【大船】地元民だけが知る隠れた穴場スポットとは？大船の魅力を紹介！

東京や横浜からも通勤圏内という便利さを誇る大船は、JR湘南新宿ラインやJR横須賀線、JR東海道本線、湘南モノレールなど5路線が大船駅に乗り入れており、アクセスにも観光にも便利な街となっています。

ここでは、そんな大船のおすすめの観光スポットについて、定番や穴場の情報を取り入れながら、ランキング形式で紹介します。

神奈川県鎌倉市大船は、鎌倉や江の島観光への起点となるスポットであるとともに、大船自体にも、見どころの多い観光スポットや穴場的な観光スポットが多数点在しています。

有名な大船観音寺や県立大船フラワーセンター始め、鎌倉芸術館や常楽寺など、定番のスポットは勿論のこと、隠れた名所や穴場の観光スポットなども、併せて紹介していきます。

それではまず、大船のおすすめ観光スポットについて、ランキングの9位から7位まで、順次紹介していきましょう。

これらの観光スポットには、北条早雲によって築かれた城や、   北鎌倉の高台にある歴史深い観光スポットなどがあります。

玉縄城は、16世紀初頭に、三浦半島の三浦氏を攻略するため、北条早雲によって築かれた名城で、1590年、豊臣秀吉による北条攻めの際に無血開城しています。

JR大船駅から30分ほどの所にある玉縄城の本丸は、現在清泉女学院となっており、許可なく入城できませんが、校門から200mほどの所にある太鼓櫓址や崖下の硝煙蔵址などは、観る価値のある遺構です。

鎌倉市と横浜市の境界線上に位置する大船駅は、JR東日本、湘南モノレールの駅で、成田エクスプレスも停車します。大船駅から横浜駅までは約17分、湘南江の島駅までは約15分でアクセスすることができます。

駅からは、スーパーを含む大船ルミネウィングが直結している他、東口には大船商店街や公共、文教施設が、また西口には観光名所の大船観音寺があります。

次に紹介する大船にあるおすすめの観光スポットは鎌倉景観百選にも選ばれている高野の切通しです。高野の切通しは、大船の名主であった甘糟(あまかす)家の長屋門前から六国見山までのハイキングコース内にあります、

北鎌倉の高台にあるこの高野の切通しへは、トンネルの入口付近にあるけものみちから入っていきます。自然の中に、埋もれたようにひっそりたたずむ高野の切通しは、大船の隠れた観光スポットの1つです。

次に、大船にあるおすすめ観光スポットのランキング6位から4位までを紹介しましょう。 これらの観光スポットには、鎌倉の文化を育む施設や北条氏の菩提寺として建立された寺院、  立派な庭園を持つ寺院などがあります。

では、ランキング6位の観光スポット･鎌倉芸術館について説明しましょう。大船6丁目にある鎌倉芸術館は、大船駅東口から徒歩約10分の場所にあります。この芸術館には、大ホール、小ホールがあり、どちらも多目的に使用できます。

その他にもギャラリーや集会室、和室などが設けられており、大船や鎌倉の文化の育成、発展に貢献しています。オープン時間は、9時から19時となっており、芸術館地下の駐車場には182台の車が駐車できます。駐車料金は1回710円となります。

次に、ランキング5位の観光スポット･龍寳寺について紹介しましょう。龍寳寺は、鎌倉市植木にある曹洞宗の寺院で、3代目玉縄城主･北条綱成が開基し、4代目城主･北条氏勝が現在の地に移し、玉縄北条氏の菩提寺として名声を博してきました。

茅葺きの山門をくぐりぬけ広い境内を進むと、本尊の釈迦如来が鎮座する本堂があります。この静かな佇まいを見せる龍寳寺は、玉縄民俗資料館を併設しており、資料館には、縄文や弥生時代の出土品、玉縄城の模型などが展示されています。

龍寳寺へは、JR大船駅から5分ほど南西に歩き、神奈川中央バス33番または39番から乗車し、植木谷戸で下車してアクセスします。

ランキング4位の観光スポット･常楽寺は、大船にある臨済宗の寺院です。落ち着いた佇まいを見せる常楽寺は、正月でも混雑しない穴場とも言える寺院ですが、その場所には由緒や深い歴史が散りばめられています。

粟船御堂(あわふねみどう)とも呼ばれるこの寺院の開基は第三代執権･北条泰時で、母の供養のためお堂を建てたのが始まりとのこと、本尊は阿弥陀三尊です。常楽寺は大船駅東口から徒歩約16分の所にあり、バスも出ています。

それでは最後に、大船におけるランキング3位から1位までのおすすめ観光スポットを順次紹介しましょう。

これらの観光スポットには、洞窟や大きな観音様のある寺院、花々に囲まれた癒しのスポットなど、定番の観光スポットがあります。

瑜伽洞(ゆがどう)とも呼ばれる田谷の洞窟は、真言宗大覚寺派の定泉寺境内にあります。この洞窟は、鎌倉時代から存在すると言われている横穴式のもので、真言密教の修行場として使用されていたようです。

定泉寺は、当初、鶴岡二十五坊の道場だったものが、長い歴史の紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、現在では、真言宗大覚寺派に属しています。

地下にある田谷の洞窟内では、10個ほどの空間が通路で結ばれており、曼荼羅(まんだら)や仏教説話などの彫刻を観ることができます。

拝観は、午前9時から午後4時までで、拝観料の400円を納め、受付で蝋燭(ろうそく)をもらって洞窟に入ります。定泉寺へは、JR大船駅西口から洞窟前または田谷方面への路線バスが運行しています。

大船でランキング2位のおすすめ観光スポットは大船観音寺です、曹洞宗のこの寺院は、大本山總持寺の末寺で、本尊に巨大な白衣観音像として知られる聖観世音菩薩が祀られています。

無我相山の山頂に美しい姿を見せる大船観音は、約25mの高さを持つ鉄筋コンクリートの半身像で、観音像の中には、20分の1の原型像、十一面観音像などが鎮座しています。

大船観音寺へは、大船駅から徒歩約5分でアクセスできます。公開時間は9時から17時で、冬季のみ9時から16時30分となっています。

それでは最後に、大船にあるランキング1位のおすすめ観光スポット･日比谷花壇大船フラワーセンターを紹介しましょう。

このセンターは、平成30年4月1日、リニューアルオープン時、神奈川県立フラワーセンター大船植物園から神奈川県立大船フラワーセンターに名称を変更し、日比谷花壇大船フラワーセンターの愛称で親しまれています。

園内では、四季に応じた花々を愛でることができると同時に、夜桜ライトアップなど、数々のイベントや教室、展示会などを楽しむことができます。

神奈川県立大船フラワーセンターへは、大船駅から徒歩約15分でアクセスできます。開園時間は3月から10月が9時から17時、11月から2月が9時から16時までとなります。

神奈川県鎌倉市の大船には、魅力溢れる定番の観光スポットやひっそり佇む穴場の観光スポットなどが数多く存在します。

ここではそんな大船の観光スポットについて、おすすめの観光スポットや定番、穴場スポットなどの情報を交えながら説明してみました。大船にお越しの際は、これらのおすすめ観光スポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。