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北海道のワインおすすめランキング・ベスト11!ワイナリー見学もできる!

北海道のワインおすすめランキング・ベスト11!ワイナリー見学もできる!
投稿日: 2017年3月8日最終更新日: 2020年10月7日

北海道はワイン用ブドウの栽培面積が日本一となっています、今ワイン愛好家の中で北海道ワインが人気を呼んでいます。注目するおすすめワインを今回はランキングでご紹介!北海道の有名なワイナリーで作られるおすすめワインをランキング・ベスト11でご紹介いたします。

北海道産のワインランキング見出し

北海道はワイン用ブドウの作付面積日本一

ブドウの作付面積は山梨県、長野県、山形県、岡山県といったランキングになりますが、これは生食用のブドウが含まれています。日本では北海道がワイン専用種の作付面積日本一です。生食用のブドウもワインにできますが、海外ではほとんど専用のブドウが使われています、ワインは専用種のブドウがおすすめです。

ワインの本場イタリアやフランスと緯度が近く、気候風土も似ている北海道は、ヨーロッパのワイン専用ブドウの栽培に適しています。そのため近年余市地方を中心に作付面積が多くなり、ついに日本一となったのです。ワイン専用ブドウの収穫が多いということはワインの生産も盛んになります。今ではワイナリーが20か所を超えています。 

日本のブドウ畑はブドウ狩りでおなじみ、棚になっているのが一般的です。ところがワイン用のブドウ栽培は垣根式になっています。ヨーロッパの栽培法方式を取り入れているのですが、ブドウによく太陽の光が当たるので、この方が甘くなります。しかし、収穫量は棚方式の方が多いといわれています。甘い方がよりワイン向きです。

ワインには輸入ワイン・国産ワイン・日本ワインの3種類があります。輸入ワインは製品を輸入したものです。国産ワインは、ブドウを輸入し国内で醸造製品化したものになります。日本ワインは、国内産のブドウを使って国内で製造されたもので、日本ワインは日本全体のワインの10%にも満たない生産量です。

北海道のワイン専用ブドウを使って発酵醸造された日本ワインは、世界的な評価も高まっています。それではおすすめの北海道ワインランキング11位から発表です。あわせて醸造元のワイナリーもご紹介します。

函館のワイン「はこだてわいん」のワイナリーを見学!お土産にも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
函館のワイン「はこだてわいん」のワイナリーを見学!お土産にも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
函館市の「はこだてわいん」はワイン用ブドウの名産地余市のブドウを中心に使用して、高品質のワインを醸造している名門ワイナリーです。函館山の麓にある歴史的建造物『はこだて明治館』内にある「はこだてわいん」直営ワインショップは観光客に人気になっています。

11位:自社農園がランキングイン見出し

雪の系譜レンベルガー

自社農園で収穫されたワイン専用ブドウ、レンベルガー100%のワインです。ブドウの収穫時期を少し遅らせて、丹念に醸造されています。レンベルガーはオーストリアの品種で、比較的酸味が強いので、辛口になります。

宝水ワイナリー

宝水ワイナリーは札幌市の北、岩見沢市にあります。主に自社農園の自社農園で育てたブドウを使用しています。ステンレス容器を使用して醸造しており、木樽はほとんど使用しません。樽の香りがあまりつくのを好ましく思わない、ワイナリーの哲学です。

■宝水ワイナリー [住  所]岩見沢市宝水町364-3 [電話番号]0126-20-1810

10位:北海道豊平峡ダムトンネルで熟成見出し

Seibel 13053ダム熟成 

豊平峡ダムサイトにあるトンネルをセラーとして使用して熟成されたワイン。トンネル内は1年中気温が10℃前後で、真っ暗な中で熟成されています。ワイン専用種セイベルを使用したミディアムの赤ワインです(画像左)。

八剣山ワイナリー

札幌市街地から定山渓温泉へ向かう途中の八剣山麓にあります。土地がフランス、ボルドー近郊のサンテミリオンに似通った土壌です。そのため、ワイン用ブドウの栽培に適しているといわれており、自社農園では20種類以上のブドウを栽培しています。

■八剣山ワイナリー [住  所]札幌市南区砥山194-1 [電話番号]011-596-3981

9位:北海道のおすすめ白ワイン見出し

OKUSHIRI Pinot Gris 750ml

蒸栗のような余韻を感じさせるピノ・グリ種の白ワイン。透明感のある麦わら色でオレンジピールのような柑橘系の香りもまた魅力的。奥尻島で育てられたブドウによって醸し出される個性的な味わいはおすすめです。

奥尻ワイナリー

北海道の西に浮かぶ奥尻島にあるワイナリー。1999年頃から西欧のワイン専用ブドウや自生するヤマブドウの栽培を始め、2008年に本格的ワインを世に送り出しました。奥尻島でブドウ栽培から醸造まですべて行っています。ワイナリーの見学は事前に電話連絡が必要です。

■奥尻ワイナリー [住  所]奥尻町字湯浜300 [電話番号]01397-3-1414

8位:北海道のおすすめ赤ワイン見出し

キャンベル サンスフル2016(赤)

余市の契約農家が丹精込めて栽培したキャンベルアーリー種の赤ワイン。天然酵母で発酵させ無濾過、酸化防止剤無添加で醸造されています。そのため、発酵の際の炭酸ガスが含まれることがあります。口当たりが柔らかく、イチゴの甘酸っぱい酸味が印象的な人気ワインです。

さっぽろ藤野ワイナリー

札幌市郊外にあるワイナリーです。ワイン造りに情熱を燃やし若くして逝ってしまった弟の遺志を継いだふたり人の姉がオーナーを務めています。ワインの特徴は酸化防止剤を最小限に抑えて天然酵母使用の無濾過ワインです。隣接するレストランヴィーニュで料理とともにワインを楽むのが人気になっています。

■さっぽろ藤野ワイナリー [住  所]札幌市南区藤野670-1 [電話番号]011-593-8700

7位:自家農園のおすすめ赤ワイン見出し

ナナツモリ ピノ・ノワール 2014

自家農園のピノ・ノワールだけを使用した赤ワイン。2014年は質の高いブドウが収穫でき、自然発酵とあいまって、強いうまみと、梗(実のついた枝)由来の苦みも感じられ存在感のある人気ワインです。2017年春以降の開栓がワイナリーからのおすすめです。

ドメーヌ・タカヒコ

ワイン専用ブドウの最大産地、余市に2010年に設立されたワイナリーです。自家農場にはワイン専用ブドウ、ピノ・ノワールだけを無農薬で栽培しています。熟したブドウはそのままタンクに入れて、酵母なしで発酵を待つといったこだわりのワインです。ワイナリーでの直販はありませんが、見学は可能です(要予約)。

■ドメーヌ・タカヒコ [住  所]余市町登町1395 [電話番号]0135-22-6752

6位:おすすめは甘口白ワイン見出し

北ワイン ケルナー甘口2015

余市地区の木村農園産ケルナー種を使用した白ワイン。樹齢20年以上のブドウが原料となっていて、柑橘系の香りにや味わいに、桃のコンフォートを連想させる果実の甘さが印象的です。遅摘みしたケルナーの完熟度をいかした甘口の白ワインです。

千歳ワイナリー

1988年に山梨の大手ワイン会社、中央葡萄酒の工場として設立されたワイナリー。現在は独立して余市の契約農家のブドウを中心に製造販売しています。近くにサッポロビールやカルビーの工場があり、工場見学ツアーが人気です。ワイナリー見学も常時受け付けています。

■千歳ワイナリー [住  所]千歳市高台1-7 [電話番号]0123-27-2460

5位:北海道ふらのワインがランキングイン見出し

ふらのワイン(赤)720ml

セイベル種を主体にした赤ワイン。創業時からの人気赤ワインで、果実香の中にセイベル種特有の香りがあり、渋みもほどよいワインです。口当たりもいいので、入門者にもおすすめです。

ふらのワイン

富良野市が市の事業として取り組んでいるワイン造り。市内にブドウ農園を開園し、1975年に試作第1号が富良野国大スキーで振る舞われました。以降ふらのワインは北海道を代表するワインとして親しまれています。富良野の中心部にあり、夏のラベンダーが美しいおすすめのワイナリーです。見学は常時可能です。

■ふらのワイン [住  所]富良野市清水山 [電話番号]0167-22-3242

4位:人気の余市産のおすすめワイン見出し

樽熟ツヴァイゲルトレーベ

余市産の赤ワイン専用ブドウ、ツヴァイゲルトレーベをフレンチオーク樽で長期熟成したこだわりのワインです。ツヴァイゲルトレーベの原産はオーストリアで、余市の気候風土が栽培に適しています。重厚なボディと華やかな余韻が印象的です。

余市ワイン

ワイン用のブドウ畑が広がる北海道のワイン造りを担う余市。その中心に2011年にオープンした新しいワイナリーです。ワインの直売店やイタリアンレストラン、カフェ&ベーカリー、ギャラリーが併設されています。レストランではイタリア料理とワインのマリアージュが楽しめます。見学は常時可能です。

■余市ワイン [住  所]余市町黒川町1318 [電話番号]0135-23-2184

3位:独自製法のおすすめがランキングイン見出し

しばれわいん ケルナー

ブドウを氷結させて芳醇な香りと爽やかな風味を醸す、独自製法のしばれわいん。余市産の完熟ケルナー種を100%使用した甘口の白ワインです。2016年日本ワインコンクール銀賞を受賞しました。

はこだてわいん

函館市内で設立されたのですが、現在は隣の七飯町にワイナリーがあります。ほとんど余市産のブドウでワイン醸造を行っています。しばれわいんのほかにも、余市産ブドウ100%使用の北海道100シリーズがおすすめで、多くの賞でランキング上位に入っています。直売店は函館市内の「はこだて明治館」内にあります。

■はこだてわいん [住  所]七飯町字上藤城11 [電話番号]0138-65-8115

2位:ランキング上位を譲らないおすすめワイン見出し

清見

十勝平野にある池田町で選抜育成されたワイン専用ブドウ清見を使用した赤ワインで、十勝ワインオープン当初からの定番ワインです。十勝ワインの代表ワインとして、常に人気上位になっています。

十勝ワイン

十勝地方にある池田町営のワイナリーです。外観がヨーロッパの古城に似ているので「池田ワイン城」と呼ばれています。池田町の気候風土に合ったワイン専用ブドウを研究し十勝ワインが完成しました。北海道で最も人気のあるワイナリーで、レストランでは十勝牛も味わえます。毎日3回のワイン城ツアー(参加費無料)があります。

■十勝ワイン [住  所]池田町清見83 [電話番号]015-572-2467

1位:ブドウ農家の単独仕込みがランキングイン見出し

北島秀樹ケルナー2015

余市のブドウ農家北島秀樹さんが丹精込めて栽培したケルナー種のみを使用して醸した白ワインです。香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで銅賞を受賞しています。

北海道ワイン

小樽ワインの名称で知られる小樽市のワイナリーです。北海道では最も生産量が多く、北海道産ブドウ100%のワイン醸造を最初に手がけました。ワイナリーは小樽市の本社小樽醸造所と札幌市の北に位置する浦臼町に「鶴沼ワイナリー」があります。小樽醸造所では常時見学ツアーが実施されています。

■北海道ワイン [住  所]小樽市朝里川温泉1-130 [電話番号]0134-34-2181

北海道産のおすすめワインランキング見出し

ランキング外のワインも個性的揃い

北海道のワイナリーは作り手の情熱が伝わる個性派揃いです。どこのワイナリーでも、生産量は少ないですが、美味しいワインが生み出しています。北海道の人気は風景や海産物、農産物、畜産物など数多いですが、ワインもその中のひとつです。北海道旅行の際は是非ワイナリーを訪れてください。

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