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聖ワシリイ大聖堂の見所をご紹介!世界遺産のおもちゃの国へ!

聖ワシリイ大聖堂の見所をご紹介!世界遺産のおもちゃの国へ!
投稿日: 2017年10月8日最終更新日: 2020年10月8日

ロシア旅行をするなら、絶対に訪れてほしい大聖堂です。まるでおもちゃの国に迷いこんだかのような気分になりますが、この聖ワシリイ大聖堂には深い歴史があり、見所も満載です。世界遺産にも登録されている聖ワシリイ大聖堂の見所をご紹介します。

聖ワシリイ大聖堂の魅力を大調査!見出し

ロシアに旅行に行くならモスクワの聖ワシリイ大聖堂に行くことをおすすめします。テトリスというゲームの背景にも使われたことがあると、有名です。このおもちゃのように可愛らしい外見に引き寄せられる人々も多く、毎年多くの観光客で賑わっています。そんな聖ワシリイ大聖堂の魅力を大調査しました。

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聖ワシリイ大聖堂の見所1:聖ワシリイ大聖堂の歴史見出し

聖ワシリイ大聖堂は1551年から1560年にかけてツァーリ・イヴァン4世(雷帝)がカザンの征服を記念として建てられた大聖堂です。初めは木造、二年後には石造建築にし5年後の1559年にようやく完成しました。写真の銅像はミーニンとボジャルスキーの像で1812年に建てられたものです。1612年にモスクワを救った英雄として知られています。

この大聖堂の正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」といいポクロフスキー大聖堂とも呼ばれています。この大聖堂は合計9つの聖堂が集まって出来たもので、中央に主聖堂があり、それを取り囲むようにして8つの小聖堂があります。建設当時はこのようなカラフルな外見ではなかったのですが17世紀から19世紀にかけて塗り替えられました。

当時モスクワには聖愚者のワシリイという家や着るものなど一切持つことなく常に貧困な暮らしを心掛ける人物がいました。ワシリイは後に起こる火災などを予知する能力の持ち主でワシリイが亡くなった後、ワシリイのお墓の上に新たに聖堂を増設したことによりこの聖堂の名前は聖ワシリイ大聖堂と呼ばれるようになりました。

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聖ワシリイ大聖堂の見所2:おもちゃのような外観見出し

何と言っても一番の見所は、このおもちゃの世界から飛び出してきたかのような外観です。誰もがロシアの聖ワシリイ大聖堂を一目見たいと世界中から観光客が見に来ています。印象的なのはこの玉ねぎのような形をした屋根ですが、クーポルという名で呼ばれておりレンガ製で、ろうそくの灯を表しています。

みんなの願いが神様に届くようにと考えられてこのような形をしています。聖ワシリイ大聖堂だけではなく、ロシアに存在する生教会や聖堂にもクーポルがついており、クーポルの数によってその建物の意味が違います。おもちゃのようで実は奥が深く、神聖な特徴があります。

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聖ワシリイ大聖堂の見所3:時間帯による外観見出し

聖ワシリイ大聖堂では何時に来てもこの美しい外観を楽しむことができます。時間帯によって聖ワシリイ大聖堂は表情を変えます。というのも朝や昼は太陽に照らされて輝いていますが、夕方はおすすめの時間帯で、写真のように夕日が聖ワシリイ大聖堂を照らして神々しい姿が見れます。

夜は聖ワシリイ大聖堂全体がライトアップされます。モスクワの赤の広場に浮かび上がるように輝く大聖堂は幻想的です。クリスマスの時期にはモスクワのライトアップツアーなどがあり、モスクワの市内を4時間かけてライトアップされた街並みやこの聖ワシリイ大聖堂を周れるツアーを組むのもおすすめです。

聖ワシリイ大聖堂に見所4:天気による外観見出し

旅行先で気になるのはやはり天気ですが、この聖ワシリイ大聖堂は天気によっても様々な魅力があり、いつ来ても見ごたえがある最高の観光地です。晴れの日はもちろん聖堂内に光が差し込み、美しい姿を見せてくれますが曇りの日には壮厳な雰囲気の大聖堂が見れます。

さらにおすすめは雨の日です。厳密に言えば雨あがりが写真を撮るには最高です。水に聖ワシリイ大聖堂が逆さになって映し出されます。なかなか雨の日はお出かけ日和とは言えませんがモスクワに来ているなら、このような写真を撮る絶好のチャンスとなります。

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聖ワシリイ大聖堂の見所5:一面に広がるカラフルな壁画見出し

中に入ると、おもちゃの世界とは一変して壁一面に中世的な装飾が施されています。無地の場所はなくイコン画が描かれていたり、花などの絵で埋め尽くされています。イコノスタシスと呼ばれる、聖所と至聖所の間を区切る壁も迫力があり細かなデザインに注目して見てほしい見所の一つです。

イコノスタシスの中は「あの世」とされ聖職者のみが立ち入ることが出来た場所です。ミサ中に信者たちが祈祷を行う際はこの門の手前で門に掲げられたイコンを見上げていました。この門は神との信仰により開かれるという教えがあります。当時の様子を想像しながらその場に立ってみると神聖な気分になります。

さらに内部は迷路のようになっていて、まるでそこは博物館や美術館にいるようで、一歩づつ進むごとに壁画に目が奪われます。一部屋一部屋、様々な表情のイコン画や全て人の手で作られたイコノスタシスには壮大なものを感じさせられます。

聖ワシリイ大聖堂の見所6:内部の美しいイコン画見出し

イコン画とは、当時の出来事が書かれた絵のことをいいます。有名な聖母マリアやキリスト、大天使の絵がたくさん飾られています。聖体礼儀などでは主となるイコン画を掲げてそのイコン画について聖書が読まれていました。一人一人の表情や様子をじっくり見て周ると時間を忘れる程美しく感慨深いです。

特に聖ワシリイ大聖堂をおすすめする理由は、イコンの博物館と言われるほど多くのイコン画があちらこちらに施されていたり展示されています。またイコンは単なる装飾やお祈りの際に掲げられるものとしてではなく、あの世とこの世を繋げているものでした。神が地上に、信者は神の国にいる証とされていました。

聖ワシリイ大聖堂の見所7:唯一生き残った鐘楼見出し

聖ワシリイ大聖堂の鐘楼は、聖ワシリイ大聖堂の手前側にある玉ねぎ頭ではない、小さめの尖がっている屋根の塔の中にあります。この鐘は数ある鐘のうち16世紀建立当初から存在していて一度も壊れたことがなく、現在までその形を保っています。

他の鐘楼は現在まで保ってきたものはなく、聖ワシリイ大聖堂の鐘楼が今でも尚、生き残っていることは奇跡だと言われています。16世紀の当時の音を現代に響かせているといいます。さらにこの聖ワシリイ大聖堂も2度程崩壊の危機に晒されましたが無事に生き残っています。まるでキリストや神様に守られているようです。

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聖ワシリイ大聖堂の見所8:世界遺産級の歌声見出し

運が良ければ、ロシアの聖歌隊の素晴らしい歌声を聞くことができます。当時から聖体礼儀などで聖歌隊が歌っていてその歌を聞いている間は祈りを黙読したり小さな声で唱えたりしていたという記録があります。世界遺産級の歌声は立ち止まって聞き入ってしまう程、美しく心安らぎます。聖歌隊のCDもその場で購入することが出来ます。

ロシアで歌われている聖歌の作曲家は、P.チェスノコフ、S.ラフマニノフ、P.チェイコフスキーなど有名な作曲家たちが手掛けています。聖歌にも当時の記憶が刻まれているので聖ワシリイ大聖堂で聖歌隊の曲を聞くと、キリスト信者ではなくてもこの世の平和を心から願いたくなります。

聖ワシリイ大聖堂の見所9:イベントに彩られる大聖堂見出し

聖ワシリイ大聖堂を訪れるのにおすすめの時期があります。それはモスクワの赤の広場などで開催されるイベントがある時期です。新年などには聖ワシリイ大聖堂の後ろに花火が打ちあがり凄く綺麗です。さらに冬は雪が聖ワシリイ大聖堂に降り積もる様子はまた切なくも輝いて綺麗です。

クリスマスには赤の広場でもクリスマスマーケットが開催されていたり、出店が並ぶので一日中聖ワシリイ大聖堂を満喫できます。LEDライトの装飾も綺麗に飾られていて寒さを忘れて楽しむことができます。さらにモスクワでの大イベントの一つ、スパスカヤ塔音楽祭について紹介します。

スパスカヤ塔音楽祭はモスクワの日の前後に行われる大イベントで、各国からショーを行うグループが赤の広場に集まります。どの国のパフォーマンスも盛り上がります。そして最後に聖ワシリイ大聖堂がプロジェクションマッピングで鮮やかに彩られ、大きな花火が聖ワシリイ大聖堂のバッグを飾ります。何にも代えられない感動的な瞬間です。

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ロシアに行くなら聖ワシリイ大聖堂に行きましょう見出し

ロシアには多くの歴史的建造物や世界遺産に登録されている建物が多く存在します。中でも今回ご紹介した聖ワシリイ大聖堂はロシアで最も美しい建造物とされていて、絶対に訪れてほしい人気スポットです。おもちゃの国に来たような特別な時間を過ごせるので、ぜひロシアに旅行する際は聖ワシリイ大聖堂に行きましょう。

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投稿日: 2017年10月8日最終更新日: 2020年10月8日

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