香港島の観光名所ヴィクトリアパークに行くには？行き方から見どころまでご紹介

香港島にあるヴィクトリアパークは知っていますか?香港島の北部にある緑豊かなこの公園は、なんと香港の中でも最も大きな公園なので、香港島の名所として人気を誇っています。ヴィクトリアパーク内には、5500株もの樹木が植えられおり、まさに都会のオアシスです。ここでは地元の人々の話し合いの拠点や、展覧会、イベントにも使われています。そんな香港島のヴィクトリアパークへの行き方、見どころについてご紹介します。

香港島のヴィクトリアパークへの行き方についてご紹介します。ヴィクトリアパークは位置的に、観光名所の銅鑼湾と天后駅の間にあります。最寄駅の銅鑼湾駅からの行き方は、Eの出口から出て記利佐治街(グレートジョージストリート)を歩くとたどり着きます。天后駅からの行き方は、A2の出口を出てから左に曲がり、そのまま直線に歩いて行くとヴィクトリアパークに到着します。

大体、駅から徒歩5分程度でヴィクトリアパークへ到着するので、アクセスも良いのが魅力的ですね。駅から歩いていると大木が見えてくるので、すぐにあの公園だと分かるかと思います。次はヴィクトリアパークの見どころをご紹介します。

ヴィクトリアパークは、イギリスの統治時代に作られた公園です。そのため、当時イギリスの女王だったヴィクトリア女王の名前をとり、ヴィクトリアパークと名付けられました。その証として、ヴィクトリア女王の即位60年を記念して1897年に女王の銅像が公園内に建てられ、現在でも鎮座しています。写真スポットとしてもおすすめです。

尚このヴィクトリア女王の像は、以前はスタチュースクエアという別の場所にありました。しかしながら日本が香港を統治していた時代に軍事材料とする為、一旦銅像を持ち出しており、終戦後、現在のヴィクトリアパークに置かれました。日本も関係していたとは、驚きですね。またこの銅像を置くためにヴィクトリアパークが作られたとも言われています。

ヴィクトリアパークは、大変緑豊かな公園で、公園内を歩いていると、欧風庭園もあり、少し優雅な気持ちになってお散歩が出来ます。その中で注目して欲しいのは「花時計」です。ただの可愛い花時計ではないのです。よーく見てみると、あの高級腕時計として有名なオメガのマークになっています。そのお写真がないのでお見せ出来ないのが残念なのですが、ご自身の目で確かめてみてくださいね。

ヴィクトリアパークには、観光客だけではなく、地元の人々からも愛されている公園です。公園内では、早朝からランニングをしている人もいれば、スポーツ施設で汗を流している人、プールで泳いでいる人など様々です。また小さなお子様でも遊べる、ミニ動物園もあったりなど、子供から大人まで自然の中で遊べ、そして寛げる場所です。

また朝早くに起きてヴィクトリアパークへ行くと、地元の人々が行なっている太極拳を見学することが出来ます。それがまた見事に統制されていて驚きです!日によって他の武術も行われますよ。日本でも早朝に健康体操を行なっている年配の方々がいるように、香港では太極拳が流行っているそうです。

ヴィクトリアパークに日曜日に訪れると、学識経験者や政治家などで時事問題を議論する姿がご覧頂けます。その他大きなイベントとして、旧正月の大晦日に開催されるお花や果物のマーケット、毎年3月には香港フラワーショー、9月の中秋節の期間には中国で伝統的なランタンが設置されライトアップされます。事前に何のイベントがいつ開催されるのかチェックしてから観光に行った方がより楽しめるかもしれません。

見どころ!というほどではないのですが、ヴィクトリアパークを散策やランニングをしていると、笑っているおじいちゃんと、おばあちゃんのモニュメントがあります。何故か後ろには大砲があるのですが…。見た目が微笑ましいので、記念写真に一枚どうでしょうか?

いかがでしたか?香港島のヴィクトリアパークは、記事を見ていただいてお分かりの通り、現地の人々の憩いの場所であり、多くの人たちが楽しめるイベントや行事が開催される場所でもあります。地元の人達のリアルな姿もご覧いただけるので、是非足を運んでみてください。