埜庵（のあん）のかき氷は冬でも行列必至！人気＆おすすめのメニューは？

鵠沼海岸にある人気のお店といえば多くの方が名前を挙げるほどかき氷で有名な埜庵。地元の方はもちろんのこと、遠方からも訪れる方がいるほどの人気店で、鵠沼海岸に住んでいる方で知らない人はいないというほどの有名なお店です。全国一の人気とも言われるほどのかき氷専門店である埜庵について紹介します。

全国的に有名な埜庵。鵠沼海岸に住んでいなくても多くの方がその存在をしっています。というのも、テレビや雑誌、SNSなどで非常に多く紹介されているためそれを見て食べに行かれるケースも多いです。芸能人も埜庵のかき氷のファンだという方も多く、全国に数多くあるかき氷専門店の中でも特に人気が高く有名なお店となっています。

そんな人気の埜庵ですが、まずはアクセス方法について紹介します。埜庵は小田急線 ｢鵠沼海岸｣駅から徒歩2分ほどの場所にあります。鵠沼海岸駅からはかながわ信用金庫がある通りの最初にある曲がり角を右に曲がります。そしてみよし洋品店がある角を左に曲がってすぐのところにあります。駅からはすぐなので初めて行かれる方でもそう迷うことはなくたどり着けます。

埜庵に車で行かれるという場合は、専用の駐車場はありません。近隣に有料駐車場がありますのでそちらをご利用ください。公民館の駐車場には停めないようにしてください。また、自転車で行かれるという方は100円で市営の駐輪場が利用できますのでそちらに停めてください。

アクセス方法に続いて、埜庵の店舗基本情報について紹介します。埜庵の営業時間は11時から18時まで、ラストオーダーは17時までとなっています。ただし、氷がなくなり次第終了となりますので週末や真夏は早めの訪問をお勧めします。定休日は毎週月曜と火曜ですが、10月から3月までは不定休となります。埜庵のHPに記載されますのでそちらをご確認ください。

埜庵では席の予約はできません。また、貸し切りでの利用も不可となっています。店内は完全禁煙となっていますので喫煙されたいという方は敷地外で行ってください。また、お子さん連れの訪問は可能で家族で訪問される方も多いです。一方、ペット同伴での訪問はお断りされていますのでご注意ください。

オープン前から行列ができるほどの人気店である埜庵ですが、夏場は整理券が配布されるため待ち時間を別の場所で過ごすことができます。鵠沼海岸にある周辺の観光地を巡ったり、他店でランチを済ませたりとゆっくりと過ごしながら埜庵に入店時間を待つことができるのも嬉しいポイントです。

埜庵の整理券ですが、配布は店舗がオープンする11時から開始します。ただし、夏場の土日など大行列ができている場合は11時より早い時間から配布されることがありますので注意してください。整理券は200組、もしくは500人に配布されるとその日の整理券の配布は終了となります。

整理券の配布の際、数人のグループで訪問する場合は全員が揃っていなくても代表の一人が並んでいれば人数分の整理券をもらうことができます。ただし、グループといってもあまりに多くの人数の場合は対応できないこともあるようです。一人で10人分の整理券をもらう、などの場合は断られることもありますが、3人や4人程度であれば整理券をいただけます。

配布された整理券には、案内時間が記載されています。その時間前に戻れば大丈夫なので、ぜひ鵠沼海岸の街を散策してみることをおすすめします。ただし、記載された時間を過ぎてしまうと整理券が無効になってしまいますので早めの行動をおすすめします。整理券記載時間に戻ったのち、席までの案内まで5分から30分ほどの待ち時間がかかることもご了承ください。

整理券が配布されるほどの人気の埜庵ですが、店舗の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。かき氷ののぼりがたっている以外、外観は普通の民家に見える埜庵ですが外の待合スペースにはお客さんがぎっしりと座っており人気の高さをうかがえます。待合スペースでは無料での麦茶のサービスもあり、待ち時間も快適に過ごすことができます。

案内をされて中に入ってみると、玄関で靴を脱ぎ2階にのぼります。2階がどのようになっているかと思いますが、外観の通り中も普通の民家なんです。客間が2部屋使われており、外のベランダにはテラス席もあり空いている席に案内されます。まるで実家にいるかのような、気心の知れた友人の家にいるかのような気分でゆっくり過ごすことができます。

店内はテーブル席のほかにソファー席もあり、机の上には花が飾られていたりと清潔感あふれています。壁にかけられた黒板にはお品書きが書いてあり、セルフサービス形式で冷たいお茶をいただくことができます。なかなか他店では見かけないような雰囲気の埜庵は鵠沼海岸でも非常に人気が高いお店です。

鵠沼海岸にある埜庵ですが、なかなか鵠沼海岸まで行く機会がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。鵠沼海岸まで行かずとも埜庵のかき氷を食べることができます。というのも、埜庵は百貨店での催事に出店していることもあるためそこで絶品のかき氷をいただくことができるんです。

2018年の夏は、横浜高島屋や横浜そごう、藤沢のさいか屋に出店していました。どの百貨店でも埜庵のかき氷の人気は高く、1時間もの待ち時間がでるほどのお客さんの多さで埜庵の名前が広く知られているということがわかります。ただし、2019年以降の百貨店への出店は未定となっています。気になる方は埜庵のHPをチェックしてみてください。

今までに食べたことがないほどの美味しさであるといわれている埜庵のかき氷ですが、氷にはこだわっており天然氷を使用しています。オープンして以来ずっと同じ天然氷を使用されていますが、この天然氷は日光にある蔵元の「三ツ星氷室」から提供されています。鵠沼海岸にありながらも、日光の天然氷を使用しているということでこだわりを感じることができます。

天然氷を使用していながらも一年を通してかき氷を提供することができるというのも人気の秘密の一つです。冬の寒いときはなかなかかき氷を食べる気にならないという方も多いでしょうが、埜庵のかき氷は冬でも行列ができるほどです。それもこだわりの天然氷を使っており一年中高いクオリティのかき氷が提供されるからこそなんです。

埜庵では天然氷の他にも自家製のシロップを使用しており、そのシロップが非常に美味しいと人気の理由の一つとなっています。埜庵のかき氷に使われているフルーツのシロップは、フルーツ自体をつぶして作られており、フルーツの味そのものを楽しむことができます。

また、練乳も手作りで通常の練乳の他にも杏仁練乳やヨーグルト練乳など味のバリエーションも豊富でシロップにもぴったりです。フルーツの甘さや抹茶の苦みなどと合わせるために計算されつくしている練乳はついついたっぷりかけてしまいたくなるほどの美味しさです。

それでは、埜庵でのおすすめメニューを紹介します。埜庵では定番メニューの他に、季節限定メニューも多くあり毎回行くたびごとにメニューが変わっているというお客さんもいらっしゃいます。そのため、限定メニューが変わるごとに訪問しているという常連さんもいらっしゃるほどです。どのメニューも魅力的でどれにしようか迷ってしまうほどです。

そんな豊富なメニューの中、おすすめメニューまず一つ目は「いちご」です。かき氷といえばいちご味が一番の定番ではないでしょうか。埜庵でも例にもれず、いちごが非常に人気が高く、多くの方が注文しています。ちなみに、「いちご」と「いちごミルク」があり、どちらも値段は1070円で同じです。

いちごといちごミルクの違いは、いちごは最初からいちごソースがかき氷にかかっている状態で提供されて練乳は別添え、いちごミルクはその逆でかき氷に練乳が最初からかかっておりイチゴソースは別添えとなっています。どちらも同じぐらいの人気で、お客さんはそれぞれの好みによって選んでいます。別添えの練乳は、通常の練乳かヨーグルト練乳、ココナッツ練乳から選ぶことができます。

かき氷にかかっているのは自家製のいちごソースで、長野で栽培された生のいちごをふんだんに使っており、甘さを抑えているため天然氷とのバランスも抜群です。イチゴの風味がしっかりと感じられ、雑味のない甘さが口の中に広がりいちご本来の美味しさを十分に引き出しています。市販のシロップと比較すると風味も甘みや酸味も全く違います。

いちごシロップは表面だけにかかっているわけではなく、内側の氷にもしっかりかかっているので最初から最後までいちごの味を楽しむことができます。練乳をかけるとまた違った味になり、この練乳ももちろん埜庵での手作り、シロップとのバランスを考え尽くされて作られています。練乳をもっと欲しいという方はプラス100円で追加することができます。

また、どちらもプラス100円で中にいちごゼリーが入っているWいちご、もしくはWいちごミルクにすることができます。いちごゼリーはいちごそのものを寒天で固めたもので、冷えた果実入りゼリーのような味わいとなっています。氷とは違った食感なので、口に入れると氷との食感の違いを楽しむことができるため一度で二度美味しいと人気です。

続いて、埜庵のおすすめメニューは「抹茶」です。かき氷で人気が高い抹茶はもちろん埜庵でも人気のメニューの一つで、多くの方が注文しています。抹茶もいちごと同様に、「抹茶」と「抹茶ミルク」があり、どちらも値段は970円、「抹茶金時」と「抹茶ミルク金時」は1070円となっています。プラス100円で白玉も追加することができます。白玉は特に抹茶の時に追加するのがおすすめです。

抹茶は緑が美しいシロップをたっぷりかけてあり、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。濃い味の抹茶はほんのりと苦みも感じられますが、そこの練乳をかけると全体のバランスが引き締まり絶妙な味わいとなります。抹茶とミルクの相性の良さを感じられる人気のかき氷メニューです。

抹茶金時や抹茶ミルク金時を注文すると、かき氷の中央部分にあんこが隠れています。小豆の粒がしっかりと残っている状態のあんこはしっかりと甘みがあり、抹茶の苦みと合わせていただくとちょうどよい甘さとなります。あんこはたっぷり入っているため抹茶金時を注文される方はしっかりとお腹を空かせていくことをおすすめします。

抹茶味に限ったことではありませんが、かき氷を食べ終わると最後に溶けた氷とシロップが残ってしまうことが多いです。シロップと溶けた氷が混ざったものを飲んでしまうという方も多いかと思われますが、埜庵では最後に残ったものもしっかりと味が残っており飲むだけでもとても美味しいんです。

抹茶と練乳が混じったものは本物の抹茶ドリンクを飲んでいるかのような気分になれて、一度で二度美味しいお得な気分になれてしまいます。ぜひ、最後に器に残ったものも捨てることなくしっかりと最後まで飲んで楽しんでもらうのも埜庵のかき氷の楽しみ方の一つです。

埜庵のおすすめメニュー3つ目は「マンゴー」です。鮮やかな黄色が目を引くマンゴーかき氷も人気のメニューの一つです。台湾のかき氷といえば定番のマンゴーですが、埜庵でもマンゴー味は人気が高いです。マンゴーも、マンゴーミルクとミルクマンゴーの2種類があり、どちらも値段は970円です。

鮮やかな黄色が見ているだけでもトロピカルな気分になれるマンゴーかき氷も、もちろんマンゴーの濃厚な味がしっかりと感じられます。一口食べるとまるで南国にいるかのような気分になれるマンゴーかき氷は、マンゴーが好きな方にはもちろん、普段マンゴー味のものはなかなか選ばないという方にも美味しくいただけます。

埜庵のおすすめメニュー4つ目は「栗」です。こちらは秋限定のメニューとなっています。栗のスイーツといえばモンブランや栗味のチョコレートなど様々ありますが、栗のかき氷を食べたことがあるという方は少ないのではないでしょうか。栗のかき氷の値段は1170円と他のメニューよりも少々高めの値段設定になっていますがそれでも充分満足できる内容となっています。

栗ミルクには、たっぷりの栗のシロップがかかっており別添えには練乳もしくは栗蜜の二つから選ぶことができます。栗のシロップだけで食べると口の中に栗の風味が広がっていき、ミルクをかけることによってまるで高級な和菓子を食べているかのような味わいに変化します。

また、練乳の他にシェリー酒もついています。こちらは香りづけ程度、ごく少量となっていますがこのシェリー酒をかけることによってかき氷が全く違う味わいになります。和の味わいから洋の味わいに変化するこのシェリー酒は希望を伝えると量を増やすことができるためお好みの方はぜひお伝えください。

スイーツの中でもチョコレートが大好きだという女性も非常に多いのではないでしょうか。そんなチョコレート好きの女性から特に人気が高いのが「チョコレート」味のかき氷です。チョコレートシロップがたっぷりかかったかき氷に、練乳が添えられておりチョコレートの美味しさをストレートに楽しむことができます。

チョコレートシロップに別添えの練乳が楽しめるチョコレートミルクの他にも、トッピングでチョコチップとピーナッツ、氷の中にはチョコレートババロアが入った「トリプルチョコレートかき氷」が特に人気が高いです。最初から最後までチョコレートを堪能できるということで甘いもの好きの方に特におすすめのメニューです。

このチョコレートかき氷も期間限定のメニューとなっています。口の中で溶けるかき氷、トッピングに加えたチョコチップとピーナッツの食感、中に入った滑らかなチョコババロアとそれぞれ違う食感が口の中で三位一体になって広がるチョコレートかき氷、興味のある方はぜひ注文してみてはいかがでしょうか。ちなみにチョコババロアは栗かき氷にもトッピングが可能です。

埜庵のかき氷は平均して1000円前後となっていますが、540円で食べられるメニューがあることをご存知でしょうか。昔みぞれ・レモン・ブルーハワイ・メロンの4種類がこのリーズナブルな価格でいただけるため、お子さん連れのお客さんなど注文されています。ちなみにこの4種類には練乳がついてませんので、つけたい場合はプラス100円となります。

フルーツを使ったかき氷は、埜庵の自家製シロップを使用していますが、このレモンやメロン、ブルーハワイは市販のシロップを使っています。ただし、氷は他のかき氷と同様に天然氷を使用しており、さらっとしたくちどけで間違いなく美味しいです。練乳をプラスしても640円でいただけるのでリーズナブルな価格でおすすめとなっています。

かき氷専門店である埜庵ですが、関連の書籍も多く出版されています。「かき氷専門店・埜庵 おうちでいただく、ごちそうかき氷」や「かき氷屋 埜庵の12か月」そして「かき氷のレシピ本」など様々な本を出版されておりどの本も非常に人気となっています。埜庵の店舗までなかなか行けないという方でもこれらの書籍があれば自宅で美味しいかき氷をいただけます。

また、かき氷専門店ながらも行列が絶えない人気店になった秘密がこれらの書籍を読むとなんとなくわかるかもしれません。ぜひ埜庵が気になった方は一度手に取ってごらんになってみてはいかがでしょうか。自宅でも埜庵の美味しいレシピをいただけるなんて夢のような話です。

埜庵では整理券が配布されますが、その待ち時間の間にせっかくなので鵠沼海岸を観光してみてはいかがでしょうか。周辺のおすすめ観光スポットを簡単にですが紹介します。まずは「鵠沼海浜公園」です。江ノ島から茅ヶ崎の方に向かって砂浜沿いに遊歩道がのびているため、散歩をするのにもおすすめです。

夏季にはサーフィンをしている方も多く、美しい海を眺めながら散歩をしているとゆったりとした気分になれます。

続いておすすめの観光スポット2つ目は「鵠沼伏見稲荷神社」です。こちらは「湘南のお稲荷さん」で知られており、地元に根付いた真っ赤な鳥居が有名な神社です。鵠沼海岸駅からも徒歩10分足らずということで、埜庵の待ち時間にちょっと訪問するのにもぴったりです。境内にはある湧き水は誰でも汲むことができ、地元の方が多く訪れています。

埜庵周辺の観光スポット最後のおすすめは「新江ノ島水族館」です。鵠沼海岸駅からは1.5キロ、徒歩20分ちょいと少々離れてはいますが、江の島の観光としても非常に人気が高く、大人から子供まで多くの方が楽しめます。30種類ものクラゲが泳いでいる姿を見たり、イルカのショーを楽しんだりと長時間いても飽きないほどの魅力がある水族館です。

いかがでしたか。鵠沼海岸にある人気のかき氷屋さん「埜庵」について紹介しました。営業時間前から行列ができるほどの人気店である埜庵のかき氷を求めて多くの方が鵠沼海岸まで足を伸ばしています。一年中美味しいかき氷が食べられる埜庵、気になる方は一度行ってみてはいかがでしょうか。