パンニャ（般°若）は大阪福島の人気カレー専門店！おすすめメニューは？

日本全国にカレー専門店は様々ありますが、その中でもカレー好きがおすすめする店として人気なのが大阪の福島区にあるパンニャです。オーナーである芸能人の松尾貴史さんのカレー愛に溢れる店内。何年もかけて生み出された究極のカレーが食べらるパンニャについて値段やおすすめメニューなどをご紹介します。

2009年の3月に下北沢で誕生した人気カレー店のパンニャ。オーナーは芸能人の松尾貴史さんということでも話題になりましたが、一番の人気のポイントはもちろんそのカレーの味。

自他ともに認めるカレー好きの松尾貴史さんが研究を重ねて生み出したスタイルと調理法で提供されるカレーは、他のどこにもないまさにパンニャのカレーとしか形容できないユニークさです。

ちなみに店名のパンニャとは、漢字で「般°若」と表記をするほか、もともとパンニャというのは、インドの昔の言葉で「知恵」や「叡智」のことを指します。

ここからは早速パンニャの魅力についてご紹介していきましょう。店名からも分かるようにインド風のカレーではありながら、ややスープカレーっぽさもあり、昔懐かしのカレーっぽさもあるというカレー好きがこぞって絶賛するパンニャのカレー。その味は、松尾貴史さんのカレーへの愛から生まれました。

パンニャの公式サイトを見ると、まずはオーナーである松尾貴史さんの開店の挨拶が目に飛び込んできます。そしてそこにはカレーへの愛がたっぷり!

少し要約してご紹介すると、一口にカレーとは言え、ありとあらゆる種類があるカレーの中で、パンニャのカレーは、誰にでも楽しんでもらえるカレーに仕上がったとあります。

そしてカレーはおすすすめの最高食であるということにも触れられています。カレーには、インド人が生み出した温度調節の知恵、ヨーロッパ人が生み出した食を楽しむ心、中国人が生み出した漢方薬の知識、そして日本人の調和させる力が込められているというわけです。

ではそんな人気のパンニャはどういう経緯で開店することになったのでしょうか。話は15年ほど前に遡ります。当時、松尾貴史さんは落語家の春風亭昇太さんなどと共同で「bar closed」をオープンしました。そしてその店長だったのが渡辺さんです。

松尾貴史さんは子どものころから大のカレー好きだったので、自分のお店を持ったのをきっかけに、自分お店で自分の好きなカレーを食べることを考えるようになりました。

そして店長の渡辺さんと一緒にカレーのアイデアを出したり、試作をしてみるようになります。じっくりと時間をかけて煮詰めてきた理想のカレー。いつしかこれなら毎日でも食べられるというレシピが完成をしました。

そして2008年の年末。下北沢のスローコメディファクトリーというイベント酒場のマスターと話している時に、隣のお店が開くという話を聞き、そこからはとんとん拍子で話が進みます。渡辺さんなどの協力のもとパンニャがオープンしたのは、それから半年も経たない2009年の3月でした。

ここまではパンニャのオーナーである松尾貴史さんのカレー愛についてご紹介してきましたが、ここからは一度食べると病みつきになるというその人気のパンニャのカレーメニューについてご紹介しましょう。メニューはたくさんありますが、その中でも厳選したおすすめ3つです!

家庭でよく作られるような小麦粉を使ったしっかりしたカレーでもなく、完全にインド風でもないパンニャのカレー。その秘密はインドカレーをベースにしながらも日本人にとって親しみやすい出汁や醤油、バターなどを使用しているためです。

コクと旨味が凝縮されたパンニャのカレーメニューには実は小麦粉が使用されていません。カレーを食べている時は美味しいけれど後で胃もたれの原因になりがちなこの小麦粉。パンニャのカレーはいつ食べても美味しく、食べた後もすっきりしている秘密の一つが小麦粉なしの調理法です。

次からは特に人気のメニューを3つご紹介しますが、それ以外にもカレーメニューが揃っています。まずは、あまり辛いのが得意でない方へのおすすめの「優しいチキンキーマカレー」で値段は1000円です。パクチーのトッピングがあります。

子供さん連れの場合には「パンニャのお子様カレー」もおすすめです。値段は550円で化学調味料や香料などは使用されていません。

カレーは辛くなければという辛口好きにおすすめのメニューが「ほうれん草の辛口キーマカレー」です。値段は1150円。パンニャでも一番辛いこちらのメニュー、刺激的なスパイスですが旨味も感じらえると評判です。

パンニャでぜひ食べてもらいたいおすすめメニューのまず一つ目は「マハーカツカレー」です。こちらのメニューはまず見た目の衝撃がポイント。カレーの鮮やかなオレンジ色と対照的に真っ黒の物体がトッピングされています。

この黒い物体の正体は実はカツです。そしてどうして黒いのかというとイカ墨のパン粉を使用しているから!イカ墨のパン粉といってもイカ墨の味が濃厚にするわけではなく、後味がすっきりしている程度なので濃厚なカレーとのバランスが絶妙です。

一般的にカツカレーはヘビーなメニューですので男性に好まれる傾向にありますが、このイカ墨のパン粉のおかげでこの「マハーカツカレー」は女性にも大人気なのだとか。値段は1520円です。メニューの中では高い方の値段になりますが、ぜひおすすめです。

次にご紹介するパンニャのおすすめカレーメニューは「チキンカレー」で、パンニャのメニュー表にも「店長おすすめ!」との表記があるほどの一品。

チキンカレーのベースになっているのは、野菜と鶏ガラを長時間じっくり煮込んで作られたスープです。これがカレーに深みをもたらしています。そしてそこに数多くの香辛料が加わり、スパイシーながら奥行きのある味を生み出しています。

また、ごろごろっと大胆に入っている鶏肉の柔らかさも特徴的で、定番のチキンカレーながらパンニャらしい一品です。これだけ手間をかけて値段が970円というコスパの良さも注目です!

次にご紹介するメニューは「ハーフ＆ハーフ チキンと羊のキーマ」です。まず注目したいのは羊の肉です。羊というと独特の香りがあり、それが苦手という方が多いですがこのメニューの羊には臭みがなく、カレーのスパイスとの相性も抜群です。

また、羊とよいバランスをとっているのがパクチー。どちらもパンチのある食材ですが、2つが一緒になったことで更にパワーが増した感じでカレーに負けない存在感を醸し出しています。昆布などをベースにしたスープを元に作られたカレーの隠し味はなんと梅干し!他では味わえないこちらのメニューの値段は1180円です。

梅田などからも徒歩で行くことができる大阪の福島区。高層ビルが立ち並ぶエリアもありますが、少し南へと歩いていくと堂島川が流れており、実は自然も楽しむことができるエリアです。パンニャで美味しいカレーを楽しむ前や後にぜひチェックしてもらいたいおすすめの人気スポットをいくつかご紹介します。

まずは「空中庭園展望台」です。こちらの展望台はJR福島駅から北に15分ほど歩いたところにある人気のスポットで屋内にも屋外にも展望台があります。梅田の夜景はもちろん、伊丹空港まで見渡せるほどの高さがポイント。営業時間は午前9時30分から午後10時30分、チケットの値段は大人が1500円、4歳から小学生の値段が700円です。

世界最大級のプラネタリウムが人気の「大阪市立科学館」も外せません。JR福島駅からは南に13分ほど歩いた中之島エリアにあります。科学館ということで室内ですので、天候に左右されずに楽しめるのもポイントです。営業時間は午前9時30分から午後5時まで、大人の値段が600円、高校生と大学生が450円、3歳以上中学生以下が300円となっています。

最後にご紹介するのはJR福島駅の隣にあるJR大阪駅のすぐ北のスポット「グランフロント大阪」です。地上からのアクセスも可能ですが、JR大阪駅からは地下道で直結しているのも雨などの時には助かります。200を超える店舗がはいっており、ファッションはもちろん、雑貨、書店などショッピング好きにはたまらないスポット。

レストランやカフェはもちろん、世界のビールやワインが勢ぞろいしている「世界のビール博物館」や「世界のワイン博物館」も入っています。

ここまでご紹介してきたカレーの人気店パンニャですが、実は大阪の福島区にある店舗は2019年2月16日をもって一旦閉店となりました。7年間の歴史のある人気店ですので閉店間際には数多くのファンが訪れたのだとか。

パンニャの公式ウェブサイトによると、移転などの予定はまだ具体的にはたっていないとのこと。ただし、発展的なお知らせができるように努力するとの表記もありましたので、大阪福島区の店舗の再開が待ち遠しいところです。

大阪福島区の店舗が閉店している間はパンニャの味が楽しめないのかというとそうではありません。大阪周辺に住んでいる方にはアクセスが難しくなってしまいますが、東京下北沢の店舗は引き続き営業をしています。

2017年11月に以前の店舗から移転をし、さらに駅に近くなってアクセスが便利になった東京下北沢のパンニャ。

営業時間は午前11時30分から午後4時(ラストオーダーは午後3時30分)までと、午後5時30分から午後10時(ラストオーダーは午後9時30分)までとなっています。人気店ゆえ、売り切れの場合はそこで閉店となりますので、絶対食べ逃したくない場合は開店直後の来店がおすすめです。定休日は水曜日です。

最後に大阪福島区のパンニャのアクセスや住所、営業時間などの基本情報をご紹介しましょう。先ほども触れたように残念ながら大阪福島区のパンニャは現在閉店中です。店舗が再開するのは、同じ場所になるのか違う場所になるのかなどの情報はまだ発表されていませんので、旧店舗の情報をご紹介します。

パンニャの大阪福島区の店舗は非常に便利なところにありました。アクセスに便利なのは、JRの新福島駅です。駅の2番出口から地上にでると左へと進みます。セブンイレブンの前を通って少し行くと浄正橋西の交差点がありますのでそこを左へ曲がります。

するとオレンジ色のパーキングが見えてきますのでその2軒先に大阪のパンニャがありました。JRの駅からなんと徒歩で3分以内という非常に便利な立地です。

パンニャの大阪店の営業時間は午前11時から午後6時(ラストオーダーは午後5時30分)まででした。こちらも人気店だったので売り切れのために営業時間よりも早く閉店することもあったようです。定休日は火曜日と第一月曜日でした。お店が再開して新しい営業時間が発表になるのが待ち遠しいところです。

インド風のカレーに醬油を加えたり、隠し味に梅干しを使用するなど独自の絶品カレーを提供しているパンニャ。残念ながら大阪福島区の店舗はいったん閉店となりましたが、その間は東京の店舗でカレーを楽しむことができます。またレトルトのカレーの販売もありますので、大阪の店舗が再開するまではそれでパンニャのカレーを楽しんでください!