那須アルパカ牧場は栃木の癒しスポット！料金・アクセス・口コミをリサーチ！

栃木県にある那須アルパカ牧場とは、いったいどんなところなのでしょうか。栃木県内でも1番の癒しスポットとしても人気が高く、日本発のアルパカ牧場であることから全国から多くの観光客が訪れています。そんな那須アルパカ牧場の料金やアクセス、口コミ、食事スポットなど詳しくご紹介していきます。

1999年、日本に初めてのアルパカ牧場が栃木県に誕生しました。2006年に一般公開された「那須アルパカ牧場」は、約400頭ものアルパカが一度に見られる牧場です。これほどの数のアルパカが見られる牧場は、日本国内でも那須アルパカ牧場だけとなっています。

栃木県にある那須アルパカ牧場は、11万平方メートルもの広大な敷地を誇っている牧場です。その中の2万5千平方メートルをアルパカの飼育スペースに充てています。日本100名山にも数えられる茶臼岳の元、アルパカ達はのびのびと生活しています。

後ほど詳しくご紹介しますが、犬などのペットも一緒に入園できる場合があるので、犬を飼っている方にも人気があります。広大な自然の中でアルパカと触れ合うだけでなく、手頃な料金で犬とも楽しめるので、口コミの評価も高いです。

那須アルパカ牧場では、アルパカを散歩できたり、餌をあげたりすることが可能です。口コミ等を見てみると、那須アルパカ牧場に一度でも訪れた方は、アルパカの可愛さに魅了されリピーターとなる方が多いようです。

アルパカ牧場を造るにあたって、どうして栃木県の那須が選ばれたのでしょうか。アルパカは、南米アンデスの高地に生息している動物です。日本で例えると、北海道よりも寒さの厳しい地域で暮らしています。

しかし、多くの人々にアルパカの良さを知ってもらいたいと考えた時、なるべく東京に近い場所でアルパカに適した気候の場所はないかと土地を探し始めました。集客を考えると、アクセスの良さは非常に重要なポイントとなります。そこで、アンデスの高地に環境が近い栃木県の那須高原に白羽の矢が立ちました。

栃木県那須高原は、冬になるとマイナス5度からマイナス15度くらいまで気温が下がります。その環境であれば、夏でも涼しくアルパカが快適に過ごせるだろうと考え、北関東の中でも最も適した地域、栃木県の那須高原に牧場を造ることになりました。

アルパカ達が遠いアンデスから日本に来た当初は、環境の変化になじめず、アルパカの飼育に苦戦したようです。ですが、現在は出生率も上がり、那須アルパカ牧場では元気なアルパカ達の姿を見ることができます。

TVCMに登場して一躍人気者になったアルパカですが、どんな動物なのでしょうか。分類はラクダ科ウシ目で、クリクリとした大きな目と、毛でもこもこの身体が特徴です。南米のアンデス地方で、毛を利用する目的のために育てられています。

草食動物のため、主に草やコケを食べています。臆病でシャイな性格にも関わらず、好奇心旺盛というギャップが可愛いと口コミでも人気が高いです。思わず抱きしめたくなるようなフォルムが、子供から大人までをとりこにする大きな魅力です。

栃木県の那須アルパカ牧場では、飼育員の方達が愛情たっぷりにアルパカを育てているため、人懐っこい性格のアルパカが多いです。餌のあげ方からブラッシング、お散歩に至るまで工夫を重ねて飼育を行っています。

那須アルパカ牧場で暮らしているアルパカには、1頭1頭に名前が付いています。名前を呼ぶことで愛着が湧き、可愛さ倍増です。那須アルパカ牧場でお気に入りのアルパカを見つけてみてください。

栃木県にある那須アルパカ牧場では、春になるとアルパカの出産ラッシュを迎えます。赤ちゃんのアルパカは、スペイン語で「クリア」と呼ばれるため、那須アルパカ牧場でもそう呼ばれています。クリア達は大人のアルパカ以上に人懐っこく、見ているだけで優しい気持ちになれます。

アルパカの種類によって、クリア達の可愛さも様々です。クリア同士で遊ぶ姿を見ると、ついつい目が細くなってしまいます。お互いの匂いをかぎあったり、走り回ってはしゃいでみたり、愛くるしい姿はいつまででも見ていたくなってしまいます。癒し効果も絶大です。

春はアルパカの赤ちゃんだけでなく、大人も可愛らしさが増す季節です。温かい日差しの下、人間と同じようにうとうとと眠くなってしまう姿や、日向ぼっこをする姿など可愛さ抜群です。5月末から6月にかけて行われる毛刈りの前の時期は、アルパカの毛が最大級にもこもこしているので、ぬいぐるみのようです。

栃木県にある那須アルパカ牧場では、毎年5月下旬から6月の間にアルパカ達の毛刈りを行います。暑い夏の前に毛を刈らないと、アルパカの体調に支障をきたす恐れがあるため、毎年専門家をペルーから呼んで毛を刈っています。

毛を刈られた後のアルパカは、驚くほどスリムです。どれだけもこもこの毛に覆われているのか、毛を刈られていないアルパカと比べると一目瞭然です。毛を刈る際に、身体に記号や文字などをあしらった「アート・パカ」にも注目です。

アルパカの毛は、「スリ」と「ワカイヤ」の2種類で毛並みによって分けられます。さらに天然の毛色は、25色とバリエーションが豊富です。白系、グレー系、ベージュ系、茶色系、黒系に大きく分けられ、その中で細かく分類されています。那須アルパカ牧場にも様々な毛色のアルパカがいるので、チェックしてみてください。

アルパカの毛は、非常に細く柔らかいのが特徴です。高級な衣料品や靴など、様々なものに利用されます。那須アルパカ牧場の売店で、アルパカの毛を使ったぬいぐるみなども販売されているので、その毛の柔らかさを確認してみてください。

那須アルパカ牧場周辺は、秋になると一面の紅葉の景色が楽しめます。都心からのアクセスもいいので、紅葉狩りに訪れる方も多いです。口コミ等を見ても、紅葉狩りと那須アルパカ牧場を同時に楽しみに来る方が見受けられました。

秋のアルパカ達は、なんと言っても食欲旺盛です。冬に備えて栄養を貯め込む意味もありますが、アルパカ界にも食欲の秋が到来します。初夏に刈った毛も着々と伸びてきて、寒い冬への準備を心身ともに進めているようです。

那須アルパカ牧場周辺は、冬になると雪景色が広がります。アルパカは寒さに強い動物の上、毛も長く温かいので冬でも元気いっぱいですが、人間はスキーやスノーボードをする際の服装がおすすめされています。

クリスマスや年末年始には、イベントが開催されることもあります。元気に動き回るアルパカを間近で見たら、元気をわけてもらえそうです。寒さ対策を十分に行って、アルパカに会いに出かけましょう。

那須アルパカ牧場の1番の目玉イベントといえば、お散歩広場での「アルパカのお散歩」です。広場内をアルパカの赤ちゃん、クリアと共に散歩することができるイベントです。人懐っこく人に慣れているアルパカなので、子供でも安心して参加することができます。

まるで犬の散歩のように、リードをつけてアルパカを散歩できるとは、かなり貴重な体験です。散歩しながら記念撮影もできるので、口コミでの評価も高く大人気のイベントです。可愛いクリア達とのお散歩タイムを楽しんでみてください。

ふれあい広場では、アルパカに餌をあげたり、その名の通り触れ合ったりすることができるイベントを開催しています。手のひらに餌を乗せると、直接パクパクと食べてくれるように調教されているので、餌を食べる姿を間近で見ることができます。

もちろん、アルパカに触ったり、記念撮影をすることも可能です。アルパカは感情表現が豊かな動物で、嬉しい時はスキップしながら飛び跳ねたり、尻尾をピンと上げたりします。反対に怖がっている時は、耳を後ろに伏せたり、つばを吐いたりうずくまったりします。アルパカの様子を見ながら、スキンシップを図ってみてください。

那須アルパカ牧場には、アルパカのふるさとペルーにある世界遺産「マチュピチュ」、ならぬ「ナスピチュ」があります。高さ7メートルを越える岩山で、アルパカ達が登る姿を楽しむことができます。ナスピチュの上でで餌付けを行う際は、多くのアルパカ達が一度にナスピチュに集まり、圧巻の景色です。

ナスピチュは、餌をもらうだけでなく日光浴にも最適の場所です。暖かい日はアルパカ達がこぞって登り、思い思いに日光浴を楽しんでいます。那須アルパカ牧場の撮影ポイントとしても人気なので、口コミでの評価も上々です。

アンデス広場は、休日になると売店で食べ物が販売されるため、多くの人で賑わう休憩スポットです。周辺はナスピチュや、アルパカ達の飼育ゾーンに囲まれているため、座ってゆっくりアルパカを見たい方におすすめです。

アルパカ飼育ゾーンは、オスアルパカとメスアルパカで飼育場所が分けられています。オスとメスの体の大きさの違いや、性格の違い、行動などを見比べてみるのもおもしろいでしょう。アルパカと一口に言っても、顔の作りや表情は様々なので、お気に入りのアルパカを見つけてみてください。

那須アルパカ牧場の売店では、様々なお土産が販売されています。クッキーなどのお菓子から、携帯ストラップなどの小物まで幅広く取り扱っています。アルパカの毛で作られたキーホルダーやピアスなども販売されているので、チェックしてみてください。

那須アルパカ牧場内には、食事ができるレストランなどの施設がありません。そのため、食事をしたい場合は那須アルパカ牧場に来園する前に食事を済ませるか、那須アルパカ牧場を楽しんだ後食事をして帰るかになります。牧場周辺で食事ができるお店をご紹介します。

那須アルパカ牧場から車で10分弱のところにある、食事ができるレストランです。「マウントジーンズ那須」というスキー場の食事処で、スキー場がオープンしていない間は「那須ゴンドラ」に乗って空中散歩ができる観光地です。エンジョイでは地元の食材をふんだんに使った、カレーやパスタなどがいただけます。

那須ゴンドラに乗って山頂まで行くと、景色を楽しみながら食事ができるカフェ「山頂カフェ」があります。スープやドリンク、ケーキなど軽食がいただけるお店で、絶景を見渡しながら食事をすることができます。エンジョイ、山頂カフェ共に犬などのペット同伴OKなので、那須アルパカ牧場にペットを連れて行った方も安心です。

那須アルパカ牧場は、犬などのペットの入園を一部許可しています。抱きかかえられる程度の大きさの小型犬は、入園可能です。アルパカは臆病な動物なので、大型犬の入園は禁止となっています。飼っている犬が中型犬など、入園できるのか判断に迷った場合は、事前に那須アルパカ牧場まで問い合わせることをおすすめします。

大自然の那須アルパカ牧場で犬を遊ばせられたら、犬にとっても飼い主にとっても素敵な時間になるでしょう。しかし、他のお客さんやアルパカ達が怖がるといけないので、リードはしっかりつけておいた方がよさそうです。マナーを守って犬と一緒に那須アルパカ牧場を楽しんでください。

那須アルパカ牧場に行った方の口コミを見てみると、高評価な口コミが多数を占めています。「癒された」「可愛すぎる」「また行きたい！」などが多く、リピーターの多さがうなづけます。アクセスの問題からか、混雑して仕方がないといった牧場ではないので、ゆったりとした時間を過ごせるようです。

高評価の口コミの中には「アルパカの行動が可愛い！」という口コミも多かったです。アルパカ同士がじゃれあったり、警戒心なく人に近づいてくる姿に癒されるとの声が多数でした。アルパカに触れたり、散歩ができたり、餌をあげられる点も口コミの評価が高かったです。

那須アルパカ牧場の入園料金は、大人料金800円、中高生料金600円、5歳以上の子供料金400円となっています。障がい者割引もあるので、該当の方はチケット売り場で料金等を問い合わせてみてください。

那須アルパカ牧場では、入園料金とは別にイベントに参加すると別途料金が発生します。アルパカとお散歩の料金は10分間500円、ふれあい広場の料金は10分300円となっています。別料金はかかりますが、アルパカを散歩したり、餌をあげたり触れ合ったりする機会はめったにないので、ぜひ参加してみてください。

那須アルパカ牧場までのアクセスをご紹介します。電車で行く場合のアクセスは、JR黒磯駅から約28キロメートル、JR那須塩原駅から約35キロメートル、JR新白河駅から約15キロメートルです。駅から那須アルパカ牧場までのバス等は運行されていないので、タクシーまたはレンタカーで向かってください。

車で行く場合のアクセスは、東北自動車道那須ICから県道305号線経由で約19キロメートル、東北自動車道白河ICから県道68号線経由で約16キロメートル、東北自動車道那須高原SA（ETC専用出口）から県道305号線経由で約11キロメートルです。

電車を使用するアクセス方法を使っても、車でないと那須アルパカ牧場まではたどり着かないようです。駐車場の料金は無料なので、車を利用するアクセス方法で那須アルパカ牧場を訪れることをおすすめします。

那須アルパカ牧場のアルパカ達についてや入園料金、アクセスなど詳しくご紹介しました。那須高原までは都心からのアクセスもいいので、デートやファミリーでぜひ訪れてみてください。ドライブしながら那須アルパカ牧場を訪れたら、日頃の疲れが癒されるはずです。