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京都・上賀茂神社は世界遺産!歴史や見所・パワースポットも紹介!

京都・上賀茂神社は世界遺産!歴史や見所・パワースポットも紹介!
投稿日: 2017年10月6日最終更新日: 2020年10月8日

上賀茂神社は京都市北区上賀茂の地にある神社で、京都でも最古のお寺の一つで、平安京遷都以降は、皇城鎮護の神として崇められてきました。また、上賀茂神社はユネスコの世界遺産に、「古都京都の文化財」の一つとして登録されており、歴史的にも見所の多い神社です。

京都の上賀茂神社へ行ってみよう見出し

世界遺産に登録され、種々の国宝や重要文化財を持つ上賀茂神社は、京都でも最も古い歴史がある神社で、京都の春の行事、「葵祭」でも有名なお社です。同じく賀茂氏の氏神を祀っている下賀茂神社と並び、パワースポットのご利益が大きい神社でもあります。ここでは、見所満載の上賀茂神社についてアクセス方法も含めて紹介します。

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京都上賀茂神社の歴史と成り立ち見出し

長い歴史を持つ京都上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷(かもわけいづち)神社で、創建は天武天皇の御代7年(678年)とされています。この神社は、山城国の豪族であった賀茂氏の氏神を祀る神社で、古くは賀茂大神とも称されていました。賀茂別雷の別雷とは、若い雷(神鳴り)という意味であり、雷を神様と考えていた古来日本人の信仰を伝えています。

京都上賀茂神社へのアクセス方法見出し

上賀茂神社へのアクセスは、バスの場合、JR京都駅より、4番の上賀茂神社行きバスに乗り、終点で下車、または、9番の西賀茂倉庫行きバスに乗り、上賀茂御園橋下車後、徒歩3分で着きます。地下鉄の場合のアクセス方法は、北大路駅下車後、徒歩約20分、または地下鉄北山駅で下車後、徒歩約15分です。タクシーを使ったアクセスは、JR京都駅から乗る場合、約30分で目的地に着きます。

京都上賀茂神社の立砂と細殿見出し

京都上賀茂神社の立砂

上賀茂神社の二の鳥居を入ると、円錐形の立砂が目に入ります。細殿前に設けられた立砂は、神様が最初に降臨された上賀茂神社の北、2キロの場所にある神山を模して作られたもので、強力なパワースポットです。立砂の上には、左に3本、右に2本の松の葉が立てられています。これは陰陽思想によるもので、現在でも、鬼門や裏鬼門に砂を撒いて清めるのは、この立砂が起原とされています。

京都上賀茂神社の清めのお砂

立砂の横には、参拝者向けに用意された「清めのお砂」が置かれており、人包500円で販売されています。風水師やスピリチュアル関係者の間では、この「清めのお砂」は良く知られており、住居の厄除けや浄化に効果が大きいと言われています。上賀茂神社自体が、古都長岡京の北東に位置しており、鬼門の方角から来る厄災から都を護る役割を担った、見所満載のパワースポットなのです。

京都上賀茂神社の細殿

毎年9月9日に行なわれる烏相撲では、立砂の前に土俵を設け、子供が相撲を奉納します。細殿(ほそどの)は歴代の天皇や上皇、法皇、院などが行幸する際や、斎王が到着した折りに使用された殿舎です。この着到殿は、まず入御して装束を整える御殿として使われました。この見所の多い細殿は、1628年に造り替えられ、重要文化財に指定されています。

京都上賀茂神社の渉渓園見出し

渉渓園

世界遺産上賀茂神社の中の、ならの小川の流れている場所に、平安時代後期の様式で造られた庭園「渉渓園」があります。4月の第2日曜日には、平安の装束に身を包んだ歌人たちが、川に杯が流れている間に和歌を詠む、「賀茂曲水宴(かもきょくすいのえん)」が行なわれます。この場所では、何とも優雅な時が、ゆったりと流れて行きます。

渉渓園の陰陽石

「渉渓園」の中に、陰陽石があります。この場所には、古の昔、龍の住む池があったと云われ、地の底から出土したのが陰陽石です。陰と陽が極まり、融合した姿がこの石の形となったそうです。両手で同時に触れ、そのパワーをもらってから、後ろにある賀茂山口神社にお参りすると御利益が大きいそうです。正にこの石は強力なパワースポットです。

渉渓園の賀茂山口神社と奈良神社

見所の多い「渉渓園」には、上賀茂神社の摂社、賀茂山口神社と奈良神社があります。賀茂山口神社は、商売繁盛や家族の安寧を司どる神様、御歳神(みとしのかみ)が祀られています。御田をはじめとする田畑を守り、豊作を実現する神とされ、「願いが実る」と云われています。奈良神社は料理にに関する事柄に恩恵があり、調理技術の向上にご利益があるとのことです。

京都上賀茂神社の片岡社見出し

片岡社とも呼ばれている片山御子神社は、世界遺産上賀茂神社の御祭神、賀茂別雷大神の母、玉依比売命(たまよりひめのみこと)を祀っている神社です。玉依比売命は、賀茂一族の中で最も権威の高い女性で、賀茂別雷大神で、祭事の任務を担っていたと云われています。この神社は、上賀茂神社の祭礼の際、第一摂社として一番最初に祭りを行なうことになっています。

片岡社は縁結びや恋愛成就、ハート型の絵馬などで、女性の間で大変人気のある神社です。ハート型の絵馬に紫式部のイラストが入っている理由は、彼女が上賀茂神社で何度となくお参りをしたことにあります。この絵馬の中に印刷されている和歌には、まだ見ぬ結婚相手のことを思いながら紫式部が詠んだ、縁結びの願いが込められています。

京都上賀茂神社の本殿と権殿見出し

世界遺産上賀茂神社には本殿と権殿があります。国宝の権殿は本殿の隣にあり、本殿と同じ1863年の式年遷宮で建て替えられました。権殿は本殿と大きさ、形状が同じで、檜皮葺の三間社造りです。つまり、権殿は本殿の仮殿で、本殿の非常時に神儀を行なう場所なのです。また、本殿が式年遷宮を行なう際に、祭神が権殿に移されます。それ故、権殿は渡殿(わたどの)とも言われています。

京都上賀茂神社の庭園見出し

上賀茂神社の歴代の社家の庭は西村家によって所有されています。長い歴史を誇るこの庭園は、平安後期に造られたもので、面積1300平米ほどの大きさがあります。近くの明神川から水を引き、庭内の川や池を巡らせ、木々の緑と相まって美しい庭園を形作っています。この見所の多い庭園内には、神山を型取った降臨石や神事の前に身を清めたみそぎの井戸などのパワースポットがあります。

京都上賀茂神社の神山湧水見出し

世界遺産上賀茂神社には、古来より社の後方の神山(こうやま)より、こんこんと湧き出る神山湧水があります。上賀茂神社は神代の昔より、このパワースポットの尊い水を慈しみ守ってきました。5月の連休には、2日間に渡り、神山湧水珈琲が振舞われるイベントが行なわれています。ならの小川と新緑の木々に囲まれたオープンカフェで、多くの訪問客が寛ぎのひと時を過ごしています。

京都上賀茂神社の文化財見出し

京都上賀茂神社の舞殿

上賀茂神社には国の重要文化財に指定されている、見所満載の歴史的な建造物があります。舞殿もその一つで、橋殿とも呼ばれ、勅使が参詣の折りに参拝した場所です。境内を流れる御手洗川(みたらいがわ)をまたぐように建てられています。夏越大祓(なごしおおはらえ)の祭りでは橋殿から御手洗川に人形が流されます。また、葵祭の際には、この場所で祭文の奏上が行なわれます。

京都上賀茂神社の外幣殿と高倉殿

外幣殿は上賀茂神社境内の二の鳥居の外にあります。法皇や上皇のの御幸や、葵祭の一行が到着する時に使用されるのみでなく、競馬会の神事でも使われます。高倉殿は一般の参拝者が上賀茂神社本殿や権殿を拝める場所です。祈祷をお願いすると、本殿近くまで入ることができます。これらの建造物も国の重要文化財に指定されています。

京都上賀茂神社の手作り市見出し

手づくり市は、世界遺産・上賀茂神社の境内で、毎月第4日曜日に開催されており、京都の中でも規模の大きい市の一つです。車によるアクセスの場合、会場には駐車場があり、1台500円で駐車ができます。バスによるアクセスの場合、JR京都駅、四条河原町、四条烏丸、四条大宮、京阪出町柳、北大路バスターミナルの各所より、上賀茂神社行きバスが運行しています。

手づくり市では、毎月、種々の手づくり作品を出品する、約250ほどのお店が並びます。開催時間は9時から18時までで、雨天の場合もテントを張って行なわれます。食べ物からアクセサリー、つまみ細工や御朱印帳、椅子や盆栽、洋服など、数えきれないほどの手づくり品が並んでいます。この市は、上賀茂神社の風物詩の一つとなっています。

京都上賀茂神社の賀茂観月祭見出し

世界遺産京都上賀茂神社では、毎年9月には賀茂観月祭が行なわれます。この祭りは、平成4年に、境内に灯籠を設置したことを記念した月見の催しが発端となり、定例化しました。月見の風習自体の歴史は古く、平安時代には、数多くの月見の催しが行なわれていたようです。賀茂観月祭は、毎年、仲秋の名月が見られる9月に、芝生内の馬場殿で行なわれます。

夕方6時から神事が始まります。お祓いや、降神の儀、祝詞奏上、賀茂神楽奉奏などの神事が行なわれ、最後に昇神の儀で終わります。続いて、華道家元による献華奉納や、観世流シテ方による能楽奉納があり、終わるのが7時過ぎになります。その後、少し移動した場所で、月見団子や濁り酒の接待があり、その合間に名月を愛でることができます。そして8時頃、すべてが終わります。

京都の上賀茂神社で参拝しよう見出し

京都の上賀茂神社は、下賀茂神社と並び、ユネスコの世界遺産に登録されている、長い歴史を持つ神社です。また、この神社は、国宝や重要文化財の宝庫でもあります。広い境内には、美しい庭園や小川、パワースポットである岩や湧水を探すこともできます。ここでは、そんな由緒ある上賀茂神社についてアクセス方法も含め説明させて頂きました。

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上賀茂神社は京都の北の洛北にあり、一年を通して多くの参拝者が訪れ、京都市民の憩いの場でもあります。そして、美味しいランチのお店が沢山あります。ありすぎて何処でランチにするか迷います。それでは上賀茂神社周辺のおすすめランチや人気のカフェをまとめてみました。
投稿日: 2017年10月6日最終更新日: 2020年10月8日

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