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利島に行くならここ!おすすめ観光地・民宿・ダイビングスポットまで紹介!

利島に行くならここ!おすすめ観光地・民宿・ダイビングスポットまで紹介!
投稿日: 2017年5月27日最終更新日: 2020年9月6日

東京都に属する伊豆諸島の利島は、周囲8㎞ほど、人口300人ほどの小さな島です。利島は伊豆諸島の中でも観光化が進んでいないということですが、それでも観光スポットは数多くあり、ドルフィンスイムや星空観察など、アクティビティも盛りだくさんです。

利島は伊豆七島のひとつ見出し

利島は伊豆諸島に属する人口300人ほどの小さな離島です。大島支庁の管轄下にあり、住所は東京都利島村となります。東京の約140m南にある周囲約8㎞、面積4.12㎢の利島は、砂浜はなく海水浴には向きませんが、ドルフィンスイムや澄んだ星空などが魅力の、見どころいっぱいの島です。そんな利島の魅力をご紹介します。

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利島観光のおすすめアクティビティ1:ドルフィンスイム見出し

利島周辺の海には野生のミナミハンドウイルカが約20頭ほど生息していて、沿岸に生息するために島の周りを船でまわれば発見することができます。イルカと一緒に泳ぐことが出来るドルフィンスイムは、なるべく自然に近い形ということで、酸素ボンベなどを使わずスノーケリング・素潜りで行われます。

利島の近海では7月から9月まではウェットスーツなしでスノーケルんぐが出来ますが、海水温によってクラゲが発生することもあるので、ラッシュガードなどを着用するのをおすすめします。近年では、利島の周辺のイルカが島から離れることもあるので、当日には見ることができないということもあります。

利島ダイビングサービス [住所]東京都利島村148-1 [電話番号]090-3066-9333

利島観光のおすすめアクティビティ2:釣り見出し

利島の島内では、利島港の堤防が主な釣りスポットになっていて、港の周り以外はほぼ断崖絶壁なので岩場での磯釣りになります。釣り漁船で沖合に釣りに出かけることもでき、春から秋にかけてカンパチやシマアジなどの高級魚や、冬にはイカなどを釣ることができます。

雄成丸(寺田屋) [住所]東京都利島村58番地 [電話番号]04992-9-0251

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利島観光のおすすめアクティビティ3:ダイビング見出し

利島の海は、種類の豊富な海の生き物たちを見ることができる絶好のスキューバダイビングのスポットが数々あります。利島の周りには黒潮が流れていて、その流れに乗って大型回遊魚が泳いでいます。スポットによって見ることが出来る魚の種類も違い、ウミガメやサメなどが見ることもできます。

利島の周りに点在するダイビングスポットは、それぞれ水深や潮流によって初心者から中級者向けに分かれています。ウミガメやエイが生息するスポットや、キンギョハナダイなどの色鮮やかな魚を見ることができるダイビングスポットなどがあります。ごく稀ですがハンマーヘッドシャークに出没することもあるそうです。

利島ダイビングサービス [住所]東京都利島村148-1 [電話番号]090-3066-9333

利島のおすすめ観光スポット1: はしけと海の歴史広場見出し

利島港から徒歩5分のところにある「はしけと海の歴史広場」には、利島の海運の歴史に関する展示などがされています。利島に大型船が接岸できる桟橋が出来たのは昭和55年(1980年)ですが、それ以前は沖合に停泊した大型船から「はしけ」と呼ばれる小型の船に人や物資を乗せ換えて、利島に届けていました。

利島のおすすめ観光スポット2:阿豆佐和気命神社見出し

利島の阿豆佐和気命神社(あずさわけのみことじんじゃ)は、利島港から坂道を5分ほど登ったところに参道の入り口があります。祭神である阿豆佐和気命は、伊豆諸島の造立神である事代主命(ことしろぬしのみこと)の息子とされています。宝暦10年(1760年)に建てられた社殿は、利島で一番古い建造物です。

利島のおすすめ観光スポット3:八幡神社見出し

利島の八幡神社は、阿豆佐和気命神社から海の方に坂道を下りたところにあります。創建年代は不詳とされていますが、阿豆佐和気命神社の社務所には天正12年(1584年)の八幡神社の棟札が保管されています。うるう年の翌年の元旦には、伊豆諸島で唯一の「流鏑馬」の神事が催されます。

「流鏑馬」は東京都の無形民俗文化財に指定されていてる神事ですが、最大の特徴は乗馬からではなく徒歩で矢を射るということです。元旦の朝に2人の的衆が大的に向かって112本の矢を放ち、当たった矢の数で豊作豊漁を占います。矢が的の海側に多ければ豊漁が、的の山側に多ければ豊作とされています。

利島のおすすめ観光スポット4:利島村郷土資料館見出し

Photo by jetalone

利島港から徒歩15分ほどのところにある利島村郷土資料館では、「利島の暮らし」をテーマにした展示を行っています。発掘調査で出土した縄文時代の土器や和鏡、島民から寄贈された民具などの展示はがあり、利島という離島ながらの暮らしや歴史を解説しています。入館料は無料となっています。

利島のおすすめ観光スポット5:ウスイゴウ園地見出し

利島のウスイゴウ園地は、利島港から車で10分ほど、宮塚山登山の終着地にあります。「ウスイゴウ」というのは「朝日のさす所」という意味で、特に日の出が綺麗な絶景スポットです。利島の東側に位置するウスイゴウ園地からは、晴れた日には三宅島まで見ることが出来ます。利島で出土した銅鏡や古代太陽信仰をテーマにして公園です。

利島観光のみどころ1:島中に植えられた椿見出し

利島は「椿の島」としても有名で、島内にはいたるところに20万本以上の椿が植えられています。椿はもともと伊豆諸島に自生していましたが、江戸時代になってから椿油を幕府に年貢として納めていたことと、冬場の西風のための防風林として大量に植樹されました。

利島は椿油生産量が日本第一位で全国シェアは60%、島の80%が椿の木で覆われています。冬に花を咲かせる利島の椿は、夏から秋にかけて実をつけて収穫されます。椿農家では、地面に落ちた椿の実をひとつとつ手作業で拾い、軒先で乾燥させてから工場で製油されます。

利島観光のみどころ2:天の川が見える星空ウォッチング見出し

利島は東京都とは思えないほどの澄んだ星空でも有名で、月のない晴れた夜には肉眼でも天の川をみることができます。星空ウォッチングにおすすめなスポットが利島の南側に位置する南ヶ山園地で、展望デッキの上からは新島、式根島、神津島を見ることもできます。

利島の民宿1:寺田屋見出し

2010年に新館が建築された利島の民宿「寺田屋」は、ドルフィンスイムや漁船での沖釣りなどのサービスも有料で提供する民宿です。全部屋で無料WiFiが使え、食事も美味しいこともあり、リピーターの多い民宿です。

民宿「寺田屋」 [住所]東京都利島村58番地 [電話番号]04992-9-0251

利島の民宿2:民宿かねに荘見出し

Photo by akira yamada

民宿かねに荘は、スキューバダイビングやドルフィンスイムのサービスを提供する利島ダイビングサービスの民宿です。自家製の野菜を使った料理や、家庭的な雰囲気で人気の民宿です。

民宿かねに荘 [住所]東京都利島村59番地 [電話番号]04992-9-0034

利島の民宿3:民宿Soudaimo見出し

民宿Soudaimoは、平成26年(2014年)にオープンした全4室の民宿です。洋室と和室があり、それぞれクリーム色が基調の明るい部屋で、テレビと冷暖房が完備されています。民宿Soudaimoでは船も所有していて、ドルフィンスイムのサービスも提供しています。

民宿Soudaimo [住所]東京都利島村1585番地 [電話番号]04992-9-0039

利島の行き方見出し

大型船での行き方

船での行き方は、東京港区の竹芝桟橋から出航する大型船「さるびあ丸」で利島までは9時間弱かかり、夜の10時に出航し、翌朝7時40分に到着します。ただ天候によっては利島に接岸できない日もあるので、天気予報などで波の高さなどを確認しておくことをおすすめします。東海汽船のご連絡は、03-5472-9999まで。

高速船での行き方

東京港区の竹芝桟橋から高速ジェット船で2時間20分ほどで利島に到着します。高速ジェット船は、水中翼で浮き上がって航行するため、波からの影響を受けないので船が揺れることもなく、快適な船旅を楽しむことができます。こちらも大型船と同じく、天候によっては接岸できないことがあるので、波の情報などの確認が必要です。東海汽船へのご連絡は、03-5472-9999まで。

飛行機での行き方

空路での行き方ですが、利島まで直行する飛行機はないので、隣の大島で飛行機からヘリに乗り換えて利島に向かいます。大島までは、調布飛行場の新中央航空が運航するセスナで約30分です。新中央航空のご連絡は、042-231-4191まで。

大島から利島への行き方

大島・利島間の行き方は「東京愛らんどシャトル」ヘリで約10分で利島に到着します。定員が9名と非常に少ないので、早めの予約をおすすめします。東邦航空へのご連絡は、04996-2-5222まで。

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東京の島・利島を楽しもう!見出し

利島は、伊豆諸島の中でも小さい島で人口も少ないですが、その分ほかの島々のような活発な観光化が進んでいません。「何もないところ」が魅力の一つと言えるくらい、静かなゆっくりとした時間を過ごすことができます。ドルフィンスイムやダイビングなどのシーライフを楽しむのも良いですが、小さな島を歩いて探検するのもおすすめです。

投稿日: 2017年5月27日最終更新日: 2020年9月6日

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