大阪城梅林の見頃は？ライトアップはある？開花情報・駐車場情報もあり

大阪のシンボルの一つ、大阪城は日本人だけでなく海外の旅行者からも人気のスポットです。そんな大阪城ですが、梅を見るために多くの方が集まるのをご存知でしょうか？ここからは、梅の名所としても知られる大阪城梅林についてご紹介したいと思います。

大阪府立北野高校の卒業生が、開校100周年の事業として22種の梅を800本、大阪市に寄付したことから1974年3月に開園した大阪城梅林。今ではその種類は100種を越え、小梅や八重野梅（やえやばい）、豊後（ぶんご）など様々な梅を楽しめる、西日本随一の梅の名所になりました。

広さは約1.7平方ｍと広大な敷地で、たっぷりと梅を見ることができます。また、入場料はなく、24時間いつでも見ることが可能です。ですので、どなたでも気軽に立ち寄ることができる梅スポットなのです。お仕事帰りにぶらりと寄ってみるのもいいですね。

大阪城梅林に植えられている梅の種類は100種類以上。その種類によって開花時期と見頃は異なっているため、毎年1月から3月までの長い期間で梅を見ることができます。これは様々な品種の梅が植えられている、大阪城梅林だからこその長さと言えます。

けれど、せっかく行くのであれば、梅がたくさん咲いている見頃の時期がいいですよね!特に咲いている梅が多い、一番見頃の時期は、例年2月下旬から3月上旬と言われています。白や桃色の梅が咲き誇り、しかも大阪城をバックに見ることができる贅沢な眺めを目的に、毎年多くの方が訪れています。

2月と3月は春休みということもあって、梅林が特に賑わう時期でもあります。しかし梅林はとても広いので、見頃のシーズンは確かに人が多いですが、大混雑して梅が見れないということはほぼないでしょう。

大阪城梅林では、梅の木へのライトアップは行われていません。しかし大阪城へのライトアップは行われており、美しく光る大阪城と、ほのかに照らされた梅林が、昼とはまた違った幻想的な姿で楽しませてくれます。

梅の木へのライトアップはされていませんが、園内にはもちろん街灯があるため、真っ暗で足元が見えないという心配はありません。夜の梅林の落ち着いた雰囲気と、大阪城のライトアップを見るために訪れる人も多く、デートスポットとしても人気です。

大阪城のライトアップは、一年中日没と共に行われています。ただしイベント開催などで稀に行われない日もあるので、もしも夜にライトアップ目当てで行かれる際は、ライトアップが通常通り行われているか確認してから向かわれるのをおすすめします。

大阪城梅林の公式のホームページには、その年の開花情報を梅の品種ごとに分かりやすく掲載しています。早咲きや遅咲きなど咲く時期によってまとめており、また花びらの色まで細かく載っているのでどんな梅が咲いているのかイメージしやすいです。

昨年の開花情報も掲載しているので、大まかな観梅スケジュールも早い段階から決めれます。また、2月下旬から3月上旬がピークですが、中には12月の中旬や3月下旬に咲いていた記録も以前の開花情報を見ると分かります。

梅が見たいけれど見頃の時期は忙しくて……という方や、できるだけ多くの種類の梅を見たい！という方でも、開花情報を見れば長い期間の中で都合のいい日程に、どの梅が見られるのかを調べることができます。

大阪城は、関西を代表する観光スポットとして今も根強い人気を誇っています。もしも時間に余裕があるのなら、梅林を見た後にお城を散策するのもおすすめです。安土桃山時代、豊臣秀吉によって建てられた大阪城。その歴史は波乱に満ちており、今に至るまで二度再建されています。

一番最初に建てられた城は、徳川家康との戦いの末に落城。その後江戸時代に再建されましたが、落雷によって天守を失ってしまい、天守を持たない城となりました。そして1931年に市民からの寄付によって二度目の再建が行われ、戦争の被害を多少受けながらも、修復され今の姿となりました。

桜門や極楽橋など見所はたくさんありますが、なんといっても迫力があるのは石垣と堀。二度の再建が行われた大阪城ですが、石垣と堀は徳川時代のものがそのまま残っています。日本中から石を集めて作られたという、巨大な石の壁は圧巻です。

また、お城の中はミュージアムと展望台になっています。開館時間は朝の9時から17時まで。料金は大人が600円、中学生以下は無料です。梅林を見た後、少し時間が空いてしまったという方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

大阪城二の丸に位置しており、豊臣秀吉をお祀りしている神社です。農民の子どもとして生まれ、やがて天下統一を果たしたその功績から、出世開運の神様として崇められており、多くの方がこの神社を参拝されています。

神社内には豊臣秀吉の像や枯山水もあって、落ち着いた雰囲気が漂っています。華やかな梅林を見た後に、お参りに来てみるのもいいかもしれませんね。御祈祷も行っているので、そちらを受けて帰るのもいいでしょう。

古代から現代までの、大阪の歴史についてのパネルや資料が展示されている博物館です。入館料は大人が600円、大学生と高校生が400円、中学生以下が無料になっています。また、常設展示と大阪城天守閣に入るためのチケットがセットになった券も販売しており、料金は900円です。

博物館から見える大阪城も、近くで見るのとはまた違った美しさです。大阪城は都会の真ん中にあるので、高層ビルの間に建つお城は、過去から切り抜かれたようにも見えます。

軽食を食べたい、美味しいケーキでお茶をしたい！そんな時はここ、パティスリーSATSUKIがおすすめです。大阪城周辺にはホテルが点在していますが、こちらはホテルニューオータニ大阪の1階に位置しているパティスリーです。

定番のショートケーキから、人気のふわふわのパンケーキ、マイルドで優しい味のするカレーパンなど、幅広い種類のケーキやパンが揃っています。また、ホテル内にあるため雰囲気は洗練されており、ゆったりと優雅な時間を過ごすことができます。

お値段の設定はやや高めにはなりますが、味はもちろんお墨付き。少し奮発して、美味しいものを食べたいという方は是非立ち寄ってみてください。営業時間は10時から20時まで。不定休なので、行かれる際は一度確認をおすすめします。

住所:大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪1F 電話番号:06-6949-3298

大阪城北詰駅が最寄りの焼き鳥、地鶏料理の専門店。リーズナブルなお値段でこだわりのお料理を提供されています。珍しい部位の焼き鳥が食べられるのも、専門店ならではの特権。

たっぷり一日観光された後に、お酒と一緒に乾杯すれば疲れも忘れてしまいそうですね。定休日は毎週火曜日で、ラストオーダーは23時までとなっています。24時まで開いているので、夜遅くにどこかで飲みたい方にはおすすめです。

住所:大阪市都島区片町2-8-12 電話番号:06-6354-7028

大阪城はJRや地下鉄などの公共の交通機関も比較的近場にあり、また駐車場もいくつか備わっているため、アクセスが便利な場所に位置しています。新世界など他の観光地とも近い都市部にあるため、観光ルートも組みやすいと思います。

JR大阪環状線であれば、JR森ノ宮駅か大阪城公園駅。大阪市営地下鉄だと、地下鉄森ノ宮駅が梅林までの最寄り駅です。どの駅からでも10分ほどで大阪城に到着するので、利用される路線によって一番アクセスが便利なところを探しましょう。

交通機関が発達していても、車で大阪城へ行くこともあると思います。神戸方面からであれば、阪神高速13号東大阪線の法円坂出口から。東大阪方面からですと、阪神高速13号東大阪線の森之宮出口から出れば到着します。

大阪城周辺はやはり観光地ということで、無料の駐車場はありません。そのため有料の駐車場またはコインパーキングに停めることになります。駐車場の数はそれなりにあるものの、やはり休日は混雑します。

せっかく行ったのに駐車場が満車で、かなり遠いパーキングに停めなければならなくなってしまうこともあるので、休みの日に向かうなら早めの出発がおすすめです。料金に関しては、大阪城公園駅前駐車場または森ノ宮駐車場であれば1時間350円で、22時から8時の間は1時間150円になります。

春を告げる花といえば桜のイメージも強いですが、梅もまた日本の四季に欠かせない花の一つ。開花情報や見頃などをばっちり押さえれば、観梅を楽しめること間違いなし！是非桜のシーズンの少し前に、大阪城梅林の美しい梅をご覧になってはいかがでしょうか。