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車中泊の冬に気を付けたい事!寒さ対策での必需品と注意点をご紹介!

車中泊の冬に気を付けたい事!寒さ対策での必需品と注意点をご紹介!
投稿日: 2017年9月7日最終更新日: 2020年10月7日

長距離ドライブで旅行を楽しむ方や、冬にスキーやスノーボードなどに行く方は車中泊をすることがあると思います。しかし、ちゃんとした準備をせずに冬の車中泊すると非常に危険です。今回は冬の車中泊での必需品と寒さ対策についてご紹介します。

冬の車中泊へ!見出し

Photo by kaidouminato

旅行の費用を削減するために車中泊をする方や、時間的に車中泊をするしかないことはあると思います。冬にスキーやスノーボードで旅行に行く方にとっては、前日に出発して車中泊をすることで朝一番のゲレンデを満喫することができます。以外と楽しい一面もある冬の車中泊ですが寒さ対策などの必需品が必要です。今回は車内での寒さ対策や車中泊の注意点をご紹介します。

冬の車中泊での車内温度見出し

冬が寒いのは言うまでもありませんが、特に雪山での早朝は非常に気温が低くなります。外気温が-10度ほどになると車内の温度も0度ほどになり、マイナスになることもあります。冬の車中泊には注意点も多くそれなりの準備が必要で、寝袋など装備品の選び方も大切になってきます。

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冬の車中泊の注意点「寝る時には暖房を切る」見出し

冬の車中泊で絶対にやってはいけないことの中で一番最初に挙がるのが「寝る時には暖房(エンジン)を切る」です。冬の車内ですから暖房をつけていないと寒すぎるという理由で、暖房をつけたまま寝る人も稀にいるようですが非常に危険なので絶対にやってはいけません。

暖房をつけたまま眠ってしまうと、夜中に積雪があった時に雪によってマフラーが塞がれてしまうことがあります。そうなると排気ガスが車の中に溜まって一酸化中毒死してしまう危険性があります。実際に死亡事故の例も多々あります。降雪時以外でも何があるかわかりませんので、万が一のことを考えて車のキーは抜いておくといいでしょう。

一酸化中毒以外も暖房をつけて運転席で寝ている時に、何かの拍子にアクセルを踏んでしまうことがあるかもしれません。そうなるとエンジンの回転の熱で発火して車が炎上してしまう可能性もあります。このような危険性がありますので、車で寝る時には必ずエンジンを切りましょう。

冬の車中泊の注意点「安全な場所で駐車する」見出し

Photo by nubobo

車で寝るのだからどこに駐車しても同じだと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、駐車場所一つで大問題になることもあります。ブレーキがかかっていても何かの拍子に動き出す可能性がありますので、傾斜のある場所は避けましょう。周りに民家が多い場所に止めると、不審者に間違われることもありますので注意しましょう。

トイレやコンビニなどが近くにある場所やパーキングエリアなどで止めておくと、食料調達にも便利ですし何かあった時に周りの人と協力できます。一番ベストなのは、積雪を気にする必要がない屋根付き駐車場です。朝方の車の雪かきも必要ないので屋根付きの駐車場がある場合にはそこに駐車しましょう。

サイドブレーキは引かない

寒い地域に住んでいない方は、知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、気温が氷点下になる地域で駐車する際にはサイドブレーキは引きません。サイドブレーキを引いたまま駐車して朝起きてみると、凍ってしまって動かないなんてことがあります。寒い地域では平らな場所に駐車して、ギアをパーキングにしてサイドブレーキをあげたままにしましょう。

冬の車中泊での必需品1.目張り見出し

銀マットや断熱カーテンなどで窓の目張りをしましょう。冬の車内に冷気が一番侵入してくる場所が窓です。窓からの冷気対策として目張りを行うだけでも、車内の温度が驚くほど変わってきます。夏に使用するサンシェードを広げるだけでも十分冷気対策になります。

断熱カーテンなどの目張り品はホームセンターなどで購入できます。もっと安く抑えたい方は、新聞紙などで型取りして銀マットで目張りを作ることもできます。目張りは暖房に代わり車中泊でのメインの冷気対策品と言えるでしょう。

冬の車中泊での必需品2.寝袋見出し

車中泊での必需品と言えば、寝袋が一番最初に思いつく方も多いでしょう。寝袋には「封筒型」と「マミー型」があります。「封筒型」は広げて布団の代わりにでき、価格も安く便利です。しかし、体への密着度が低く冷気が入りやすいので冬にはお勧めしません。

「マミー型」は体にフィットしますので、冬に適しており保湿性もあります。封筒型よりコンパクトで軽量ですが値段は少し高くなります。寝袋は車中泊をする上でとても大切なものなので、値段で寝袋を選ばす性能で選びましょう。

寝袋の選び方

寝袋には対応温度が記載されています。車中泊をする場所が-10度であれば、対応温度が-15度のものを選びましょう。しかし、あまりにあったかいものしか持っていないと、気温が上がった際に暑すぎて寝袋で寝れないこともあります。だからと言って寝袋をたくさん購入するのもお金と場所が必要で大変です。

春秋なども車中泊をする方は、春秋ものの封筒型とマミー型を二つ用意して対策することもできます。二つ寝袋を用意することで寒い時には二重で寝て、気温が上がった際は一枚で寝るなど対応が可能です。寝袋は車中泊をする際には必需品になりますので、行く場所や気温によってしっかりと選びましょう。

冬の車中泊での必需品3.マット見出し

車内で寝る際には寝袋を使用しますが、下からの冷気も体温を下げる原因になります。寝袋の下にはマットを引くことをお勧めします。安価な銀マットでもないよりはマシですが、余裕があればもう少し高価なものを購入したほうが無難です。おすすめはウレタン式のマットです。

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チェックインの時間や場所を気にしなくてもいいということで人気の車中泊ですが、寝床づくりに必要なマットやベッドなどの準備を怠るとよく眠れずに、翌日体に疲れが残ってしまうことも。そこで、今回は車中泊をするときに便利なマットやベッドなどのグッズをご紹介します。

冬の車中泊での必需品4.除雪用品見出し

雪が降る地域では、スノーブラシやスコップは必需品です。車中泊で朝起きた場合に雪が積もっていて、スコップがないと除雪に苦労します。車中泊に限らず雪山に行く際などには携帯しておくといいでしょう。窓の凍結対策として氷解スプレーもあれば便利です。

ワイパーも冬用と夏用がありますので、凍結防止のために冬用にしている方が無難でしょう。暖かい地域に住んでいる方は水道水などをウォッシャー液に使用する方もいらっしゃると思います。しかし寒い地域では水道水は凍ってしまい使い物になりません。ウォッシャー液には不凍液を使用しましょう。安いだけで選ばすにいく地域と対応した温度帯のものを購入しましょう。

雪山を走る際にはスノータイヤは必須です。雪が降っていないからといってノーマルタイヤでいくと事故の原因にもなります。スノータイであってもスリップすることはありますのでスピードの出し過ぎには注意が必要です。深い雪になるとスノータイヤだけでは不十分で、タイヤチェーンも必要になることがありますので携帯していた方がいいでしょう。

冬の車中泊での必需品5.バッテリーブースター見出し

冬で一番多いトラブルといえばバッテリーが上がることです。もちろん夏場にもよくあることですが、冬場にも多くあります。寒さでのエンジン電力の消費や、ライト消灯時間が長いこと、暖房の使用などでバッテリーの消費が多いためです。冬以外にも年間を通して使うことがありますので、常に持っていることをおすすめします。

冬の車中泊であると便利なもの見出し

冬の車中泊では寒さ対策に必要なもの、積雪や車のトラブル対策に必要なものがあります。必需品があれば寒い冬の車内も乗り切れます。ここではなくても問題ははないけれど、あればもっと快適に過ごせるものをご紹介します。

充電式カイロ

充電式カイロは冬の寒い車内でも活躍します。使い捨てカイロが一般的ですが、数が必要になってきます。車のシガーソケットや太陽光からの充電も可能なものもあり、何度でも使えるので冬には最適のアイテムです。一つあるだけで快適性がアップします。

毛布

毛布を持っていくと車内で場所をとりますが、暖かさは抜群です。車内のスペースに余裕がある場合は持っていくといいでしょう。シガーソケットで使用できる車内用電気毛布なんていうものもあります。車中泊用のものも沢山あります。

LEDランタン

車内でライトをつけるためにエンジンをずっとつけているとバッテリーが上がる原因になります。LEDランタンのように簡易のランプがあれば便利です。非常時のライトにもなりますので携帯しているといいかもしれません。

結露取りワイパー

寒い冬では朝起きた時に車の窓が結露していることが多くあります。何もしなくても問題はありませんが、結露取りワイパーで結露を取るだけでも窓の汚れ抑制につながります。金額的にも高いものではありませんのであってもいいかもしれませんね。

冬の車中泊には万全の準備をしましょう見出し

Photo by ai3310X

冬の車中泊での必需品と注意点についてご紹介しましたが、知らないポイントはありましたか。冬に車中泊をする際には準備を怠らず万全の状態で行いましょう。油断をしていると車内での寒さに後悔したり事故につながることもあります。しっかりと準備をして楽しく車中泊を過ごしましょう。

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投稿日: 2017年9月7日最終更新日: 2020年10月7日

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