台湾の野柳観光おすすめスポット！奇岩がすごい！アクセスやグルメも紹介！

台湾の観光地といえば九份や故宮博物館などを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、台北からそれほど遠くない野柳でも、この台湾でしか見られない面白いものを見ることができるんです。ではいったいどのようなものを見ることができるのか、チェックしていきたいと思います!

まずは、野柳という地域がどこにあるのか見ていきましょう。野柳は台北の西北側にある新北市の海岸なのですが、台北から地図上で見るとう有名な観光地の淡水の付近を通って行くことがわかります。実際に新北市より野柳の有名な岩を見ることができる場所は海岸の直ぐ側で端の端まで行くと海と一緒に岩を見ることもできるのです。

そんな海の見える観光スポット野柳の岩は「野柳地質公園」という所になっております。自然豊かな場所なのですが、一歩公園に入ると不思議と持ち上がっている岩だらけになりますので、なんとも不思議な光景が続いている状態になります。では、そんな新北市にある野柳に行ってみましょう。

まずは野柳に行くためのアクセス方法を見ていきたいと思います。野柳には電車で行くことができないので、市内で通っている大型バスに乗ることになります。ツアーで行く場合は連れて行ってもらえることが多いので、そこまでアクセスに気を使わなくても大丈夫です。

まずは基本的な行き方でもある、台北駅からの行き方を見ていきたいと思います。台北駅から出ている「國光客運」という会社のバスに乗ります。この会社のバスに乗るためには2箇所バスターミナルがあるのですが、今回行く野柳は中距離移動になるので、北東の出口を出てすぐのところにあるバスターミナルを利用します。

そ子から出ている「金山」行きに乗り「野柳」で降りると到着です!また、他の行き方ですと、淡水から出ているバスに乗って行くことも可能です。淡水~行く場合は「基隆客運」の「基隆」行きのバスで「野柳」で降ります。淡水観光と一緒に考えている人は淡水から行くのが便利です。

野柳についてまずやってほしいことは水分確保と日差し対策です。出かける際にもうバッチリ準備をしたという方は問題ないのですが、公園内では水を買うだけでも市内のコンビニより高くなってしまいます。ものすごく値上げするということでもないのですが、先に買っておいた方がお得なので準備しておきましょう。

そしてお水同様、日差し対策もしておくといいですよ。日本の日差しに比べてかなり紫外線が強い台湾での日差し対策は必須です。その上、野柳は岩だらけで、熱のこもりやすい地帯となっております。少しでも、涼しくなるように、熱射病にならないように対策を万全にしておきましょう。

グルメ探しももちろんなのですが、やはり野柳に来たら奇岩を見なければ損です!先程話した「野柳地質公園」は絶対行くようにしましょう。そして、台湾と言えばお寺は見ておきましょう。海の守り神と言われている「野柳保安宮」もついでに見ておくといいかもしれません。

そして、もう1つ見ておいて欲しい観光スポットが「野柳漁港」です。海の近くなので漁が行われているのですが、ここでは少しおもしろいものを見ることができます。廃棄されると予想される船が高く積み上げられているのです。なぜなのかはよくわかりませんが、美味しい海鮮を食べるついでに見に行ってはいかがでしょうか?

さて、有名な奇岩なのですが、いったいどうしてこうなったのか気になりますよね。ここの岩たちは全て侵食によって長い年月をかけて今のような形になったと言われております。ここで言う侵食というのは海水や雨水によって岩が削られている現象を言うのですが、水の力とは本当にすごいと感じてしまいます。

実際に、日本でも似たような現象が起きている岩や石は多くあります。いわゆる酸性雨の現象ですね。しかし、 野柳の奇岩は雨水の現象よりも海水の流れによる現象が多いようです。その為、クイーンヘッドのような首が細く折れそうな岩も生み出されるということにも納得がいくと思います。

そんな不思議な奇岩たちを見ていきましょう。名前がついている有名なものを中心に見ていきたいと思います。まずは「ミイラ岩」です。まるでミイラが立ち上がるように見えるから名付けられたっそうなのですが、よくわからないと感じる人も多いでしょう。名付けた方はきっと感性が豊かなのでしょう。

次に紹介するのが「亀岩」です。まるで亀の甲羅を思い浮かべてしまうような岩ですね。人によってはメロンパンに見える人もいるようです。そして「美女のサンダル岩」を見てみましょう。サンダルを履いている足のクビレにより美女だと想像されたみたいです。確かに見えなくもないと思ってしまいました。

次に紹介するのは「地球儀岩」綺麗な丸い岩なのですが、丸い形によって地球儀のようだと名付けたようです。と言ってもただの丸い綺麗な岩に見えます。そして次は「蜂の巣岩」を紹介します。 この地帯で1番多い種類の岩で蜂の巣のように穴が沢山ある岩です。なんとなくきのこにも見える岩のような気がします。

次は「お姫様岩」です。クイーンヘッドにやや似ているので、間違える人もちらほらいるのですが、女王頭はもっとボリュームがあり、お姫様岩は神を流して降ろしているような岩になっております。そして次は「アイスクリーム岩」です。コーンにアイスがのっているようにみえます。

次は「たい焼き岩」です。確かに魚のような形をしているのですが、言われないと少しわかんないかもしれません。そして、その目の前にあるのが、「キャンドル岩」になります。可愛らしい岩で岩の先端に炎のようなものが置かれています。とにかく可愛らしい岩です。

次は、野柳地質公園でも1番有名な「女王頭」クイーンヘッドの紹介です。1番有名ということもあり、クイーンヘッドの周りはいつも記念撮影をしている人で溢れています。その為昼頃になると記念撮影をしたいという人の列ができてしまうので、一緒に写真を撮るのにも時間がかかってしまう程なんです。

そんなクイーンヘッドの特徴は地面から首が生えてきているような感じになっております。そして髪をアップにした女性の横顔を思い浮かべるような姿だったことからクイーンヘッドとと呼ばれているそうです。髪型が上品にアップれているように見えることから普通の女性ではなく、女王のようだとされているみたいです。

最近では首が細くなっているのでは?と心配する旅行客も増えているようですね。実際に測ってわかったことではないので、目測でしかないのですが個人的には前のクイーンヘッドと今のクイーンヘッドの違いを見極める事はできませんでした。そんな少し危なっかしいおすすめの観光スポットとなっております。

野柳はかなりそうを重ねた地層となっているため化石も見ることができるんです!わかりやすく化石を教えてくれる人もかなり多いですし、実際に既に見つかっている化石の前には人が沢山集まっている事が多いです。しかしそれではちょっとおもしろくないですよね。せっかくなので、化石を見つけてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、どのような化石が見つかるのかというと、可愛らしいお花の形をしたような姿をしている化石が一番多く見られます。なんとこの化石は現在のうにのようなものの化石らしく、うにの棘の部分が変形して花のようにみえるのでは?と個人的に考えてしまいました。

それでは気になる入場料を見ていきたいと思います。簡単に言ってしまうと奇岩を見ることができる野柳地質公園に入るための入場料は80台湾ドルになります。常に為替は動いているので、はっきりとした値段は言えませんが、大体日本円で240円から320円程度になります。

日本の有料の公園に入ろうとすると1000円近く取られてしまうのも考えると、やはりかなり安いですね。しかし、それが台湾です!安いのも気にすることなく、思い切り楽しみましょう!近くにお土産屋さんもあるので、そこにある野柳地質公園のキャラクターもお見逃しなく!

バス停を降りたらすぐに野柳地質公園は見えているので、そこまでで迷うことはないと思うのですが、公園に入るまでの説明を軽くしていきたいと思います。まず、入り口が見えて来ましたらチケットを買わなければなりません。そこまではいいのですが、チケットを買ってもすぐに入場できないことが多々あるのです。

その原因は旅行客が急激に増えてしまったことからくる人数制限です。野柳はついこの間までは台湾の人がメインの観光スポットだったのですが、最近では外国人の観光客が一気に増え、超人気のおすすめ観光スポットとなってしまいました。その為、ある一定の時間では入場の人数制限をおこなっています。

制限される人数は3000人。期間は暑すぎず寒すぎなくて旅行客が増える、3月から5月の間と10月から11月です。その中でも9時半から11時までの時間と13時半から15時までの時間は人数制限が行われているので、覚悟して行くようにしましょう。もちろん、その時間を避けて行くのもいいと思います。

さて、ここで気になるグルメのチェックをしていきたいと思います。野柳地質公園自体には飲食系のお店はないのですが、野柳は海の街ですので美味しい海鮮系のお店が沢山あります。その中でもおすすめのグルメを見ていましょう。台湾的おすすめグルメは日本では中々食べられません。

まずは、台湾といえばエビだと思います!エビをそのまま焼くのですが、簡単な味付けでエビの旨味を存分に出しています。野柳でしたら、新鮮なエビを沢山食べることができるので、台北の中心街で食べるエビよりもずっと美味しいグルメとなっております。採れたてのエビほど美味しいものはないと思っています!

同じくアサリも素材の味を活かした調理方法となっております。しかも、台湾の貝類は何もしなくても海の塩味がそのまま残っているのか美味しい味付けがしてあるのかと錯覚してしまう程なんです。その為塩も何も入れなくてもある程度の美味しい味付けがしてある食材でもあります。

そして、台湾のおすすめグルメと言えば忘れては行けないのが空心菜です。こちらも薄い味付けで美味しくいただけるように調理してあります。はっきり言ってしまうと台湾のどこでも食べられるグルメなのですが、台北に行って台湾の家庭的なグルメを食べるのももったいないので、是非野柳で食べておきましょう。

1日野柳だけで過ごすなんてもったいないです!せっかくなので、1時間以内で行ける他の観光地も見ておきましょう!まずは日本人にも大人気の新北市九份から!九份までは野柳から30分ほどバスに揺られると到着します。バスの料金も30台湾ドル程度でかなりお得となっており、おすすめですよ。

新北市内のおすすめ観光スポットを上げるなら、やはり次は十分かと思います。やや遠くなってしまいますが、1時間以内で到着することができるおすすめスポットです。滝がとにかく感動的なので是非見ていってください。その地殻には新北市で有名なランタンを飛ばせるスポットもあるので要チェックです。

また新北市の中ではないのですが、淡水もおすすめしたい観光スポットです。ここは夕日が有名なスポットなので、帰りに寄ってみるといいかもしれません。台湾の古くから伝わるグルメも沢山あるので、是非ご賞味ください。他にも新北市には色々な観光地があるので、調べてみるといいかもしれません。

新北市に行こうとすると、どうしても台北市内にホテルを取って便利なのか?と考えてしまう人もいると思います。そんな人のために、どこに宿泊すると移動しやすいかおすすめの場所を紹介していきたいと思います。はやり、台北駅の近くはかなりおすすめです。さすが台北のメインステーションです。

台北駅からなら直接いろんな場所に行けるのがポイントです。新北市は広いのですが、台北駅でしたらどこにでも行けるだけのバスが出ているので、とても便利な駅となっております。また、台北駅の近くにはホテルも沢山あるので、満室で宿泊先が見つからないということは少ないでしょう。

あまり台湾に来たことのない人は新北市と言われてもピンとこない人が多いと思います。しかし、新北市にも台北には内面白さが沢山あるんですよ。新北市には他にも沢山の観光スポットがあるので是非色々見ていってください。野柳での記念撮影も忘れないようにしないようにしましょう。