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「備瀬のワルミ」はワリーバンタと呼ばれる秘境!その行き方とは?

「備瀬のワルミ」はワリーバンタと呼ばれる秘境!その行き方とは?
投稿日: 2017年6月10日最終更新日: 2020年10月7日

沖縄本島北部の本部町にある「備瀬のワルミ」は、本部町の人からは「ワリーバンタ」とも呼ばれている秘境です。神が降り立った場所とも言われ、かつては知る人ぞ知るパワースポットだったそうです。「備瀬のワルミ」の魅力、行き方についてご紹介します。

備瀬のワルミってどんなところ?見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は沖縄本島北部の本部町にある絶景スポットです。大きな岩場の崖があり、その合間に真っ白な砂浜、先には海が見えるという美しい景観が見られる場所です。「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」への行き方はわかりづらく、かつてはたどり着けない人も多くいたと言い、選ばれし者が出会える場所とされていました。

備瀬のワルミの別名「ワリーバンタ」見出し

「備瀬のワルミ」は沖縄本部町の人からは「ワリーバンタ」とも呼ばれているそうです。ワルミ、ワリーは「割れ目」を意味し、バンタは「崖」を意味しています。つまり「ワリーバンタ」は「崖の割れ目」ということですね。本部町備瀬の地元の人に道を尋ねる時は「ワリーバンタどこですか?」と聞いた方が良いのかもしれません。

備瀬のワルミで見られる景色見出し

備瀬のワルミの岩の崖

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は両端に背の高い岩の崖があります。この岩はとっても大きく、10メートル以上は悠にあるサイズです。岩の崖の間に人が間に立ってみると、その大きさがよくわかります。まずは大きな岩に挟まれてみて深く呼吸をして、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」のダイナミックさと神聖な空気を感じてみてください。

備瀬のワルミの景観

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」の天高くそびえ立つ岩の崖の間に真っ白な砂浜があります。「割れ目」と呼ばれるだけあってまさに岩を真っ二つに割ったような景観が広がります。真っ白な砂浜の向こうには美しいエメラルドグリーンの海が見え、さらには大きい青空のコントラストも加わり、まさに絶景となります。

備瀬のワルミのビーチ

大きな岩の崖を抜けて「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」のビーチに出てみたら、また感動の景色が待っています。パソコンやスマートフォンの壁紙になりそうなくらい美しい砂浜と透明度の高い海を見ることができます。このきれいな海は奥までずっと続いています。「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」に来た甲斐があったと思わせる景色です。

「神聖な場所」備瀬のワルミ見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は、神が降り立った場所とも言われています。茂みの中を歩いて「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」にたどり着くと、その特別な空気感、パワーに心が洗われたような気持ちになるはずです。神聖で神秘的な雰囲気を持つ「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」はパワースポットと呼ばれるのにふさわしい場所です。

沖縄県内には斎場御嶽や首里城、ガンガラーの谷などの多くのパワースポットと呼ばれる場所がありますが、その中でも「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は訪れる人がそこまで多くなく、特別な空気が感じられる沖縄県内のパワースポットとして注目されています。

「死後の世界」と言われる備瀬のワルミ見出し

また、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は本部町備瀬の地元の人たちから「死後の世界」とも言われている場所だそうです。そのため、地元の人の中には「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」に近づこうとしなかった人もいるとか。地元の人にとっても昔から特別な場所であったことは間違いなさそうですね。

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は備瀬の人たちにとって、「御嶽(うたき)」と呼ばれる祈りの場、信仰の場でもあるそうなので、備瀬の人から大切にされてきた場所のはずです。「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」を訪れる際は、長年ここを守ってきた地元の人への敬意も忘れずにいたいです。

備瀬のワルミにある「ちんぽ石」見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」の途中にある石は「ちんぽ石」と呼ばれています。神聖なパワースポットにある石としてはその名前に少し驚きますが、この「ちんぽ石」もパワーを持っています。子宝に恵まれると言われているそうなので、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」に来たら「ちんぽ石」からもパワーをもらってみましょう。

備瀬のワルミに行くタイミング見出し

干潮時を狙おう

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は見に行くタイミングが重要です。満潮時よりも干潮時の方が景観が美しく見えるので、干潮時を狙って行きましょう。満潮時は白い砂浜が現れないので、砂浜を歩くことができません。干潮時は海岸沿いを伝って「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」にアクセスすることもできます。

干潮時刻、満潮時刻は下調べを

干潮時刻、満潮時刻は毎日変化します。また干潮時刻、満潮時刻は1日2回あります。沖縄の干潮時刻、満潮時刻を表示してくれるサイトなどで事前に調べて、干潮の時間を見逃さないようにしましょう。満潮の時間に行ったら「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」の下に続く真っ白い砂浜が見られず、少しがっかりしてしまうかもしれません。

早朝の干潮時刻がおすすめ

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は秘境とは言え、最近は観光で訪れる人も増えているので、干潮時刻が早朝に重なる場合は、人が少なめの早朝に行くのがおすすめです。人があまりいない時間帯の「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」であればゆっくり静かに過ごすことができるはずです。

備瀬のワルミの日の入り

日の入り時の「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は、空の色が変わり昼間とは異なった雰囲気を醸し出します。昼間の紺碧の青空とエメラルドグリーンの海、真っ白な砂浜の「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」を見た後は、時間を変えて日の入り時の「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」を見に行ってもいいかもしれません。

備瀬のワルミが「秘境」と呼ばれる所以見出し

行き方が少し難しくてたどり着けない人がいて、絶景の中に神秘的な雰囲気があって特別なパワーを感じられ、晴れた日の干潮時という限られた時間にしかその絶景が見られないというところが、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」が秘境と呼ばれる所以でもあるのでしょう。

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」はたどり着くとその特別な空気に気がつく場所です。気候、時間などの条件が揃わないと美しい景観が見られない「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は、選ばれし者が見られるという秘境です。神聖な気持ちで見に行ってほしい場所です。

備瀬のワルミへの行き方(レンタサイクル)見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」への行き方は、レンタサイクルの利用がおすすめです。同じく沖縄本部町にある「備瀬のフクギ並木」にレンタサイクルがありますので、自転車で「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」へ向かいます。レンタサイクル屋さんで「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」への行き方を確認した方が良さそうです。

「備瀬のフクギ並木」は本部町備瀬崎の西側にありますが、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は本部町備瀬崎の東側にあります。地図を参考にして「備瀬のフクギ並木」東側に15分ほど自転車で向かい、資材置き場周辺にある入り口を下って行くと「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」にたどり着きます。

沖縄那覇空港から本部町の「備瀬のフクギ並木」までは、高速道路を利用して車で約2時間です。沖縄那覇空港から県道231号線と国道331号線を経由して、沖縄自動車道の「豊見城・名嘉地I.C」に乗ります。「許田I.C」で降りて国道58号線、国道449号線を進みます。その後、県道114号線を海洋博公園方面に進んで、海洋博公園の少し先です。

「備瀬のフクギ並木」は沖縄本部町の人気癒やしスポット!アクセスは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
「備瀬のフクギ並木」は沖縄本部町の人気癒やしスポット!アクセスは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
沖縄本島北部の本部町にある「備瀬のフクギ並木」は、癒しの場所、神秘的な場所として人気のスポットです。水牛に乗って散策できたり、美しいビーチがあったり、と周辺スポットも興味深いです。沖縄本部町の「備瀬のフクギ並木」の魅力とアクセス方法をご紹介します。

備瀬のワルミへの行き方(車)見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」へのアクセスはできる限りレンタサイクルを利用することをおすすめしますが、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」近くまで車で行く場合の行き方をご紹介します。沖縄那覇空港から高速道路を利用して車でアクセスすると、本部町にある「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」までは所要時間約2時間です。

沖縄那覇空港から県道231号線と国道331号線を経由して、沖縄自動車道の「豊見城・名嘉地I.C」に乗ります。「許田I.C」で降りて国道58号線、国道449号線を進みます。その後、県道114号線を「備瀬のフクギ並木」を超えてさらに進むと、「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」の入り口にたどり着きます。

備瀬のワルミの駐車場見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」には公式の駐車場はありません。「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」の入り口となる資材置き場周辺にわずかな駐車スペースがあるので、車でアクセスした場合はそこに駐車します。駐車スペースがあまりなく、路上駐車は地元の人の迷惑になることもあるので、レンタサイクルで行くことをおすすめします。

備瀬のワルミでパワーをもらおう見出し

「備瀬のワルミ(ワリーバンタ)」は自然が作り出した美しい絶景と、特別な雰囲気がある神聖な空気が魅力のパワースポットです。満潮時はなかなか良い景色に出会えないので、干潮時を狙って出かけてみてください。ワイワイ騒ぐような観光地ではないので、神聖な気持ちで静かに見に行きたいですね。

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投稿日: 2017年6月10日最終更新日: 2020年10月7日

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