月がおすすめです。紫陽花スポットではお祭りやライトアップなどがある所もあるのでぜひ楽しんでみてください。

東京都内でも比較的紫陽花が見やすい場所にある「井の頭線」沿いは、東京ではあまりないライトアップもされるおすすめの紫陽花スポットです。井の頭線の線路脇には26,000株を超える紫陽花が植えられていて、なかでも三鷹台駅から久我山駅間、浜田山駅から西永福駅間、明大前駅から東松原駅間が紫陽花が見られるおすすめのスポットです。

紫陽花の時期におすすめのスポットは「東松原駅」の上り車線です。東京都内ではなかなか紫陽花をライトアップしている場所は少ないですが、東松原駅では紫陽花が見頃になる6月中旬から6月下旬までは夜の間にライトアップがされます。ライトアップの時間は19時から21時半までなので、ぜひライトアップされた紫陽花を見に行ってみてはいかがですか?

銀座駅から徒歩1分のところにある「ファンケル銀座スクエア」の最上階の10階では、毎年6月上旬に全国の育種家から取り寄せた紫陽花を見ることができる穴場スポットです。「ファンケル銀座スクエア 初夏のあじさいガーデン」では、ガクアジサイをはじめ、蝦夷紫陽花、姫紫陽花、西洋紫陽花、アナベルなど、珍しい品種を見ることができます。

「ファンケル銀座スクエア 初夏のあじさいガーデン」は、ビルの10階にあるので外からは見ることができず、東京都内観光でも気軽に寄れる穴場スポットです。初夏のあじさいガーデン期間中はライトアップも開催され、ライトアップされた紫陽花はまた違う雰囲気を感じられます。おしゃれに飾られた紫陽花をぜひ見に行ってみてはいかがですか?

「ファンケル銀座スクエア」では、自然の中で丁寧に育てられたお肉や魚、野菜をを使った料理を食べられます。調味料にまでこだわった料理は体の中から綺麗になれること間違いなしです。ランチはもちろん、豪華なディナーを食べることができるので、ぜひ「ファンケル銀座スクエアあじさいガーデン」を見に行った帰りに、食事も楽しんでみませんか?

住所:東京都中央区銀座5-8-16
電話番号:03-5537-0231

東京都杉並区の住宅地にある紫陽花の穴場スポット「妙法寺」は、厄除けとしても有名なお寺で、境内に入るだけでもご利益があると言われています。妙法寺の敷地内には約300株の紫陽花と約500株の菖蒲が同時に見頃を迎えるので両方一緒に楽しめるのもこのお寺の嬉しいポイントです。紫陽花は6月上旬から7月上旬までの約1ヶ月楽しめます。

紫陽花が開花している時期でも満開で見頃を迎えるおすすめの期間は、6月中旬から6月末までです。満開で見頃の時期でも混雑はそれほどしていないので穴場スポットとも言えます。紫陽花と菖蒲のコラボがとても素敵なので、梅雨の時期はぜひ東京都杉並区にある紫陽花の穴場スポット「妙法寺」で紫陽花をゆっくり楽しんでみてはいかがですか?

住所:東京都杉並区堀ノ内3-48-8
電話番号:03-3313-6241

江戸川の河川敷に広がる「小岩菖蒲園」は、地元の方から寄付された花菖蒲を使った、約4,900平方メートルにも及ぶ回遊式の庭園です。この小岩菖蒲園では6月中旬から6月下旬にかけて見頃を迎え、約2,000株の紫陽花が咲き、同じ時期には花菖蒲を楽しむこともできます。小岩菖蒲園は入場料が無料なので、どんな方でも気軽に楽しめます。

毎年6月初旬から中旬にかけては「小岩菖蒲園まつり」が行われていて、紫陽花や紫陽花と同時期に楽しめる50,000本もの花菖蒲が見られれ、おまつりの期間はたくさんの方が訪れ、紫陽花や花菖蒲の撮影を楽しんでいます。小岩菖蒲園まつりでは、ガイドさんの案内を受けられたり、オリジナルグッズや軽食なども販売されています。

また、小岩菖蒲園では、夕方の時間は沈む夕日に照らされる紫陽花や花菖蒲がとても綺麗に見ることができ、ライトアップとはまた違う雰囲気の紫陽花や花菖蒲を楽しむことができます。時間が合う方は、ぜひ夕暮れ時に行って綺麗な紫陽花や花菖蒲を楽しんでみてみませんか? 自然な光のライトアップはとても幻想的でいつもと違う紫陽花を楽しめます。

住所:東京都江戸川区北小岩4丁目
電話番号:03-5662-0321

東京都日野市にある「高幡不動尊金剛寺」は、五重塔と一緒に紫陽花を楽しめ、東京都内でも屈指の紫陽花の名所として人気の場所です。毎年6月上旬から7月上旬には、高幡不動尊金剛寺の境内から山にかけて咲く紫陽花は約200種類以上、総数7,500株ほどの山紫陽花や西洋紫陽花など、様々な種類の紫陽花を見ることができ、たくさんの方が訪れます。

東京都内有数の紫陽花スポット「高幡不動尊金剛寺」では、6月上旬から7月上旬にかけては「あじさいまつり」が開催されて、多くの方が訪れます。「あじさいまつり」は、35年も続いているイベントで、期間中は「奥殿特別寺宝展」や「鳴り龍拝観」、「茶庭拝観」、「フリーマーケット」など毎日様々なイベントが開催されています。

東京都内随一の紫陽花が咲き、年々その数が増えている高幡不動尊金剛寺では、全国の山紫陽花やその地に自生している山紫陽花なども見ることができます。他にも紫陽花の種類が豊富な高幡不動尊金剛寺では、今までに見たことないような珍しい紫陽花を見ることもできるので、ぜひ訪れていろいろな紫陽花を見つけてみてはいかがですか?

住所:東京都日野市高幡733
電話番号:042-591-0032

大人から子供までアトラクションやプールが楽しめる、水と緑の遊園地「としまえん」では、毎年5月下旬から6月下旬まで「あじさい祭り」が行われています。そのとしまえんの園内の北側に作られた「あじさい園」には約150種類、10,000株もの紫陽花が咲いていて、賑やかな遊園地とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

様々なテーマに分かれているあじさい園では、山紫陽花や育種家が育てた珍しい品種なども見ることができます。また、6月の土日は、あじさいナイトが開催され、日没から19時半まで紫陽花のライトアップを楽しむことができます。夕方からは入園料も安くなるので、ぜひ遊園地で紫陽花のライトアップを楽しんでみてはいかがですか?

としまえんあじさい祭り期間中は、紫陽花にちなんだイベントも行われていて、紫陽花の鉢植えの販売や紫陽花の講座、紫陽花ガイドツアー、写真の撮り方講座、あじさい茶屋では紫陽花にちなんだデザートも味わうことができます。また、園内を走る模型列車が期間限定であじさい号になるので、ぜひあじさい号で園内を巡ってみてはいかがですか?

住所:東京都練馬区向山3-25-1
電話番号:03-3990-8800

潮入りの池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園の「浜離宮恩賜庭園」は、東京都内では唯一海水が出入りしている庭園です。浜離宮恩賜庭園の池のほとりには、山紫陽花や柏葉紫陽花、玉紫陽花、ガクアジサイ、他にも珍しい紫陽花など約7種類、175株を見ることができます。浜離宮恩賜庭園での紫陽花の見頃は5月中旬から6月中旬です。

珍しい種類のあじさいが多い浜離宮恩賜庭園では、紫陽花の開花時間が異なるため、比較的長い期間紫陽花を楽しむことができます。また、浜離宮恩賜庭園の中心にある中島の御茶屋では、季節に合わせた和菓子などを味わいながら庭園や池を眺めながらゆっくり景色を楽しむことができます。ぜひ和菓子やお茶を頂きながら紫陽花を楽しんでみませんか?

住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1
電話番号:03-3541-0200

上野駅から徒歩2分のところにある「上野恩賜公園」は、東京のど真ん中にある緑豊かな公園です。上野恩賜公園は、桜や不忍池で見られる蓮の花が有名ですが、紫陽花を見ることができるスポットでもあります。桜や安の花の季節はたくさんの方で賑わっていますが、紫陽花の季節はそれほどの混雑もないので、ゆっくりと楽しめる穴場スポットです。

上野恩賜公園の紫陽花は、6月中旬から7月中旬が見頃を迎え、約700株の紫陽花を見ることができます。上野恩賜公園で紫陽花を見ることができるのが、不忍池の西側をメインに清水観音堂周辺にもあります。また、都道437号線沿いの不忍通り沿いには歩道は並木道になっているので、紫陽花を見ながらゆっくりお散歩を楽しむこともできます。

不忍池ではボートに乗ることもできるので、池の中から紫陽花を楽しむのもおすすめです。また、紫陽花の季節は上野恩賜公園で様々な異文化イベントも開催されているので、イベントと一緒に紫陽花を楽しむのもおすすめです。上野駅から徒歩2分ととてもアクセスの良い東京のど真ん中の上野恩賜公園で、ぜひ紫陽花を楽しんでみてはいかがですか?

住所:東京都台東区上野公園池之端3
電話番号:03-3828-5644

東京都あきる野市にある「南沢あじさい山」は、最寄りの武蔵五日市駅から約40分のハイキングコースとして楽しむことができる紫陽花の名所です。紫陽花の見頃の季節になる6月中旬から7月上旬は、およそ10,000人もの方がハイキングに訪れる「南沢あじさい山」では、約10,000株もの紫陽花に彩られた山で初夏のハイキングを楽しめます。

この「南沢あじさい山」は、元々この山の所有者のご両親が眠るお墓への道のりに彩りを、林道に20本ほどの紫陽花を植えたのが始まりでした。そこから46年間、毎年紫陽花を植え続け、たった一人で10,000株まで増やしていきました。今では、林道沿いや山の斜面一帯など500メートルに渡り、紫陽花が一面に広がっていてその姿は圧巻です。

紫陽花の種類も豊富で、ダンスパーティーや墨田の花火など、珍しい種類も豊富なので、今までに見たことのない紫陽花を見つけてみるのも楽しみの一つです。紫陽花の開花シーズンは入山拝観料が大人500円(小学生以下は無料)、が必要ですが、たった一人で丹精込めて育てた紫陽花はとても綺麗で、今では外国人観光客にも人気の名所です。

住所:東京都あきる野市深沢368

東京都日野市にある「京王百草園」は、小さな和庭園ですが、都心の高層ビル群や東京スカイツリー、天気のいい日には筑波山や富士山まで見ることができます。この京王百草園では、季節に合わせて様々な花が楽しめす。紫陽花は、西洋紫陽花や和紫陽花、アナベル、七変化など様々な種類の紫陽花が約500株ほど植えられています。

「京王百草園」は、梅の季節はたくさんの方で賑わっていますが、紫陽花の時期は比較的ゆっくりと紫陽花を見ることができる穴場的なスポットです。紫陽花は毎年6月中旬から6月下旬にかけて見頃を迎え、和庭園と一緒に茅葺屋根の昔ながらの古民家や茶室などなどもあり、とても落ち着いた雰囲気で紫陽花を楽しむことができます。

京王百草園の入園料は大人300円、子供100円で入園することができます。最寄りの京王線百草駅からは徒歩10分ほどで行くことができるので、お散歩がてら歩いてみるのもおすすめです。京王百草園は道が狭く、駐車場も近くにはないので、公共交通機関を利用して行くことをおすすめします。

住所:東京都日野市百草560
電話番号:042-591-3478

江戸時代からお花見の名所として有名な「飛鳥山公園」は、春は桜とつつじ、梅雨の時期には紫陽花を見にたくさんの方が訪れます。飛鳥山公園で紫陽花を見ることができる「飛鳥の小路」には線路沿いに約350メートルもの長さの遊歩道に、ガクアジサイや西洋紫陽花など約10種類、1,500株もの紫陽花が植えられています。

飛鳥山公園での紫陽花の見頃の時期は、6月上旬から6月下旬までなので、6月中に見に行くことをおすすめします。飛鳥山公園は日本で最初の公園に指定され、東京都北区では子供から大人まで人気のスポットになっています。また、温かくなる6月からジャブジャブ池で噴水が吹き上がり、紫陽花の季節でも子供たちは噴水のある池で遊ぶことができます。

飛鳥山公園へは、JR京浜東北線の王子駅からすぐのところにあります。園内には北区飛鳥山博物館や紙の博物館などもあり、一日中遊ぶこともできます。駐車場もありますが、一日中遊ぶなら公共交通機関を使うことをおすすめします。ぜひ、紫陽花の季節は家族みんなで遊びに行ってみてはいかがですか?

住所:東京都北区王子1-1-3
電話番号:03-3908-9275

東京サマーランドと言えば夏のプールが人気ですが、東京サマーランドに隣接した「わんダフルネイチャーヴィレッジ」は、秋川丘陵を使用した自然の中で、愛犬と一緒にアウトドアを満喫できる施設です。わんダフルネイチャーヴィレッジ内にあるあじさい園では、昼間の紫陽花やライトアップされた夜の紫陽花を楽しむことができます。

東京サマーランド内にある「あじさい園」には、珍しい品種なども合わせて約60種類、約15,000株もの紫陽花を楽しむことができ、見頃は6月中旬から7月上旬までになります。なかでもあじさい園で一番見ごたえのある「アナベルの雪山」は、真っ白な紫陽花が斜面を埋め尽くします。アナベルの雪山は7月上旬が見頃になっています。

東京サマーランドに隣接している「わんダフルネイチャーヴィレッジ」へ車でアクセスする場合は、第2駐車場へ停めることをおすすめします。あじさい園の入園は、わんダフルネイチャーヴィレッジからになり、入園料は中学生以上は600円、小学生は300円です。紫陽花の季節は様々なイベントも行われているので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?

住所:東京都あきる野市上代継600
電話番号:042-558-6511

東京都文京区にある「白山神社」には、毎年紫陽花の時期に約3,000株もの紫陽花が境内を埋め尽くしています。また、紫陽花の時期には白山神社の境内から白山公園にかけて、6月上旬から6月中旬まで「文京あじさいまつり」が開催されていて、あじさいまつり開催期間中の土日を中心に様々なイベントが行われています。

「白山神社」では、ガクアジサイやウズアジサイなど約20種類、約3,000株もの紫陽花を見ることができます。紫陽花の見頃は6月上旬から6月中旬にかけてで、満開の時期は色とりどりの紫陽花を見ることができます。見頃の期間的には他のスポットよりも短いので、この期間を逃さないように注意してください。

「白山神社」は、都営地下鉄三田線の白山駅から徒歩3分で行くことができます。白山神社には駐車場がないので、公共交通機関を利用することをおすすめします。白山神社の境内から白山公園にかけて文京花の五大まつりの一つでもある「文京あじさいまつり」は、東京都心からも近いので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?

住所:東京都文京区白山5-31-26
電話番号:03-3811-6568

東京都内で楽しめる紫陽花スポットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?東京都内では様々な場所で紫陽花を楽しむことができますが、まだまだたくさん紫陽花スポットがあります。東京で紫陽花を楽しむときは、ぜひランキングを参考にお近くのスポットで楽しんでみてください。