庶民が買えるスポーツカーをご紹介！おすすめの安い国産車・外車をチェック！

スポーツカーといえばスポーティで速くてかっこいいイメージを持っている方も多いのではないでしょうか？そんなスポーツカーは高いと思われがちですが、意外と安い価格で庶民が買えるスポーツカーもたくさんあります。

そこで今回は、安い価格で購入できるスポーツカーを国産車と外車別におすすめの車種をご紹介します。その他にも、スポーツカーの選び方や購入する際の注意点などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてかっこいいスポーツカーを見つけてください。

スポーツカーは、自動車のカテゴリの一つで移動手段や物を輸送するよりも「スポーツドライブを楽しむ」ことを目的として開発された車なので、日常の移動手段はもちろんドライブを思う存分に楽しめます。

そんなスポーツカーは、一言でいっても確たる定義ははなく、それそれの視点や考え方でさまざまです。そこでここからは、スポーツカーの楽しみ方を踏まえた特徴などを詳しくご紹介します。

スポーツカーは車のカテゴリの中で最も古いものの一つと言われています。そんなスポーツカーのスポーツは、物を運ぶ・移動するをラテン語にしたポルターレが由来し、その後11世紀ごろに英語で「気晴らし・楽しみ・遊ぶ」を意味するようになったと言われています。

これらの語源からいうと、スポーツカーは物を運ぶ・移動することを目的とするだけでなく、運転することを楽しむことが目的となった車といえます。

また、運転することを楽しむことを目的としたスポーツカーに欠かせないのが、車体が軽くて重心が低いことで実現する「軽快な走り」・車を運転していて「生理的に違和感のない特性」、「走行性能が高い」などがスポーツカーにとって大切な要素です。

重心が低くて車幅が広いスタイリングもスポーツカーの特有の一つです。スポーツカーならではのこの見た目は、存在感や美しさも感じられます。

この重心が低くて車幅が広いスポーツカーならではのスタイリングは、高速走行時の安定性と正確なハンドリング、安定した乗り心地が実現するように設計されているからです。

そのためスポーツカー特有のスタイリングは、誰もが速そうと想像できるので一目でスポーツカーとわかります。このスタイリングに憧れてスポーツカーを好む方も多くいるほどです。

スポーツカーは、ドライブが楽しく喜びを与えられることも特徴の一つです。本格的な走りを思う存分楽しみたい方はサーキット走行がおすすめですが、街乗りやドライブでも走りを充分楽しめるのがスポーツカーのいいところです。

また、好きな方はスポーツカーを眺めているだけでも喜びを感じられる方も多くいます。スポーツカーだけでなく好きな車は、走っているだけ・見ているだけでも幸せな気分になれるので、お気に入りのスポーツカーを見つけてみてください。

スポーツカーは、新車で購入できる場合はそれほど注意点も気になりませんが、スポーツカーの中には販売が終了してしまっている場合や予算の関係で中古でしか購入できない場合も多くあります。

特に古い中古や安い中古は購入する際は注意が必要です。そこでここからは、スポーツカーを購入する際の注意点をまとめましたので、ぜひ参考にして失敗せずに車選びをしてください。

新車と異なり中古は、全オーナーが異なるので同じ車種や年式でもコンディションが異なります。もし中古を購入する場合は、まずは一番目に入る外装や内装を必ず確認することをおすすめします。

外装は、ボディの表面だけでなくフロントガラスの傷や下回りのサビ、タイヤの劣化具合、事故歴などをチェックしてください。内装は、シートの汚れや傷、タバコ臭やペット臭、エアコンの臭いなどをチェックしてください。

また、エンジンは車の心臓部分なのでエンジンのチェックも大切です。エンジン系統はエンジンのかかり具合やオイルの漏れ、アイドリングの確認、エンジンの異音や汚れを確認してください。

もし試乗できるようであれば、ハンドリングのブレや違和感、ブレーキの効き具合、乗り心地、さらにはライト類やナビ、オーディオなどをチェックしておくと中古でも安心して購入できます。

中古車を買う場合に特に注意したいのが、年式が古いスポーツカーです。年式が古い中古車は、価格が安いことが多いので魅力的ですが、維持費が高くなってしまうこともあります。

車の維持費は、燃費悪化によるガソリン代の増加をはじめ、各種税金、部品の劣化による交換費用や修理代、車検代、ローン代、保険費用、駐車場代などさまざまあります。

特に古い中古車の場合は、燃費の問題や減税対象外、部品の交換費用や修理代などメンテナンス、車検代などが高くなってしまいます。その中でも一番厄介なのが、生産終了してしまったことで部品の入手が困難になることです。

そのため、場合によっては少し高くても年式の新しい中古車や新車を購入した方がトータル的に安くなることがよくあります。中古車を購入する際は、車両価格だけで選ぶのではなく、維持費もチェックしたり計算したりしてから選ぶことをおすすめします。

中古車は車両価格が安い分、維持費が高くなる傾向がありますが、新車は減税や燃費、メンテナンスなどの面では維持費は安くなりますが、どうしても車両価格が高くなってしまいます。

そのため、新車と中古車どちらを購入すればいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか？そこでここからは、実際にスポーツカーの新車と中古車はどちらがおすすめなのかご紹介します。中古車や新車のメリットやデメリットを比較して車選びをしてください。

中古車のメリットといえば何といっても新車よりも断然安いところです。新車ではなかなか手が届かない車種でも、中古車なら購入できるという方も多いと思います。中古車の中には新車価格より100万円以上も安い価格で手に入る車種もあります。

また、新車ではなかなか上級グレードを購入できないという方も、中古なら上級グレードを購入することも可能です。さらに、中古を購入する際は、フルモデルチェンジ後が価格が下がる傾向にあるので、タイミングを見て購入することをおすすめします。

また欲しい車種がまだ定まっていない場合は、選択肢がたくさんあるのも中古車のメリットの一つでもあります。中古車の中には掘り出し物や希少車種を購入できることもあるので、見つける楽しみも魅力です。

2022年11月現在、新車の納車は3カ月以上かかることがほとんどで、長いと1年以上待たなければ納車されない車種もありますが、中古ならすぐ手に入るので、すぐに購入したい方は中古がおすすめです。

新車のメリットといえば、メーカーオプションやボディカラーを好きなようにカスタマイズできるところです。特にこのメーカーオプションとボディカラーは、購入後の追加や削除、変更はできないので、一からお好みの車を作る楽しみがあります。

ただし、一部のオプションは契約時に限られていますが、販売店で取付できるディーラーオプションやカー用品店などで安く取付できるものもあります。

さらに、新車の場合はエコカー減税やグリーン化特約、環境性能割などで減税も可能です。エコカー減税は自動車重量税の免税もしくは軽減、グリーン化特約は自動車税の軽減、環境性能割は自動車税の免税もしくは軽減が受けられます。

また、新車には一定期間のメーカー保証が付いている車がほとんどなので、条件を満たしていれば修理や点検を無料で受けられるのもポイントです。さらに、新車の場合は部品などが揃っていますが、中古車や年式が古い車は部品がなかったり修理代金が高くなってしまうこともあります。

国産車は、燃費やコスパの良さ・故障しにくいなどさまざまなメリットがあるため、外車よりも国産車を好む方も多くいます。そこでここからは、安い価格で購入できる国産スポーツカーをご紹介します。

ここでは、人気の高いスポーツカーをはじめ、気軽に乗れる軽自動車のスポーツカーや可愛らしいスポーツカーをご紹介しますので、国産車が欲しい方はぜひ参考にしてください。

漫画やアニメの影響で大人気になったトヨタ「86」は、ハチロクの愛称で親しまれている人気のスポーツカーです。国産の中でも人気の86は、スポーツカーであることを主張するような低重心と低い車高に合わせた専用設計を行っているので、安心で安全な走行が楽しめます。

また86は、車の心臓部でもあるエンジンをトヨタとスバルが共同開発したというエピソードも話題になりました。そのエンジンは、高回転域までストレスなく伸びるので、あらゆる速度域で力強さを楽しみたい方におすすめです。

また、低重心・低慣性・コンパクト・軽量化を追求した車なので、意のままにのハンドリング操作が可能です。86はスポーツカーらしいボディなので、ノーマルのままでも充分かっこいいですが、オプションも充実しているのでお好みのカスタマイズも楽しめます。

86は、オートマチック車とマニュアル車があるので、初心者の方も運転することを楽しみたい方にもおすすめの車です。

ボディカラーは、レッド・ブラック・ホワイトパール・ブルー・シルバーメタリック・グレーメタリック・サファイアブルーの7色展開となっています。

ホンダの「ビート」は、軽自動車には珍しい国産のスポーツカーです。ビートは、軽自動車で初めてエンジンを後部座席に搭載し後輪駆動する車で、2シーター・フルオープンのボディなので、コンパクトなスーパーカーのような雰囲気があります。

また、排気量656ccの3気筒NAエンジンは超高回転タイプで最高出力が8,000回転以上のハイパワーを発揮します。ボディカラーは、イエロー・レッド・シルバーメタリック・ホワイトの4色展開となっています。

ただし、ビートは1996年に販売終了してしまっているので、購入する際は中古車のみとなります。中古車では2022年11月現在、100万円前後で購入できる車両もあるので、安いスポーツカーでもかっこいい車を購入したい方におすすめです。

ダイハツの「コペン」は、かっこよさと可愛さを兼ね備えた国産のスポーツカーなので男女問わず人気です。コペンのグレードは4つあり、どのグレードにもCVT車とマニュアル車があるので、初心者の方から本格的な走りをしたい方まで運転を楽しめます。

さらにコペンは、コンパクトで扱いやすい上に、軽自動車なので維持費が安いのも嬉しいポイントです。また、国産では珍しい軽自動車でありながら電動でフルオープンするオープンスポーツカーなので、どんな場面でもドライブを楽しめます。

ボディカラーはグレードによって異なりますが7種類から8種類あり、定番のホワイトやブラック、シルバー以外にもイエローやオレンジ、グリーンなど珍しいカラーも揃っています。

マツダの「ロードスター」は、世界中にオープンカーブームを巻き起こした日本が誇る国産のスポーツカーです。ロードスターのエンジンには、SKYACTIV-G 1.5を搭載している上に、ハイスピード時のコーナリングも安定しているので軽快で意のままの走りができます。

さらに無駄をそぎ落としたロードスターは、徹底的に軽量化にこだわったコンパクトボディのオープンカーなので、街乗りからサーキットでの走行も楽しめます。

ボディカラーは、レッド・グレー・ホワイト・ブラックなど7色展開となっています。ただし、新車で購入できる現行モデルは受注が終了しているため在庫分もしくは中古車のみとなっています。新型ロードスターの販売再開は未定です。

スバルの「インプレッサWRX STi」は、スバルがモータースポーツで培ってきた技術を注いだ最高峰の国産スポーツカーです。インプレッサWRX STiは、スバル屈指の水平対向エンジンEJ20を搭載しているので、あらゆるシーンで爽快に走れます。

また、軽量で高剛性・低重心・ショートストロークなので高速走行時も安定した走りができます。さらに、ブラックとレッドを基調としたインテリアはシックかつ刺激的なデザインです。

特にドライバーが長時間過ごす電動パワーシートは、腰から背中にかけてしっかりサポートしてくれるので、コーナリング時も姿勢をキープしてくれます。

ボディカラーは、シルバー・ホワイトパール・グレーメタリック・ブラック・レッド・ブルーの6色展開となっています。ただし、現行モデルは販売終了しているので在庫販売もしくは中古車のみとなります。

三菱の「ランサーエボリューションX」は、ベースとなるランサーにオールアルミブロック DOHC MIVECターボエンジンを搭載し軽量化しているので、誰もが気持ちよく安定した走りを楽しめます。

ランサーエボリューションXには、街乗りを主眼に置いたGSR・競技ベース車となるRSの2つのグレードがあるので、用途に合わせてお好みのグレードを選べるのもポイントです。

ボディカラーは、モノトーンカラー5種類・2トンカラー5種類の全10色展開です。ただし、ランサーエボリューションXは2016年4月に販売終了してしまったので、現在は中古での販売のみとなります。また、国産の中でも人気の車種のため、現在も高値で販売されています。

外車はデザイン性が高い上に安定した走行、さらには外車に乗っていると特別感を感じられることから、国産ではなく外車を好む方も多くいます。そこでここからは、安い価格で購入できる外車のスポーツカーをご紹介します。

ここでは、誰もが知っているメーカーのスポーツカーをはじめ、可愛らしいフォルムが人気のスポーツカーなどをご紹介しますので、外車のスポーツカーを検討している方はぜひ参考にしてください。

外車の中でも人気のメルセデスベンツから出ている「Cクラスクーペ」は、スポーティなドライブを楽しめる上に世界最高峰の安全性が備わっている人気のスポーツカーです。

Cクラスクーペは、基本的なデザインを継承しながらフロント部分は個性的で力強さを感じられるので、クーペならではのエレガントさやスポーティ感、さらには高級感も感じられます。

また、Cクラスクーペには、事故なき運転を実現するために前後左右に最先端のレーダーシステムを搭載している上に、ステアリングに手を添えているだけで前走者との車間を維持しつつ、走行車線を走り続けることができるので、安全に運転できます。

Cクラスクーペは、中古では300万円前後で購入することも可能です。ボディカラーは、ホワイト・ブラック・グレー・シルバーなどの他にも、ブルーやレッドなど10色展開となっていますが、ホワイト以外はオプションとなります。

BMWの「Z4」は、BMWのスポーツカーモデルとして登場して以来、外車でスポーツカーに乗りたい方には人気の車種です。Z4は、オープンカーの典型的なデザインと標準装備になったM エアロダイナミクス・パッケージがダイナミックさを感じられる車です。

また、一体型のヘッドレスを備えたシートは深さがあるのでコーナリング時の安定性が抜群です。さらに、直接照明と間接照明を合わせた寛げるライトや12個のスピーカーで臨場感あふれるサラウンドシステムなど、インテリアや雰囲気も魅力的です。

ボディカラーは、ホワイト・レッド・ブルー・グレー・パープル・ブラックの6色展開となっています。BMW Z4は、人気の車種なので新しいモデルは高額になってしまいますが、初代や第2世代は比較的安い価格で購入できるおすすめの外車です。

アウディの「TTクーペ」は、スポーティでスタイリッシュでありながら力強さを感じられるスポーツカーです。TTクーペには、TFSIエンジンを搭載しており優れた効率性とパフォーマンスを発揮するので、スポーツモデルにふさわしい走行を楽しめます。

さらに、シートにはスポーティかつ上質なアルカンターラ社のレザー、インテリアには質感の高いマットブラッシュトアルミニウムのデコラティブパネルを採用しているので、外車ならではの心地よい上質な空間が広がっています。

また、センタースピーカーをはじめ12個の高性能なサラウンドシステムを搭載しているので、音にこだわりたい方にもおすすめです。

ボディカラーは、ホワイト以外にも、オプションでブルー・ブラック・レッドなどさまざまなカラーがあり、新車では高額になってしまいますが、中古では平均200万円ほどで購入可能です。

外車の中でも人気のブランドでもあるポルシェから出ている「ケイマン」は、至福のスポーツ性能と高い運転性能があるので、スポーツカーならではの走りを楽しみたい方におすすめです。

ケイマンには、水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載しているので、高速かつパワフルな走りが楽しめます。さらに、洗練された内装やステアリング、センターコンソール、シフトレバーは間隔が短く配置されているので、スムーズが操作が可能です。

ケイマンはポルシェの中では価格が手頃で、中古では450万円ほどで購入可能です。ボディカラーは、ホワイト・ブラック・レッドどのスタンダードカラーの他にも、メタリック系やスペシャルカラー、カスタムカラーなどカラーバリエーションが豊富です。

フォルクスワーゲンの「ザ・ビートル」は、可愛いのにスポーツカー並みの走りができる車です。外車の中でも丸いフォルムが人気のザ・ビートルターボバージョンには、ハイパワーのTSIエンジンを搭載しているので、スポーティな走りが可能です。

また、インテリアにはスポーツモデルらしいスポーツシートやアルミ調のペダルなど、可愛い中にもかっこよさがあります。

ボディカラーは、ホワイト・レッド・ブルー・ブラックなど、シックなカラーからビビッドなカラーまで8種類あります。ただし、ザ・ビートルは新車の販売は終了してしまっているので、購入する際は中古のみになりますが平均160万円ほどで購入できます。

今回は国産・外車別におすすめの安いスポーツカーをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？スポーツカーといえば高いイメージがありますが、意外と安いスポーツカーもたくさんあります。ぜひ参考にして、お好みのスポーツカーを見つけてドライブを楽しんでみてください。