サンシャインプールの料金や割引プランは？お役立ち情報をご紹介！

福岡市東区にある国営公園・海の中道海浜公園には、夏に期間限定でオープンする大人気の「サンシャインプール」があります。スリル満点のウォータースライダーなどプールを楽しむアトラクションが揃い、多く人で賑わう福岡屈指の人気スポットです。そこで、サンシャインプール利用時のお役立ち情報やおすすめスポットなどを紹介します。

有名スポットである博多湾と玄界灘に囲まれ、東西に約6km、面積約300haと広大な敷地に広がる国営公園「海の中道海浜公園」。1年を通して様々な季節の花が咲き誇り、動物たちとの触れ合いやアスレチックを楽しみ、キャンプ・バーベキューまでできる一大レジャー施設です。

海の中道海浜公園内には他にも、水族館や全室オーシャンビューのリゾートホテルもあり、滞在を楽しめるスポットが盛りだくさんです。サンシャインプールは、この海の中道海浜公園の中に位置し、西日本最大規模のレジャープールとして、夏の間満喫できます。子供から大人まで誰でも楽しめるので、少し遠出をしてでも行きたい場所です。

海の中道海浜公園内にあるサンシャインプールへのアクセス方法は、電車・バス・船・車と選べ、便利な組み合わが可能です。電車の場合は、JR九州香椎線を利用し、海ノ中道駅で下車すぐです。バスを利用する場合、天神（中央郵便局前）からサンシャインプール入口まで行くことができるので、こちらも便利なアクセス方法となっています。

船を利用する場合、「うみなからいん」という高速船と市営渡船の2種類の船が出ています。「うみなからいん」は、博多ふ頭もしくは百道から海の中道へ、大人片道1030円、小人520円で渡ることができます。市営渡船は、博多ふ頭から西戸崎へ大人片道440円、小人220円となっています。

車の場合は、九州自動車道古賀ICから35分、もしくは都市高速香椎浜出口から15分でサンシャインプールへ到着します。また、サンシャインプールのオープン期間は、海の中道駅口、西口、ワンダーワールド口からそれぞれ無料送迎バスも出ているので、必要に応じて無料バスも利用することができます。

気になるサンシャインプールの利用料金とお得な割引情報を紹介します。プールと海の中道公園の両方が利用できるチケットで、一般料金は大人1900円、小人1000円、幼児300円となっています。団体もしくは前売りには割引があり、それぞれ約8割の料金で利用することができます。

障がい者割引では、付き添い1人まで割引が適用され、大人850円、小人450円、幼児無料となります。園内はバリアフリー化が進み、トイレも多目的トイレが設置されています。65歳以上の方は、一律1100円で利用することができるので、ぜひこの機会にご利用ください。

チケットは事前に購入が可能で、前売り割引が適用されます。大人2人と小人2人で行く場合は、本来5800円のところ、ファミリー料金に該当するので4140円と3割もお得になります。また、期間中にプールにもう一度来たい場合は、プールリピート券という割引チケットもあり、2回目から約3割の割引が適用されます。

意外な割引方法もあります。海の中道海浜公園の公式ホームページからアンケートに答えると、割引券がもらえる特典もあります。プールの利用頻度やアクセス方法、要望など簡単なアンケート内容に答える形になっています。こうしたお得な入園方法がいくつもあるのが、サンシャインプールのおすすめポイントでもあります。

サンシャインプール営業期間中のうち4日間、スペシャル感謝デーとして格安で入園できる日もあります。例年7月中の2日、9月中の2日の合計4日間が感謝デーに充てられています。通常料金の大人1900円が1000円に、小人1000円が500円に、幼児300円が200円とかなりお得な料金になります。

チケットは事前に購入することができます。当日は引き換えだけでスムーズに中に入ることができますし、前売り割引が適用されて通常料金よりも安く入手できるの、事前購入をおすすめします。ローソンチケットやチケットぴあ、各コンビニでチケット購入が可能です。

海の中道海浜公園は年中営業していますが、サンシャインプールは、例年7月中旬から9月頭までの期間限定オープンとなっています。7月後半から8月いっぱいの夏休み期間は毎日営業しており、それ以外には7月中に数日、9月中に数日間の営業日があります。

営業時間は基本的に9時から18時までとなっています。入園料が安くなるスペシャル感謝デーなど、日によっては17時に営業終了の日もあります。プールのオープン期間と合わせて、事前にホームページ等でチェックしておくことをおすすめします。

サンシャインプールの数あるアトラクションの中で人気があり、おすすめのスポットの紹介です。プール内でひときわ目立つ存在感を放つドラゴンスライダーには、高さと速さがスリル満点のスライダーが3種類あります。一番低い場所にあり長さも短めのスライダーから、順に上へ登っていくのがおすすめです。

まず最初のスタートに最適な、高さ約4.9ｍ、全長約34ｍのリトルドラゴン。真ん中にはダイナミックなスライダーが楽しめる、高さ約10ｍ、全長約92ｍのチューブドラゴン。そして最も高い場所にあり、くねくねと本物のドラゴンのような形がスリル満点な、高さ約14ｍ、全長約100ｍのファイヤードラゴン。どれもレピート必至の楽しさです。

いろいろな仕掛けやオブジェの登場に、子どもたちの冒険心が掻き立てられる人気スポットの「ウォータージャングル」。ファンファーレが鳴ると大量の水が降ってくる巨大バケツといった迫力ある仕掛けに立ち向かい、丸太やイカダに乗って進み、石の山やネットの山を越え、本当に冒険しているかのようです。

小さなスライダーもあるので、大人はドラゴンスライダーで、小さな子どもはウォータージャングルのスライダーで楽しみましょう。夢中になって遊ぶ子どもたちの笑い声や叫び声が響く、ひときわ賑やかなスポットになっています。建物はかなり大きく広いので、ここだけでも長い時間過ごしてしまいます。

屋外プールの定番とも言える「流水プール」。サンシャインプールの流水プールは、幅7m、長さ300mで西日本最大の規模を誇っています。浮き輪につかまって、流れに身を任せて進む心地よさは流水プールならではです。大人も子どもも一緒になって楽しめるので、家族連れにもおすすめです。

「恐竜噴水プール」は、子どもたちに大人気のスポットです。リアルな2体の巨大な恐竜が迫力満点。恐竜の足元から勢い良く水が飛び出し、楽しい水遊びができるプールになっています。浅めのプールで小さな滑り台もあり、小さな子どもも落ち着いて遊べるスポットです。

別途料金がかかりますが、こちらも人気アトラクションの「アクアロール」。水に浮かべた巨大アクアロールの中に入り、走ったり転がったり、アクアロールをコロコロ転がしながら水上移動するウォーターアトラクションです。全身を使って遊び、大人も子ども思い切り楽しめるのでおすすめです。最大３名まで利用可能です。

プールで遊びまわってお腹が空いたら、サンシャインプール内のグルメスポットで美味しい食事も楽しみましょう。サンシャインプールの広大な敷地内には、15店舗ものグルメショップがあります。たこ焼きやフライドポテトなどの軽食から、ラーメンやカレー、パスタなど様々なメニューが揃います。お店の一部を紹介します。

福岡県・博多屋台の名物「焼きラーメン」を食べることができる「匠家」。ソース味と塩とんこつ味から選べ、博多名物を味わえるお店です。焼きラーメンの他には、鶏そぼろめしやチャーハンなどのメニューもあるので、お昼休憩の際にしっかり食事をするにはおすすめです。

泳いで疲れたあとはお腹が空いて、パンチの効いた濃いめの味が欲しくなりませんか。そんな時におすすめなのがカレーです。「昭和レトロカレー インダス」では、コクのあるビーフカレーをはじめ、メンチカツカレー、唐揚げカレー、チーズカレーなどいろいろなカレーが楽しめます。

ふわふわ食感のかき氷が人気の「ALOHA CAFÉ」。常夏のハワイを連想させる、カラフルなトロピカルかき氷が人気です。10種類を超えるシロップから選ぶことができ、贅沢なレインボーにもできます。夏の日差しを浴びて熱くほてった身体を一気にクールダウンしてくれるのでおすすめです。

芝生のガーデンは、福岡工場直送のキリンビールが飲める、とっておきの場所です。キンキンに冷えた一番搾り生ビールや、キリンチューハイ氷結などが揃います。スカッとした青空の下で飲むビールは最高に美味しいです。枝豆などのライトスナックやソフトクリームもあるので、アルコールを飲まない人も楽しめるお店です。

サンシャインプールの営業期間中、週末を中心にキャラクターショーも開催されています。プール内の特設ステージにて、午前と午後の2回ショーが行われます。観覧無料となっており、ぷりきゅあや仮面ライダーなど大人気キャラクターのステージショーが見れるので、子どもたちも大喜びです。

サンシャインプールの入園料には、海の中道海浜公園の利用料も含まれているので、ぜひ海の中道海浜公園内の様々な施設も楽しみましょう。家族で遊べるスポットや動物と触れ合えるスポット、景色がきれいなスポットなど見どころがたくさんあるので、その中からおすすめスポットをいくつか紹介します。

ゴーカートやミニSL機関車に乗れる、車好きな子どもに大人気のワンダーワールド。無料遊具と有料遊具があり、どちらも楽しい遊び場や乗り物がたくさんあります。無料遊具には、巨大トランポリンをはじめ、ローラーすべり台、アスレチックの数々などがあり、無料でも十分に遊ぶことができます。

有料遊具・スポットには、全長650mのオンロードとオフロードのどちらも楽しめる本格的なゴーカート（500円）、全長380mをゆったりと走るミニSL機関車（300円）、日本の車の歴史がわかる名車歴史館（500円）などがあります。ゴーカートなどは大人も楽しめるので、ワンダーワールドは家族連れにおすすめのスポットです。

四季折々の花を観賞できるフラワーミュージアム。10のエリアで構成され、「屋根のない花の美術館」をテーマに、バラやクリスマスローズなど様々な花が植えられています。フラワーミュージアムのシンボルとなっている、高さ8mの「光の塔」は周辺を美しい花々が囲い、写真スポットとしても人気の場所です。

2017年4月にリニューアルオープンしたマリンワールド。「九州の海」をテーマに10のエリアに分かれた水族館は、エリアごとに見れる魚や動物が違ってとても面白いです。特に、水深7mの外洋大水槽では、上層、中層、下層それぞれで場所で生きる魚たちの生態系を間近で見ることができ、海の世界をそのまま体感できます。

また、ラッコプールやペンギンのいる屋外、イルカが見れるスポットなどでは、動物たちの可愛い姿に癒されます。見どころ盛りだくさんのマリンワールドの入場料金は、大人・高校生2300円、中学生1200円、小学生1000円、幼児600円となっています。

動物たちとの触れ合いをテーマにした自然動物園、動物の森。哺乳類、鳥類、爬虫類、いろいろな可愛い動物に出会えて、大人にも子どもにも大人気のスポットです。哺乳類には、リスザル、カピバラ、カンガルー、ロバなど18種類の動物がいます。ヤギや羊にはエサやりもできるので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

鳥類には、フラミンゴ、クジャク、インコなど、色とりどりの鳥たちが17種類います。そのほか、4種類のカメが飼育されており、バラエティに富んだ動物たちを見ることができます。毎月第2・第4日曜日には、ガイドツアーも実施されているので、より詳しく動物について知り、園内を楽しみたい場合はぜひ参加してみましょう。

海の中道海浜公園にあるサンシャインプールは、充実したプールの数、アトラクションの種類、グルメの豊富さなど、1日では回りきれないほどです。お得な割引もあるので、今回の記事を参考にしてみてください。夏の間の期間限定オープンなので、訪れた際には海の中道海浜公園と合わせて目一杯楽しみましょう。