都城の温泉でゆったり！銭湯や家族風呂に人気日帰り温泉情報！温泉宿まで！

温泉!湧いていますよ!都城市は、｢吉都線(きっとせん)｣の発駅であるJR日豊本線都城駅や宮崎自動車道都城ICがあって、近郊の地域からの交通の便が非常に良い場所です。地元の人たちが日帰りで利用されるバラエティに富んだ温泉が数多くあります。人気温泉を日帰り温泉･銭湯･家族風呂に分けて､温泉宿も一緒に、情報をご紹介します。

やまだ温泉(山田町温泉交流センター)は、都城駅から北西へ県道45号線経由で凡そ11.9km、車で約25分、｢吉都線｣谷頭駅から1.3km徒歩16分にあるナトリウム-炭酸水素塩の日帰り温泉です。効能は浴用で神経痛、五十肩、等々、飲用にも糖尿病、痛風、等が表示され、大人300円、子供210円です。地元では美人の湯として人気のようです。

｢吉都線(きっとせん)｣は、九州旅客鉄道のJR日豊本線･都城駅と鹿児島県姶良郡湧水町の吉松駅の間を走る地方交通線で、JR鹿児島本線･八代駅と吉松駅の間を走る肥薩線と合わせて、えびの高原線の愛称で呼ばれています。全長が61.6kmの単線で非電化の鉄道です。雄大な霧島連邦を眺めながらのゆったり日帰り温泉の旅は如何でしょう。

都城市の施設一覧にやまだ温泉、かかしの里ゆぽっぽ、高城健康増進センター(観音さくらの里)、青井岳温泉、があり、山田町にあるはじめの2施設は｢株式会社くえびこ山田｣によって管理･運営されているようです｡やまだ温泉は、市の健康増進施策の一部になっているのでしょうか?接客の対応が優しい安価なおすすめの人気日帰り温泉です。

都城には、日帰り温泉を特徴とした温泉が沢山あります。日帰り温泉は殆どお湯の提供だけの簡素な温泉から、露天風呂、サウナ、食堂など、施設内に沢山の設備を備えた温泉まで多種多様です。詳細にご案内すれば良いのですが、かえって複雑になるため、温泉の名称と所在地、概要だけご案内しています。詳細は調査の上お出かけください。

湯穴温泉(つあなおんせん)は、都城駅から北西へ県道31号線経由で凡そ21.9km、車で約34分にあるカルシウム-炭酸水素塩･塩化物･硫酸塩泉の温泉です。源泉温度22.5度の冷泉を加熱して利用しています。かけ流しの冷泉及び加熱用の蒸気は自分で流量を変更し、温度調節して適温にします。露天風呂はありません。利用料金300円です。

観音さくらの湯は、都城駅から北東へ国道10号線経由で凡そ13.6km、車で約24分にある単純温泉･単純泉の温泉です。やまだ温泉同様に、山之口・高城地区地域包括支援センターが管理運営を行っている施設で、露天風呂から運動歩行浴、アルファーイオン釜風呂、サウナまで完備した日帰り温泉です。入浴料金420円から入浴できます。

都城温泉は、都城駅から北西へ県道45号線経由で凡そ3.0km、車で約10分にあるナトリウム炭酸水素塩泉の温泉です。湧き出した温度42度の源泉が消毒なしにろ過して循環され、適温を保つために加熱され,お湯はほぼ無色透明です。疲労回復などに効能があり、疲れがよく取れるといわれる地元で人気の日帰り温泉です。

スーパー温泉元気湯は、都城駅から南へ徒歩約2分にある塩化物泉の温泉銭湯です。効能は、冷え症に効果があるといわれています。露天風呂、サウナ、打たせ湯、気泡湯、薬湯、等々のみならず、エステ･マッサージ､焼き肉店､飲食店、パチンコ店まで併設して集客に努めている温泉銭湯です。入浴料は、大人520円、学生310円、子供210円です。

和楽笑の湯(わらわらのゆ)は、都城駅から南東へ国道269号線経由で凡そ3.3km、車で約12分にある人工炭酸泉の温泉銭湯です。この人工炭酸泉は｢霧島裂罅水(れっかすい)｣に炭酸ガスを人工的に1000ppm以上含ませたもので、｢炭酸の細かい気泡の作用｣が､糖尿病に薬用効果を発揮するといわれます。入浴料は大人400円で回数券もあります。

｢霧島裂罅水｣とは、霧島山脈のシラス層や火山灰土壌の上に降った雨が永年に渡って浸透し、土中を通過してろ過され、染み出してきたもので、自然のろ過作用とミネラル等の吸収によって出来た名水のことです。鉄分をほとんど含まないまろやかな水として、霧島地方では貴重な水として扱われ、焼酎の原水等に使用されてきました。

｢炭酸の細かい気泡の作用｣とは、細かい気泡が肌を包むことや、気泡が湯面で弾くことから起こるマイナスイオンの発生によって、浴槽に入った身体が温まり、血行が増進されることです。糖尿病の閉塞性動脈硬化症の改善に効果があるといわれ、糖尿病の潰瘍や壊疽(えそ)の治療に使われ、足の切断を免れた例があるといわれています。

温泉銭湯は一般的に日帰りですから、温泉銭湯と日帰り温泉を区別するのは少し辛いところですが、次のように敢えて分けてみました。温泉銭湯は、不特定多数の人々を対象として施設の中に色々な設備を設け温泉客を呼び込んでいます。日帰り温泉の場合は、温泉好きな人を対象に、温泉客を呼び込むこと以上に、お湯を大切に考えています。

ゆぽっぽ家族湯は、都城駅から北へ県道45号線経由で凡そ9.2km、車で約18分の山田町総合交流ターミナルにある温泉で、家族風呂12室で一つの施設となっています。形状は丸と四角の湯舟があり、一家族大人2人子供2人が適当な人数です。効能等は、やまだ温泉を参照ください、同一です。料金は一室60分1440円、延長30分毎720円です。

ラスパたかざきは、都城駅から北へ国道221号線経由で凡そ19.1km、車で約31分にある炭酸水素塩泉･塩化物泉の温泉です。日帰り入浴露天風呂、貸切風呂、家族風呂、サウナを特徴とし、冷え症に効能があるといわれています。食事、エステ･マッサージに対応し、スポーツ関係の合宿やビジネス関係の長期滞在にも利用される家族風呂です。

家族風呂がある温泉は多数あるのですが、家族風呂を専門に提供している温泉は限られています。都城で家族風呂だけは｢ゆぽっぽ家族湯｣しか見つかりませんでした。｢ラスパたかざき｣を家族風呂の分野でご紹介していますが、ここは銭湯としてでも、温泉宿としてでもご紹介できそうです。常連さんが多そうなので家族風呂で紹介しました。

幸福温泉は、都城駅から南西へ凡そ2.3km、車で約8分にある単純鉄冷鉱泉の温泉宿です。お湯は茶褐色に濁った19.3度の源泉を適温に加熱してかけ流し、一日に3回全量入れ替えです。効能は筋肉痛や神経痛等に良いといわれ、宿泊はカプセルや小部屋が主で1泊2600円から3600円と格安です。学生達の合宿も受け入れている温泉宿です。

さくら乃里ふくよしは、都城駅から北へ県道42号線経由で凡そ30.3km、車で約50分の高崎町笛水にある温泉宿です。天然温泉ということ以外情報は見つからず、自然の中で温泉宿に辿り着くことに心配するようですが、地鶏の炭焼きが美味で、周りの自然と温泉に想像以上癒されるとのことです。訪ねてみては如何でしょう。

青井岳莊は都城駅から北東へ国道269号線経由で凡そ21.3km、車で約33分にあるナトリウム－炭酸水素塩･塩化物の温泉宿です。浴場は主浴風呂、高温風呂、水風呂、歩行浴、サウナ、露天風呂、などあり混浴はありません。青井岳の麓にある自然豊かで、美人の湯として名高く女性に人気の温泉宿は1人1泊約6000円から10000円です。

一般に温泉といえば一泊するように思うのですが、都城地域では日帰り温泉が普通のようです。とはいえ、日帰り温泉を特徴にしながら宿泊もOKというところが少なくありません。ここでは、宿泊ということを表に出した温泉を温泉宿として選びました。他にも温泉宿と呼んだ方が良い温泉があると思います。探してみてください。

地元に人気の日帰り温泉や人気の温泉宿の情報をお届けしました。｢温泉旅行に行こう!｣と計画を練っての旅はもちろん嬉しいですが、都城の日帰り温泉のように｢ちょっと、寄ってゆこうか!｣という温泉もまた楽しそうですね。都城市の近くに行かれたときは、気軽に!ちょっと時間を作って、温泉に寄ってみては如何でしょうか。