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【北海道】タウシュベツ川橋梁に行こう!幻の橋へのアクセスや見頃をチェック!

【北海道】タウシュベツ川橋梁に行こう!幻の橋へのアクセスや見頃をチェック!
投稿日: 2020年1月27日最終更新日: 2020年10月8日

北海道上士幌町に、幻想的な景色を作るタウシュベツ川橋梁があります。旧旧国鉄士幌で、コンクリートでできたアーチ状の橋になります。今は使われていないタウシュベツ川橋梁は劣化が進んでいますが、その古くなった様子が遺跡のように見えると人気の観光スポットになっています。

タウシュベツ川橋梁は北海道の幻の橋!見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

北海道にあるタウシュベツ川橋梁は、古代ローマの遺跡を連想させる、巨大鉄道遺産になります。むかし、国鉄士幌線で使われたコンクリート造りのアーチ状の橋は、通称眼鏡橋と呼ばれています。湖面に映る様子から眼鏡のように見える橋になります。

橋と言っても今実際に渡ることができません。そんな古い時代の橋が、今では鉄道遺産として北海道に点在しています。今回はタウシュベツ川橋梁について詳しく見ていきましょう。

見頃の時期やアクセス方法もチェック!

北海道にあるこちらのタウシュベツ川橋梁はいつも姿を見せてくれるわけではありません。川の水かさによって見え方が変わり、時には水の下に沈んでいるときもあります。

そんなタウシュベツ川橋梁はいつ見に行くのがおすすめでしょうか。おすすめの見頃はいつでしょうか。一度は見てみたい幻想的な景色を見ることができます。

タウシュベツ川橋梁とは見出し

タウシュベツ川橋梁はコンクリートでできた今ではなかなか目にすることのない橋になります。そして時代とともに使われなくなり、風化した橋はまるで遺跡のような外観を見せています。

そんな今では珍しいタウシュベツ川橋梁は、季節によっていろんな見え方があると有名です。見頃の時期は様々あり、いろんなところから見てみるのもおすすめです。

旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋

北海道の糠平、十勝三股の山岳森林地帯を南北につなぐ国道に並行してある橋になります。北海道でたまに見かける旧鉄士幌線で実際に使われた橋になります。11連アーチの美しい橋で1937年に建設され、130メートルの長さがあります。

1955年の糠平ダム建設に伴い沈むことになりました。しかしタウシュベツ川橋梁は取り壊しされずにそのままの姿で沈みましたので今でも、当時のかたちを残しています。

その橋は、古代ローマの水道橋と形がよく似ているため、遺跡を見に行くような雰囲気で観光に来られる方がたくさんいるスポットになっています。

限られた季節のみ糠平湖に姿を現す「幻の橋」

タウシュベツ川橋梁は限られた時期にのみ姿を現すことでも有名です。それは糠平湖の水嵩が上がることでタウシュベツ川橋梁が隠れるからです。

タウシュベツ川橋梁が水に埋もれだすのは6月頃や7月頃からといわれます。水かさは自然に上がってきますのでその年によって多少の時期の違いはあります。

だいたい10月頃には完全に水につかってしまうといわれます。そして再度出現するのが1月ごろから凍った湖面にタウシュベツ川橋梁は現れてきます。そのため幻の橋として人気のタウシュベツ川橋梁です。

老朽化により崩落の危機にある

そしてこのタウシュベツ川橋梁は、長い年月にかけて使用されずにメンテナンスも行われていません。そして北海道の厳しい自然にさらされているので、劣化も激しくなっています。

北海道の他の箇所にある眼鏡橋と比べてその劣化のスピードは早いといわれます。一定の期間湖の中に入ること、そして十勝の冷え込みは北海道でもトップクラスの寒さであることなどが理由です。そして橋の中に入り込んだ水が凍り膨張させ、また溶けだすことによりスポンジ状に劣化が進みます。

いつまでもつかと言われるタウシュベツ川橋梁は、消えゆく幻の橋で早く見ておきたい鉄道遺跡であるかもしれません。

タウシュベツ川橋梁の見どころ&見頃の時期見出し

では北海道の訪れたら、ぜひアクセスしたいタウシュベツ川橋梁はいつ行くのがおすすめでしょうか。季節によって水かさが違います。よって、見えるタウシュベツ川橋梁の大きさも違ってきます。

そして冬には雪に覆われる周辺です。アクセスして近くで見ることができます。そしていろんな場所からタウシュベツ川橋梁をカメラに収めてみましょう。間近でみるのも展望台から見るのもおすすめです。

そしてタウシュベツ川橋梁を間近で見るには、許可が必要です。間近で見たい方は少し前もってチェックしておきましょう。

タウシュベツ川橋梁の見頃の時期

では水に沈んでしまう時期も考えておすすめの見頃の時期を考えてみましょう。北海道のたくさん降る雪も考慮してみましょう。

タウシュベツ川橋梁が一番きれいに見える時期は、湖に水が増え、風のない時です。湖面に映るタウシュベツ川橋梁は、丸く眼鏡のような形を見せてくれます。6月、7月から沈みだし10月には完全に水に沈みます。そして12月から1月にまた姿を現すので、幻の橋と言われます。

この沈みだす時期にきれいに湖面にめがね状に映りこみます。9月前後がきれいに見えると口コミも多数あります。7月は水がなく地面も見えているときもあり、青々とした地面とともにきれいにタウシュベツ川橋梁を見ることができる年もあります。

そして冬また見頃の時期がやってきます。冬の1月下旬から2月中旬ごろが、冬の見頃になります。この時期には湖面にしっかりと氷が張ります。そのためタウシュベツ川橋梁の近くまで行くことができます。

北海道の冬の絶景の1つとして人気のタウシュベツ川橋梁です。そして湖面の氷が弱くなる2月20日前後は、湖への立ち入りは禁止となる時期になります。

タウシュベツ川橋梁の湖面に映りこむのを見たいのか、橋のたもとでしっかりとタウシュベツ川橋梁を見たいのかで、見頃の時期が変わってきます。

タウシュベツ川橋梁の見どころ①:間近で見る橋梁

タウシュベツ川橋梁を間近で見るには、ガイドツアーに参加するか、車両通行許可書をもらって自家用車でアクセスする必要があります。まずガイドツアーは後程紹介いたしますので、自家用車でのアクセスを見てみましょう。

自家用車でのアクセスは上士幌町にある十勝西部森林管理署東大雪支署へ行きます。ここで許可書と鍵を借ります。そしてそこで氏名・入山目的・連絡先・車両ナンバー等の記入や説明を聞きます。

カギは現地に行ってもらうしかありません。平日の8時半から17時の間です。返却はポストでもいいとのことです。

タウシュベツ川橋梁の見どころ②:展望台から見る川と橋梁

そしてもうひとつタウシュベツ川橋梁展望台からタウシュベツ川橋梁をみるのもおすすめです。タウシュベツ展望台は750メートルほどの距離からタウシュベツ川橋梁を見ることができます。

展望台へのアクセスは、国道273号をぬかびら源泉郷から旭川方面に8キロほど車で行ったところにあります。展望台には駐車場スペースもあります。

展望台へは駐車場から200メートルほど林道を進んだところにあります。タウシュベツ川橋梁は時期によって水没して見られない時もありますので、展望台にアクセスする前に時期を確かめておきましょう。

タウシュベツ川橋梁のアクセス方法見出し

ではタウシュベツ川橋梁へのアクセスを詳しく見てみましょう。タウシュベツ川橋梁にアクセスするには許可をもらって行く、ツアーに参加するの2パターンです。

その両方のアクセスの仕方を見ておきましょう。まず見学ツアーに参加する場合の集合場所、次に許可をもらいに行く際のアクセスです。

見学ツアーに参加する

見学ツアーでタウシュベツ川橋梁の橋のたもとまで行くことができます。ツアーは、NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターが主催しています。ぬかびら源泉郷にある、糠平温泉文化ホール内にあります。

冬だけでなく春から夏にかけても早朝タウシュベツ川橋梁見学やお盆期間中もあります。見てみたいタウシュベツ川橋梁の景色の時期に行ってみましょう。

おすすめツアー①:早朝ツアー

早朝ツアーはGWからタウシュベツ川橋梁が水没するまで催行されています。糠平に宿泊予定で、湖面に映るめがね橋のタウシュベツ川橋梁を見たい方におすすめです。

2020年は6か月前から予約が開始されます。詳しくはホームページで確かめてみましょう。2019年は10月14日に水没したので終了しました。

おすすめツアー②:冬のスノーシューツアー

冬に開催される「湖上横断冬のタウシュベツツアー」は、スノーシューを履いて湖上を4キロほど歩き、雪上ハイキングを行います。橋での滞在時間は30分ほどです。他にも近くまで車で行くツアーや冬の幻想的な景色を見てお茶をして帰ってものもあります。

許可を得て車で向かう

車で行くときのアクセスです。十勝西部森林管理署でタウシュベツ川橋梁までのアクセスの地図をいただけます。

タウシュベツ川橋梁展望台を過ぎて、丸山橋まで向かいます。次に丸山橋を渡ってすぐに右折です。そしてすぐに林道に入るゲートが出てきます。ここで鍵が必要です。道が砂利道ですが舗装された道で、幅もありますので安心して走行できます。

駐車場

Photo by sqm

4キロほど車で進むと駐車スペースが出てきますので、そこに駐車しましょう。徒歩数分でタウシュベツ川橋梁です。

駐車スペースは少し分かりにくいですが、「保安林」の看板があるのでその前に停めておきましょう。他の方も利用していたら停めていますのでわかることでしょう。

タウシュベツ川橋梁の季節別見え方見出し

タウシュベツ川橋梁の1月から3月は、湖面の水位が下がります。そのためタウシュベツ川橋梁が再度出てくる時期です。この時期にスノーシューツアーなどもあります。

4月には雪解けが始まり、4月下旬には地面がぬかるんでいますが、橋をたもとまで水がなくなっています。5月が全容が見えると言われます。8月頃まで地面が見えている状態が続くこともあるでしょう。

9月は徐々に水が上がってきます。10月は完全に水没しているようです。しかしこれはその年の降水量のによって違ってきます。

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幻の橋・タウシュベツ川橋梁を見に行こう!見出し

Photo by fukapon

いかがでしたか。タウシュベツ川橋梁は季節によって見え方が違います。どの形の橋を見たいのか季節を考えて計画を立ててみましょう。

冬の見学ではぜひツアーに参加して橋のたもとまで行ってみましょう。北海道の冬を満喫すべくスノーシューで雪山登山もおすすめです。

投稿日: 2020年1月27日最終更新日: 2020年10月8日

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