中華街「山東」はミシュラン掲載店！横浜に行ったら必ず食べたい絶品の水餃子！

中華レストラン「山東」は、横浜中華街中心から少し離れた路地に佇みます。30年以上もの間、中華街で愛され続けている家庭的なお店。店の人気メニューが水餃子。モチモチの皮と秘伝のタレが美味しいと評判で、お店はいつも人でいっぱい！一体どんな餃子なのか、今から「山東」の人気メニュー・水餃子を詳しくチェックして行きましょう。

行列のできる中華街のレストラン「山東」。高級店が多く点在する中華街ですが、「山東」は庶民的な値段で本格中華が堪能できると話題のお店です。以前からこちらのお店の水餃子は注目されており、2015年には「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」に掲載。「ビブグルマン」のカテゴリーで選ばれた実力店です。

ミシュランガイドの「ビブグルマン」とは、3500円以下で満足行く料理が堪能できるお店のカテゴリーです。味はもちろん、家庭的な雰囲気とリーズナブルな値段が人気。味の評判とミシュランガイド掲載で、毎日多くの方が水餃子を食べに訪れています。

「山東」は、中華街に2店舗あります。本館1号店は、中華街大通りと広東道の間に位置。そして、1号店から歩いてすぐそばの場所に新館2号店があります。小さな路地に佇み、家庭的な雰囲気が漂います。1号店・2号店共に黄色い看板が特徴的。高級店とは異なり、気軽に立ち寄れます。値段も良心的で、お財布に優しいお店です。

住所：神奈川県横浜市中区山下町150 電話番号：045-651-7623

お店のオーナーは中国・山東省出身。店の名前「山東」は、中国の北方・山東省からつけたもの。北方では、水餃子や麺類等の小麦粉料理がよく食べられています。水餃子は、山東の定番家庭料理。どの家庭でも手作り餃子が作られ、具材はバリエーション豊富。横浜中華街「山東」では、本場の水餃子が堪能できると評判になっています。

中国・山東省の家庭料理を受け継ぐ「山東」の水餃子は、全て手作りです。手作りの皮は厚みがあり、モチモチして食べごたえ十分。大きめでぷっくりと膨れた形は、食欲をそそります。日本の水餃子とは全く異なるもっちりとした食感が大好評。噛むと口の中で肉汁と野菜の旨味が広がります。

定番水餃子の他、セロリ水餃子と桃肌水餃子も人気です。セロリ餃子は皮にセロリが練りこんであり、キレイな翡翠色。桃肌水餃子は皮にビーツが練りこんであり、桃色の皮が特徴的です。色鮮やかな3種類の水餃子。見た目も味もこだわっている点は、さすがミシュラン掲載店です。

水餃子には、「山東」オリジナルのタレをつけていただきます。タレはココナッツ風味。少し辛味があります。ココナッツの香りとスパイシーな辛味が混じり、水餃子との相性は抜群に良いです。他では食べる事のできない水餃子を求めて、毎日多くの人がお店に足を運んでいます。

ココナッツダレは、テーブルに常備されています。食べ方は至ってシンプル。小皿にココナッツ部分を取り出し、その後タレも小皿に入れます。餃子を小皿に置き、ココナッツダレを餃子に乗せます。そしてそのままパクリ！テーブルにはココナッツダレがたっぷり用意されているので、食べたいだけ使えるのも魅力です。

水餃子と一緒に味わいたいのが、やはり焼き餃子。こちらの焼き餃子は、水餃子を焼いたような見た目。皮が厚くもっちりとパリパリな食感が楽しめます。肉汁たっぷり、ジューシーな焼き餃子です。水餃子と焼き餃子を食べ比べてみて下さい。焼き餃子にもココナッツダレは合います。さっぱり食べたい方は、酢醤油でいただけます。

「山東」では、冷凍餃子がテイクアウトできます。ミシュラン選定店の味が持ち帰れると評判。水餃子や焼き餃子が自宅で堪能できます。お店オリジナルのココナッツ風味ダレも付いています。冷凍の便利な点は、好きな時に使えて便利なところ。冷凍庫にストックしておけば、いつでもモチモチ餃子が楽しめます。

餃子と一緒に注文したいのが、麺類。中国の北方は小麦を使った料理を主に食べるので、麺類も毎日のように食べられています。「山東」では多くの麺メニューがありますが、中でも人気なのが上海焼きそば。食べやすい細麺でオイスターソースのコクが感じられる一品。

上海焼きそばは、こってりと濃いめの味。あっさりとした味が好みの方には、海鮮焼きそばが人気です。こちらも同じく細麺で、喉に通りやすい太さ。エビ・イカ・ホタテ等が入っており、魚介の旨味が口の中で広がります。シーフードが好きな方におすすめな焼きそばです。

チャーハンは、中華の定番メニュー。水餃子と共によく注文されるのが五目チャーハンです。「山東」の五目チャーハンは、お米一粒一粒がパラパラと炒められており、本格的な味と食感が楽しめます。具は、玉子・ハム・葱・グリンピースが入っています。子供から大人まで幅広い年代に受け入れられるチャーハンです。。

「山東」では、点心メニューも揃っています。点心メニューの中で人気なのが小龍包。お店では、出来立て熱々な手作り小龍包がいただけます。1つのセイロに4個の小籠包が入っています。口に入れると肉汁溢れだし、ジューシーな味わいが堪能できます。汁が飛ばないように、レンゲと箸で上手に食べましょう。

春巻きは、「山東」の人気点心メニューの1つです。オーソドックスな見た目は、日本でお馴染みの春巻きと同じです。皮はパリパリに揚がっています。中の具材は、しっかりした味付け。タレをつけなくても、そのままでいただけます。パリパリサクサクの食感がたまりません。

日本で食べる中華の定番と言えば、エビチリ。「山東」では、海老のチリソース炒めと呼ばれています。大きくてプリプリな海老は、海老好きな方には外せない一品。チリソースで炒められていますが、辛味の無い優しい味です。子供や辛いのが苦手な方でも、満足できる一品です。

鶏肉とカシューナッツ炒めは、ビールに合う人気メニューです。お酒が飲めない人でも、箸が止まらない一品。カシュ―ナッツは一度揚げてあるので、香ばしい香りと食感が楽しめます。タレがナッツと鶏肉によく絡んでいて、ご飯との相性もピッタリ。ご飯がどんどん進む料理です。

おこげが好きな方におすすめなのが、五目おこげ。おこげにはしっかりと塩味がついており、食べやすい大きさにカットされています。海老等の具材が入った餡は、優しい味付け。おこげと餡を混ぜると、絶妙な味に仕上がります。豪華なおこげを食べたい方には、カニとホタテがたっぷり入った特選五目おこげがおすすめです。

青菜の炒め物は、餃子やチャーハン等と一緒に注文したい一品。シンプルでさっぱりとした味付けは、飽きのこない料理です。青菜の炒め物で人気なのが、空芯菜の炒め物。中華料理の青菜炒めでは、定番な野菜です。肉厚な歯ごたえは、シャキシャキ！ほんのりした苦みと甘味が味わえます。

また、豆苗の炒め物もよく注文されるメニューです。豆苗をニンニクでサッと炒めた一品。細い豆苗は食べやすく、ニンニクの風味が効いています。空心菜の炒め物も豆苗の炒め物も中国の家庭的な料理です。青菜の炒め物は基本薄味なので、野菜本来の味が楽しめます。

こちらもビールとの相性が最高な人気メニュー・エビの黒コショウ炒め。カリカリに揚がったエビは殻までサクサク。頭から尾っぽまでパクパク食べられます。海老ミソも一緒にパクリ！コショウの香りとピリッとした辛味が食欲をそそります。ビールが進むスパイシーな一品です。

ビールは、油の多い中華料理にピッタリ合います。日本のビールも美味しいですが、本格的な中華料理と一緒に飲みたいのが中国のチンタオ（青島）ビール。「山東」オーナーの故郷・中国山東省のビールです。世界的にも有名で、あっさりとした爽やかな味わいが人気。

コップにビールを注ぐと、透明度の高い事がわかります。味の濃い中華料理には、スッキリとしたチンタオビールが合います。苦みが苦手な方でもゴクゴクと飲めるほど。女性にも飲みやすいと評判です。「山東」に行ったら、水餃子を食べながらチンタオビールで乾杯！

行列店「山東」の看板メニュー・水餃子はいかがでしたでしょうか。もっちりとした水餃子は、本場中国の味。店オリジナルのココナッツダレでいただきましょう！水餃子以外にも、たくさんの中国家庭料理がリーズナブルな値段で味わえます。横浜中華街を訪れる時は、一度「山東」へ行ってみて下さい。