新世界の最寄り駅は？おすすめのアクセス方法や所要時間を紹介！

新世界は｢通天閣｣を中心としたエリアで、飲食街や商店街などに溢れ、多くの観光客が集まる、いかにも大阪を感じさせる場所です。そんな新世界には種々のアクセス方法があります。ここではそんなおすすめのアクセス方法について、JRや地下鉄の最寄り駅、時間などを含めた情報を紹介します。

新世界は、大阪市浪速区恵美須東にある繁華街の多い地域で、｢通天閣｣や｢ジャンジャン横丁｣などを中心に多くの観光客が集まるエリアです。この地域が繁栄し始めたのはおよそ100年ほど前となります。

新世界は、大きなフグ提灯やカニの看板などでも知られる大阪でも有名な観光地の1つに挙げられます。

新世界の名称は、第5回内国勧業博覧会によった名付けられたもので、その跡地に｢天王寺公園｣や｢通天閣｣、｢ルナパーク｣などが建設されました。こうして街造りが活発化し、芝居小屋や映画館、商業施設などが次々と建設され、現在のような賑やかな街ができ上っています。

新世界の最も特徴的なことは、派手な看板がたくさん掲げられていることです。多くの店が軒を連ねて並んでいるため、自分の店を目立たせるための工夫が随所に見られます。店主をイメージした人形や幸運の神様･ビリケンさんなど、いかにも大阪的な雰囲気を感じさせるおすすめの作り物が多数見られます。

このエリアには、全国的に有名な｢通天閣｣があります。高さ64メートルを誇るおすすめの｢通天閣｣では、幸福の神様･ビリケンが安置されている黄金の展望台からの素晴らしい景観や夜景を堪能することができます。

通天閣劇場では現在でも、毎週月曜日におすすめの歌謡ショーや上方漫才、落語などが行われ、新世界が造られた当初と変らないスタイルで観客を楽しませています。
 

また通天閣周辺のお店でグルメを楽しむのもおすすめです。新世界のグルメと言えば串カツが最も人気です。串カツは1本100円強とお手頃な値段のため、ハシゴをして味わう人もいます。

｢ジャンジャン横丁｣は、新世界の南東にある商店街で、正式名は「南陽通商店街」と言います。昭和初期に三味線がジャンジャン鳴り響いたことから｢ジャンジャン横丁｣と名付けられています。

狭い横丁には、昔ながらの串カツ屋さんや遊技場が並び、歩いているだけでレトロな雰囲気を楽しむことができます。またこのおすすめの横丁にはよしもとの｢新花月｣があり、間寛平など、多くの芸人がこの場所からスタートしています。

新世界には多くの見どころがあります。中でも最も良く知られる｢通天閣｣は明治時代に造られた高さ64メートルを誇るおすすめのタワーで、当時では東洋一の高さを誇っていました。このタワーは、パリのエッフェル塔と凱旋門を手本として造られており、現在のタワーは昭和時代に造り直されています。

その他にも、日本仏法の最初の官寺として知られる｢和宗総本山四天王寺｣や、長い歴史を持つ｢天王寺動物園｣、天王寺駅直結の｢あべのルシアス｣、人気のショッピングモール｢あべのキューズモール｣など、見どころ満載です。

ではこれから新世界の最寄り駅について説明しましょう。新世界にアクセスする場合は幾つもの最寄り駅がらアプローチできます。

どの最寄り駅からも徒歩でアクセスできるため、他の観光スポットと合わせたプランにより、最適なおすすめの最寄り駅を選ぶことができます。

1つ目の最寄り駅はJR環状線の新今宮駅です。JR環状線は東京で言う山手線同様、大阪市内を廻っている路線です。

新今宮駅は大阪駅からは環状線の内回りで8つ目の駅となり、18分程度でアクセスすることができます。新今宮駅から新世界までの距離は500メートル前後のため、時間にして徒歩6分ほどでアクセスできます。

新今宮駅には、JR大阪環状線以外にも関西本線や南海高野線などを利用してアクセスする方法があります。JR関西本線で大阪駅から新今宮駅までは4分ほどでアクセスできます。また、難波からもJR関西本線で新今宮駅までは約4分でアクセスできます。

南海高野線を利用して新世界にアクセスする方法は次のとおりです。南海高野線は和歌山県伊都郡高野町の極楽橋駅から大阪市浪速区の汐見橋駅までを結ぶ線で、和歌山方面から新世界へアクセスするのに便利な路線です。南海高野線の今宮戎駅で下車すれば、時間的には徒歩約8分で新世界にアクセスできます。

新世界への地下鉄の最寄り駅はいくつかあります。地下鉄御堂筋線の天王寺駅か動物園前駅、地下鉄堺筋線の恵美須町駅、地下鉄谷町線の天王寺駅、地下鉄阪堺電軌阪堺線の恵美須町駅などですが、基本的には地下鉄御堂筋線を使って動物園前駅で降りる方法が最も便利で、降車後も徒歩で簡単にアクセスできる方法です。

新世界へは地下鉄堺筋線を利用してアクセスすることができます。地下鉄堺筋線は天神橋筋六丁目駅を起点として堺筋本町を経由し、南に伸びている地下鉄で、天神橋筋六丁目駅から12分ほど乗車した後8つ目の最寄り駅･恵美須町駅で下車します。

また、南の終点は動物園前駅となっており、その駅から恵美須町駅までは2つ目となります。最寄り駅の恵美須町駅からは徒歩3分で新世界に到着します。

JR大阪駅から御堂筋線を利用して新世界にアクセスする方法もあります。その場合はJR大阪駅を数分歩き、御堂筋線の梅田駅に移動します。次に梅田駅から御堂筋線･なかもず行きに12分ほど乗車し、動物園前駅で下車します。最寄り駅の動物園駅から新世界までは徒歩6分ほどでアクセスできます。

また、地下鉄御堂筋線からは動物園前駅以外に天王寺駅で降りても12分ほど歩けば新世界にアクセスできます。

JR大阪駅から新世界に地下鉄でアクセスするにはまだまだ方法があります。JR大阪駅から少し歩いて谷町線の東梅田駅まで移動します。東梅田駅からは谷町線で天王寺駅まで13分ほどでアクセスできます。最寄り駅の天王寺駅から新世界までは1キロ弱程度のため、12分ほど歩けば目的地にアクセスできます。

最寄り駅の天王寺駅へは、谷町線以外にもJR関西本線、大阪環状線、阪和線、地下鉄御堂筋線などを利用してアクセスすることができます。

地下鉄を使って新世界にアクセスするもう1つの方法は、地下鉄阪堺電軌阪堺線を利用する方法です。阪堺線(はんかいせん)は、堺の浜寺駅前と恵美須町駅を結ぶ路線で、南からのアクセスにはこの線が便利です。浜寺駅から恵美須町駅までの所要時間は40分ほどとなります。

地下鉄を使って新世界にアクセスするには、実はもう1つ方法があります。それは、地下鉄四つ橋線を利用して大国町(だいこくちょう)駅で下車する方法です。

四つ橋線は西梅田駅から住之江公園までを結ぶ地下鉄で、大阪駅から西梅田駅まで歩くのは少し複雑ですが、四ツ橋駅や本町駅も通っているため、比較的利用しやすい路線です。西梅田駅から大国町駅までは12分ほどでアクセスでき、大国町駅から新世界までは徒歩約8分で行けます。

東京の新宿から高速バスを利用して新世界にアクセスする方法を紹介しましょう。新宿駅から高速バスに約8時間30分ほど乗って最寄り駅の天王寺駅まで行きます。料金は1500円から9700円とバス会社によって様々です。リーズナブルな料金のバスを選べば価格を抑えることができます。天王寺駅から新世界までは徒歩12分ほどでアクセスできます。

名古屋からも高速バスで新世界にアクセスすることができます。名古屋から天王寺駅までは約3時間30分ほどかかり、料金は1440円から2140円とバス会社によって異なります。

また広島から高速バスでアクセスする場合は、広島駅からなんばOCATまで高速バスを使うと約6時間弱でアクセスできます。料金は3000円から9000円程度となります。なんば駅からは御堂筋線で最寄り駅の動物駅前駅に行けば簡単に目的地へアクセスできます。

飛行機による新世界へのアクセス方法を紹介します。大阪の飛行場は伊丹空港と関西空港です。大阪市の北に位置する伊丹空港からは梅田駅経由で新世界を目指します。

大阪市の南側に位置する関西空港からは、なんば駅経由で新世界に向かう方法が、最もアクセスしやすい方法と言えます。

伊丹空港から新世界へアクセスする場合は、まず、空港から梅田駅に向かいます。それには2つの方法があります。1つ目は大阪モノレールを使って蛍池駅に向かい、宝塚線を利用して終点の梅田駅に進む方法です。

もう1つの方法は空港から出ているリムジンバスを利用する方法です。リムジンバスでJR大阪駅に向かい、大阪駅からは徒歩で梅田駅に行きます。梅田駅からは地下鉄御堂筋線を使って、新世界の最寄り駅である動物園駅か天王寺駅で降りれば、新世界まで徒歩でアクセスできます。

関西空港から新世界の最寄り駅へアクセスするには、まずなんば駅を目指します。南海空港特急ラピートを利用して直通で南海なんば駅を目指す方法とリムジンバスを使ってなんば駅にアクセスする方法があります。なんば駅からは地下鉄御堂筋線を使って最寄り駅の動物園駅または天王寺駅にアクセスします。

新世界へ徒歩でアクセスするには、幾つもの駅からのアプローチ方法がありますが、どの最寄り駅からも比較的短時間でアクセスすることができます。

ここでは、新今宮駅、恵美須町駅、動物園前駅、天王寺駅の4つの最寄り駅からの徒歩によるアクセス方法について紹介します。

JR新今宮駅は、2階がホームになっており、1階にある東口改札から出て北側に向かいます。新世界の南側にあるジャンジャン横丁へは、最短時間で4分ほどで行けますが、改札を出る時間等を考慮し、6分ほど見ておけば良いでしょう。

東口改札を出た後、右に進んだ先にある交差点の横断歩道を渡ります。大きな道路の手前の交差路を左折して進み、JRの高架を抜けた先がジャンジャン横丁となります。

恵美須町駅には北と南の2つの改札がありますが、新世界は南側にあるため、南改札を出ます。改札を出た後、長い通路を歩いて3号出口の階段を上ります。するとすぐ目の前に通天閣が見えるので、通天閣を目指して商店街の道を真っ直ぐに進めば新世界にアクセスできます。恵美須町駅からは3分ほどの時間で目的地に着きます。

地下鉄動物園前駅には堺筋線と御堂筋線があります。御堂筋線の東改札口を利用すると最もわかりやすく新世界への道を辿ることができます。

東改札口を出た後1号出口の階段から地上に出ます。そして目の前の道路をすぐ左に曲がるとJRの高架があり、そこをくぐり抜けると正面に細長いアーケードのジャンジゃン横丁があります。東改札口からは徒歩約6分程度で目的地にアクセスできます。

天王寺駅から新世界にアクセスする場合は、JR天王寺駅の中央改札を出た後すぐ右折して公園口から出ます。後ろ側には天王寺公園が広がっています。

天王寺公園を進むと天王寺動物園への入口が見えるため、そこに向かって進み、更にどこまでも歩いていくと高速道路の高架とともに通天閣が見えてきます。高速の高架をくぐり、横断歩道を渡ると新世界の飲食街に着きます。天王寺駅から新世界までは徒歩12分程度となります。

マイカーを使って新世界にアクセスするには、いくつかの方法がありますが、下り線の場合は、阪神高速1号環状線を走り、夕陽丘出口で下車後4分ほどで新世界にアクセスできます。帰る時も阪神高速1号環状線夕陽丘入口から入るとスムーズに帰路につくことができます。

上り線の場合は、阪神高速1号環状線なんば出口で下車後6分ほどで目的地にアクセスできます。また、阪神高速1号環状線えびす町からもアクセスできます。
 

ただマイカーの場合、新世界の周辺は車を停めるこのとできる駐車場があまりありません。元々新世界は労働者が集まる歓楽街として発展したため、区画整理があまり行われておらず、駐車場として利用できるようなスペースがあまり無いので、基本的には便利で使い勝手の良い公共の交通機関を利用したアクセス方法がおすすめです。

大阪市の新世界は名物の通天閣始め、多くの商業施設や繁華街を持つ大阪を代表する大衆的な街で、レストランや飲み屋街はいつも活気に溢れています。ここではそんな大阪の新世界について、JRや地下鉄の最寄り駅やおすすめのアクセス方法、時間などの情報を取り入れながら説明してみました。