赤レンガ倉庫の最寄り駅はどこ？桜木町駅からの行き方などをご紹介！

赤レンガ倉庫は今から100年以上も前に作られ、歴史的な建造物として人気がありましたが、近年改装された後はショッピングやグルメ、イベントなどが目白押しの観光スポットとして大人気になりました。そこで今回は、赤レンガ倉庫の最寄り駅など赤レンガ倉庫へのアクセス、おすすめの行き方をご紹介します。

赤レンガ倉庫は元は保税倉庫として作られたものであり、観光のために作られたものではありません。そのため、駅の目の前すぐ、というような立地ではないです。しかし、最寄り駅と言っても差し支えないような駅は複数あります。また、近くにはバス停も複数ありますので、合わせて行き方をご説明いたします。

まずは京浜東北線の桜木町駅からの行き方を紹介します。こちらは最寄り駅かと問われると首を立てに振りづらいのですが、京浜東北線自体が便利ということもあり、こちらからのアクセスは良好です。まず、桜木町駅の南改札を出ていただき、左に曲がって駅前の大きな広場に出ます。

駅前広場に出たら、次はみなとみらい名物の観覧車方面に進みます。信号を渡り真っ直ぐ進むと、今度は帆船日本丸のある広場に出ます。そうしましたら、今度は汽車道と呼ばれる線路のような橋を渡って、ワールドポーターズ方面に進み、そのままワールドポーターズをスルーすると、赤レンガ倉庫が見えますので、信号を渡れば到着です。

関内駅は京浜東北線で桜木町駅の隣の駅です。桜木町駅から赤レンガ倉庫までの距離に比べると少し長い距離になります。それでも十分に徒歩圏内ですので、こちらもおすすめの駅です。関内駅の北口の改札を出たら、駅ビルの方に出ていただくと、左手に信号がありますのでそれを渡り、反対側の道へ進んで次の角を右に曲がります。

右に曲がると馬車道通りに出ますので、後はとにかく直進です。途中、いなり寿司が有名な泉平や、関内ホールを通過して馬車道を突き当たりまで来ると、大通りを渡る信号がありますので、それを渡り更に直進します。そして万国橋を渡ると、そこに赤レンガ倉庫見えます。

距離は桜木町駅からよりも長く、本当の意味で最寄り駅ではないのですが、こちらは馬車道を通過しますので、赤レンガ倉庫を観光する前に、人気のランチスポットなどに立ち寄ることができる行き方になっています。桜木町駅から脇目も振らず直行するのもありですが、こうして横浜観光をしながらの道も悪くありません。

みなとみらい線の日本大通り駅は、本当の意味での赤レンガ倉庫への最寄り駅の第一候補です。距離は桜木町駅からもずっと近く、また横浜の歴史的な建造物を見ながら赤レンガ倉庫へ向かえる、おすすめの駅です。日本大通り駅で電車を降りて地上に出ると、目の前にどかんと神奈川県庁の姿があります。

神奈川県庁が右手に来るように体を向けて、そのまま神奈川県庁に沿うようにして右に曲がります。そこからは道なりに進むだけです。途中、象の鼻パークを通り過ぎて橋を渡れば、そこはもう赤レンガ倉庫です。このエリアは横浜らしい歴史的建造物の多いエリアですので、短い距離にも見どころがたくさんあります。

赤レンガ倉庫への最寄り駅論争で日本大通り駅と競り合うのがこちら、馬車道駅です。距離が近いのはもちろんですし、行き方も非常に単純です。馬車道駅で電車を降りて改札を出たら、4万国橋口か6赤レンガ倉庫口から地上に出ていただきます。そうすればもう、赤レンガ倉庫には着いたも同然です。

道なりに進んで万国橋を渡れば、もう右手に赤レンガ倉庫が見えてきます。赤レンガ倉庫までの距離が短くアクセスが良い上に行き方も単純ですので、どこにも寄らずまず一番最初に赤レンガ倉庫に行きたい、という方にはこちらの馬車道駅か、日本大通り駅をおすすめします。

赤レンガ倉庫へは電車だけでなく、バスも便利です。バス停からですと駅から歩くよりも近いところで降りられアクセスが良いので、徒歩がちょっと、という方にはおすすめです。赤レンガ倉庫の最寄りのバス停は、赤レンガ倉庫・M&Wです。名前もそのままですので、バス停の名前がわからなくて迷う、というような心配はありません。

こちらには四本のバスが停まります。あかいくつ・みなとみらいルート、あかいくつ・中華街元町ルートの二本は桜木町駅から出ています。残り二本は横浜駅から出ているぶらり三渓園BUS:Sルートとぶらり赤レンガBUS:Aルートです。この二本は横浜で電車を乗り換える必要なく、赤レンガ倉庫の目の前まで来ますのでおすすめです。

横浜税関前のバス停は、日本大通り駅から赤レンガ倉庫へ行く道のほぼ途中にあるバス停です。赤レンガ倉庫までの距離は、日本大通り駅からと比べると三分の二程度になります。こちらには、横浜市営バスの26系統のバスが停まります。26系統は通勤や帰宅の時間帯には10分に一本あるバスですので、非常に便利です。

ルートとしては横浜駅を出発後、桜木町駅、馬車道駅などを経由して横浜税関前に停まり、それから山下公園や本牧ふ頭などを通過して横浜港シンボルタワーが終点となっています。特に観光のためバスではなく普通の路線バスなのですが、横浜の観光スポットを網羅できるようなルートですので、観光におすすめのバスです。

本町四丁目と本町一丁目のバス停は、ちょうど馬車道駅と日本大通り駅の間にあるバス停です。アクセスが非常に良く、馬車道駅と日本大通り駅のいいとこ取りができるバス停で、本町四丁目が馬車道駅寄り、本町一丁目が日本大通り駅寄りになっています。バス通りにあるバス停ですので、多くのバスが停まります。

これらのバス停に停まるバスは同じで、2、8・148、20、21系統のバスが停まります。2系統は上大岡駅、蒔田駅、吉野町駅、阪東橋駅と地下鉄に沿うようなルートを走るバスですので、それらの駅をご利用の方にはおすすめのバスですが、平日は一時間に一本、土日祝日では一時間半に一本程度ですので、本数はかなり少なくなっています。

8・148系統のバスは横浜駅から出ているバスで、本数が多く、横浜駅から乗る方にはおすすめです。20系統は桜木町から山手駅を結ぶバスですので、山手駅ご利用の方には非常に便利ですが、30分に一本と本数は少ないです。21系統は桜木町から根岸駅を通り、本数が多いため、根岸駅ご利用の方におすすめできます。

赤レンガ倉庫へは、水上バスのご利用もおすすめです。赤レンガ倉庫のすぐ近くに水上バス乗り場があるため、アクセスがいいというのも理由の一つではあるのですが、やはりなんといっても、水上バスはそれに乗ること自体が観光になるため、移動を楽しむことができます。

水上バスは横浜駅から山下公園までを運行しています。横浜駅から出ているため、その点が便利であるということと、普段見ることができない海上からみなとみらいの景色を見ることができるので、一味違った横浜を体験できます。料金は横浜駅から大人600円、子ども300円となっております。

赤レンガ倉庫はみなとみらいと山下公園などを繋ぐ道の途中にあるので、その他の観光スポットへのアクセスが良好です。赤レンガ倉庫にお越しの際は、是非他の観光スポットも巡ることをおすすめします。まずおすすめは象の鼻パークです。こちらは平成21年にできたばかりの公園で、日本大通り駅と赤レンガ倉庫の中間にあります。

象の鼻パークは横浜の港の始まりの場所とも言えるスポットですので、是非押さえておくべき観光名所になっています。また、すぐ近くのワールドポーターズとコスモワールドもおすすめです。ワールドポーターズはショッピングにグルメ、映画と総合的に楽しめる施設です。赤レンガ倉庫の帰りにお買い物、という使い方もできます。

コスモワールドといえば、大きくそびえるコスモクロックと呼ばれる観覧車です。赤レンガ倉庫でショッピングやグルメを楽しんだ後、帰宅の前にコスモクロックに乗って、今日楽しんだ赤レンガ倉庫を見下ろしながら一日を振り返り、思い出を持ち帰るというのはいかがでしょう。

以上、赤レンガ倉庫の最寄り駅やその他のアクセス方法などをお届けしました。駅から少し離れた場所にある赤レンガ倉庫ですが、その道程も横浜らしい景色満載ですので、観光の際は今日はこの駅、今度はこの駅、などご利用する駅を変更してみるというのも面白いかもしれません。