秩父グルメランキング！人気おすすめはどこの店？口コミも調査！

埼玉県の北西部に位置する秩父市は市域の約8割が森林という自然が豊かな街です。有名な秩父夜祭を筆頭に年間400近いお祭りが開催されていて、１年中どこかでお祭りが催されている街なのです。注目すべきはイベントの多さだけではありません。秩父は食べ物がおいしいんです。なぜ秩父の食べ物はおいしいのか？それには理由があるのです。

秩父の食べ物がおいしい秘密は水にあります。大自然から流れ出る豊富な湧き水は市内の複数の箇所で汲むことができ、秩父の名水として遠方からわざわざ汲みに来る方も多いそうです。そんな秩父の名水で育った素材をふんだんに使い調理した食べ物がおいしくないはずがありません。そんな秩父のグルメをランキングでご紹介していきます。

自家農園で栽培した蕎麦で打った手打ちそばが人気の「和味（なごみ）」。水が命と言われる蕎麦ですので、おいしい秩父の名水で作った蕎麦は格別です。細めで腰のある蕎麦はツルッとした喉越しで、口いっぱいに蕎麦の風味が広がります。手打ちなので製麺機で作った蕎麦と違い、一本一本の太さが微妙に違うので、一口ごとに歯ごたえが違って感じいくらでも食べれそうなお蕎麦です。

手作りのお蕎麦のため一日50食限定なので来店時間にも注意が必要です。行楽で出掛けたら早めの昼食で利用するのがいいかもしれないですね。蕎麦だけでなく季節の山菜を使った天ぷらも絶品です。春先には冬の間雪の下でじっくりと美味しさを蓄えたフキノトウがカラッと揚がって出てきます。さっぱりとしたお蕎麦との相性は抜群です。

【住所】埼玉県秩父市荒川日野1466-1 【電話】0494-54-1219

秩父の人気グルメと言えば「わらじカツ丼」と「豚みそ丼」の二大巨塔。その両方が味わえるお店がこちら「ちんばた」。特に豚みそ丼は自家製合わせ味噌に付け込んだ豚肉を炭火でじっくりと焼き上げてあり、口に入れると香ばしい焼き味噌の香りの中からやわらかい豚肉の旨みがじゅわっと広がる、一度食べたら病みつきになるおいしさです。

口コミを見ていると「豚みそ丼」と「わらじカツ丼」のどちらか迷ったあげく、両方味わえる「秩父名物ダブル丼」を注文したという方が多数いらっしゃいました。これなら満足感もダブルなのでおすすめです。お店は秩父の高台に位置し店内からは市街が一望できるので、行楽後に出向いて夜景を楽しみながらのお食事もいいですね。

【住所】埼玉県秩父市大宮5919 【電話】0494-26-7004

秩父グルメの二大巨頭のもう一つ「わらじカツ丼」が楽しめる「大むら」。秩父には名物「わらじカツ丼」を出すお店がいくつかあるのですが、こちら本業?はお蕎麦屋さんです。おいしいお蕎麦とボリュームたっぷりわらじカツを一度に楽しめるセットメニューが人気です。わらじカツの有名店で並ぶのが嫌だなという方には穴場的なお店です。

吉高由里子さんの出演している西武鉄道秩父さんぽ旅のCMで一躍有名になったわらじカツ丼。食べているシーンを見るとその大きさが分かりますね。ちなみにわらじカツの名前の由来は、一足のわらじに見立てた大きなカツを2枚乗せることから来ているそうです。見ているだけでサックサクのわらじカツの美味しさが伝わってきますね。

わらじカツ丼は卵とじのカツ丼やソースカツ丼と違って、それぞれのお店の秘伝タレで味付けがしてあるので同じわらじカツ丼でも店によって味が全然違います。食べ比べるのも面白いですね。どのお店も食べるときにカツのサクサク感をそのまま楽しめるよう工夫したタレの付け方なので「カツはサクサク派」の人には是非ともおすすめです。

【住所】埼玉県秩父市宮側町17-3 【電話】0494-22-4147

秩父渓谷で捕れた熊・猪・鹿などのジビエ料理と自家農園で作ったキノコ・野菜を秩父の郷土料理「石器焼き」で楽しめるのがこちらの「鈴加園」です。石器焼きの天然石の石板は油をひかずに焼け、煙も出ず、焦げもしないので、素材の持つ本来の旨みを楽しめる食べ方なのです。

熊・猪・鹿といったジビエ料理に目が行きがちですが、口コミにもあるように「きのこの里」というだけあってきのこ類が絶品。特にしいたけは半世紀にわたって自家で原木栽培をしている自慢の逸品だけあって大きくて肉厚でありながら香りと旨みが凝縮されていてお肉以上に食が進みます。

【住所】埼玉県秩父市荒川小野原178 【電話】0494-54-1234

蕎麦好きの方なら必ずハマるという秩父の人気店の一つ「わへいそば」。そば粉を挽く際にそば殻を一緒に引き込んだ粗挽きの田舎蕎麦は見た目はちょっと黒みがかった透明で、厚みを持たせて切ってあるため歯ごたえがあり嚙み切った時に口の中いっぱいに蕎麦の香りが広がります。

口コミのように、プラス100円で通常のつけ汁から秩父名物の「くるみ汁」に変更が可能です。そば汁に秩父産の山くるみを擦って混ぜ込んだつけ汁で香りとコクがありクリーミーでありながらさっぱりとした味わいが楽しめます。注文したお客さんのほぼ全員が蕎麦湯で割ってつけ汁を飲み干して帰るというおすすめの逸品です。

【住所】埼玉県秩父市中村町1-4-1 【電話】0494-24-9280

今回の秩父のおすすめグルメランキングで唯一のラーメン店「珍達」。極細ストレートの志那ソバは硬過ぎず絶妙のゆで加減。人気店で常に店頭には行列ができていますが回転率がいいので待ち人数の割には待ち時間が少なく食べることができます。細麺好きな方には是非おすすめのお店です。

人気メニューの「珍達そば」は通常のラーメンとは違い、麺と具材と大量のネギにスープとタレを鍋の中で合わせる独特の調理法。煮込みラーメンのような感覚でとろみのあるあんかけ風のスープは最後の一滴まであつあつのまま食べることができます。

【住所】埼玉県秩父市東町23-4 【電話】0494-22-1571　

秩父鉄道御花畑駅周辺にはホルモン焼のお店が点在しています。大正から昭和にかけてセメント工業が盛んだったこの地でセメント工場の御用達食事だったという時代背景があり、今でもホルモン好きからは「ホルモンの聖地」とも呼ばれるこの地区で今も休日前にもなると予約無しでは入れないという人気店がこちら「高砂ホルモン」なのです。

どの部位も鮮度抜群でどれを頼んでも当たりはずれがありません。口コミを見ていても「壁のメニューの端から1品ずつ全部」という注文のし方をする人が多数居ました。炭火でじっくり焼き、秘伝の辛口タレで食べるホルモンは一品300円～400円とコスパが良いのも人気の秘密です。

【住所】埼玉県秩父市東町30-3 【電話】0494-23-5858

いよいよおすすめグルメランキングもトップ3のご紹介となります。第三位は昔ながらの製法で細麺ながらしっかりとした食感の蕎麦がたのしめる「本家　原」。お蕎麦がおいしいのはもちろんのこと、普通盛でこの量が入って650円というコスパ抜群の蕎麦好きにはたまらないお店です。

普通盛でも通常の大盛りの量なのでプラス200円で大盛りにするとそれはもう山のように盛られたお蕎麦が現れるのです。蕎麦を腹一杯食べたい！という人には断然おすすめのお店です。そんなに量はいらないからおいしく食べたいという方用に少なめに盛ったお蕎麦にドリンクが付いたレディースセットもあるので安心です。

【住所】埼玉県秩父市寺尾1081 【電話】0494-26-5085

おすすめグルメランキング第二位は秩父グルメ豚みそ丼発祥のお店「野さか」。メニューはシンプルに豚みそ丼のみですがお肉をロースかバラを選べる親切設定なので脂身の好みに合わせてチョイスできます。炭火でじっくりと焼き上げた豚肉と秘伝の味噌ダレの相性が抜群です。

お肉は並盛と1.5倍の大盛り、2倍の特盛から選べます。特盛は口コミ写真を見て分かるように丼からはみ出るまで「これでもかー！」と言わんばかりにお肉が乗っております。肉をたらふく食べたいという方には絶対おすすめのお店です。トッピングメニューの粗切りわさびを乗せて食べると脂っぽさも気にならずいくらでも食べれるんだとか

【住所】埼玉県秩父市野坂町1-13-11 【電話】0492-22-0322

おすすめグルメランキング第一位に輝いたのは秩父の人気グルメ「わらじカツ丼」はここから始まったという「安田屋」。秩父に安田屋は小鹿野店と日野田店の2店舗がありますが、こちらの小鹿野店が本店だそうで、どちらもいつ行っても行列ができている人気店です。

安田屋のわらじカツ丼は醤油ベースの甘みのあるタレで、ご飯にカツのみというシンプルな作りなのに飽きのこない深い味わいです。ちなみにわらじカツ丼の通な食べ方は2枚のカツのうち上の一枚目を丼のフタに置き、下の二枚目のカツから食べていくとご飯の蒸気でカツのサクサク感が損なわれるのを防げるのだそうです。

【住所】埼玉県秩父市小鹿野392 【電話】0494-75-0074

今回はランキング形式でのご紹介だったのでどうしても人気店に偏ってしまいましたが、どのお店も理由があっての人気店です。どこも行列が出来ていることが多いので待ち時間を減らす為にはピーク時を避けての利用がおすすめです。秩父に足を運んだ際には是非このランキングで紹介させていただいたお店でお食事してみてください。