バスク料理が人気！スペイン・バスク地方の郷土料理！旅行で舌鼓！

フランスとスペインの国境をまたいだ、北部にあるバスク地方は、世界一の美食の街として知られています。このバスク地方でいただくことのできる郷土料理「バスク料理」は名産品の唐辛子やニンニク、トマト、オリーブオイルをふんだんに使用した、日本人好みの味付けの料理が多く、ここ最近注目を浴びている注目のグルメなんですよ!

バスク地方の名産品は、前述した唐辛子・ニンニク・トマト・オリーブオイルなどの豊富な農産物の他、マグロやタラ、ヤリイカなどの水産物に、チーズや生ハム、チョコレートなどがあります。特に唐辛子・生ハム・チョコレートはバスク地方の名産品として有名で、街のいたるところで見かけることができるんですよ。

スペインのバスク地方のバル料理といえば、食材を串に刺して出されるおつまみ「ピンチョス」です。お手軽なひと口サイズのお料理ながらも、その美しい見た目とおいしい食材を使用したピンチョスは、お酒もぐいぐい進む絶品グルメとして、お酒好きなスペイン人の人々に愛されてやまない料理です。スペイン旅行にきたら食べなきゃ損ですよ!

バスク地方でいただけるピンチョスは、バスク地方の名産の生ハムや魚介類、トマトやオリーブなどをひと口サイズのバケッドに乗っけたものが一般的で、ひと口の中に旨味が凝縮されており絶品なんです!ひと口サイズのピンチョスはさまざまな具材を使用した多種多様な種類が用意されており、異なる味わいを楽しめるのも魅力の一つです。

バスク地方の家庭料理といえば、ツナとジャガイモを、トマトとパプリカベースのスープで煮込んだ料理「マルミタコ」です。郷土料理としてバスク地方で親しまれているこの「マルミタコ」は、塩とオリーブオイルのみの味付けながらも、それぞれの食材の旨味が凝縮されており、見た目以上に絶品。旅行に来た際にはぜひ食べたいグルメです。

郷土料理「マルミタコ」はもともと、バスク地方の漁師のまかない料理であり、蓋のついた金属製の両手鍋(バスク語でマルミータ)を使用した料理という意味なんです。そのため、ツナの他にも旬のお魚を使用した「マルミタコ」もあり、季節によって異なるおいしさを堪能できるのも、マルミタコの魅力の一つとなっています。

バスク地方の家庭料理「メヒジョネス」も、注目の一品です。メヒジョネスとはムール貝という意味で、スペインではパエリアや煮込み料理の具材として、ムール貝は親しまれています。そんなムール貝を使用したバスク地方の郷土料理は、トマトにパプリカ、玉ねぎ、そして少量の唐辛子で作られた甘辛のソースと絡めていただく絶品グルメです。

スペイン料理といえばパエリアが代表的ですが、バスク地方の郷土料理にはイカ墨を使用した「アロスデネグロ」というパエリアが存在します。イカ墨を伸ばしたソースは濃厚で魚介の旨味が溢れ、ご飯との相性はもちろんのこと、パンとの相性も抜群なんだとか!郷土料理アロスデネグロも、スペイン旅行に来た際には必見です。

スペインやお隣ポルトガルでも大量に消費されるバカラオ(塩鱈)は、スペイン旅行に訪れた際に食べていただきたいグルメの一つです。そんなバカラオを使用したバスク地方のお料理「バカラオ・アル・ピルピル」は、にんにくと鷹の爪、オリーブオイルを使用したソースがかかった、絶品の一品です。

スペイン・バスク地方の名産といえば、日本でもおなじみの「生ハム」です。スペイン語でハモン・セラーノと呼ばれる生ハムは、程よい塩気と甘みのある脂が絶妙なハーモニーを織り成す極上の一品。ピンチョスのトッピングとして、オムレツの具材として、さまざまな食材に使用される、本場の生ハムは要チェックです。

おいしいワインが豊富なスペイン。そんなスペインのバスク地方にも、もちろん絶品のワインが盛りだくさんに揃っており、スペイン旅行に訪れたら、ぜひ味わっておきたいグルメの一つとなっています。そんな豊富なワインを取り扱うバスク地方のワインの中でも、ここ最近注目を集めているのが、バスク地方の地ワイン「チャコリ」なんです。

「チャコリ」は白ワインを中心に赤・ロゼと種類があり、微発泡タイプのワインが大半となっているのが特徴的です。味わいは、白のチャコリは爽やかで酸味のある、すっきりキレのある味わいの物が多く、お魚料理との相性が抜群なんだとか。また、まろやかでフルーティーな味わいのものもあるとのことで、女性にも人気なんですよ。

また、地ワイン・チャコリの他、食前に飲むワイン「トスタディージョ」もおすすめの一品。アルコール度数は高めで、甘さのある味わいが特徴的となっています。トスタディージョは、バスク地方のバルやレストランであれば見かけることができる馴染みのあるワインなので、旅行に訪れた際にはこちらもお見逃しなく!

どれも美味しそうなバスク料理の数々は見てるだけでお腹がすいてきちゃいますよね。でもスペインまで旅行に行くには遠いしお金もかかる…という方に朗報!実はスペイン・バスク地方までわざわざ旅行に行かなくても、日本でバスク料理を味わうことができちゃうんです!ここからは日本のバスク料理を取り扱うレストランをご紹介します。

東京銀座7丁目にお店を構える「PAIS VASCO(パイス・バスコ)」では、バスクの三つ星レストランで腕を磨いたシェフの作る本格的なバスク料理をいただくことができます。一見スペインバルのような佇まいのお店は、気取らず気軽に入ることができる居心地のよさを醸し出しており、仕事終わりに立ち寄るのにもおすすめです。

「PAIS VASCO(パイス・バスコ)」では約90種類にも及ぶメニューを取り揃えており、どれも見た目も味も一級品と大好評。その中でも、特に人気の高い、お店の看板メニューといえば「フォアグラ・アナゴ・果物のミルフィーユ仕立て」です。パイス・バスコに来たならばこれを食べないと損と言われるほどの絶品グルメをぜひご賞味ください。

東京世田谷区用賀にお店を構える、女性シェフと女性ソムリエが営むスペイン・バスク料理店「LANBRoA(ランブロア)」。店内は席と壁がスレスレなほど狭いながらも、スペインで修行を積んだ女性シェフが作る絶品のバスク料理と、女性ソムリエの厳選するおいしいワインをいただくことができると人気を集めます。

「LANBRoA(ランブロア)」では、数あるバスク料理を1000円から2000円と、お得な価格で堪能することができるのも魅力の一つとなっています。お味もコスパも抜群で、飾らない落ち着きのある空間が魅力的なランブロアで、バスク地方で親しまれる郷土料理を思いっきり堪能してみてくださいね。

スペイン・バスク料理を専門に取り扱うレストラン「ETXOLA(エチョラ)」は、御堂筋線・四ツ橋線「本町駅」から徒歩約5分圏内のところにあります。シンプルで清潔感のある大人な空間のエチョラでは、バスク地方の代表的なお料理の数々をご用意。ランチからディナーまでおいしいバスク料理を味わうことができると大人気のお店です。

「ETXOLA(エチョラ)」のランチメニューは『今日のランチ』と、『お昼のコース』『シェフのおすすめコース』の2種類のコースが用意されています。今日のランチにはスープ・パン・メイン、コースメニューには各種異なる前菜・パン・ご飯・メイン・デザート・ドリンクがセットとなっており、とってもお得にお料理を楽しむことができます。

「ETXOLA(エチョラ)」のディナーメニューはアラカルトが中心となっており、前菜は1000円前後、主菜は2000円から5000円までとなっています。使用している食材にとことんこだわり抜かれており、見た目もお味も一流品のエチョラのお料理は、お腹も心も満足感で満たしてくれること間違いなし!ぜひエチョラまで足を運んでみてください。

山の幸、海の幸を豊富に使用したバスク地方のお料理の数々と、バスク料理をいただくことができる日本のお店をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか？写真だけでも食欲をそそられるバスク料理は、一度食べたらはまること間違いなし!食材の旨味が凝縮した、世界一の美食・バスク料理を、ぜひこの機会に堪能してみてくださいね。