日産スタジアムのライブの座席やキャパは？見え方やおすすめの場所は？

日産スタジアムは国際スポーツやライブなどが開催される広くてきれいなスタジアムです。スタンド席やアリーナ席など、見やすいおすすめの席はどこなのでしょう。日産スタジアムの座席の種類とキャパ、見え方について詳しく解説します。ライブでおすすめの席も要チェックです。

日産スタジアムは、日本最大級の多目的スタジオ。「日産スタジアム」という名前を一度は聞いたことがあるという人も多いはず。そんな有名どころ「日産スタジアム」について、施設の特徴を詳しくご紹介します。

日産スタジアムは神奈川県横浜市小机にある多目的スタジオです。1998年オープンの日本最大級の規模を誇るスタジアムは、国際大会なども開催され、イベントによって「横浜国際総合競技場」という名前が使われることもあります。

サッカークラブとしても有名な横浜F・マリノスの親会社である日産自動車が命名権を取得し、2005年からは日産スタジアムとしてリスタートしています。

日産スタジアムは最大72,327席の観客収容能力があります。2002年のFIFAワールドカップ決勝やラグビーワールドカップ2019の決勝の会場になったこともあり、フィールド部分の天然芝が自慢のグラウンドです。

日産スタジアムは7階建てです。4～7階が観客席で、1階は遊水地機能を備えた駐車場、2階はウォーミングアップルーム、3階はフィールドエリアで、58,000個のプレキャストコンクリート部材を組み合わせるPC圧着工法が採用されています。

神奈川県にある日産スタジアムは国際的スポーツ大会だけでなく、ミュージックフェスなどが開催されたり、地域住民参加型のスポーツ教室、結婚式会場としての利用も可能です。個人、法人問わず利用できるのも大きなポイントです。

イベント時の日産スタジアムへのアクセスは、公共交通機関がおすすめです。電車での日産スタジアムへのアクセスは、JR東海道新幹線、JR横浜線の新横浜駅から徒歩14分、横浜市営地下鉄、相模東急新横浜線の新横浜駅から徒歩12分、JR横浜線の小机駅から徒歩7分です。

車の場合は、日産スタジアムに最も近い新横浜公園第2駐車場へのアクセスがおすすめです。第3京浜港北ICからは、料金所を出て第3京浜港北IC入口交差点を右折して新横浜方面へすすみます。リハビリセンター入り口交差点を左折し道なりです。

首都高速神奈川7号横浜北線の横浜ICからは、亀の甲橋交差点を右折し日産スタジアム方面にすすみます。新横浜公園交差点を左折し、リハビリセンター入り口交差点を左折、そのまま道なりです。

4～7階が観客席となっている日産スタジアムですが、座席はどのエリアも1階スタンド、2階スタンド、アリーナに分かれています。バックスタンドとメインスタンドがスタジアムの長い方、南サイドスタンド、北サイドスタンドがスタジアムの短い方です。

1階スタンド席はトラックとの高低差が75cmと低く15～17度の傾斜があります。2階席には30度の勾配がついていて、度の席でも見やすく工夫されています。それぞれの座席の種類と特徴について詳しく説明します。

日産スタジアムの座席の種類、バックスタンドは、下手側、東ゲート側にあるエリアです。コンサートなどのステージを設置する場合には、座席番号が小さいほどステージに近い席になります。

1階スタンド後方には2階スタンドが多いかぶさっていて、天井がある分見にくいですが、雨の心配がありません。晴れている日は、席によって西日をもろに受けるので日が沈むまでまぶしい席になります。

1階スタンドの最前列の位置は低いため、ラグビーやサッカー観戦の場合は、遠方をよく見ることができず迫力に欠けます。日産スタジアムのバックスタンドのキャパ数は1階席が10,520席、2階席が11,708席です。

日産スタジアムの座席の種類、南サイドスタンドは、ライブなどの場合はステージなる場所で、北サイドスタンドの反対側にあります。キャパは1階席が7,382席、2階席が8,425席です。雨を避けてスポーツ観戦したいなら1階席の23～25列目がおすすめです。

日産スタジアムの座席の種類、メインスタンドは、座席番号が小さいほどステージから遠くなります。夕方は西陽がバックになるため座席が日陰になりやすい場所です。

サッカーやラグビーなどの試合では、記者席やVIP席があるのでその分一般客が入れるスペースが少なくなります。VIP席は見やすいように2階前方席が削られた1階スタンド後方にあります。

バックスタンドなら2階スタンドが覆いかぶさっている場所でも、メインスタンドはそのような1階スタンド席が少ないのも特徴です。メインスタンドのキャパは1階席が9,112席、2階席が9,398席です。

日産スタジアムの座席の種類、北サイドスタンドは、ステージ正面のエリアです。ステージからは遠いですが、正面なので様々な演出や映像の全体がはっきり見えます。

300番台が真ん中の席で、数字が植えるほど上手寄り、若い数字が下手側になります。1階スタンド後方は2階が覆いかぶさり見えにくくなっています。

北サイドスタンドの全貌にはサッカーボールなどを避けるためガラスが設置してあり、153m以下の人が座るととても見にくいのが難点です。背の低い人は2列目以降がおすすめです。北サイドスタンドの1階席は7,357席、2階席は8,425席です。

日産スタジアムはスポーツの大会とライブでは用意される座席が違っています。ライブの場合は、アリーナ席、1階スタンド席、2階スタンド席の3つのタイプの席が用意され、北、東、西ブロックに分かれています。アリーナ席で座席や見え方について詳しく説明します。

ライブのアリーナ席は、ステージの大きさや設置位置によって各ライブで変わるため、見え方も一概には言えないところがあります。一般的なアリーナ席は縦140列、横200番が一般的です。屋根はないので雨天の場合は濡れることを覚悟しなければなりません。

日産スタジアムでは通常サッカーなどの試合が行われるフィールドがアリーナ席になります。フィールド内には天然芝が敷かれているため、ライブでは、天然芝の上にシートが敷かれます。

ライブによって用意されるアリーナ席は様々で、見え方もライブによって違いがありますが、どんなタイプのライブでも常に見やすい席というのもあります。

そんな常に見やすい席がスタンド1階のWブロックステージ側とスタンド1階のEブロックステージ側の2か所です。

出演アーティスによっては場内1周するステージが組まれることもありますが、ほとんどのライブの場合、外さないのは1階スタンドのWとEのステージ側、W13～15、E12～14がおすすめです。Eは番号が若いほどステージ寄り、Wはその逆です。

日産スタジアムのライブで運悪く見えにくい座席があたってしまった場合はどうしたら良いのでしょう。見えにくい座席になってしまった時の対処方法をご紹介しましょう。日産スタジアムのライブに限らず、大きなライブ会場では必須になる方法です。

日産スタジアムで見えにくい席になってしまった場合の必須アイテムは双眼鏡です。倍率の高い双眼鏡はより間近にアーティストの存在を感じることができます。

ライブでは通常スクリーンが設置され、遠くの席の人でもアーティストの表情がわかるように工夫されています。双眼鏡でスクリーンを見れば、更にアーティストの存在を感じることができるでしょう。倍率10倍以上の双眼鏡がおすすめです。

ライブでは曲に合わせて色々な振り付けをして盛り上がることもあります。そんな時には、ネックストラップがあると便利です。

ネックストラップは、両手を挙げたり拍手したりするときでも双眼鏡をしまうことなく、そのままにしておけるので、とても便利です。大きな双眼鏡の場合はしっかりしたネックストラップを使いましょう。

いかがでしたでしょうか。日産スタジアムの座席の種類やアリーナの見え方についてご紹介しました。日産スタジアムでのスポーツ観戦やライブは雨に濡れることを覚悟して楽しむ必要があります。ライブなど、見えにくい座席の場合は、ぜひ双眼鏡を使ってライブを楽しんでみてください。