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ロシアのオイミャコンは世界一寒い村!気温−70度の人々の生活とは?

「世界で一番寒い村」と言われるロシア・サハ共和国の『オイミャコン』。最低気温が-70℃にまで下がったことがあるというこの村はなぜそんなにも寒いのでしょうか?オイミャコンの気温やそこでの人々の暮らしなどをご紹介します。

世界一寒い村『オイミャコン』の生活を紹介!見出し

Photo by Olga Sytykh

「世界で一番寒い村」として知られるロシア・サハ共和国の村オイミャコン。-70℃までも気温が下がったことがあるオイミャコンはなぜそんなに寒く、その厳しい寒さの中で人々は暮らし続けているのでしょうか?オイミャコンの気温や天気、オイミャコンがなぜそんなにも寒いのかや村での人々の生活などをご紹介します。

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オイミャコンとは?見出し

ロシア・サハ共和国の北東にあるオイミャコン村は、地球上で最も寒い、人間が住む定住地として知られています。永久凍土でできているこの地では、四季がなく一年の半分以上が冬で、1月の平均最低気温は-50℃。1993年、「世界一寒い街」として認定されたときには気温は-70℃を記録しました。

寒さの厳しいロシアですが、中でもオイミャコンでは1日のうち、21時間は太陽が顔を出すことはいため、天気がいいということを感じられることも少なく、1日のほとんどが寒さと暗闇に包まれています。オイミャコンの名前は、エヴェン語で「不凍の水」という意味ですが、これはこの地が永久凍土であるにもかかわらず、天然の温泉が近くに湧いているからつけられた名前だと言われています。

オイミャコンはどこにある?

オイミャコンはロシア連邦の北東部にあるサハ共和国のオイミャコン地区のインディギルカ川の約2km西、北極圏のすぐ南に位置する村です。標高740mの村に約500人の人が暮らしています。

オイミャコンの周囲にはインディギルカ川の準平原が広がり、川自体の流路も網の目状に走っています。川から数km離れると浸食が進み老年期に達したなだらかな山地が広がる場所です。ロシアならではの広大な土地を感じられる場所でもあります。

オイミャコンの寒さ見出し

オイミャコンはどのくらい寒い?

食品に含まれる水分は、0℃を下回ると凍り始めますが、肉や魚など、食品の表面だけが凍る0℃から-3℃での保存方法は「パーシャル」と呼ばれ、私たちの身の回りにある冷凍食品の場合は食品の全組織が凍る-18℃以下の「冷凍保存」をされています。特に新鮮さが味に大きく影響する魚は、獲った直後に-40℃以下に急速冷凍されることで、獲れたての鮮度を保ったまま、私たちの食卓へと運ばれてきています。

-40℃の世界だと、凍ったバナナで釘を打てたり、熱々のお茶が一瞬で氷に変わってしまったり、自分が吐き出す息でまゆ毛が凍ってしまうほどの寒さです。数十分としてその場に居続けられるような環境ではありません。人の体温は通常36℃前後が一般的ですが、寒さによって35℃に下がるとブルブルと震えが止まらなくなります。33℃になると鼓動が早くなると同時に、強い眠気に襲われるようになります。

Photo by Maarten Takens

幻覚が見えるのは30℃頃で、それを下回ると、顔や手先が火傷のように変色するなど体に変化が現れ始めるそうです。そして、28℃まで落ち込んだときには、意識はなくなってしまうと言われています。1月の平均最低気温が-50℃のオイミャコンの寒さとその中でも生活、想像するだけで寒気がしてきます。

オイミャコンはなぜそんなに寒い?

「北の極寒の地」として定住地の中で最も寒い地の一つとして知られるオイミャコンですが、同時にこれは北半球の記録でもっとも寒い気温でもあります。オイミャコンの寒さと天気はロシア・シベリア大地によって大気が大幅に冷却される事が大きく作用していると言われています。

Photo bybirgl

逆に夏の日中は気温が摂氏30度を越えることもあり、オイミャコンは夏と冬、昼夜の気温差が非常に大きい地でもあります。とは言え1年の半分以上が冬なので7月でも、まれに0℃を下回ることもあります。2010年7月28日には最高気温が34.6℃に達し、それまでの記録を塗り替えました。

想像出来ないオイミャコンでの「常識」見出し

①外でメガネは禁物

Photo by mradisoglou

オイミャコンでは外に出て2,3分もすれば凍傷になってしまうほどの寒さで、外出をする際にはメガネをかけることは禁物です。なぜかというと一度メガネを耳にかけようものなら、冷え切ったメガネの金属部分が皮膚に完全にくっつき、外すことができなくなってしまうからです。同じように、外でドアのノブを素手で掴めば、一生そのノブを離すことはできません。写真におさめたい珍しい光景だからといって、カメラを顔につけるのも危険です。

②トイレは家の外

地面が凍りついているため、オイミャコンでは地面に穴を掘ることが難しく、家の配管を設置することもできないので、トイレは家の外に置かれることがほとんです。外でメモをとろうとするとペンのインクも凍り、外出に使った車のエンジンを切ってしまうと、二度とかからなくなるため、エンジンはかけっぱなしにされています。

③車の使用は困難

車を使うこと自体が非常に難しく、外国製の車はまずエンジンがかかりません。ロシア製の「ウラル」や「UAZ」の車なら、ブロー・トーチの裸火を使えば温めることができますが、最初の数キロは厳密にまっすぐ走らないと、タイヤの外側が曲がり角で飛んでいくこともあるそうです。

④外で立ち話できない

Photo by watashiwani

ひどい寒さの中で大口を開けて井戸端会議を始めようものなら、唾液が凍り、それが針のようになって唇に刺ささりそうになる経験をした人もいたそうです。外で話ができない町、本当にものすごい寒さですね。天気がいい日にはそのありがたさや喜びが一層大きく感じられそうです。

オイミャコンではこんなことも見出し

①洗濯物は外に干す

信じられないほど気温が下がるオイミャコンですが、洗濯ものは、なんと外に干すのだと言います。外は-40℃ですがお母さんは上着も着ずに外に出て洗濯物を干します。洗濯ものは干したそばからどんどん凍っいき、数分経つと服の表面に水分が吹き出し氷のかたまりになっています。それを払い落とせば見事に乾いているというから驚きです。天気が良くなくても洗濯物が乾くのですね。

②魚は一瞬で冷凍保存

Photo byscottgardner

オイミャコンの主な食料は魚、馬肉、乳製品で、フルーツの不足分は野イチゴで補っています。近くの川で魚が獲れますが、気温が低い時は釣った魚が外気に触れた途端に凍りつくということもしばしば。一気に冷凍保存され、鮮度が保たれるようです。

③お葬式に3日間かかる

そしてオイミャコンの冬の葬式は特に大変です。土壌が凍ってしまっているので、まず固く凍った土壌を暖めて墓地を掘り起こすことから始まり、それだけにほぼ3日間を費やすそうです。本当にお天気のいい日が年中恋しくなりそうです。

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オイミャコンの夏は?見出し

夏はとても短い

オイミャコンでは雪は5月頃までに解けるものの、早くて9月には再び降り始めるため、夏はとても短いです。しかし夏場の平均気温は30℃を越え、天気のいい日は日差しが厳しくなることもあるため、年間の気温差は100℃近くなります。100℃の気温差は世界中見回してもなかなか体験することはできません。

-40℃から30℃までの気温の変化があるオイミャコンは世界で最も過酷な住環境の一つと言えますが、その中で、近代的とは言えなくとも地域に根付いた生活を続けている人々の姿は人間の底力を感じさせます。

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オイミャコンは世界で一番寒い村見出し

Photo by Thomas Depenbusch (Depi)

オイミャコンの気温や天気、そして村での人々の生活などをご紹介してきましたがいかがでしたか?寒いロシアの中でも特に寒さの厳しいオイミャコン。そこでの生活はなかなか厳しく簡単に訪れることもできませんが、変わった場所に行きたい方はロシア観光の際に極寒のオイミャンコまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年9月13日最終更新日: 2021年1月19日

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