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北海道の雲海スポット!「雲海テラス」など絶景がすごい!確立や時期は?

北海道の雲海スポット!「雲海テラス」など絶景がすごい!確立や時期は?
投稿日: 2017年2月13日最終更新日: 2020年10月7日

北海道にあるリゾート地「トマム」にある雲海スポット「雲海テラス」には、ここでしか出会えない絶景があります。しかも、ある条件が揃ったときにしか会えない、まさに神様がくれた奇跡の絶景。北海道で壮大な雲の海が生み出す奇跡の絶景に会うための条件や楽しみ方を紹介します。

雲海って何のこと?見出し

雲海とは、標高の高い山などか見下ろした時に下に見える雲の海のことです。壮大に広がった雲の海に山々が島のように浮かんで見えることから雲海と言われているんです。

どうしてできるの?

夜に山間部などで雨が降った後などの湿度が高いときに、放射冷却によって地表面が冷えるとその周りの空気が冷やされてその場に冷えた空気がたまり、それが地上で発生する霧となります。その様子を山の上から見ると、場所によっては雲海に見えるんです。

どこで見ることができるの?

雲海には時期や発生する条件がありますが、国内で雲海が多く確認されているのは、北海道で言えば「トマム」。熊本県阿蘇山の「大観峰」。宮崎県にある高千穂の「国見ヶ丘」。日本のマチュピチュとして知られている兵庫県の「竹田城」などが有名です。さらに東京から一番近い雲海として埼玉県の「秩父盆地」が最近では人気になっています。

北海道では「雲海テラス」が有名見出し

北海道で雲海に出会える場所がトマムにある「雲海テラス」です。

ここから見える雲海の絶景は、まさに心に残る風景。想像以上のとっておきの世界が広がります。天空の神様になった気分になれそうです。

ただし、いつでも見えるわけではありません。雲海に出会うためには数々の条件が満たされないと見えないんです。

北海道・星野リゾート トマム見出し

雲海に出会えるスポットが北海道にある星野リゾート・トマム内にある標高1088mにある「雲海テラス」です。

星野リゾート・トマムは、北海道の中央部にある占冠村にあるリゾートで、宿泊施設、レストラン・カフェ、ゴルフ場やスキー場と言ったアクティビティな施設が充実しています。時期を問わず1年中自然に抱かれた施設で様々な自然体験ができるリゾートとして多くの人が訪れています。

星野リゾート・トマムは、トマム・ザ・タワーという特徴的なデザインのツインタワーがひときわ目立つホテルがあります。ここでは青い空に緑の大地、様々な野生動物にも会うことができる自然体験も楽しめます。

北海道「雲海テラス」で雲海を見ることができる確率は見出し

雲海の発生は天空の奇跡と言われているほどの確立。星野リゾート・トマムでは、翌日に発生する雲海の種類や発生確率を「雲海予報」として発表しています。予測が出来ても、その日の気温、湿度、風の状態などにより雲海が見えるか見えないかは紙一重とも言われるほど難しいそうです。

シーズン中は星野リゾート・トマムの公式ツイッターでお知らせもしてくれます。

雲海の発生確立はおよそ30~40%と言われています。「雲海テラス」に行けば必ず見えるということはなく、見えたら奇跡。と思っていたほうが良いかもしれません。「雲海予報」をこまめにチェックして、時期を選び出かけるのが一番かもしれません。

こんな景色が見られるなら、何度でもチャレンジしたくなるかもしれないですね。

北海道「雲海テラス」で雲海を見ることができる時期は見出し

雲海の発生条件は様々で、見えたら奇跡と呼ばれているほどの確率の低さなのですが、それだけに見えた時の感動は大きいものではないでしょうか。

この「雲海テラス」で雲海を見ることができるのは、5月~10月。雲海は早朝しか発生しないので、早起きは必須条件です。でも、こんなに素敵な雲海が見られるなら、早起きした甲斐がありますよね。

北海道「雲海テラス」で雲海を見ることができる条件は見出し

「雲海テラス」で出している「雲海予報」で出している確率は、様々な気象条件から導き出していると言われています。その条件というのは、春から秋にかけての時期に、前日に雨が降り、それが夜のうちに止み、風が全くない状態の快晴となること。これが雲海の発生するベスト条件だとか。

なかなか難しい条件なのですが、ここトマムではその条件が揃いやすいということで、雲海が見えるんです。

すべての条件が揃えば出会える北海道ここだけの絶景見出し

待ちに待ったその絶景は絵葉書を見ているよう。

圧倒的なスケールの大きさの雲海に言葉を忘れるほど。誰もが感動するこの景色。生きている間に一度は見ておきたい景色の一つかもしれません。

雲海にはタイプがあるって知ってましたか?見出し

「雲海テラス」から見ることができる雲海は3種類あります。一つは「トマム産雲海」といい、トマム山と日高山脈のような山々に囲まれた盆地状の地形に発生するタイプの雲海で、早朝の冷え込みによって現れる雲です。雲の上にニョキニョキと出ているトマムタワーが印象的な雲海です。

もう一つは「太平洋産雲海」といい、北海道沖で発生した雲が日高山脈を越えて運ばれてくる雲海で、こちらはかなりの条件が揃わないと見られません。流れ流れて来る雲海は、まるで早送りの雲を見ているようです。ふわふわの雲海は、上に立って歩いてみたくなりますね。

最後の一つは「悪天候型雲海」といい、天気が悪いときやこれから悪くなるときに出る雲海です。刻一刻と形が変わり自然の猛々しさを目の当たりにできます。天気が悪い日にこそ見ることができる雲海も、また素晴らしいのではないでしょうか。

北海道の雲海スポット「雲海テラス」見出し

「雲海テラス」には山麓のリゾートセンターからゴンドラに乗りおそよ13分乗車、標高1088mのトマム山の山頂付近にあるゴンドラ山頂駅に隣接しています。

ゴンドラを降りるとそこには広いテラス。ここが「雲海テラス」です。ここからは想像を超えるような絶景が見られるはずです。「早起きは三文の得」と言いますが、それ以上の感動が得られます。早起きした人だけが見ることができる感動を「雲海テラス」で体験しましょう。

雲海テラスの楽しみ方:てんぼうかふぇ見出し

「てんぼうかふぇ」は「雲海テラス」に併設されているカフェ。早朝で冷えた体を温めてくれるスープやコーヒーが飲めます。遠く空の彼方まで続く絨毯のような絶景を見ながらホッとする贅沢なひとときを過ごすことができます。

「てんぼうかふぇ」には、「雲海コーヒー」「雲海ココア」「雲海ソーダ」などの雲海シリーズの飲み物があります。さらに、お腹を満たしてくれる暖かい日替わりスープ、マフィンやパンなどもあり、雲海に出会えた感動をゆっくりと味わうことができます。

雲海テラスの楽しみ方:トマム山雲海登山見出し

「雲海テラス」のある山頂駅からトマム山の山頂まで標高差150m、距離約600m、所要時間およそ40分の登山コースがあります。トマム山山頂からは360°の大パノラマを望むことができます。

「雲海テラス」が雲に覆われた雲中であっても、運が良ければ頂上からは雲海に囲まれた世界を見ることができるかもしれません。あきらめずに、山頂まで登ってみましょう。

雲海テラスの楽しみ方:雲海ガイド見出し

「雲海テラス」では、シーズン中は毎日「雲海ガイド」が雲海の解説をしてくれます。毎朝4時45分~、5時15分~、5時45分~の約10分間、雲海のことが良く分かる解説です。もちろん雲海が出ていない日でも、何故雲海が発生しないのかも説明をしてくれるそうです。

雲海テラスの楽しみ方:日の出見出し

雲海と共に是非楽しんでほしいのが「日の出」。雲海が出ていれば、光り輝く朝日に赤く照らされた雲海と、日の出とともに刻々と変わる景色に魅了されることは間違いなしです。

もしも雲海発生確率が低く雲海を見ることができなくても、晴れていたのなら東の空から上るご来光が見れるはずです。雲のない壮大な景色と朝日を見るだけでも感動するに違いありません。

日の出前に「雲海テラス」に到着していれば、ディープブルーの中、静かに広がる雲海と夜空に広がる星、雲海のかなたが少しずつ彩られていく姿は、まさに絶景。

今までに見たこともない景色に感じたこともない感動に言葉を失うはずです。これこそまさに心に残る景色と言えるのではないでしょうか。

雲海テラスの楽しみ方:クラウドウォーク見出し

「雲海テラス」には気軽に雲の上を歩ける「クラウドウォーク」が設置されています。

山の斜面にせり出した雲の形をしたデッキで、雲海を眺めるだけではなく、まるで空中散歩をしているような感覚が体感できます。

雲海テラスの楽しみ方:雲海ヨガ見出し

「雲海テラス」では、壮大な雲海を見ながら短時間でリフレッシュできる「雲海ヨガ」を開催しています。簡単な呼吸法とストレッチを組み合わせたシンプルなヨガで、誰でも気軽に無料参加できるので、是非体験してみてください。

雲海テラスの楽しみ方:雲のゆうびん屋さん見出し

「雲海テラス」に向かう雲海ゴンドラの乗車券が切手不要の「雲海思い出はがき」というポストカードになっています。「雲海思い出はがき」をここに設置されている雲海ポストに投函すると世界中どこにでも雲海の思い出を届けることができます。

この雲海ポストがある場所が「雲のゆうびん屋さん」という名前。ここにある雲海ポストは青い空と同じ青いポストなんです。雲のゆうびん屋さんには他にもたくさんのポストカードが販売されており、雲海の素晴らしさ、みんなに報告するのも良いですね。

冬の北海道限定:霧氷テラス見出し

「雲海テラス」は冬の氷点下の時期になると「霧氷テラス」に変わります。冬の間は見ることができない雲海の代わりに、山々にある木に氷が付着する現象の多くの「霧氷」を見ることができます。天気の良いときには、気に付着した氷に太陽が写り込み、キラキラと輝き、それが空の青さにまぶしいくらいの素敵な景色です。

雲海とはまた違った景色が楽しめる冬限定の「霧氷テラス」もおすすめです。こちらは雲海のように確立にこだわる必要はないのも嬉しい。

ここから雲一つない空に映える真っ白に雪化粧したトマムを眺めるのも気持ちが良いんです。

なんと冬の霧氷テラスには氷でできた椅子もあるんですよ。

北海度旅行には雲海テラスも組み込みたい見出し

同じ表情を2度見ることはないと言われる雲海。一度みればきっとあなたも虜になるはずです。北海道旅行を計画の方は是非ここ「雲海テラス」も予定に組み込んでみてください。宿泊を伴わず日帰りでも楽しめるので、発生時期を選び、「雲海予報」の確率を確かめて、早起きしていくのが必須条件です。

「雲海テラス」詳細

所在地:北海道勇払郡占冠村中トマム 営業期間:5月中旬~10月中旬 営業時間:AM5:00~AM7:00 (6月~8月はAM8:00まで営業・9月以降はAM4:30より営業) 雲海ゴンドラ往復:大人 1,900円/小学生 1,200円/ペット(犬のみ) 500円

「雲海テラス」まとめ見出し

自然が作り出す必ず見られるものではないという雲海。確立30~40%の奇跡を信じて、「雲海テラス」へ行ってみませんか。もし見ることが出来たら、それはきっと神様からのご褒美だと思っても過言ではないかもしれないですね。

投稿日: 2017年2月13日最終更新日: 2020年10月7日

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