横浜中華街周辺のおいしいラーメン店9選！人気店のおすすめメニューも紹介

横浜中華街といえば、点心や豪華な中国料理が人気ですが、実はおいしいラーメンが食べられるお店がたくさんあります。

ここでは中国で有名な蘭州牛肉拉麺やビャンビャン麺が食べられるお店、坦々刀削麺の人気店など、いろいろなラーメン店を紹介します。

横浜中華街は神奈川県横浜市中区の山下町一帯に広がるチャイナタウンです。その歴史は古く、横浜が開港した1859年まで遡ることができます。

この地区一帯には中国からの貿易商が多く住み、関帝廟や中華会館、中華学校などが作られました。現在は飲食店も多く、関東の人気観光スポットとなっています。

横浜中華街は、神戸・長崎と並ぶ日本三大中華街の一つです。中でも最も大きいのが横浜中華街で、6000人を超える中国人が住んでいます。

横浜中華街には500店以上の店舗があり、日本だけではなく東南アジア最大の中華街で、海外からの観光客も多く訪れます。

横浜中華街は横浜の定番観光スポットです。中華料理店の他、中国雑貨を売る店が多く並び、グルメもショッピングも楽しめます。

食べ歩きが楽しいスポットで、今流行のタピオカ、焼き小龍包、ブタまん、北京ダックのテイクアウトなどいろいろなグルメが楽しめます。

横浜中華街といえばランチの飲茶は中華料理店が有名で、おいしい中華料理を目的に訪れる人が多い観光スポットです。

しかし中華料理だけではなく、絶品ラーメンも多く、本場中国の人気ラーメンから横浜家系ラーメンまでバラエティに富んだラーメンが楽しめます。

まず最初に紹介する横浜中華街周辺のおいしいラーメン店は、あっさり系のラーメンです。鶏ガラのあっさりとしたラーメンは食べやすく、根強い人気があります。

ここでは、横浜中華街の下前商店と、塩ラーメンで有名な塩らー麺 本丸亭 横浜元町店の2軒のラーメン店を紹介します。

下前商店は横浜中華街の裏路地にある人気ラーメン店です。鶏べースのあっさりとしたスープがおいしいと、人気があります。

麺は細めの縮れ麺で、どこか懐かしい味わいがする醤油ラーメンです。メニューはラーメンは790円、ワンタンメン970円、カレーラーメン970円などです。

こちらのお店に1番人気はワンタンメンです。お店で手作りするワンタンメンは肉がぎゅっと詰まっていて、スープとの相性も抜群です。

ワンタンメンの他、カレーラーメンも人気があります。スパイスがピリッと効いたおいしいラーメンで、食欲が落ちる暑い夏にもおすすめです。

下前商店の営業時間は11時から15時です。ただしスープがなくなり次第、閉店となるので早めに来店してください。

定休日は月曜日で、月曜が祝日の場合は翌日が休みとなります。カウンターのみ9席のお店で、全面禁煙です。

下前商店のアクセスはみなとみらい線元町・中華街駅から徒歩4分です。駅の元町方面出口を出て、元町商店街を進みます。

GAPの角を左に曲がり100メートルほど進んだところにある階段を下りた地下に入口があります。駐車場はありません。

塩らー麺 本丸亭は横山元町の他、厚木や川崎などにも店舗がある人気店です。「日本で一番おいしい塩ラーメン」などにも選ばれたことがあります。

白い壁のおしゃれな外観のお店で、女性でも入りやすいラーメン店です。平日のランチは行列ができることもあります。

こちらのお店のおすすめは、ベーシックなベーシックな本丸塩らー麺で、値段は750円です。平打ち縮れのもちもちとした食感の麺で、あっさりとしたスープとの相性も抜群です。

具にチャーシュー、春菊、ワンタン1個が入っています。味玉をプラスするのもおすすめです。その他のメニューは、赤丸塩らー麺900円、鶏三昧塩らー麺1000円などです。

塩らー麺 本丸亭 横浜元町店の営業時間は、ランチ11時から15時、ディナー17時から深夜0時までです。

定休日は月曜日で、月曜が祝日の場合は翌日が休みとなります。カウンターのみ12席のお店で、全面禁煙です。

塩らー麺 本丸亭 横浜元町へのアクセスは、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩4分となります。

駅を出て横浜元町商店街をまっすぐに進み、最初の四つ角を左に曲がります。元町仲通の次の次の通りを右に曲がって、3分ほど歩いたところにあります。

続いて辛いラーメンがお好きな方のために、横浜中華街周辺でおいしい辛い系ラーメンが食べられるお店を紹介しましょう。

坦々麺が人気の西安刀削麺 麺王翔記、中華街で唯一の蘭州ラーメンが食べられる蘭州牛肉拉麺 東珍味小籠包、スーラーラーメンが人気の中国ラーメン 揚州商人の3店です。

西安刀削麺 麺王翔記は四川料理と刀削麺の人気店です。刀削麺とは中国西安が発祥とされ、大きな包丁で生地を削るようにしながらスープに入れます。

こちらのお店でもカウンターに座ると、食にが麺を削る様子を見ることができます。麺は1センチから1.5センチほど幅がある太麺で、不揃いなのが特徴です。

こちらのお店の1番人気は坦々刀削麺です。芝麻醤を効かせたコクのあるスープで、しびれ感は少な目なので、辛いラーメンが苦手な方でも食べることができます。

麺は形が不揃いで、細いところと厚みがあるところがあり、違った食感が楽しめます。値段は900円で、その他、やわらか牛バラ刀削麺900円や豚バラ角煮入り刀削麺900円などもおいしいと評判です。

西安刀削麺 麺王翔記は横浜中華街の瑞利ビル1階にあります。定休日は水曜日で、水曜が祝日の場合は翌日が休みとなります。全20席のお店で、全面禁煙です。

営業時間は11時から22時で、平日の15時から17時は休憩時間となります。定休日は水曜日で、水曜日が祝日の場合は翌日が休みになります。

こちらのラーメン店のアクセスは、みなとみらい線元町・中華街駅1番出口から1分です。駅を出たら、横浜中華街東門の交差点へ進み、そのそばにお店があります。

北京飯店の隣に店舗があります。駐車場はないので、車でアクセスする場合は近くのコインパーキングを利用するといいでしょう。

こちらのラーメン店は横浜中華街で唯一の蘭州ラーメンです。蘭州牛肉拉麺はやや太めの麺で、スープはあっさりとした醤油味です。

独特の中華スパイスが効いていて、好き嫌いが分かれるところですが、蘭州ラーメンが好きな方にとっては、とても人気があるおすすめ店です。

ビャンビャン麺は最近香港で流行している幅広の麺で、こちらのお店では厨房で手打ちで作っています。長さが70センチもあり、厚みがありモチモチとした食感が特徴です。

ビャンビャン麺は打ち立てを食べることができるため、注文してから出て来るまで時間がかかります。牛肉麺をビャンビャン麺に変更することもできます。

蘭州牛肉拉麺 東珍味小籠包の営業時間はランチ11時から15時、ディナー17時から22時となっています。

定休日は木曜日で、木曜が祝日の場合は翌日が休みとなります。カウンターのみ9席のお店で、全面禁煙です。約70席ほど座席があります。
 

蘭州牛肉拉麺 東珍味小籠包へのアクセスはみなとみらい線元町・中華街駅から約5分です。石川町駅から約5分となります。

駅を出たら横浜中華街に入り、中華街大通りを進み中山路を曲がり、横浜関帝廟の手前にあります。ヨコハマおもしろ水族館のすぐそばです。

中国ラーメン揚州商人は、中国情緒あふれる中華料理店で、本格的な揚州料理を味わうことができます。関東を中心に多くの店舗を展開しています。

こちらのお店は多彩なラーメンが揃っています。バーコーラーメン、スーラーラーメン、坦々麺の他、定番の醤油ラーメンや野菜ラーメンなどもあります。

こちらのお店で最も人気があるラーメンはスーラータンメンです。麺は刀切麺・揚州麺・細麺の3種類から選ぶことができます。

高級黒酢を使った芳醇な香りと酸味楽しむことができ、暑い夏でも食べやすい人気麺です。夏限定の冷やしトマト麺もおすすめです。

中国ラーメン揚州商人 横浜スタジアム前店の営業時間は11時から翌4時までです。深夜まで営業しているので便利です。

こちらお店は定休日はなく、年中無休で営業しています。横浜には港北店、新横浜店などもあります。

中国ラーメン揚州商人 横浜スタジアム前店へのアクセスは日本大通り駅3出口をから横浜スタジアムを目指し、約3分ほどです。

大さん橋入口交差点を右に曲がり、まっすぐ進んだところにあります。わかりやすいので、迷うことはないでしょう。

続いて、横浜中華街周辺のおいしい家系ラーメン店を2選紹介します。テレビでも紹介されたことで人気がある吉壱家は、新濃厚豚骨味噌らーめんが人気です。

らーめん 鹿島家 石川町店は吉壱家よりもあっさりとしたスープが特徴で、こってり系のラーメンが苦手な方にも人気があります。

らーめん 鹿島家 石川町店はあっさりめの家系ラーメンです。入口の券売機で食券を買って、注文するスタイルとなります。

メニューはラーメン600円、チャーシューメン830円、ネギラーメン830円、みそネギ麺950円で、太麺・細麺から選ぶことができます。

家系ですが、比較的あっさりとして食べやすいのが特徴です。こってり系のラーメンが苦手な方にもおすすめです。

麺は太麺か細麺か選ぶことができます。太麺はもちもちとした食感を楽しむことができます。ストレート麺で、食べやすい麺です。

らーめん 鹿島家 石川町店の営業時間は11時から深夜0時までです。夜遅くまで営業しているので、夜中にラーメンを食べたいときにもおすすめです。

こちらのラーメン店の定休日は不定休です。座席10隻ほどのお店で、全面禁煙となっています。

らーめん 鹿島家 石川町店へのアクセスは、JR根岸線石川町駅北口から徒歩2分です。駅を出たら、横浜山手中華学校の脇を通ってすぐになります。

駐車場はなく、近くのコインパーキングを利用してください。お店はベビーカーでも入店できます。

吉壱家は横浜で人気の家系ラーメンです。メニューは常のとんこつ、塩、赤味噌、新濃厚とんこつ、塩などがあります。

マイルドなさらさらスープで、香ばしく炙ったチャーシューが人気です。ボリュームがあるので、がっつりと食べたい方におすすめです。

戸越銀座にある姉妹店がテレビで紹介され、こちらのお店も人気があります。新濃厚豚骨味噌らーめんがおすすめで、食べごたえのあるおいしいラーメンです。

その他、とんこつラーメン700円、とんこつチャーシュー麺940円、とんこつネギラーメン850円などのメニューがあります。

吉壱家の営業時間は11時から深夜0時までです。夜遅くまで営業しているので、深夜にラーメンを食べたい時にもおすすめです。

定休日はなく、無休で営業しています。カウンター12席、テーブル4席ほどのラーメン店で、全面禁煙です。

吉壱家へのアクセスはみなとみらい線元町・中華街駅から徒歩3分です。駅を出たら、横浜マリンタワーを目印にして歩くといいでしょう。

お店は橫濱媽祖廟のそばにあります。駐車場はなく、車でアクセスする場合は近くのコインパーキングを利用してください。

続いて横浜中華街周辺の個性派のおいしいラーメン店を紹介しましょう。最初に紹介する海員閣は老舗の中華料理店で、豚バラそばがおいしいと人気です。

翡翠楼 本館は色鮮やかな緑色の翡翠チャーハンで有名です。こちらは本格的な中国料理を楽しむことができ、フカヒレの姿煮のラーメンがおすすめです。

海員閣は1936年創業の老舗で、2018年にリニューアルオープンしました。当分の間は、試運転営業としてランチのみの営業となっています。

歴史のあるお店で、復活を喜ぶファンも多い人気店です。昔ながらの佇まいの広東料理店で、ランチに湯麺類や炒飯などのメニューを提供しています。

こちらのお店のおすすめは名物・豚バラそばで、人気マンガ「美味しんぼ」でも紹介された絶品ラーメンです。

麺は細麺で、よく煮込んだ豚バラがおいしいと評判です。ほろほろと崩れるほどの柔らかさで、味付けもよくスープや麺との相性も抜群です。

海員閣の営業時間は11時40分から15時までで、ランチのみの営業となっています。スープがなくなり次第、終了となるので早めに来店しましょう。

定休日は月曜日で、月曜が祝日の場合は翌日が休みとなります。カウンターのみ10席のお店で、全面禁煙です。

海員閣へのアクセスはみなとみらい線元町・中華街駅から5分ほどです。駅を出て横浜中華街に入り、中華街大通から南京路に入ったところにあります。

駐車場はないので、車でアクセスする場合は周辺のコインパーキングを利用するといいでしょう。ベビーカーでの入店もできます。

翡翠楼はテレビや雑誌でも人気の有名店で、本館と新館があります。本館は緑色の翡翠チャーハンが人気です。ほうれん草で色鮮やかに仕上げています。

その他、新鮮な食材を使った中華料理を楽しむことができ、ランチもディナーも行列ができる人気店です。

こちらのおすすめは、フカヒレ姿煮入りうま煮そばです。最近はフカヒレが食べられるお店が少なくなったのですが、こちらでは大きなフカヒレをたっぷりと味わうことができます。

お手軽な値段のものでは、北京風チャンポン麺800円、自家製チャーシュー麺650円、牛バラ肉そば800円などもおすすめです。

翡翠楼 本館は定休日はなく、年中無休で営業しています。席数は70席ほどの大きなお店で、全面禁煙となっています。

こちらのレストランは大小様々な個室あり、2人から30人まで人数に合せて利用できます。カップルシートもあるので、デートにもおすすめです。

翡翠楼 本館へのアクセスはみなとみらい線元町・中華街駅A2番出口から徒歩5分です。また、JR根岸線石川町駅北口から徒歩5分です。

こちらのお店には駐車場はありません。車でアクセスする場合は、周辺のコインパーキングを利用するといいでしょう。

横浜中華街は点心や中国料理が注目されていますが、おいしいラーメンが食べられるお店がたくさんあります。

ラーメンはお手頃な値段で食べることができるので、横浜中華街を訪れた際にはいろいろなラーメンを味わてみてください。