宮崎はチキン南蛮発祥の地！おすすめで美味しい人気ランキング11！

現在では、各地で普通に見かけられるチキン南蛮は、宮崎の延岡が発祥なのだそうです。スーパーなどで見かけるチキン南蛮は、タルタルソースがかかっているものが一般的ですが、実は一番最初に商品としてお店で売られたチキン南蛮は、タルタルソースがかかっていなかったのだとか。まずはチキン南蛮発祥のルーツを、たどってみましょう。

チキン南蛮発祥の歴史をたどっていくと、宮崎県延岡市内にあった洋食店「ロンドン」につながります。そこで昭和30年代に出されていた賄い料理に、鶏肉を揚げて甘酢に浸けた料理があったそうです。当時、このお店で修行されていた後藤直さんが、この賄いをアレンジして自分のお店（直ちゃん）で出したのが、最初のチキン南蛮といわれています。

同じくロンドンで働いていた甲斐義光さんは、宮崎市の現在「おぐら本店」の場所に洋食店を開業。鶏むね肉を美味しく食べようと悩み、思い出した賄い料理にひと工夫。タルタルソースをかけたチキン南蛮が考え出され、昭和40年にお店の正式メニューになったのだそうです。これが現在よく見かけるチキン南蛮の発祥というわけで、どちらのチキン南蛮も、もともとは延岡のロンドンがルーツになっているようです。

宮崎県の小林駅から歩いて12分ほどの青果市場内にある食堂は、 地産地消の食材を使った豊富な定食メニューがそろって、どれも1000円以下とリーズナブル。大衆食堂らしい店内は、カウンター、テーブル、小上がりなど50席ほどがあります。 【住所】宮崎県小林市大字細野2123-1 小林青果市場内

新鮮な鶏もも肉が使われたチキン南蛮は、甘酸っぱいタレが絡んで、タルタルソースはあっさり。もも肉なのにしつこくなく、ペロリとたいらげてしまいそう。ご飯・漬物・味噌汁・小鉢がついたチキン南蛮定食は、550円とおどろきの安さ。ボリューム満点で安くて美味しいと3拍子そろったチキン南蛮は、県内のチキン南蛮五十撰にも選ばれる実力で、お店でも1番人気なのです。

宮崎県の加納駅近くにあるお店は、地元の人に人気の昔ながらの定食屋さんといった雰囲気。定食以外にラーメンやちゃんぽん、焼きそばか、丼ものなど、バラエティーに富んだメニューがそろっています。店内は外から見るよりも広く、カウンターの他に、テーブル席が6つ、小上がり席が4つほどあります。 【住所】宮崎県宮崎市清武町加納乙471

おすすめのチキン南蛮定食（900円）は、チキン南蛮の横には生野菜たっぷりで、ご飯・味噌汁・漬物・小鉢がついてきます。ボリュームたっぷりのチキン南蛮は、鶏もも肉が使われていてとってもジューシー。甘酢とタルタルソースが絶妙な加減で、すごいボリュームなのに、まだまだ食べられそうな美味しさです。デミソースのチキンカツと、ダブルで楽しめる定食もありますよ。

宮崎ICから車で7分ほどにあるお店は、宮崎ポークや宮崎鶏のA級もも肉をといった地元の食材にこだわり、創業から変わらぬ伝統の味わいが人気のレストラン。大きな窓の明るい店内は、季節ごとの花が彩る庭園の眺めが美しく、ゆったりとした食事が楽しめます。 【住所】宮崎県宮崎市大字郡司分1785-2

5種の前菜プレート・メイン・ライス・味噌汁がついたプレートメニュー。2または3つのメインにサラダ・ライス・味噌汁がついたセットメニュー。メインに御飯・味噌汁・小鉢・漬物がついた定食など、チキン南蛮と一緒にいろんな組み合わせが楽しめるメニュー構成がそろっているのが、うれしいですね。チキン南蛮定食は1200円で、宮崎鶏A級もも肉だから、間違いなしの美味しさです。

高鍋ICから車で12分ほどのお店は、家族で行きたくなるようなカジュアルなレストラン。お店で使うソースやマヨネーズは、すべて手作りのオリジナルで、用途によって4種類の卵を使い分けるなど、徹底したこだわりぶり。洋食から煮物、お好み焼きまでいろいろあり、看板のチキン南蛮とセットになったメニューも豊富です。 【住所】宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋1052-1

人気のチキン南蛮定食は、小・中・大・特大のサイズがあります。上の画像は特大サイズ（1350円）で、手前に並んだ4つの器分と同じくらいの幅のお皿に、鶏むね肉2.5枚分ほどのチキン南蛮が横たわって、すごいインパクト。宮崎産の鶏が使われていて、絶妙の揚げ加減で、むね肉なのにしっとりして柔らかです。ソースから素材にまで、こだわったチキン南蛮は、特大が食べたい人がいるのも納得。

清武駅から歩いて13分ほどのお店は、ラーメンと定食メニューがいろいろあります。カウンターと小上がり席が4つほどあり、いかにもラーメン屋さんといった店内。ラーメン・定食それぞれ10種類くらいに、チャーハンや丼物などもあり、安くてボリュームたっぷりなので、宮崎大学の学生にも大人気です。 【住所】宮崎県宮崎市清武町木原109-1

地元の人もおすすめのチキン南蛮定食（750円）は、上の画像のように、お皿からはみだしそうなボリューム。鶏のもも肉が使われていて、とってもジューシーです。上にはたっぷりの甘酢あんと自家製タルタルソースがかかって、ご飯もどんどん進んじゃいそう。チキン南蛮50選にも選ばれて、一押し人気なのも納得の美味しさですよ。

一ツ葉有料道路マリーナ前ICから車で3分ほどのお店は、ハンバーグが人気ですが、実はチキン南蛮も好評。テーブル席と小上がり席が20席ほどの、こじんまりとしたお店です。10種類ほどのハンバーグメニューを中心に、チキン南蛮やフライ、ステーキなどの単品セットや、メインを2品選べるセットなど、いろいろ楽しめます。 【住所】宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜4276-689

上記画像の風ランチは、ハンバーグ、チキン南蛮、エビフライがワンプレートになって、贅沢なのに1300円とリーズナブル。ランチとはいうものの、夜でも注文できるそうです。看板でもある手ごねハンバーグは、ナイフを入れると肉汁がジュワッとあふれ出し、カラッと揚げられたエビフライもGood。鶏もも肉のチキン南蛮は柔らかく、さらっとしたタルタルソースで美味しさ倍増。

宮崎に3店舗があるクレイトンハウス。大島本店は、一ツ葉有料道路マリーナ前ICから車で8分ほどにあります。おしゃれなファミリーレストランといった店構えで、広々とした店内は75席ほどあります。チキン南蛮を中心としたメニュー構成が宮崎らしく、いろんな味のタルタルソースが楽しめるのが新感覚。 【住所】宮崎県宮崎市大島町前田343

午前11時から午後1時限定のビジネスランチなら、通常1030円のセットが980円とお得に食べられます。上記画像のチキン4種南蛮は、スタンダード・梅・バジル・豆板醤の4つの味のタルタルソースが楽しめるのでおすすめです。大き目の唐揚げのようなチキン南蛮は、鶏もも肉なので柔らか。スープ・サラダ・ライス・ドリンクつきで、お腹いっぱい。

加納店は、加納駅から歩いて8分ほどにあります。座席数は107と広々。どの店舗も午前11時から午後11時までと営業時間が長く、年中無休なので、いつでも美味しいチキン南蛮が食べられるのがうれしいですね。先ほどご紹介した4種類の味以外にも、期間限定の味もあるようなので、ぜひお見逃しなく！ 【住所】宮崎市清武町加納西迫240-5

宮崎西ICから車で10分ほどの大塚店は、120もの座席数があり、3店舗の中でもいちばん広いお店です。チキン南蛮以外にも楽しみたい人は、ハンバーグとのセットや、他のフライとのセットなどもあり、ハンバーグの味も種類が豊富です。デザートも欲しいという欲ばりさんには、ケーキのついたセットもありますよ。 【住所】宮崎市大塚町宮田3003

宮崎駅から歩いて15分ほどのお店は、レトロな雰囲気がすてきな洋食屋さん。店内は、L字型の長いカウンターと、奥の方に小上がり席が2つほど。昭和40年代に、タルタルソースのチキン南蛮発祥といわれる、おぐらの厨房の責任者だったという店主は、メニュー考案に一役買っていたのだそうです。 【住所】宮崎県宮崎市中央通6-3

タルタルソースのチキン南蛮が考案された当時の味を、忠実に受け継いでいるというのだから、ぜひ食べてみたいですよね。丸のまま一羽の若鶏をさばいているという鶏むね肉は、鮮度がよいので美味しさが違います。特製チキン南蛮は、ライスつきで1080円。チキン南蛮・ハンバーグ・海老フライ3種が楽しめる、爛漫ランチもおすすめ。

一ツ葉有料道路マリーナ前ICから車で3分ほどのお店は、行列ができることもある人気の洋食屋さんです。高級感のある落ち着いた雰囲気の店内は48席が用意され、ゆったりと広めの間隔でテーブルが配置されているので快適。ステーキやカツレツ、ハンバーグなどの洋食メニューに、チキン南蛮が混じっているのが宮崎らしいですね。 【住所】宮崎県宮崎市阿波岐原町坂元2028-1

チキン南蛮アデン風（980円）は、ポテトフライ・サツマイモのフライ、ニンジンのグラッセといった洋風な付け合わせが特徴的。鶏もも肉を甘酢で煮込んでから揚げているらしく、とても柔らかく中まで味がしみています。タルタルソースはさっぱり系で、油っこさを感じることなく食べられますよ。上品な盛りつけとチキン南蛮の大きさが、洋食屋さんらしいですね。

延岡駅から歩いて3分ほどの「直ちゃん」は、最初にご紹介したとおり、チキン南蛮の元祖のお店ともいえます。現在は2代目の息子さんが、しっかりと先代の味を引き継がれています。2014年に移転されて前より広くなり、清潔感のある店内は、カウンター・座敷・テーブル席が34席ほどあります。 【住所】宮崎県延岡市栄町9-3

チキン南蛮定食（900円）は、生後何日目までと決められた鶏むね肉が使われているのだとか。熟練の職人技で揚げられたチキン南蛮は、一般的に知られているものとは一線を画しています。秘伝のタレがしみ込んだサクサクの衣は、口に入れるとシュワっと消えていくような食感。タルタルソースがないシンプルな味だからこそ、ごまかしの効かない素材とテクニックが光る逸品です。

全国的にポピュラーな、タルタルソースのチキン南蛮の発祥といわれるのが、こちらの「おぐら本店」。宮崎駅から西へ歩いて15分ほどにあるお店は、カウンターやテーブル席が90席ほどあり、昭和を思わせる懐かしいムード。今も先代の甲斐義光さんの味が受け継がれ、全国から大勢の人が集まる人気店です。 【住所】宮崎県宮崎市橘通東3-4-24

ほとんどの人が注文していると思われる「おぐらのチキン南蛮」は、ライス付きで1010円。鶏むね肉まるごと1枚使った厚みのあるのチキン南蛮に、オリジナルタルタルソースがたっぷり。これだけでもすごいボリュームなのに、付け合わせのキャベツやスパゲティー、ライスだって山盛りなのです。甘辛くてコクがある甘酢ダレと特製タルタルソースは、間違いない美味しさ！

瀬戸店は、宮崎駅から南へ歩いて15分ほどにあり、現在はこちらが本部の役割をされているようで、お客さんが途絶えることがない人気ぶり。カウンター・テーブル・小上がり・ソファーなど、さまざまなタイプの座席が160席ほどで、本店より広く、ゆったりと配置されているので、混雑していても窮屈な感じがありません。 【住所】宮崎市瀬頭町2-2-23

こちらは、先代のご長男である輝貴さんが、平成4年に独立して経営されている本店。別経営ではありますが、先代の味が引き継がれ、延岡に4店舗を構えられています。大瀬店は、延岡ICから車で10分ほどで、カウンター・テーブル・小上がりが60席。お店のつくりや、メニュー構成、盛り付けなどに違いはありますが、おぐらのシンボルマークは同じですね。 【住所】宮崎県延岡市大瀬町1-3-2

延岡市の旭ヶ丘駅前にあるお店は、2014年に改装されたようで、ファミリー層やグループ客でも利用しやすいような、掘りごたつ風の小上がりや大きめのテーブルになり、現代風なファミリーレストランの雰囲気に変わりました。お客様のニーズに合うようなメニューやお店作りが、工夫されているようです。 【住所】宮崎県延岡市旭ケ丘3-2-1

延岡ICから車で15分ほどの、国道10号線沿いにある出北店。こちらも2015年に改装され、オープンキッチンになり、おしゃれなカフェのような雰囲気にリニューアルされました。こちらでは、ステーキメニューが豊富で、オリジナルメニューなどもあり、店舗によって違った特色があるようです。 【住所】宮崎県延岡市出北2-14-24

2014年末にオープンしたイオン多々良店にあるお店は、パンケーキ工房やオープンキッチンが設備された、おしゃれなカフェレストラン風で、延岡ICから車で7分ほどにあります。延岡のおぐらには、鶏もも肉を使ったチキン南蛮があるのが特徴的。むね肉とセットになったメニューもあるので、両方食べくらべてみてはいかがでしょうか？ 宮崎県延岡市岡富町154 イオン多々良店

チキン南蛮の発祥から名店までをご紹介してきましたが、いかがでしたか？本場のチキン南蛮はひと味違うという声が多数あるので、宮崎に行く際には忘れず食べたいグルメの1つではないでしょうか。どのお店も、それぞれにこだわりがあるので、全部のお店を回りたくなりますね。