神楽坂の龍朋の名物チャーハンを調査！人気の理由やおすすめメニューは？

神楽坂は昔懐かしく風情ある街並みが人気となっているエリアです。そんな神楽坂にある「龍朋」も昔ながらの町中華のお店ですが、チャーハンが美味しい有名店としてSNSでも話題になっています。今回は、神楽坂の中華料理店「龍朋」で人気のチャーハンをじっくりリサーチしました。また、龍朋で食べるべきおすすめメニューもあわせてご紹介します。

神楽坂にある中華料理店「龍朋」とは、一体どんなお店なのでしょうか。お店にできる行列が前から気になっていたという人もいるのでは。

神楽坂にはよく行くけれど、まだ龍朋を訪れたことがないという人のために、神楽坂の有名店「龍朋」についておさらいしておきましょう。

龍朋は、1978年創業の中華料理店です。「The・Lahmen」と大きく書かれた黄色のファサードが目印。店主の松崎隆明さん夫妻が切り盛りするお店はテーブル席がゆったりと設けられていて、落ち着いて食事やお酒が楽しめる雰囲気です。

龍朋のランチタイムは、地元に住む人たちや神楽坂で働く人たちで賑わいます。カウンター席はなく、1人で来店する場合は相席になることもありますが、それもまた町中華の醍醐味と言えます。

龍朋を有名にしている人気メニューはチャーハンです。東京で最も美味しいとの声も高いチャーハンは770円と良心的な価格。食通の有名人やグルメブロガーの間でもしばしば話題にのぼっています。

多い時には1日300食も出るというチャーハンは、龍朋の名物メニューとも言える人気の料理です。テイクアウトもでき、お店でチャーハンを食べた上に、次の日のためにテイクアウトを注文する人もいるそうです。

使い込まれた大きな中華鍋で、強い火力で一気に炒めたチャーハンはパラパラではなく適度な水分を残したしっとり仕上げ。注文から2分足らずで出来上がるので、仕事の合間の昼休みにもゆっくり食べられます。

チャーハンが有名な龍朋ですが、メニューはチャーハンだけではありません。壁には味のある書体で書かれたメニューがずらりと貼られています。

メニューはチャーハンの他に、ラーメン類、丼もの、野菜炒めなどの一品料理、ビールのおつまみなど様々。創業から40年を超えて愛されている中華料理店だけあり、どのメニューもハズレなしの美味しさです。

お玉の形に丸く盛りつけられた龍朋のチャーハン。次々にファンを獲得し続ける、リピーター続出の龍朋のチャーハンとはどんなチャーハンなのでしょうか。

一度食べたら忘れられないという、龍朋のチャーハンの美味しさの秘密に迫っていきましょう。そこには、店主のこだわりや老舗ならではの熟練の技も垣間見えます。

龍朋のチャーハンの具は、チャーシュー、卵、長ねぎと至ってシンプルですが、チャーシューも玉子も豪快にゴロゴロと入っています。粗く角切りにされたチャーシューは柔らかくジューシーで、噛むほどに旨味が滲み出してくる龍朋自慢の品です。

そして、チャーシューと共にチャーハンに深い味わいをもたらしているのは炒め油です。龍朋では、炒め油にネギと生姜が漬け込まれたラードを使用しています。チャーハンを炒め始めた瞬間から、香ばしい匂いが食欲をそそります。

また、味付けに使用する塩も、炒って雑味を取り除いてから調理に使っているというこだわりぶり。こうした細やかなひと手間によって、世代を超えて愛される龍朋のチャーハンの味が作り出されているのです。

とりわけ男性にとっては、チャーハンはラーメンのお供といった位置づけになることもしばしば。しかし龍朋のチャーハンはボリュームが多く、チャーハンだけでお腹がいっぱいになるという人が多いのだそうです。

龍朋で初めてチャーハンを注文する場合は、大盛りやサイドメニューを注文せずに様子を見た方が良さそうです。

サイドメニューやラーメンを注文しなくてもチャーハン1杯で満足できるとあって、学生やサラリーマンにとっては財布に優しい人気のランチとなっています。また、1人前を食べきれない小さな子どもとシェアするのもおすすめのメニューです。

龍朋のチャーハンにはスープがセットになっています。このスープも、ファンの多い隠れた人気メニューなのだとか。

豚骨、鶏ガラ、かつお節、煮干し、大豆という多彩な食材からダシをとったスープは、それぞれの持ち味が調和してひとつの美味しさを創り出しています。豚骨や煮干しは臭みが出やすい食材ですが、クセを感じさせずに仕上げているところもお見事です。

ほのかな甘みも感じられる、深みのある味わいのスープはもちろんチャーハンとの相性もばっちり。スープが残り少なくなったら、チャーハンを投入してスープご飯を楽しむのもおすすめです。

1978年の創業から地元神楽坂で親しまれてきた龍朋。SNSやブログで一躍有名になったチャーハン以外にも、美味しいメニューがたくさんあります。

ここからは、龍朋に行ったらぜひ食べておきたいおすすめのメニューをご紹介します。チャーハンだけでなく、様々なメニューを味わってみてはいかがでしょうか。

チャーハンとセットになっている人気のスープをたっぷり味わうなら、ラーメンがおすすめです。なかでも店名を冠した「りゅうほうめん」は幅広い世代に人気のメニューです。

りゅうほうめんのおすすめポイントは、何と言っても野菜がたっぷり乗っているところです。キャベツやもやし、にんじん、コーンをさっと炒めて、麺が隠れるほどたっぷりとトッピング。野菜が不足しがちな一人暮らしの人には嬉しいボリュームです。

さらにチャーシュー、メンマ、うずらの卵を添えて栄養バランスもばっちり。野菜やチャーシューの旨味がスープと調和して、そのままでも美味しいスープがさらに美味しく感じられます。麺とスープの相性も良く、世代を超えて愛されていることがよく分かるメニューです。

塩ラーメンも、りゅうほうめんと並んで人気のあるメニューです。龍朋の塩ラーメンは、中華料理店によくあるタンメンとは異なるオリジナルの味。

豚骨と鶏ガラ、かつお節と煮干しからとったスープをベースに、コンソメや昆布茶を隠し味に使った塩ダレを加えた独自のスープが人気です。

さらに、トッピングには梅干しと紫蘇をプラスしてさっぱりとした味わいに。濃厚なスープの味を梅干しの風味がしっかりと引き締めて、スルスルと食べ進められるラーメンとなっています。

塩ラーメンの具は、チャーシューとメンマ、海苔というシンプルな組み合わせです。600円というリーズナブルな価格も気軽に食べられておすすめです。

「トマトたまごめん」は、店主の独創的なアイデアが発揮されているメニューです。ラーメンの上に、トマトと卵の野菜炒めをあんかけ風にトッピングしたもの。

トマトと卵という一見洋風な組み合わせですが、味付けはオイスターソースをベースとした中華風。砂糖を隠し味に、優しい味わいに仕上げています。また、小松菜が入ることで栄養面も見た目の彩りもアップしています。

スープはベーシックな醤油味。具とスープ、そして麺それぞれの味がバランス良く調和したラーメンです。女性に人気のメニューですが、男性にもおすすめです。

神楽坂の龍朋はゆったりとしたテーブル席ということもあり、ちょい飲みにもおすすめのお店です。龍朋には一品料理メニューも多く、最初の一杯からシメのラーメンやチャーハンまで美味しいちょい飲みが楽しめます。

龍朋はランチタイムから夜まで通し営業なので、昼間や夕方でも閉店時間を気にせずにちょい飲みができておすすめです。

ちょい飲みに欠かせないのはやっぱりビールです。町中華によく似合うびんビールはキリン一番搾り。中びん1本が530円です。

暑い夏には、びんビールを飲みながらにチャーハンをかきこむお客さんも多いのだとか。なお、びんビールの他のアルコールメニューは「菊姫純米酒」と「菊姫大吟醸」です。

ビールが進むと人気のおつまみは「きゅうりのクリーム和え」です。ざくざくとワイルドに切ったきゅうりをクリームで和えたシンプルなメニュー。仕上げの黒コショウがピリッと効いて、まろやかなクリームの味を引き締めています。

きゅうりとクリームというシンプルな材料で作ったお手軽なメニューでも、ファンの心をしっかりと掴む龍朋の店主の腕前はさすがの一言。龍朋では、チャーハンやラーメンを待つ間に、ビールを飲みながらきゅうりのクリーム和えをつまむ常連客の姿がよく見られます。

龍朋は、中華料理の定番メニューが美味しいことでも有名です。キャベツと豚肉が主役の回鍋肉は、テンメンジャンが効いていてビールが進む味わいです。白いご飯が食べたくなるという声も多数。

大きくざく切りにしたキャベツは、大きな口で豪快に頬張りたいもの。一皿のボリュームもたっぷりで、ちょい飲みのお供には大満足です。

もっと野菜をたっぷり食べたいという人には、肉野菜炒め820円もおすすめ。こちらはもやしが中心で、シャキシャキとした食感が小気味よくビールにもよく合います。

チャーハンに入っているゴロゴロとしたチャーシューが好きという龍朋ファンは多いですが、チキンチャーシューもビールのおつまみにおすすめのメニューです。

皮つきのチキンチャーシューは、しっとりとした仕上がりで柔らかくジューシー。ねぎを漬け込んだタレがかかっていてパンチの効いた味わいです。添えられた唐辛子ペーストをつければ、ビールも一層美味しく感じられそうです。

また、豚のチャーシューももちろんおつまみメニューにあります。チャーシューそのままを楽しむのも美味しいですが、チャーシューを細切りにしてもやしやかまぼこと和えた「チャーシューとかまぼこの辛し和え」もおすすめです。

チャーハンやラーメンを始めとした、美味しそうなメニューが勢揃いしている龍朋。神楽坂エリアでは有名な龍朋ですが、遠方から訪れる人のためにアクセス方法をご紹介しましょう。

古く趣のある町並みが「日本のパリ」と称されることで有名な神楽坂は、ドラマの舞台にもなり注目されているエリアです。神楽坂散策の休憩に、龍朋へ立ち寄ってみるのもおすすめです。

龍朋へのアクセス方法は電車が便利です。最寄り駅は東京メトロ東西線の神楽坂駅です。神楽坂駅2番の矢来町方面出口を出たら早稲田通りを左に進み、新潮文庫の看板があるカフェと赤い壁のレストラン「フィンガーズ」の間の坂道を下るとすぐ左側にあります。

都営大江戸線の牛込神楽坂駅からは、A1出口を出て大久保通り沿いを右に進み、「牛込北町」交差点を右折してしばらく進むと早稲田通りの神楽坂駅矢来口につながります。

JR飯田橋駅からは、「神楽坂下」交差点から早稲田通りに入ってそのまま進むか、「飯田橋」交差点から「筑士八幡町」交差点を経由して早稲田通りへ合流する方法があります。

なお、車でアクセスする場合は、専用駐車場がないので近隣のコインパーキングを利用することになります。

最寄りのコインパーキングは、神楽坂駅矢来口の向かいにあるタイムズ矢来町駐車場です。タイムズ矢来町駐車場の駐車料金は20分300円となっています。

龍朋の営業時間は、月曜から金曜までは11時から23時まで、土曜は11時から22時までとなっています。日曜および祝日は定休日です。

なお、龍朋では席の予約は受け付けていないようです。グループで来店する場合、店内の席で待ち合わせすることはできず、全員揃ってから店内に入ることになるので注意しましょう。

神楽坂の中華料理店「龍朋」をご紹介しました。チャーハンが有名な龍朋は、仕事の合間のランチやファミリーでの夕食、そしておひとり様でのラ飲みなど様々なシーンで利用しやすい町中華。神楽坂へ出掛けたら、龍朋に立ち寄ってチャーハンやラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。