口コミ人気が高いおすすめの単気筒バイクを紹介!
天気の良い日に風を切って軽快にバイクを走らせるのはとても良い気分転換になります。そんな日のバイクにもぴったりの単気筒バイクをご紹介します。250ccや大型など、単気筒バイクの特徴や口コミ人気が高いおすすめの車種をご紹介です。
単気筒バイクの特徴
単気筒バイクとは、排気筒がひとつしかないバイクのことです。スーパーカブなどもこの単気筒バイクに当たりますが、そんな単気筒バイクとは一体どんなバイクなのでしょう。単気筒バイクの特徴を4つのポイントでご紹介します。
エンジンが力強い
単気筒バイクは、エンジンの力強さが最大の魅力です。バイクのエンジンは、燃料の爆発によりクランクシャフトが回ることによってかかります。
単気筒バイクの場合、2気筒や3気筒と比べ、その力が1本に集中するため、より力強いエンジンを感じることができます。スタート時には、身体が後ろに引っ張られるかのようなパワフルな加速が魅力的です。
振動感を楽しめて味わい深い
単気筒バイクは、1発の爆発が大きく、身体に伝わってくる独特の振動感が楽しめるのも魅力です。単気筒バイクの排気音は「ドッドッドッ」という音で表現することができます。ブルブルとした振動は、マシンに乗っているという感覚を高め、味わい深いものにしてくれます。
手入れが楽
単気筒バイクはシンプルな構造をしています。バイクの調子が悪く、ブラグを換えたり、キャブをオーバーホールしようとする場合でも、単気筒バイクなら簡単に整備することができます。手入れが非常に楽であるという点も単気筒バイクの魅力です。
維持費が安い
単気筒バイクは燃費が良いバイクです。ガソリン1lで25~30km程走る車種が多く展開されています。中には、カタログ上で41kmという驚異的な数値を出している車種もあります。
また、シンプルな構造の為、万が一トラブルが起きた場合でも修理費用や部品代が安くて済みます。総合的に考え、維持費が安く経済的です。
単気筒バイクの選び方
独特の振動感や維持費、楽な手入れなど、単気筒バイクの魅力をお伝えしたところで、いざどんな単気筒バイクを選べば良いの?という話になります。単気筒バイクの選び方を3つのポイントでご紹介しましょう。
総排気量で選ぶ
単気筒バイクといっても排気量は様々です。排気量とはいわゆるエンジンが一度に吸い込める混合気の体積のことで、排気量が多ければ、それだけ爆発は強くなって大きな力が生まれます。
単気筒バイクは250cc以下の小型、400cc程度の中型、それよりも排気量の多い大型の3種類に分けることができます。排気量が多くなれば、それだけパワーは増しますが、維持費など経済的負担は高くなります。
通勤や通学のために初めてバイクに乗る人は250ccクラスのバイクを選ぶのがおすすめです。経済的に余裕がある人やバイクで遠出する人はより排気量の多いバイクを選んでみてはいかがでしょう。
デザインで選ぶ
単気筒バイクは、デザインも様々です。かっこいいタイプのバイクが多いですが、中にはちょっと可愛い感じのするデザインで展開されているものもあります。洋服を選ぶような感覚で、バイクをデザインで選ぶのも良いでしょう。
人気メーカーから選ぶ
単気筒バイクは、HONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIなど、その他色々なメーカーが多種デザインで展開しています。自分のお気に入りのメーカーや人気のメーカーのバイクを選ぶのもおすすめです。
250㏄の単気筒バイクおすすめ5選
250ccの単気筒バイクは、HONDAやKAWASAKI、SUZUKIなどから多くの車種が展開されています。スポーティーでスタイリッシュな機種は人気が高く、中古市場などでも取引されています。人気の250cc以下の小型おすすめ単気筒バイク5選をご紹介しましょう。
YAMAHA YZF-R15
YAMAHA YZF-R15はヤマハがインド市場でスポーツモデルの定着を狙って開発し、その後インドで生産販売している単気筒バイクです。
スレンダーなスタイリングで均整のとれたモノアイマスクが特徴的で、上位モデルにR15Mがあります。総排気量155cc、エンジン形式は水冷4ストOHC4バルブ単気筒、シート高815mm、車両重量142kgです。スポーツ性能とツーリング性能を兼ね備えたおすすめの一台です。
HONDA GB250クラブマン
HONDAのGB250クラブマンは、昔ながらの単気筒バイクです。1960年代のスポーツレーシングマシンのようなデザインが魅力です。
年代によって色々とモデルチェンジされていて、現在でも中古市場で時々取引があり、1997年までは特に女性の人気も熱かった単気筒バイクです。全長2090mm、車両重量146kg、排気量249ccです。
SUZUKI sw1
SUZUKI sw1は、賛否両論あり、短命で終わってしまった単気筒バイクですが、使い勝手はよく、各所に収納スペースが設置されています。
壊れにくいことで定評のあるボルティーの空気単気筒エンジンを搭載している気になるバイクです。排気量は249cc、エンジンは空・油冷単気筒、車両重量は183kgでシート高さ770mmです。
Kawasaki ニンジャSL
Kawasaki ニンジャSLは、車体が軽く、スポーツ性の高い単気筒バイクです。中毒的な乗り味を楽しむことができる人気の単気筒バイクで、取り回しも楽なため、男女共におすすめです。排気量は249cc、水冷単気筒エンジンで、車両重量は149kg、シート高780mmです。
Kawasaki エストレヤ
Kawasaki エストレヤは、250ccのクラシックタイプで断トツの人気を誇る単気筒バイクです。まるで英国車のような雰囲気の上質なデザインに高い場所に足がついているため、特に女性に人気です。
1992年の発売以来長く人気のロングセラーで、兄弟機種にエストレヤRSやエストレヤカスタムなどがあります。排気量は249cc、空冷単気筒で車両重量は161kg、シートの高さは735mmです。
400㏄の単気筒バイクおすすめ3選
400ccの単気筒バイクは、250ccに比べると日本のガス排気量規制によって様々な機種が廃番になったり、モデルチェンジが試みられたりと過渡期にあります。その中でも変わらず人気のおすすめの単気筒バイクを3選ご紹介しましょう。
YAMAHA SR400
YAMAHA SR400は、様々な時代のライダーに愛されたシンプルなデザインが魅力の単気筒バイクです。軽快で力強い乗り味で、カスタムパーツが多いため改造して楽しむのには最高の機種です。
尚、排ガス規制によって2021年のファイナルエディションが最後になりました。排気量は399cc、空冷単気筒で、車両重量は175kg、シート高は790mmです。
HONDA CB400SS
HONDA CB400SSは、クラシカルな車体が魅力、スポーツ走行が楽しめる単気筒バイクです。バイクの基本を絵にかいたようなモデルで、400SSのSSはStandard Singleの頭文字をとっています。
元はオフロード競技の専用モデルでしたが、2001年にニューモデルとして登場し、2003年にマイナーチェンジされセル&キックの両方が整備されることになりましたが、旧型のキック始動のみのタイプは中古相場が安いのでぜひおすすめです。
最新モデルは、2007年で着座部がブラック、サイド部はグレーのツートンシート。こちらも2008年の9月からの排出ガス規制強化を前にモデルヒストリーを終えています。総排気量は397cc、空冷単気筒エンジンで、車両重量は159kg、シート高は780mmです。
SUZUKI テンプター
SUZUKI テンプターは、打倒SRを揚げて登場したネオクラシック単気筒バイクです。ヨーロピアンレーサーを彷彿とさせる王道クラシカルスタイルで、フロントにエブルドラムブレーキ、H型断面リムなどのこだわりがいっぱい詰まった一台です。
始動はキック式ではなく、セルフスタータータイプ。名前のテンプターは英語で誘惑する者という名前が付いた魅力的で隠れた名車です。排気量396cc、空気単気筒で車両重量は173kg、シート高は780mmです。
大型単気筒の単気筒バイクおすすめ5選
400cc以上の排気量がある大型の単気筒バイクをご紹介します。大型の単気筒バイクは250ccの小型や400ccの中型のものに比べ、こだわりの強い機種が多く見受けられます。
カッコ良さや走りの快適さも別格で、バイク好きにはぜひおすすめです。大型単気筒バイクのおすすめ5選とその特徴をご紹介します。
YAMAHA SR500
YAMAHA SR500は、クラシカルなデザインが高い人気を誇るSRを、扱いやすさそのままにした500cc排気量の大型単気筒バイクです。400よりオストロークの長いエンジンを採用しているので、加速する時の鼓動感やトルク感がたまりません。
前期モデルはディスクブレーキが前輪に採用され、後期モデルでは前後ドラムブレーキとなっています。始動はキックスターターのみと古典的なのも特徴のひとつです。排気量499cc、空冷半気筒、車両重量153kg、シート高780mmです。
YAMAHA SRX600
YAMAHA SRX600は根強い人気を誇る単気筒バイクです。鋼管ダブルクレードルフレーム、低く設定された燃料タンク、メカニカルな雰囲気を高める各部アルミパーツなど、外観がとてもスタイリッシュなのが特徴です。
1990年にフルモデルチェンジされ、ドライサンプ式のエンジンオイルタンクがエンジン前部に設備され、始動方式はセルフルターター式に変更。極限までスポーツ性能を高めた単気筒のひとつの完成形です。
速度が上がるにつれて単気筒とは思えないスムーズな加速が楽しめる単気筒の常識を超えるおすすめの大型バイクです。総排気量は608cc、空冷単気筒で車両重量は170kg、シート高は760mmです。
HONDA GB500TT
HONDA GB500TTは、トラディッショナルなレーサースタイルの大排気量単気筒バイクです。兄弟モデルにGB400TTがあり、どちらも1985年の6月に発表されています。
競技用のオフロード車であるXR500RDのエンジンを改良したビッシングルならではの迫力ある鼓動感が魅力で、1960年代に英国で活躍したロードレース仕様車と最新の技術を活かした中低速域での力強い走りを調和した大型の一台です。
タンク、ウインカー、バックミラー、スピードメーター、タコメーターの文字などシンプルなデザインにこだわり、ヘッドライトステーやウィンカーベース、ホイールリムなどにはアルミ製、ハンドルはジュラルミン鍛造を使っています。
前後フェンダーやサイドカバーはスチール製など金属素材を多用し、高い質感を実現しているのが特徴です。
ワンモデルとして短命に終わった単気筒バイクですが、シングルレーサーとして未だに強い人気のあるおすすめの機種です。排気量は498cc、空冷4ストロークOHC単気筒、車両重量は167kg、シート高は1060mmです。
ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGT
ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGTは1960年代のロンドンで流行した革ジャン、ジーパン、グリースで固めた髪型などロッカーズのムーブメント中心にあった英国車へのオマージュとして誕生した大型の単気筒バイクです。
1960年代と言えば、英国車が全盛期。ノートン、BSA、トライアンフなどの名車が輝き、単気筒エンジンのスポーツ車をベースにレーサー風のカスタムを施したバイクは当時の象徴的存在でした。そのスタイリングと乗り味を再現している一台です。
足回りに直径41mmの正立フォークとパイオリ製ツインショック、ブレンボ製前後ブレーキ、ピレリアイヤのスポーツデーモンを装備しています。
トラディッショナルな雰囲気と現代的なパフォーマンスで粗削りな鼓動感と軽快な走りの両方を楽しめるのが特徴です。排気量は535cc、空冷単気筒、車両重量は192kg、シート高810mmです。
KTM 690DUKE
オーストラリアのバイクメーカ―KTMが展開する大型の単気筒バイクです。単気筒バイクならではの軽さと高回転で滑らかに回るエンジンはスポーティーな走りを実現しています。
特徴として、セルフスターター式で、軽快なハンドリング、オンとオフが切り替え可能なBOSH製のABSによって、ストリートを意のままに操る楽しさが体感できます。
磨き抜かれたストリート用のサスペンションや情熱が注がれたデザインなど、KTMのストリートに関する知識とアイデアがふんだんに盛り込まれた渾身の一台でぜひおすすめです。排気量は690cc、水冷4ストロークOHC単気筒、車両重量は148.5kg、シート高は835mmです。
単気筒バイクは味わいある乗り心地が魅力!
いかがでしたでしょうか。単気筒バイクについて、特徴やおすすめの機種をご紹介してきました。単気筒バイクは、味わいのある乗り心地が魅力のバイクです。ぜひ機会があれば単気筒バイクに乗ってみてはいかがでしょう。
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