スタバのトールはどれくらいの量＆値段？コスパが良くてお得なサイズも紹介

おしゃれな店内で美味しいコーヒーが飲めるスタバですが、日本のカフェとは異なる点も多く、初めてのスタバデビューはまだという方も多いのではないでしょうか。スタバで多くの方が戸惑うのはそのサイズ表記です。

コンビニのコーヒーマシーンのサイズ表記S、M、Lやスモール、レギュラー、ラージには慣れていても、それとは異なるサイズ表記のスタバに行くと、どれぐらいの量になるのか見当が付かないこともあります。

スタバのコーヒーのサイズ表記は、基本的に4種類です。一番小さいものから、Short(ショート)、Tall(トール)、Grande(グランデ)、Venti(ベンティ)というのがスタバのサイズで、一番大きなサイズはベンティです。

スタバの各サイズのコーヒーの量や値段はあとの項目で詳しくご紹介しますが、スタバに行ってどのサイズにしようか迷った場合はトールがおすすめです。

スタバのドリップコーヒーのトールの量は約350mlです。例えば、昔ながらの喫茶店でホットコーヒーを注文すると出てくるやや小さめのホットコーヒーの量は約150mlですので、それの2倍以上の量があることになります。

スタバでは、テイクアウトすることもありますが、多くの方が店内でおしゃべりや読書をしたり、勉強をしたりします。

するとショートだとすぐに飲み切ってしまう可能性もあり、トール以上だと初心者には多すぎることもあります。スタバ初心者は、無理なく飲みきれるトールサイズを選ぶと失敗が少ないのでおすすめです。

スタバ初心者がオーダーするのに一番おすすめのサイズ、トールサイズ。トールとは、英語の高いという意味ですが、実際にはどれぐらいの量が入っているのでしょうか。また、トールサイズの値段はどれぐらいなのでしょうか。

スタバでドリップコーヒーを注文した場合、トールサイズの量は約350mlです。350mlといっても実際にはどれくらいの量か想像が付きにくいかもしれませんが、自動販売機などで売られている一般的な缶ジュースのサイズが350mlです。

ですから、缶ジュースを無理なく飲みきれる方は、スタバでトールサイズを注文しても美味しく飲みきれる計算になります。

スタバでは、期間限定のフラペチーノが発売されることがありますが、サイズはトール限定のこともあります。そこから考えると、スタバではトールサイズが標準サイズと考えられているといってもいいでしょう。

世界中から厳選されたコーヒー豆を使って美味しいコーヒーを提供しているスタバ。便利な立地にスタバは出店していることも多く、おしゃれな内装のことも考えると値段が高いと思う方も多いでしょう。スタバでトールを注文すると値段はいったいいくらなのでしょうか。

2023年4月現在のドリップコーヒーのトールの値段は税込みで390円です。これは、ドリップコーヒーのホットでもアイスでも値段は変わりません。あとの項目でご紹介しますが、ワンモアコーヒーやタンブラー割引を使うとさらにお得に飲むことができます。

スタバではコーヒーを注文する方が多いですが、実はスタバは紅茶にも力を入れています。特に暑い夏にはすっきりと飲めるスタバのアイスティーが人気で、スタバのアイスティーのトールサイズの値段は税込み430円です。

スタバ初心者にも美味しく飲みきれるサイズとしておすすめなのがトールサイズですが、スタバにはトールサイズ以外にもショート、グランデ、ベンティサイズがあります。

トールサイズで自分に合う量が分かったら、ほかのサイズも試してみましょう。ここからは、ショート、グランデ、ベンティサイズそれぞれの量や値段についてご紹介します。

まずはスタバのドリンクの中で一番小さいサイズであるショートサイズです。ショートとは、短い、低いという意味を持つ英語です。

ちなみに、フラペチーノの一番小さいサイズはトールサイズだと思われていることが多いですが、メニューに表記がなくても聞いてみればショートサイズで作ってもらえることもあります。少しだけ飲みたいときにはぜひトライしてみてください。

スタバのショートサイズの量は約240mlです。240mlというのは、今はあまり見かけなくなりましたが、缶ジュースのロング缶とほぼ同じサイズです。

一般的な喫茶店のコーヒーの量が約150ml、コンビニのコーヒーのSサイズが約180mlですので、スタバのショートはスタバでは一番小さいサイズとはいえ、ほかのコーヒーと比べるとかなり量が多いと言えます。

そしてスタバのドリップコーヒーのショートサイズの値段は、2023年4月現在で350円です。コンビニのコーヒーがSサイズで税込み100円ほどで飲めることを考えると多少割高な感じがしますが、おしゃれな店内でゆったりと時間を過ごすことを考えるとお得と言えるかもしれません。

スタバのサイズ、ショート、トールに次いで大きいのはグランデサイズです。ショート、トールは英語でしたが、グランデはイタリア語で大きいという意味を持ちます。

スタバでトールサイズのドリンクを注文したときよりも、グランデサイズのドリンクの方がエスプレッソの比率が高いですので、よりコーヒーの味が濃いカプチーノが飲みたいときに特におすすめです。

スタバのグランデサイズの量は約470mlです。470mlというと、500mlのペットボトルとほぼ同じ量となりますので、スタバで長時間勉強や読書をしたいときにおすすめです。ただし、これだけのコーヒーを美味しく飲めるかどうかは個人差が大きいサイズになるでしょう。

そして、スタバのドリップコーヒーのグランデサイズの値段は、2023年4月現在税込み435円です。スタバから発売されているタンブラーは、ショート、トール、グランデサイズの3サイズ展開ですので、公式タンブラーを使いたい場合には、最大がグランデサイズとなります。

日本のスタバで最大のサイズがベンティです。ベンティとは、イタリア語で20を意味する単語で、約20オンス入ることから名付けられました。見た目にも大迫力のベンティサイズ。量や値段はいったいどれぐらいなのでしょうか。

約20オンス入ることからベンティとなったスタバのベンティサイズ。スタバのベンティサイズは、なんと約590mlも入っています。コーヒーのベンティサイズだと飲みきれないと思われる方も多いかもしれませんが、暑い夏にはベンティサイズのアイスティーやフラペチーノが人気です。

そしてスタバのドリップコーヒーのベンティサイズは、2023年4月現在税込み480円です。スタバのショートサイズの約2.5倍もの量が入っていることを考えると、税込み480円と言うのは、かなりお得な値段設定と言えるでしょう。

スタバに限らず、どんなサイズも桁違いに大きいアメリカ。Sサイズだから飲みきれると思って注文したのにバケツみたいなサイズが出てきたという逸話もよく聞かれます。

そんなアメリカのスタバには、日本のグランデよりさらに大きなトレンタサイズというものが存在します。いったいどれぐらいの量が入ってるのでしょうか。

トレンタというのはイタリア語で30を意味します。これは約30オンス入っていることに由来しており、mlに換算するとトレンタの量はなんと約916mlとなります。

スタバのグランデに比べると約2倍、ほぼ1リットルもの量で、両手で持たないと大変なぐらいの重さです。アメリカのスタバに行ったらぜひ注文してみてください。

ここまではスタバのドリップコーヒーやティー、フラペチーノなど採用されている、ショート、トール、グランデ、ベンティの各サイズについてご紹介してきました。スタバには、これらのメニューのほかにエスプレッソがありますが、実はエスプレッソはサイズ展開が少し異なります。

スタバに限らずエスプレッソは専用のマシーンを使って抽出されます。ドリップコーヒーとは異なり、エスプレッソは短時間で一気に抽出するタイプのコーヒーで、美味しい部分を少量だけ味わいます。

スタバのエスプレッソは、ワンショットに相当するサイズがソロ(solo)で約30mlです。もう少し量が飲みたい場合は、ソロの倍量のダブルショットに相当するドピオ(doppio)約60mlもあります。

スタバでショート、トール、グランデ、ベンティというサイズではなく、ソロとドピオという2サイズ展開されているのは、シンプルなエスプレッソに加え、エスプレッソコンパナとエスプレッソマキアートです。

エスプレッソコンパナとは、スタバのエスプレッソの上にホイップクリームをのせたドリンクです。エスプレッソの苦みとホイップクリームの甘みが絶妙なバランスで、デザートのような味わいが人気です。

エスプレッソマキアートは、スタバのエスプレッソの上にフォームミルクがのっています。濃くて苦みの強いエスプレッソですが、そこにミルクを加えるとほどよく優しい味になります。

日本のスタバで一般的に展開されているサイズであるショート、トール、グランデ、ベンティについてご紹介してきましたが、スタバでコーヒーを一番お得に飲みたい場合はどのサイズを注文するのがよいのでしょうか。100ml当たりの値段で比べてみましょう。

スタバでドリップコーヒーを注文する場合は、ベンティサイズが一番お得です。ショート、トール、グランデ、ベンティごとに、100ml当たりの値段を計算すると次のようになります。

ショートの100ml当たりの値段は約145円、トールの100ml当たりの値段は約111円、グランデの100ml当たりの値段は約92円、そしてベンティの100ml当たりの値段は約81円です。

つまり、スタバのサイズごとの値段で考えると、ドリップコーヒーはサイズが大きくなればなるほどお得に飲めるということになります。

スタバでコーヒーやフラペチーノをお得に飲みたい場合に知っておきたいのがワンモアコーヒーとタンブラー割引です。それぞれ賢く利用すればお得にドリンクが楽しめます。

ワンモアコーヒーとは、one more(もう1杯)という意味の名前のとおり、コーヒーのお代わりがお得に飲めるシステムです。

スタバでドリップコーヒーかカフェミストを買ったときのレシートをお店で見せると、当日に限り2杯目がドリップコーヒー税込み165円、カフェミスト税込み220円で購入できます。

サイズは1杯目と同じサイズになりますが、ホットかアイスが選べます。また、1杯目のコーヒーを買ったスタバでなくても構いません。

もう一つ、スタバのドリンクをお得に飲める方法がタンブラー割引です。これは環境への取り組みとしてスタバで行われているもので、タンブラーやマグカップを持ち込めば、ドリンクが一律22円引きとなるシステムです。

持ち込むタンブラーやマグカップは、スタバ公式のものでなくても構いません。注文したいサイズが入るかどうか不安な場合は、店員さんに尋ねれば教えてもらえますし、ドリンクを入れる前、飲み終わった後には軽く洗ってもらうこともできます。

タンブラーには、保温性の高いタイプも多くあります。そのようなタンブラーを使うと、お得に買えるだけでなく長い間コーヒーが温かく保てるという利点も大きいです。特に、グランデやベンティなどの大きいサイズのホットコーヒーを注文する際におすすめです。

また、スタバにはあらかじめチャージして使うタイプのスタバカードがあります。キャッシュレスでスマートに会計ができるだけなく、ポイントが貯まります。

スタバカードでの支払い税込み54円ごとに1スターが貯まり、スターに応じてカスタマイズ、ドリンク、フード、コーヒー豆などが無料になるほか、ゴールド会員になると誕生月の得点やサプライズプレゼントもあります。

さらに、登録済みのスタバカードで支払いをすると、ワンモアコーヒーの値段がぐんとお得になります。2杯目のドリップコーヒーが税込み110円、カフェミストが税込み165円になりますので、ぜひカードを作っておきましょう。

新しいドリンクが発売されるたびに話題になるスタバ。スタバのサイズ表記は一般的なカフェとは異なりますが、それぞれどれぐらいの量が入っているのかを事前に把握しておけば注文もスムーズです。量の見当が付かない場合にはまずはトールサイズを注文してみてください。