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サハリン観光のおすすめは?名所・買い物・治安・気候などご紹介!

サハリン観光のおすすめは?名所・買い物・治安・気候などご紹介!
投稿日: 2017年9月25日最終更新日: 2020年10月8日

サハリン島は、ロシアの極東、北海道宗谷岬の北方約43kmにある細長い島で、北海道のおよそ1.1倍程度の大きさの島です。戦後交流が途絶えてましたが、平成7年に日露定期航路が復活し、サハリンの雄大な自然や名所、観光地などを訪れる日本からの観光客が増えています。

稚内から近いサハリン観光へ行こう見出し

南北に細長い島サハリンは、北海道の約1.1倍の面積で約50万人が暮らすロシア連邦のサハリン州です。稚内からわずか43kmの距離にあり、毎年定期航路が運行され、航空便も千歳空港、成田空港から直行便で観光に行ける自然豊かな風光明媚な島です。ここでは、サハリン観光のおすすめ名所、買い物、治安、気候事情などを紹介していきます。

サハリンと日本との歴史関係見出し

かつては樺太と呼ばれ日本が統治

サハリンには、かつて北方民族やアイヌ民族が暮らしてました。1809年に間宮林蔵が島を確認し北蝦夷地として正式に定めたのが日本統治の始まりです。その後1945年迄は北緯50度線を境にして、南半分を樺太として日本が、北半分をサハリンとしてソビエトが領有してました。そのため今も日本統治時代の建物が、観光資源として残っています。

サハリン観光のおすすめ名所見出し

サハリン州立郷土博物館

日本統治時代に旧樺太庁博物館として開館した和式城郭風の外観が大きな特色のサハリン州立郷土博物館は、ユジノサハリンスクを代表するおすすめの観光名所として市民や観光客に親しまれています。外観とは裏腹に内部展示はサハリンの自然と生態系、サハリンの考古資料と先住民の展示などが主で、日本のことはあまり展示されてません。

サハリン州立美術館

日本統治時代に北海道拓殖銀行豊原支店として利用されていたもので、ユジノサハリンスク駅近くのレーニン通りとハバロフスク通りの交差点にある美術館として多くの観光客が訪れます。現代絵画や美術品、陶芸品、ロシア正教会のイコン画や宗教画などが数多く展示されるサハリンの観光名所として有名です。

旧王子製紙工場廃墟群

コルサコフにある旧王子製紙工場廃墟群は歴史的な観光名所のひとつ。いたるところに日本統治時代の建物が観光資源の廃墟としてあり、中でも王子製紙の工場は、現在7箇所が確認されています。そのほか銀行、博物館、炭鉱跡、鉄橋、重油発電所、神社などが廃墟として戦後70年以上経った今も観光資源として残されています。

チェーホフ劇場

劇作家としても高名なチェーホフの名を冠したチェーホフ劇場は、ユジノサハリンスク中心街のサハリン州政府分庁舎の向かいに建つ、最大585名を収容出来る劇場として多くの観光客が訪れます。正式には「チェーホフ記念サハリン国際舞台芸術センター」といい、普段はオーケストラやジャズコンサート、演劇公演など開催する観光名所です。

ガガーリン記念文化公園

ユジノサハリンスク駅から歩いて15分程度のところに、ソ連時代の宇宙飛行士として有名なユーリイガガーリンの名前を冠した観光地、ガガーリン記念文化公園があります。日本統治時代は豊原公園と呼ばれた観光名所で、かつては貯水池として使われていた王子ヶ池や園内に植えられた桜などの木々に当時の観光スポットの面影が残っています。

自然の景色が素晴らしい夏のサハリン観光見出し

FUJIFILMjapan公式チャンネルから2016年8月23日に公開された、写真家菅原一剛氏が、夏のサハリンを旅する動画です。ロシア風別荘ダーチャがあるホルムスク、作家宮沢賢治の足跡を辿るスタロドゥプスコエ海岸からサハリン北部の町ノグリキ、そしてサハリン先住民族ニブフの人達との出会いなど、サハリンの豊かな自然が見て取れます。

サハリン観光での買い物見出し

ショッピングモール:シティモール

ユジノサハリンスク郊外に位置する、ロシア極東で最大級のショッピングセンター、シティモール。店内のインテリア内装は綺麗でお洒落、観光途中の日用雑貨などの買い物に便利です。ブランドショップや、スーパー、フードコートでの買い物や、レストランでの食事など何でも揃い、週末になると多くの市民や観光客が買い物に訪れます。

高級スーパーマーケット:ピエールヴィ

サハリンの富裕層や近隣のサハリン市民が買い物に来るユジノサハリンスクの高級スーパーマーケット、「ピエールヴィ」。ローカルスーパーマーケットは日用品には便利ですが、クオリティが高くて品数が揃っているスーパーマーケットという点で、サハリン観光のお土産品などの買い物に便利でおすすめです。

サハリン市内のスーパーマーケットなどでは、日本製や韓国製の商品が沢山売られています。普通にサハリン市民が買い物に訪れ買って行きますが、文字が読めて内容が分かっているかどうかは甚だ疑問です。やはり日本で買うよりもかなり高めの値段です。それでも売れているところを見ると、東洋文化への興味があるのかも知れません。

サハリン観光でのおすすめグルメは見出し

シベリア風水餃子:ペリメーニ

サハリン観光でのおすすめグルメがロシアの国民的料理のひとつ、シベリア風水餃子のペリメーニです。もともとはシベリアのアジア系民族の料理で、「シベリア餃子」「シベリア風水餃子」とも呼ばれています。小麦粉と卵を練った薄い生地に、豚肉やラム肉、牛肉など味付けしたものを入れたもので、寒い気候にぴったりの料理です。

ロシア風バーベキュー:シャシリーク

シャシリークは、ロシアでのハイキングや野外パーティなどで人気のロシア風バーベキューです。日本で食べる焼き鳥をそのまま大きくした豪快な肉の串焼きで、酢やワイン、オリーブオイルなどを混ぜたものに、香辛料やハーブ、塩などで長時間漬け込んだものを用いて焼き上げます。ロシア風別荘バーチャ観光での野外パーティの定番です。

ちょっと変わったレストラン:日本みたい

ロシア人が経営するその名もずばり「日本みたい」という名のレストラン。市内から離れたパピェードゥイ大通りの赤い教会に隣接したところにあり、1階が日本食材のショップ、2階が日本食レストラン。客層は地元ロシア人たちで賑わっており、ロシアから見た日本はどう見えるか、というちょっとかわった観光地としておすすめです。

サハリン観光で気をつけたい治安状況は見出し

サハリンの町では、日本語はおろか英語も全くと言っていいほど通じません。おそらく日本での英語よりもずっと通じない感があります。ロシアの学校教育では、母国語と第二外国語として、ドイツ語、英語、フランス語が主流ですが、ドイツ語が人気が高く、英語に関しては日本の中学3年生レベルで終わってしまうといわれています。

最近は、サハリンも郊外へ行くと綺麗な街並みが広がる住宅地が出来たりして、治安そのものは比較的安全で、日本とあまり変わらない治安の良さです。ただし、何と言っても、日本語、英語ともに通じないので、むやみにやたらに観光に出掛けあらぬ行動をして誤解を招かないようにしたいものです。特に英語で話しかけると結構嫌がられます。

ヨーロッパの街並みのようなカラフルな外観が立ち並ぶサハリンの団地の建物。サハリンでは、一般的な団地から安価な団地に至るまで鍵の設備が頑丈で、セキュリティーがしっかりとしています。ただ治安はそれほど悪くはなく、いたって普通といった感じです。ただしこれはどこの治安も同じですが、夜の女性の外出は控えたほうが無難です。

気になる!サハリンの気候見出し

サハリンは亜寒帯に属し、シベリア大陸からの季節風やオホーツク海の寒流の影響を受けるため、同緯度の他の地方と比べると寒冷な気候です。平均気温は、8月で16度から20度ぐらいまでしか上がらず涼しい気候です。 年間の降水量は、800から900ミリ程度しか降らずかなりの乾燥した気候が特徴です。

サハリン観光でのアクセスは見出し

飛行機でユジノサハリンスクまで

札幌千歳空港からユジノサハリンスクのホムトヴァ空港までオーロラ航空を使って1時間20分、東京成田空港からも直行便が出ていて2時間55分で行くことが出来ます。ロシアへ入国の際は、ビザの申請が必要です。詳しい運行スケジュールや料金に関しては、UTSエアサービス株式会社と株式会社ノマドが観光旅行代理店として対応しています。

稚内港とコルサコフ港を結ぶ定期航路

2017年の北海道稚内港からサハリン州コルサコフ港までの観光航路は、6月5日から9月21日までの期間、34往復68便が運航されました。2016年から始まった稚内港とコルサコフ港を結ぶ観光航路は、毎年決まっているわけではなく、次年度の予定は、今後の日本とロシアとの外交関係を鑑みながら、毎年3月頃に発表される予定です。

自然と歴史に触れるサハリン観光へ行こう見出し

サハリンのおすすめ名所や観光地の数々はいかがでしたでしょうか?気候もおだやかな春から夏のサハリンは、豊かな自然と歴史を彩る数々の観光名所など見どころ満載です。毎年の観光航路もできて日本からの観光客も増えてきています。まだまだ知られていないところも沢山あるサハリン観光の旅へ、一度出掛けてみませんか。

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投稿日: 2017年9月25日最終更新日: 2020年10月8日

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