泰成水果店は台南の老舗フルーツ店！名物のメロン半玉を器にしたアイスが人気

旅行先として日本人にも人気の高い台湾。台湾と言えば、様々な観光スポットに加えて豊富なグルメもおすすめです。台南にある老舗フルーツ店の泰成水果店も、台湾でぜひおとずれたいグルメ店のひとつ。メロンなど新鮮なフルーツを使ったスイーツが美味しいと評判です。この記事では、台南・泰成水果店のメニューやおすすめ情報をお伝えします。

泰成水果店は台南市の正興街にある老舗フルーツ店です。フルーツ王国とも呼ばれるほど豊富な種類の果物を収穫できる台湾。水果店とはフルーツ店のことを意味し、台湾には新鮮な果物を販売する水果店が至るとことにあります。

今回紹介する泰成水果店も美味しいフルーツを食べることができるお店です。また泰成水果店は、フルーツをふんだんに使ったスイーツが食べられるお店としても有名。看板メニューは、メロン半分を丸々使ったスイーツ。

アイスクリームとフルーツを一緒に食べられる贅沢さはもちろん、驚くほどのボリューム感や日本人にとってはコスパ最高の値段など、魅力がたっぷりと詰まったスイーツメニューです。これを食べるために遠方からはるばる台南まで訪れる人や観光客も少なくありません。

台南市にある泰成水果店の営業時間は、14時30分から22時までです。週末の土曜と日曜は少し営業時間が早くなり、13時30分からオープンしています。日曜のみ閉店時間が21時になるので注意しましょう。

定休日は基本的に木曜日となっており、中国語では星期四と表記されます。ただ毎週木曜というわけではなく、不定期の休みもあるので、詳しくはお店の公式フェイスブックページで確認しましょう。中国語ですが翻訳機能が付いているので、安心して確認ができます。

なお、台湾の通貨は台湾元。他にも台湾ドル、NTドル（ニュータイワンドル）、TWDなどといった呼び方がありますが、全て同一の通貨を意味します。1元は日本円でおおよそ4円弱となっています。日本の物価に比べると安く、お得に買い物やグルメが楽しめるのが嬉しいポイントです。

泰成水果店がある台南市の正興街は、近年注目を集める人気エリア。台南に来たなら絶対に外せない観光スポットとして定着しつつあります。意外なのは、西門路から海安路までの約300mほどしかないストリートということ。

この1本の通りにユニークな雑貨やハンドメイド品を売るお店や、ローカル感漂うカフェやスイーツ店、美味しい台湾料理のメニューが食べられるレストランなど、沢山のお店がところ狭しと並んでいます。

目的を持たずにぶらぶら散策するだけでも、十分に楽しめるスポットになっているのが正興街です。泰成水果店は、西門路から正興街へ入って150mほど進んだところにあります。

昔ながらの老舗フルーツ店ですが、SNSやガイドブックの影響などもあり若者や観光客がたくさん訪れ、多い時には行列ができるほどの人気を誇ります。特にフルーツやアイスのスイーツが欲しくなる夏場は行列必至になります。

泰成水果店ではどんなフルーツを食べることができるのでしょうか。日本でも馴染みのありスイカ、りんご、キウイ、パイナップルといった定番フルーツから、南国らしいマンゴー、グアバ、少し珍しいパッションフルーツやドラゴンフルーツなど果物メニューは様々。

フルーツ王国らしく、果物のラインナップも豊富で美味しさも抜群。甘くてジューシーなメロンは、話題のアイスクリームとの相性もよく、泰成水果店に来たら外せない定番メニューとなっています。

地元では、泰成水果店といえばフルーツをその場で食べるお店として知られており、実際訪れてみると店頭の果物を買って帰る人はあまり見かけません。ほとんどの人はその場で好きなフルーツを店主にカットしてもらって食べたり、スイーツメニューを食べたりしています。

フルーツは当然ですが季節によって美味しさが違います。美味しいフルーツを食べたいなら旬のものが一番。日本でフルーツと言えば輸入もの多く値段も高めですが、台湾なら日本に比べて安い値段で買うことができるのでおすすめです。

泰成水果店では、好きなフルーツをその場でカットしてもらいますが、果物の状態をよく知る店員のおかげで、よく熟した美味しいものが食べられるのが嬉しいポイントです。

自分でフルーツを選ぶ場合、店頭では販売されていても、よく熟していないからまだ食べられないと言われることもまれにあります。食べたいものが食べられないのは残念に思えるかもしれませんが、フルーツを一番美味しい状態で食べられるよう配慮してもらえるのはお客にとっては良いサービスと言えるでしょう。

豊富な種類のフルーツを揃えている泰成水果店は、スイーツのメニューにももちろん新鮮なフルーツが使われます。果物そのままの味を楽しみたいなら、いろいろな種類のカットフルーツを盛り合わせたメニューが人気。

店主が旬のフルーツをきれいにカットしてくれ、色鮮やかに盛り付けられて見るからに美味しそう。メロン、パパイヤ、キウイ、スイカなどそれぞれのフルーツ独特の酸味や甘みが一度に楽しめ、自然の恵みをダイレクトに感じる贅沢なメニューです。

その他、夏の定番メニューであるかき氷もフルーツのトッピングで美味しくいただけます。そして一番人気は、メロンを器にしてアイスやフルーツを乗せた豪華なスイーツメニュー。観光客なら滞在中に間違いなく一度は食べたいスイーツです。

では、そのメロンを半分も使用するという名物メニューはどんなスイーツなのか、詳しく見ていきましょう。見た目もゴージャス、味も極上と評判のスイーツはとにかくフルーツ尽くしのメニュー。インパクトの凄さは写真だけでも十分に伝わってきます。

その時々の旬のメロンを半分にカットし、大胆にも食べられる器としてお皿に乗せてあります。種の部分はきれいに取り除かれ、フルーツ味のシャーベットが詰められています。これで土台の完成です。

そして上には、コロンとした可愛い形のフルーツのアイスが盛られています。フルーツの種類によって色も味ももちろん違い、鮮やかな色合いのコンビネーションとなっています。食べて崩してしまうのがもったいないような豪華な見た目。

気になるお味は、しっかりと甘みを感じるメロンとフルーツのすっぱさが効いたアイスクリーム。メロンとアイスを交互に口に含めば、甘みと酸味がとても良いバランスになります。一人にはかなり大きいサイズなので、一緒に来ている人とシェアするのがおすすめ。

海外のお店で、しかも初めて訪れる場所というのは不安がつきもの。注文の仕方や言葉の問題など、気になる点は事前に調べておくと安心して利用ができるのでおすすめです。ここで泰成水果店でのメニューの注文方法を紹介します。

泰成水果店は、店内と路面にもテーブルと椅子が用意されていています。お店に着いたらまず最初に席の確保をしましょう。それから会計へ行って注文をします。この時に確保した席の番号を伝えます。言葉が分からなければ机を指さすと良いでしょう。

メニューは中国語ですが、写真が付いたメニューがあるので漢字の意味が分からなくても大丈夫です。ただ事前にメニューを調べておけば、注文もスムーズになります。注文と会計を済ませたら、お店の人が席まで運んでくれます。先に席の確保を忘れないようにするのが注意点です。

季節によってアイスやシャーベットの種類は多少変わりますが、メニュー例をいくつか紹介します。まずは、鮮やかな黄緑のキウイと濃いワイン色のぶどうのアイスがのり、レモン味のシャーベットが詰められたメロンスーツ。

キウイなど酸味が強めのフルーツでも、甘みをしっかりと感じるメロンと合わせて食べることでちょうど良いバランスになります。シャーベットの味はその時々で変わりますが、どんなフルーツ味の組み合わせでも美味しいので安心です。

日本ではジュースにして飲むのが定番のグアバ。南国フルーツとして高いに人気があるフルーツです。泰成水果店では、グアバのアイスとパイナップルのシャーベットという組み合わせのメニューも人気。

グアバは品種によって果肉の色が違うというのをご存知でしょうか。泰成水果店のグアバのアイスは、ピンク色と白色のグアバの組み合わせになっています。同じグアバでも異なる色や風味を味わえるのでぜひ試してみたいメニューです。

冬の定番メニューとして登場するのがイチゴ。大好評のメニューなのですが、それもそのはず新鮮な本物のイチゴが盛りつけられているのです。真っ赤に熟れたイチゴがこんもりと積まれた姿はうっとりと見とれてしまいます。

シャーベットもイチゴ味になっているので、たっぷりのイチゴ味と土台のメロンの味を堪能できるメニューになっています。旬の時期が終わるとなくなってしまうので、イチゴを食べてみたいなら冬の販売期間に訪れることをおすすめします。

台湾はフルーツ王国と言われるほどたくさんのフルーツが栽培される地域です。また、リーズナブルな値段で買えるのも台湾ならでは。夜市やスーパーマーケットなどでカットフルーツを買うこともできますが、水果店と呼ばれるフルーツ店がおすすめです。

衛生面やフルーツの完熟期などを考えると、水果店ならよく熟したフルーツをその場でカットしてもらえるので安心。水果店はたくさんあるので、探すのに苦労することもありません。台湾を訪れたらぜひ新鮮な旬のフルーツを食べてみましょう。

なお、水果店でもそれぞれ特徴が異なり、フルーツだけでなくスムージーやスイーツなどオリジナルメニューを販売しているところが多くあります。フルーツをそのまま食べるだけでなく、いろいろな方法で楽しめるのがおすすめポイントです。

近年、日本には台湾のスイーツがどんどんと進出してきています。思いつくだけでもタピオカティー、豆花、台湾式かき氷など、様々なスイーツがあります。台湾を訪れるなら、本場の台湾スイーツをぜひ食べに出かけましょう。参考までにいくつか人気スイーツをご紹介します。

日本でもファンの多い台湾式かき氷は、専門店もあるほど日本では人気が定着している台湾発のスイーツです。日本のかき氷と何が違うかと言うと、日本では削った氷にシロップをかけますが、台湾発は予めミルクやシロップなどを混ぜて作った氷を削って作ります。

味のついた氷にフルーツなどたっぷりとトッピングされたかき氷は、味もしっかり感じられてボリュームも満点。さらに氷自体の食感がとろけるようにふわふわで滑らかなのです。たまらない美味しさのかき氷を、ぜひ本場の台湾で味わってみましょう。

台湾発祥のドリンクとして有名なタピオカミルクティー。日本でも若者や女性を中心に絶大な人気を誇っています。濃厚なミルクティーにたっぷりとタピオカが入って、飲みごたえと食べごたえのあるデザート感覚のドリンク。

タピオカはゼリーとお餅の中間のようなモチモチした食感が特徴で、一度食べ始めるとやみつきになる美味しさがあります。太い専用ストローで、ミルクティーと一緒に味わいましょう。また、お店によってはミルクやフルーツジュースなどのタピオカドリンクも販売しているので、違った組み合わせもおすすめです。

数ある台湾スイーツの中でも、ヘルシー志向でアイスでもホットでもどちらでも楽しめるのが豆花。なめらかな触感の豆腐とシロップ、豆などのトッピングからなる台湾独自のスイーツです。トッピングによって様々な食感や味を楽しめ、1年を通して食べられるのでおすすめです。

台湾のお土産と言えば、お決まりのパイナップルケーキ。小さめサイズながらずっしりとしたクッキー生地に、パイナップルの果肉や餡が詰まった食べごたえのあるお菓子です。自分用はもちろん、贈り物にも喜ばれます。

いかがでしょうか。台南市の泰成水果店を訪れたら、メロンを器にしたアイスのスイーツが特におすすめです。新鮮なフルーツを心ゆくまで味わいましょう。また、せっかくの観光なら正興街や周辺スポットの散策も合わせて楽しむことをおすすめします。