カナダ留学の費用やビザなどについて徹底解説!
これからの国際社会において英語が話せるということは必須条件である業界も少なくはありません。そんな中、注目を集めているのはカナダに高校留学や大学留学をするという方法です。この記事では、どうして留学先にカナダがおすすめなのかについて費用やビザのシステムなども含めてご紹介します。
カナダの基本情報
カナダ留学について具体的な費用やビザのご紹介をする前に、カナダについての基本情報をご紹介しましょう。
秋になると見事な紅葉でも有名なカナダ。東京からバンクーバーまでは飛行機で8時間、トロントとなると13時間の距離ですが、日本からの観光先として安定した人気を誇る国でもあります。
カナダの面積と人口
カナダと言えば広大な国土を誇る国というイメージがありますが、実際のところ面積はどのぐらいなのでしょうか。カナダの面積は998.5万平方キロメートルで、国別ではロシアに次いで世界2位です。日本と比べるとなんと約27倍となります。
そしてカナダの人口は約3724万人で、日本の約4分の1ということになります。そのうち約590万人がトロント都市圏に住んでいます。
カナダの気候
カナダと言えば極寒というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の27倍という広大な国土を誇る国ですから、どの都市に住むかで気候はだいぶ異なります。
例えばバンクーバーは東京と同じような天気ですし、トロントは札幌と緯度がほぼ同じですので天候的にも似ています。カナダの中西部はかなり寒さが厳しく、真冬には連日マイナス10度以下という日々が続きます。
カナダの言語
カナダの公用語は英語とフランス語です。といっても、フランス語が第一言語として使用されているのはケベック州の一部のみで、基本的には英語となります。
日本の英語教育は主にアメリカ英語で行われていますが、カナダの英語はスペルなどはイギリス英語と同じです。
また、カナダは移民国家ですので、街中を歩いていると英語だけでなく中国語やヒンディー語、スペイン語やポルトガル語などなど、ありとあらゆる国の言葉が聞こえてきます。
カナダの治安
留学をしようと考える時に気になるのはその治安です。カナダと言えば治安がいいというイメージがありますが、日本と比較すると犯罪発生率は高いですので注意が必要です。
ただ、アメリカなどと違って銃規制がなされているので、銃を使った犯罪は少ない傾向にあります。フレンドリーな国民性もあり油断しがちですが、暗くなったら一人で歩かないなど危機管理はしっかりと行う必要があります。
カナダの物価
カナダの物価ですが、全体的な物価としては日本よりやや高い程度です。外食は日本に比べてかなり割高になりますが、スーパーなどで食材を買って自炊をする分には日本と同じぐらいの感覚です。
ただし、この物価には都市によっての差が非常に大きく、大都市であるトロントやバンクーバーは高い傾向にあります。また、サービスに対してはチップを払う習慣もあります。
カナダ留学の魅力
広大な国土に治安のよさもあって年々人気が高まっているカナダ。ここからは留学先としてのカナダの魅力をご紹介していきましょう。
英語を公用語としている国はカナダの他にもイギリスやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど多くありますが、どうしてカナダ留学がおすすめなのでしょうか。
なまりの少ないきれいな英語
カナダ留学をおすすめする一番の理由はその英語です。英語を習得するならきれいな英語を習得したいというのは誰もが思うことです。
イギリスアクセント、オーストラリアアクセントなど、一口に英語といってもそれぞれの国によってなまりがありますが、カナダはそれが少ないと言われています。
教育水準の高さ
カナダの教育レベルは世界でもトップクラスであるのも留学先としておすすめの理由の一つです。2010年度の経済協力開発機構による「世界の国々の教育水準ランキング」によると、高等教育修了者の割合が世界で一番高かったのが実はカナダなのです。
また、小学校から高校までの学費が無料であるなど、国を挙げて教育に力を入れている点も大きな魅力です。
ワーキングホリデー制度の充実
また、日本とカナダはワーキングホリデーの協定を結んでいるのもポイントです。年齢制限はありますが、1年間現地でアルバイトなどをしながら滞在することが可能な制度です。
現地のレストランなどで働きながら英語力を伸ばし、アルバイト代までもらえてしまうわけですから、こんな素晴らしい制度を利用しないわけにはいきません。
英語とフランス語の2カ国語留学が可能
カナダの公用語は英語とフランス語です。よって、カナダで販売されているほとんどの製品は英語とフランス語の2か国語表記になっています。
また、モントリオールやケベックなどに行くと、英語よりもフランス語が多く使われいる地域もありますので、頑張ってどちらも身に付けたいという方にはおすすめです。
カナダの高校留学にかかる費用
ここからは実際にカナダに留学するとどのくらいの費用が掛かるのかをご紹介していきましょう。初めはカナダに高校留学をした場合の費用からです。
英語に限らずどんな語学でも年齢が早いほど身に付けやすいと言われています。その意味で高校から留学するとかなり高度な英語を身に付けられることが期待されます。
期間別の留学費用の目安
まずはカナダに高校留学した場合、どのくらいの費用がかかるのかを期間別にご紹介しましょう。
一口に高校留学の費用といっても公立高校に留学するのか、私立高校に留学するのかで学費は大きく異なりますし、物価の高めなトロントやバンクーバーに滞在すればそれだけ雑費がかかりますので、大体の目安としてとらえてください。
カナダの高校に1か月間留学する場合は、約30万円から50万円かかります。そして3か月の場合は約80万円から100万円です。
もう少し留学期間が長くなり、半年になると約100万円から200万円。1年になると約250万円から500万円となります。
公立高校と私立高校の費用の違い
カナダに高校留学を考える場合、まずは公立高校にするのか私立高校にするのかを考えなければなりません。カナダでは公立高校の数に比べて私立高校の数が少ないので、一般的に私立高校に留学する方が狭き門です。費用に関しても私立高校の方が倍近くかかることもあります。
カナダの高校留学の費用の詳細
カナダに高校留学した場合の費用の概算についてご紹介してきましたが、ここからはその費用の詳細についてご紹介していきましょう。
高校留学といってもそのスタイルは千差万別です。少しでも無駄な費用を抑えるため、自分はどんなスタイルの留学を望んでいるのかをイメージしておくと効率よくお金を使うことができます。
渡航費
まずは渡航費です。カナダのどの都市に留学するかによってかなり差がでますが、一般的にはエコノミークラスでの渡航の場合は10万円から20数万円となります。
時期によっても渡航費に大きく差がでますので、費用を節約したい場合は夏休みやクリスマス、年末年始は避けるのがおすすめです。また、カナダの紅葉のシーズンも値段が高くなる傾向にあります。
学費
次にご紹介するのは費用の中でも一番多くを占める学費です。公立高校に留学するか私立高校に留学するかで差がでるところでもあります。
大体の目安として、公立高校に留学した場合は、1年間で約100万円から150万円、私立高校に留学した場合は約150万円以上となります。バンクーバーやトロントなどの大都市以外で留学する場合はこれよりも費用が抑えられることが多いです。
教材費
教材費は公立高校に留学するのか私立高校に留学するのかでかなり異なります。というのは、カナダの公立高校の場合は教材費は基本的に無料となっているためです。
そして私立高校に留学する場合は教材費は約3万5000円からとなっていますが、どのようなカリキュラムを履修するのかなどによって大きく差が出てきます。
制服代(私立の場合)
日本の高校は制服を採用しているところが多いですが、カナダの場合は公立高校は私服ですので制服代がかかりません。
私立高校は制服を採用しているところがほぼ100パーセントで、その利用は最低でも約2万5000円からとなっています。
滞在費(寮/ホームステイ)
カナダ留学で一番大切なのは学校選びですが、生活に大きくかかわる滞在先も大切です。特に親御さんは日本、子供さんだけがカナダという留学中、安心できる寮やホームステイ先を選びたいものです。
留学中の滞在に掛かる費用は、一般的には月に約8万円前後となります。エージェント等にホームステイ先を探してもらう時にはその費用もかかることになります。
交通費
次にご紹介するのは交通費です。例えばトロントの場合は、バスや地下鉄は距離制ではなく回数制となっており、1回で約300円です。1か月乗り放題のパスを購入すると約15000円となりますが、13歳から19歳は割引があり約12000円となります。
バンクーバーだとこれよりも少し安くなり、他の都市だと更に安くなる傾向があります。タクシーの場合は初乗りが約300円とチップになります。
生活費・おこづかい
次にご紹介するカナダ留学の費用は生活費とおこづかいです。これは個人の生活スタイルによって大きく異なる部分ですが、休みの日にあまり外出をしない場合なら月に1万円もあれば十分でしょう。
学校の後に映画を見に行ったり、コーヒーを飲みに行ったりするような生活の場合は3万円ほど考えておくと安心です。また、最近では必需品となった携帯電話。契約のプランにも寄りますが月に3000円から5000円程度必要です。
ビザ申請費
カナダに高校留学をする場合のビザですが、実は6か月間未満の留学の場合は学生ビザではなく観光ビザでの留学が可能です。つまり日本のパスポートさえ持っていれば滞在できるので、費用はeTA(電子渡航認証)の7ドル分となります。
6か月以上の留学の場合は、学生ビザを申請する必要があります。留学予定の高校から入学許可証を貰って学生ビザを申請することになります。費用は150ドルです。
海外留学保険費
カナダ留学に限らず、海外に長く滞在する時には万が一病気になってしまった時のことも考えておかなければなりません。留学の場合は、海外留学生向けの保険に入るのがおすすめです。
保険の費用は保険会社によって様々ですが、日本の保険会社よりカナダの保険会社の方が費用が抑えられるのでおすすめです。一例を挙げると、1か月で約50ドル、1年で約560ドルほどで保険に入ることができます。
カナダの大学留学にかかる費用
次にご紹介するのはカナダに大学留学した場合の費用です。高校に比べてより専門的なことを学ぶのが大学。
より専門的な英語を身に付けるとともに、将来カナダで働きたいと考えていたり、永住権を獲得したいと考えている方には特におすすめの留学方法です。
期間別の留学費用の目安
まずはカナダに大学留学した場合、どのくらいの費用がかかるのかを期間別にご紹介しましょう。大学ともなると本格的な留学が中心となりますので、期間も必然的に長くなる傾向にあります。
大体の目安ですが、カナダで大学留学を半年すると約130万円から230万円。1年間となると約250万円から450万円となります。
現地の学生と留学生の学費の違い
留学生を多く受け入れているカナダの大学ですが、実は現地の学生が払っている学費と留学生が払っている学費には違いあります。
どの大学のどの学部で学ぶかにもよりますが、現地の学生は留学生の約半分、場合によっては約四分の一の学費ということもあります。
コミュニティカレッジや語学学校との学費の違い
もともと教育水準の高いカナダですから、大学で学ぶ内容も必然的に高度なものとなります。それを英語でこなすわけですから、高い英語力が求められます。もし英語力に自信がない場合は、大学に行く前にカレッジや語学学校へ行くという方法もあります。
まずは語学学校でしっかりと英語を身に付けカレッジに入り、その後大学へ編入したり入学したりするのが一般的で、それぞれ1年間の学費は語学学校で約100万円から、カレッジで約120万円からとなります。
カナダの大学留学の費用の詳細
ここからは実際にカナダの大学に留学した場合、どのくらいの費用が掛かるのかをご紹介していきましょう。
カナダ国内には約90の大学があり、その多くが州立大学となっています。入学も卒業も大変難しいですが、将来的には移民への道も開けるとあって意識の高い留学生が多い傾向にあります。
渡航費
まず初めにご紹介する費用は渡航費です。これは高校留学の項目でご紹介した金額と変わりはなく、エコノミークラスでの渡航の場合は10万円から20数万円となっています。
大学留学の場合は夏休みが長期になります。日本への一時帰国を考えて居る場合はその費用も考慮に入れる必要があります。
学費
カナダの大学留学で一番大きな出費になるのが学費です。日本だけでなくカナダも大学の学費は少しずつ上がっている傾向にありますが、1年間でいうと平均約230万円となります。
ただ、カナダは州によって大きく学費が変わります。例えばトロントのあるオンタリオ州になるとほぼ300万円になるのに対し、ニューファンドランド州になると約100万円となります。
本・教材費
日本の大学でも教材費はかなり高くなりますが、カナダの大学でも同じような傾向です。平均では約6万円ほどの費用が掛かります。
ただし学ぶ分野によっても大きな差があり、コンピュータ関係だと約5万円ほどに対し、ビジネスや芸術系などは約8万円を超えることもあります。
滞在費(寮/ホームステイ/シェアハウス)
次にご紹介するのは滞在費です。高校生の場合は寮やホームステイが多いですが、大学留学となるとカナダ生活に慣れるまではホームステイをし、その後は費用も抑えられるシェアハウスに移ることも多いです。
トロントやバンクーバーの場合、1か月の目安では最低でも約7万円は必要だと考えておくのがおすすめです。
課外活動費
カナダの大学には日本の大学と同じように課外活動があります。大規模な大学になればなるほどその選択肢は増え、積極的に参加することで友人作りやネットワーク構築にもつながります。
そんな課外活動に掛かる費用は一年間で約1万5千円ほどです。演劇やサッカーなど興味のあるものに積極的に参加してみるのがおすすめです。
交通費
カナダに大学留学をする時の交通費ですが、これも高校留学と同じぐらいの費用になります。トロントの地下鉄やバスの乗り放題が約15000円で、バンクーバーはこれよりも割安です。
トロントの場合は19歳までは学生割引がありますが、それ以降は大学生でも大人と同じ料金を払う必要があります。
生活費・おこづかい
高校生に比べると大学生になると留学生と言えども生活にはかなりの自由度があります。一口に生活費やおこづかいといってもそのスタイルによってかなりの差が出てきますが、あるデータによると一般的な大学生の年間のお酒に掛かる費用は約5万円とあります。
学生ビザであっても制限内であればアルバイトをすることも可能ですので、現地で稼いだ分をおこづかいに充てることも可能です。
ビザ申請費
カナダの大学で半年以上学習する場合は学生ビザを申請する必要があります。一般的に学生ビザを呼ばれることが多いですが、正式には就学許可証と言います。
オンラインでも郵送でも申し込むことのできるこの学生ビザ。費用は150カナダドルです。ビザの申請にはカナダの大学からの入学許可証などが必要となります。
海外留学保険費
万が一のケガや病気に備えて入っておきたいのが海外留学保険です。こちらも高校留学の時と同じように日本の保険会社に比べ、カナダの現地の保険会社の方が保険費が安くなります。
一例で言うと、日本の保険会社だと1年間で約13万円ほどですが、現地の保険会社だと同じような補償内容で約5万円ということもあります。
カナダ留学のビザの種類と申請方法
カナダの高校や大学に留学する時、6か月以内であれば観光ビザで滞在が可能なのでビザの申請の必要はありません。しかし長期となると学生ビザの申請が必要となります。
ここからはそんな観光ビザや学生ビザなど、カナダ留学の時にぜひ知っておきたいカナダビザについてご紹介します。
観光ビザ
カナダに短期に滞在するときにおすすめなのが観光ビザです。実は観光ビザはビザという名前ではありますが、正確にはビザがない状態です。つまり、あらかじめ何も申請していない状態で日本パスポートでカナダに入国すると貰えるのが観光ビザ、つまり滞在者許可証なのです。
ただし、2016年からはeTA(電子渡航認証)が必要になりましたので、カナダに入国する前には取得をしておかなければなりません。費用は7カナダドルです。
観光ビザの特徴
観光ビザの一番の特徴は申請がいらないという点です。したがって費用も発生しませんので、短期でカナダに留学したい場合にはぴったりです。
しかし、期間が半年までとなっていますので、腰を据えて長期に留学したい際には不適切となります。また、学生ビザへ切り替えたい場合はカナダからいったん出る必要がありますので、その費用がかかります。
観光ビザの申請方法
カナダの観光ビザは日本パスポートでカナダに入国すると貰える許可証のことですので、事前の申請は必要ありません。
eTA(電子渡航認証)の申請は、すべてオンラインで行うことができます。順調に申請が進めば5分ほどで完了する手続きですが、まれに追加書類が求められることがありますので、早い目の申請がおすすめです。
学生ビザ
次にご紹介するのは学生ビザです。少し前の項目でも触れましたが、学生ビザというのは通称で正式には就学許可証と言います。
半年以上カナダで学校に行く場合に必要なビザで、高校や大学などでフルタイムで学習している場合は、就労許可証がなくても週20時間までならアルバイトが可能となっています。
学生ビザの特徴
学生ビザの一番の特徴は長期で留学が可能という点です。また、留学期間を延長したくなった時でもカナダ国内でビザの延長が可能です。
ビザの申請から発行までに平均で2か月ほどかかるので、留学をしたい学校が決まったらすぐに手続きを開始するのがおすすめです。申請料は150カナダドルです。
また、2018年12月31日以降の学生ビザ、ワーキングホリデービザには、バイオメトリクス登録が必須となりました。バイオメトリクスとは顔写真と指紋のことで、費用は85カナダドルとなります。
学生ビザの申請方法
学生ビザの申請は、以前はすべてオンラインで可能でしたが、バイオメトリクス登録が義務付けられてからは東京のカナダビザ申請センターへ赴く必要があります。
流れとしては、カナダ政府のサイトでIEC認証の質問に答えて個人認証コードを貰います。それをもとにIRCCのサイトに行き、MyCICアカウントを作成します。
そしてそのアカウントから大学の就学許可証や残高証明書などを提出し、ビザとバイオメトリクスの費用を支払います。
その後、東京のカナダビザ申請センターでバイオメトリクス登録をし、ビザの許可が下りることになります。
ワーキングホリデービザ
観光ビザや学生ビザでは働くことが出来なかったり、週20時間までと制限がありましたが、その制限がなくアルバイトとしても、正社員としても働くことができるのがワーキングホリデービザです。
ビザの期限は最長で1年間。年齢制限はビザ申請の時点で18歳以上30歳以下となっているほか、同じ国でワーキングホリデービザを取得できるのは1回のみです。
ワーキングホリデービザの特徴
ワーキングホリデービザの一番大きな特徴は働くことができるという点です。また、ワーキングホリデービザでも半年までは学校に通うことも可能です。
カナダで働きたいといっても、労働ビザを取るのは非常に困難です。そんな中、年齢制限に引っかからず、最低2500ドルの資金があれば申請することのできるワーキングホリデービザは非常に大きなチャンスとなります。
ワーキングホリデービザの申請方法
カナダのワーキングホリデービザはオンラインで申請が可能です。まずはカナダ政府のサイトでIEC認証の質問に答えて個人認証コードを貰います。それをもとにIRCCのサイトに行き、MyCICアカウントを作成します。そしてそのアカウントから必要書類を提出します。
するとカナダ政府から招待状がオンラインで送られてきますので、30日以内にワークパーミット申請を行ってください。そして、各種費用を払います。プログラムの費用が150カナダドル、バイオメトリクス費用が85カナダドル、ワーキングホリデーオープンワークパーミット費用が100カナダドルです。
その後、またアカウントにバイオメトリクス提出の依頼が来ますので、それを持って東京のカナダビザ申請センターへと赴きます。
カナダ留学におすすめの都市7選
カナダ留学についてどうしてカナダがおすすめなのか、高校と大学に留学した場合の費用などについてご紹介してきましたが、ここからはカナダの各都市についてご紹介しましょう。
日本の27倍もの国土のカナダ。西部なのか東部なのかで気候もだいぶ違います。それぞれの都市の特徴をしっかり調べ、どこに行きたいのかを考えるのがおすすめです。
トロント
まず初めはトロントです。カナダ東部に位置するトロントはカナダ最大の都市で経済の中心でもあります。東京から直行便で約13時間です。
大都市なので住宅費や生活費などは全般的に高いですが、移民が非常に多いので世界各国の文化に触れ合えるという利点があります。また、ニューヨークも近いので週末を利用しての旅行も可能です。
バンクーバー
次はバンクーバーです。トロント、モントリオールに次いで3番目に大きな都市で非常に美しい街並みが特徴的です。
カナダ国内の大都市中では日本に一番近く、直行便だと8時間ほどで日本に行けるのが魅力的です。また、日本のものを扱うお店も多いので、ホームシックになる心配もありません。
モントリオール
カナダの東部にあるのがモントリオールです。ケベック州で一番大きな都市で、旧市街には歴史的な建物が多く、歩いているだけでも楽しいエリアです。
カナダの他の大都市に比べると少し物価が安いので、費用を節約しながらも便利な生活ができるのが人気のポイント。フランス語圏でもあるので、英語とフランス語の同時習得も夢ではありません。
ビクトリア
バンクーバーからフェリーに乗って4時間ほどで到着するのがブリティッシュコロンビア州の州都であるビクトリアです。以前はイギリスの植民地であった名残でイギリスの文化があらゆるところに息づいています。
コンパクトな街ですが、どこを歩いても非常に美しく整備されており、大都会が苦手という方におすすめの街です。また、気候も比較的穏やかです。
オタワ
次にご紹介するのはカナダの首都であるオタワです。博物館や美術館が数多くある学術都市としても知られており、街中に公園も多いです。
オタワの中心部はそこまで大きくありませんが、生活に必要なものはなんでも揃います。トロントからバスで3時間ほどで行くことができます。
カルガリー
カナダの中西部にあるアルバータ州の中で一番大きな都市がカルガリーです。冬の寒さは非常に厳しいですが、ウインタースポーツをする方には最適!
都市の規模としてはカナダで5番目に大きいのですが、留学生の数はだいぶ少ないので、現地の人との交流がしやすいというも魅力です。また物価も他の都市に比べるとかなり安いです。
ウィスラー
最後にご紹介するのがウィスラーです。バンクーバーから車で2時間ほどで行けるウィスラーは世界的にも知られているスキーリゾートです。
リゾート地ということで語学学校は少ないですが、治安がいいのがポイントです。また、スキーなどのインストラクターの資格を取りたい方にもおすすめです。
カナダ留学をしたら将来はカナダの永住権?
大自然に囲まれた美しいカナダ。教育水準も高く、生活の質ランキングでも世界上位の都市が多くあり、カナダ留学の後はそのままカナダで働きたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そうなると将来的にはカナダの永住権のことを考える必要が出てきます。移民国家であるカナダですが、永住権となると長期的な準備が欠かせません。少しでも可能性があるのであれば、下のリンクにあるような情報を少しずつ収集しておくのがおすすめです。
費用をチェックしてカナダ留学の準備をしよう!
他の英語圏に比べるとなまりの少ない英語、比較的安い物価、穏やかな国民性など多くの魅力があるカナダ留学。移民国家なので、世界中から来た人と知り合うことができるというのも大きな魅力でもあります。海外に行くとなると不安も多いですが、費用やビザなどしっかり下調べをしてカナダ留学を成功させましょう!
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