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九重神社の御朱印・アクセス・ご利益まとめ!川口で人気のパワースポットを調査!

九重神社の御朱印・アクセス・ご利益まとめ!川口で人気のパワースポットを調査!
投稿日: 2018年9月19日最終更新日: 2020年10月8日

川口にある九重神社は、アクセスは多少わかりにくいのですが、非常に御朱印の種類が多いことで知られた神社です。その御朱印の種類はなんと24種類以上もあります。この九重神社のアクセスや限定の御朱印に関する情報について紹介します。

九重神社は御朱印集めにおすすめ見出し

Photo by urasimaru

近年、御朱印巡りがブームとなっており、珍しい御朱印が人気となっています。その中でも川口にある九重神社は、時期が限定された御朱印の種類が多く、何度も訪れて御朱印をいただく人が多いと言われています。そこで九重神社へのアクセスや由緒と共に、その限定御朱印を紹介します。

九重神社とは見出し

九重神社は、「安行のひかわさま」とも呼ばれる神社で、素盞鳴尊を主祭神とする神社です。「安行」というのは九重神社がある場所が「安行原」であることから、「ひかわさま」というのは、もともと武蔵国一の宮氷川神社(大宮氷川大社)の分霊を勧請したことからこう呼ばれています。

場所のところでも述べますが、九重神社周辺一帯は野鳥が多く住む森となっているほか、春には美しい桜やツツジが咲くため、多くの人々が自然を楽しむために九重神社を訪れるそうです。

九重神社はどこにある?見出し

では、九重神社へのアクセスについて紹介しましょう。九重神社の住所は埼玉県川口市安行原です。位置としては埼玉県の南部にあたります。川口市は荒川をはさみ東京都北区に隣接していますし、さほど不便には感じられないはずです。

ところが、九重神社の御朱印を見ると、そこには「川口の秘境」という言葉があります。なぜ秘境と言うのでしょうか。その答えの1つは、境内に安行の中で一番高い場所である御岳山があり、絶景を楽しむことができるためです。

九重神社へのアクセス見出し

Photo by rail02000

しかし前述した「絶景が楽しめる」のが「秘境」である一番の理由ではありません。一番の理由は九重神社へのアクセスが非常にわかりにくいためなのです。そこで、まずは確実に行けるであろう公共交通機関を利用するアクセス方法から紹介しましょう。

まず、公共交通機関を利用して九重神社にアクセスする場合は、複数の駅から出ているバスを利用することになります。ルートはいくつかあるのですが、問題はバスの本数にばらつきがあることです。

そのうち、最も九重神社へのバスの本数が多いのが「川口」駅から行く方法です。JR京浜東北線の「川口」駅は、大宮駅から横浜駅までを結んでおり、途中に大宮駅のほか複数の新幹線駅があるので、遠方からの場合はこれらの駅から京浜東北線を利用してアクセスすると便利です。

Photo by knehcsg

川口駅に着いたら東口に降り、国際興業バス「峯八幡宮」行に乗ります。降りるのは「峯八幡宮」バス停で、ここから徒歩で10分ほどでアクセスできます。このアクセス方法が特におすすめなのは、バスの本数が多いことです。平均して10分に1本程度出ているので、時間ロスも少なく、アクセスも楽でしょう。

バス停からの距離が近いのは2系統あります。1つは東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」を利用する方法です。竹ノ塚駅西口から東武バス「安行原久保循環」に乗り、「安行支所」バス停で下車します。これは徒歩4分と最も近いルートです。

しかしこのルートが問題なのは、バスの本数が非常に少ないことです。1時間に1本ないくらいのうえ、13時以降のバスがないのです。ですからこのルートを使うのであれば、前もって時間を確認し、きっちりと時間を決めて参拝することが必要になります。

また、東京メトロ南北線直通・埼玉高速鉄道の「戸塚安行」駅を使う方法も比較的バス停から早くアクセスできます。戸塚安行駅から国際興業バスの西川04「西川口駅東口」に乗り、「安行支所」バス停で下車します。

こちらはバスの本数が1時間に1本程度あるため、竹ノ塚駅経由ルートよりもアクセスできる幅が広がります。しかしそれでもバスの本数が1時間に1本程度ですから、前もっての確認はしておきましょう。

なお、次に車でのアクセスについて紹介しますが、九重神社には駐車場が4台程度しかありません。ですから、駐車場を利用するのは祈祷を予約している方だけというようにしているようです。駐車場を使わない方向で公共交通機関を利用してアクセスすることをおすすめします。

九重神社へのアクセスは注意が必要見出し

それでは車でのアクセスについて紹介しましょう。前述の通り、車でのアクセスの場合、駐車場を使えるのは祈祷を予約している方ということになっているので、参拝と御朱印をいただくだけならば駐車場利用は控えた方が無難です。

それ以上に車でのアクセスで一番問題なのは、なんとナビがあてにならないという点です。知らない場所に行くときはナビを頼りにする方が多いかと思うのですが、ナビで行くと迷ってしまうのだそうです。

Photo by Dick Thomas Johnson

ポイントは曲がる場所にあります。九重神社の最寄りICは首都高速川口線の「安行」IC、もしくは東京外環自動車道の「草加」ICで、ここから10分前後で到着できるはずです。しかし曲がる場所を間違えるとそこでナビが終了し、九重神社まで行きつけなくなってしまいます。

問題の「曲がる場所」は細い道に入り、お墓が見えたところです。そこで右に曲がるとナビが終了してしまうのです。この場所では左に進んでいきましょう。そうすれば迷わず無事に到着できるそうです。

また、九重神社の周辺にも駐車場はあまり多くなく、そこから徒歩で少し時間がかかるようです。ですから近くの駐車場に停めて徒歩で参拝するのも、土地勘がないと少し難しいでしょう。

Photo by kanonn

ですから、もし車で移動する場合は、川口駅周辺の駐車場を利用して車を停めて、そこからバスを利用してアクセスするのがおすすめです。川口駅周辺であれば駐車場は多くありますし、こちらのルートだとバスの本数も多いので、時間のロスも少なく九重神社までアクセスできるでしょう。

九重神社の由緒見出し

それでは、この九重神社の由緒について簡単に紹介します。もともと九重神社がある場所は大宮台地の南端、舌状に突き出した先端に当たります。中田安斎入道安行という人物がこの地の初期の名主だったことから「安行」という地名がついたと言われます。

舌状に突き出した先端という地の利から、昔平将門がここに砦を築いたという伝説もあり、また江戸時代には徳川幕府の御料地となって東叡山(上野寛永寺)領が置かれました。

九重神社が創建されたのは享保年間(1716年から36年)のころとされています。当時の旧別当である蜜蔵院の第一六世法院栄尊という人物が、先ほど述べた武蔵国一の宮氷川神社(大宮氷川大社)の分霊を勧請したのが始まりとされますが定かではありません。そのためこの時には氷川社と呼ばれていました。

1907年、合祀政策が行われた際に周辺にあった32の神社がここに合祀されました。これらの神社は周辺の各大字の九社が合併することになったため、社号が「九重神社」となり、現在に至っています。

九重神社の御朱印はすごい見出し

それでは、九重神社の御朱印について紹介していきます。「川口の秘境」で駐車場も多くなく、けっしてアクセス良好と言えない九重神社は、実は御朱印で非常に有名な神社の一つです。なんと御朱印が24種類もあるのです。この御朱印の数は他に例を見ない数と言えるのではないでしょうか。

しかもその御朱印は、期間限定のものが多く、すべてをいただくためにはほぼ一年通して参拝をしなくてはなりません。そこで、それぞれ種類ごとに分けて紹介していきます。すべてをいただきたいという方はカレンダーなどで予定を組むとよいかもしれません。

ちなみに、九重神社では毎日御朱印の授与が行われているわけではありません。御朱印の受付時間は午前中が10時から12時、午後が13時から16時30分という時間となっています。御朱印授与の時間や曜日は公式サイトにあるので、確認して行くとよいでしょう。

まずは九重神社の御朱印帳から見出し

九重神社にはオリジナル御朱印帳があります。もちろん自分が持っている御朱印帳があれば、それを利用して集めてもかまわないのですが、九重神社は御朱印の数が多いこともあるので、九重神社専用の御朱印帳を用意したほうがいいかもしれません。

九重神社のオリジナル御朱印帳は2種類あり、社務所で授与されています。デザインは表に御神木であるスダジイが、裏に九曜紋があしらわれています。デザインそのものは2種類どちらも同じですが、黒と赤の色違いがある可能性もあります。

2種類というのは「スタンダードエディション」と「フルコンプリートエディション」です。違いは中の面にあります。

スタンダードエディションはいわゆる普通の御朱印帳で、中には九重神社の普通の御朱印が捺されています。一方フルコンプリートエディションの方は、普通の御朱印の他に、授与される期間の御神木御朱印とその他の期間の御神木の幹のみが捺されているのです。

九重神社の御朱印1:御神木御朱印見出し

ではまず、その御神木御朱印から紹介していきましょう。この御朱印は九重神社にある御神木であるスダジイをモチーフにしています。九重神社のスダジイは樹齢500年以上のものが2本あって、埼玉県下では第一の規模と言われており、川口市の保存樹木ともなっています。

この御神木御朱印ですが、時期が限定されているものが7種類あります。まず1月に「冬」、安行桜開花からソメイヨシノ開花までが「幻の桜」、ソメイヨシノの時期の「春」、木々が芽吹く時期から約2週間の「初夏」、梅雨入りから2週間ほどの「梅雨」、そして「夏」、最後に例大祭翌日から約2週間の「秋」があります。

ソメイヨシノの開花は東京基準、梅雨入りは関東基準となりますが、その違いは葉の色です。木が四季によって変化するさまが御朱印にあらわされているわけです。そしてこの限定のもの以外の時期は「常緑」となります。

これら8種類がすべて集まると、プレミアムのものとして「ゴールド」の御朱印がいただけて、これでフルコンプとなります。先ほどフルコンプリートエディションの御朱印帳に幹だけが捺されていると述べましたが、それぞれの季節のものがその幹の上に捺されていくわけです。

ちなみに、この葉や幹は「捺す」ので、その時によって色が抜けた場所ができることがあります。これで占いをすることができます。社務所に内容が掲示されているそうなので、御朱印をいただいたら調べてみましょう。

九重神社の御朱印2:スダじい御朱印見出し

次に紹介するのは「スダじい御朱印」です。スダじいというのは御神木のスダジイをキャラクターにしたもので、毎月色とスダじいのコスチュームが変わります。つまりこの御朱印は12種類あり、毎月限定ということになります。スダじいのキャラクターもかわいらしく、ぜひコンプリートしたいと感じられるものとなっています。

九重神社の御朱印3:勾玉巡り御朱印見出し

勾玉巡り御朱印というのは、九重神社のほか周辺の9つの神社で行われている「勾玉巡り」でいただくことができる御朱印です。神社が勾玉の形に配置されており、すべてを巡ることで浄化・再生のご利益があるとされています。

こちらは専用の御朱印帳を使い、9社それぞれの場所に御朱印をいただくことになります。こちらがコンプリートできると、記念品がもらえるとのことです。せっかくなので周囲の神社にも参拝しようという方はこちらもチャレンジしてみるといいかもしれません。

九重神社の御朱印4:三ツ和氷川神社御朱印など見出し

三ツ和氷川神社は、九重神社が兼務している神社です。ですから九重神社で三ツ和氷川神社の御朱印を一緒にいただくことができます。

このほか、新暦9月9日から旧暦9月9日までの約1ヶ月は「九重詣」の期間となり、御神木御朱印、スダじい御朱印などが九重詣版のものも授与されるようになります。また9月9日は「重陽」であることからこれまた限定の御朱印があります。

ちなみに、この九重詣の期間、特に重陽の日は参拝者が多いため、先ほど述べたコンプリートした方用のプレミアムのゴールド御朱印はいただけません。また駐車場を利用することもできません。また御朱印帳は1人1冊のみとなります。

さらに九重神社では「奉納御朱印」というものも受けつけています。これは神具の奉納をした証として授与される、これまた限定の御朱印です。この御朱印をいただくための初穂料は、神具の奉納のために使われるという特徴があり、御朱印にはその神具があしらわれます。

こちらは金額によって、御朱印のサイズが変わります。金額が多ければ2面、3面を使った御朱印が捺されます。神社に奉納された神具があしらわれることで、この神具を通じて神様とつながることができるとされています。

九重神社の御朱印はなぜ多い?見出し


このように、九重神社の御朱印はとにかく数が多いです。単純計算ですが、御神木御朱印が9種類、スダじい御朱印が12種類、通常御朱印、勾玉巡り御朱印、三ツ和氷川神社御朱印が1種類ずつで、これだけで24種類になります。

多くの御朱印を扱うことになると、御朱印の授与にも時間がかかりますし、手間もかかります。実際、混雑する時期は御朱印帳は1人1冊のみなどの限定がありますし、またそうしなくてはとても授与時間にすべて授与することは不可能でしょう。

ではなぜ九重神社ではこれほどの種類の御朱印を授与するのでしょうか。そこには現在の氏子はもちろん大切にするが、新しい層を獲得したいという気持ちがあるようです。

御朱印をいただくためには何度も神社に足を運ぶ必要があります。特に限定のものが多い場合は、一度で全部を集めるということはできません。何度も神社に行くことで、神様とのつながりを持つことができればという気持ちがあるとのことです。

九重神社の周辺観光スポット見出し

九重神社の周辺観光スポットですが、先ほど述べた勾玉巡りの神社を巡るのはいかがでしょうか。この勾玉巡りは先ほども述べたように、川口市内にある九重神社を含む9つの神社が対象となっています。

対象となるのは川口神社、鎮守氷川神社、鳩ヶ谷氷川神社、前川神社、東沼神社、七郷神社、九重神社、峯ヶ岡八幡神社、元郷氷川神社です。この神社を好きな順で回ってもよいですし、どこかから時計、もしくは反時計回りに勾玉の形に回ってもよいことになっています。

車を利用してアクセスしてもよいですが、駐車場の問題が気になる方は埼玉高速鉄道やJR、バスを利用してアクセスこともできます。1日で全部回る必要もないので、限定御朱印などをいただくついでにこちらもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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御朱印巡りを楽しむなら埼玉がおすすめです。埼玉では、さいたま市や川口市など、比較的狭い範囲でいくつもの御朱印や御朱印帳をいただくことができます。人気の御朱印から珍しい御朱印帳まで、埼玉の御朱印・御朱印帳についてピックアップしてご紹介いたします。

九重神社の御朱印コンプリートをめざそう見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

九重神社には限定御朱印がたくさんあり、何度も参拝して御朱印を集める楽しみがある神社です。九重神社へのアクセスは多少不便ですが、勾玉巡りなどと組み合わせるといいかもしれません。ぜひこのたくさんある御朱印を集めて、フルコンプリートめざしてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2018年9月19日最終更新日: 2020年10月8日

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