ヨーグルッペが大阪でも販売！アニメの影響で宮崎のご当地ドリンクが人気！

みなさんは、ヨーグルッペという飲み物をご存知ですか？九州地方の方には馴染み深いドリンクですが、本州の方などはなかなか聞かない名前かもしれません。1985年に発売され、宮崎県のご当地ドリンクとして大人気なんです。宮崎を起点として、九州ではスーパーやコンビニなどでも販売されているそうですよ。

珍しい乳性炭酸飲料として有名な"スコール"でおなじみの南日本酪農協同が開発したドリンクとなっています。こちらの南日本酪農協同は宮崎県都城市に工場を持ち、九州の人たちからはデーリィ牛乳として親しまれる、乳製品メーカーです。九州の牛乳・乳製品のシェアトップを占めている、九州の代表とも言えるメーカーです。

2011年3月11日の東日本大震災が記憶に新しい方もまだたくさんいらっしゃると思います。食料や飲料の供給が滞ったりする中、乳製品も大きなダメージを受けました。北関東や東北は生乳の産地だったため、特に影響を受けてしまったのです。原材料がないため、乳製品を作ることが難しくなりました。

また、震災によって工場自体が被災したこともあり、乳製品の供給ができない事態となっていたのです。そして、実はその時に活躍したのが宮崎のご当地ドリンク・ヨーグルッペでした。供給することができない乳製品の代替品として関東のファミリーマートの店頭には乳酸菌飲料であるヨーグルッペが並べられていたようです。

実はこのヨーグルッペはまず、アニメで宮崎からの全国デビューを果たしています。最近は「君の名は。」という大ヒット作を輩出した新海誠さんが監督を務めた「秒速5センチメートル」というアニメーションの中で見ることができます。登場人物である澄田花苗がアニメの中でヨーグルッペを購入するシーンがあるようなのです。

秒速5センチメートルは、「桜花抄」と「コスモナウト」と「秒速5センチメートル」という3話構成で合計63分のアニメーションとなっています。2007年のアジアパシフィック映画賞では、「Best Animated Feature Film」を受賞し、世界的に有名なアニメだと言っても過言ではない作品となっています。

元々は1990年代前半頃の東京のとある小学校を起点に話が始まり、第3話の「秒速5センチメートル」では、社会人になってからの主人公が描かれます。大人になっても思い出す初恋の相手への気持ちや、登場人物たちの様々な恋模様は、切なく、キュンとすること間違いありません。ぜひアニメも楽しんでみてほしいと思います。

ではヨーグルッペはどのようにして宮崎のご当地ドリンクとなったのでしょうか？まずヨーグルッペは"子どもも大人も、みんなが飲みやすい乳製品"を目指して開発が開始されました。いろいろな研究を経て昭和60年に発売という運びになったのですが、当時は今の主流である紙パックではなく、缶での発売だったそうです。

ヨーグルッペというネーミングは、社内で公募されつけられています。ヨーグルッペの主軸ともいえる乳酸菌を欧州から直輸入しているため、ヨーロッパ風のネーミングとなりました。子どもにも親しまれそうなネーミングなので、"みんなが飲みやすい乳製品"というコンセプトに沿ったご当地ドリンクの登場となりました。

そんなご当地ドリンクであるヨーグルッペが、ついに大阪でも販売されています。大阪の和泉中央にある「トライアル」というスーパーセンターでは山積みで販売されていたという目撃情報も！宮崎からここまで人気になるのはすごいことですよね。ぜひ大きなスーパーなどで探してみてほしいと思います。

大阪に進出するまでになったご当地人気ドリンクであるヨーグルッペ、どんな味がするのか気になりますよね。乳製品なので身体によいイメージはありますが、実際にどのような成分が含まれているのかなども合わせて調査しました。これを読めばますますヨーグルッペが気になること間違いありません！

まず、味はヨーグルッペという名前から連想されるとおり、ヨーグルト風味の味がします。ですが、ヨーグルトにある酸っぱさは控えめになっており、甘い味が大人気となっています。口当たりも柔らかくまろやかなのでお子さんも好きな味なのではないでしょうか。一番人気はやはり飲み切りサイズの200mlの紙パックです。

まずヨーグルッペが他の乳酸菌飲料と違う点として、「ペクチン」という天然系の乳酸安定剤が使用されていることが挙げられます。当時はＣＭＣやアルギン酸プロピレングリコールエステルといった合成系の安定剤が大多数を占めていたため、天然系の素材が使われるのは業界先駆けとも言われることでした。

安全・安心な乳酸菌ドリンクということで、特に主婦たちから人気が広がっていったそうです。確かに、妊娠中や小さいお子様を持つお母さんは、飲み物も気を付けなければならないので、天然素材で作られたヨーグルッペはうってつけだったのかもしれません。もちろんその製法を今も守り続けて製造されているのでおすすめなんです。

ヨーグルッペの最大の特徴として、中の液体の色が挙げられます。乳酸菌飲料ということで、白や白濁色を思い浮かべる人も多いかと思いますが、ヨーグルッペはなんと淡い褐色なんです。珍しい色に驚きの声も多数みられます。色は褐色系ですが味はヨーグルト風味なので不思議ですよね。

実はこの色になるのは、ヨーグルッペの成分であるたんぱく質と糖質が反応しているからだそうです。想像とあまりにかけ離れているので問い合わせされることもあるとのことです。ですが安全な成分同士の反応によって淡い褐色となっているだけなので、安心して飲んでくださいね。

通常のヨーグルッペ以外にも、様々な種類が発売されています。ヨーグルッペマンゴーはジューシーで華やかな味わいがプラスされます。ヨーグルッペりんごは果汁がたっぷり入っていて爽やかな印象となります。どちらも果実の味わいがヨーグルト味とマッチして、美味しいドリンクと大人気ですので試してみてください。

小さい子どもでも安心して飲めるのがヨーグルッペの良いところでもあります。炭酸飲料などを毎日のように飲ませていると健康面で心配することもありますが、乳酸菌ドリンクであるヨーグルッペなら大丈夫です。また、1本200mlというのも子どもが飲みきれるサイズでちょうどよく、人気の理由がうかがえます。

ヨーグルッペを飲んだ人の感想をチェックすると、美味しさに大量購入する人が続出しています。飲みやすいけれど飽きのこない味なので、たくさんあっても困らないのが嬉しいですね。ビフィズス菌をはじめとした三種混合乳酸菌が含まれているので、身体にもよく、毎日飲みたくなる気持ちもとてもわかります。

ヨーグルッペについて紹介しましたが、宮崎や大阪まで行って買うのは難しいという方も多いですよね。そんな人におすすめなのが、ネット通販を利用する方法です。楽天やamazonなどの大手ショッピングサイトで検索するとたくさんヒットしますよ。さらにネットでまとめ買いするとお得に手に入れることができるのもポイントです。

1本あたりでも80円という手頃な価格設定ですが、まとめ買いをするともっとお得に手に入れることができます。場合によっては1本あたり50円以下になることも！常温保存ができますのでたくさん買っても安心なのが嬉しいところです。送料の関係もありますので、ぜひお得な方法を探してみてくださいね。

宮崎発のご当地ドリンクであるヨーグルッペはいかがでしたか？ぜひ飲んでみたくなった方も多いかと思います。元々は宮崎をはじめとした九州地方にしかありませんでしたが、今では大阪などでも手に入れることができるのは嬉しいですよね。また、通販を利用すれば全国どこからでも手に入れることができます。

乳酸菌飲料は体にも優しく、健康的な飲み物とも言えます。だからと言って飲み過ぎるのもよくないかもしれませんが、お子様でも安心して飲むことができるドリンクは貴重だと言えるでしょう。取り寄せたりして飲んでみるのもいいですし、宮崎県や大阪府に足を運んだ時には必ずチェックしてみてほしいおすすめ商品です。