篠栗九大の森が絶景と話題！アクセス方法や見どころもご紹介！

篠栗九大の森は福岡県の篠栗町にある自然豊かな森です。数々のメディアでも紹介され、ジブリに出てくるような美しい景色をあちこちで見ることができるということから多くの人気を集めています。中央にある蒲田池の周りには約2キロメートルほどの遊歩道があります。この記事では篠栗九大の森の見どころや駐車場状況などのアクセス方法をご紹介します。

篠栗九大の森の開園時間は4月～9月の時期は6:00～17:00で、10月～3月の時期は7:00～17:00となっています。また入園料は無料で、照明器具の整備がされていないため夜間の利用は控えるようにしてください。また広場や遊歩道外の場所への移動やペットの持ち込みは禁止となっており、開園時間外の駐車場の利用はできません。

住所:福岡県糟屋郡篠栗町和田1009
電話番号:092-947-1111

篠栗九大の森は福岡県の篠栗町にあり、最寄り駅はJR九州篠栗線門松駅です。門松駅から篠栗九大の森までは2キロメートルほどの距離があるため少し大変です。隣の篠栗駅で降りると、近くの「オアシス篠栗」から巡回バスが出ているので電車からのアクセスの場合は、篠栗駅で下車するのがおすすめです。

オアシス篠栗からの巡回バスは無料で利用することができますが、毎週月曜日は運休で運行本数が限られているので注意が必要です。また西鉄天神高速バスターミナルから出ている西鉄バス筑豊の筑豊特急線に乗車して、「粕屋警察署前」で下車してから1.2キロメートルほど歩くというアクセス方法があります。

自動車でのアクセスの場合は九州自動車福岡インターチェンジが近いので、おすすめです。また福岡市街からのアクセスの場合は福岡高速4号柏屋線柏屋出入り口を利用するのがおすすめです。駐車場は北口駐車場と南口駐車場の2箇所があり、17時には施錠されてしまうので注意してください。また近隣では渋滞が発生する可能性もあります。

篠栗九大の森にはアラカシ、タブノキ、クスノキといった常緑広葉樹が約50種類あり、コナラ、ハセノキといった落葉広葉樹が約40種類生育されています。九州大学農学部付属演習林と篠栗町が共同で管理をしており、森林の間伐材を使用しているベンチが至る所に配置されているので自然の森を散策をしながら休憩することもできます。

森の中は遊歩道もあり、綺麗に整備されていますが色々な生物がいたりするので危険もあります。行く前には虫よけのために肌を露出しすぎるような服装は控えた方がいいかもしれません。また子供連れの方は、森の中を歩くので汚れてもいい服装や替えの服を持っていくことをおすすめします。また雨天時の散策にも注意を払ってください。

また道を歩くときに多少高低差がある道や、雨天時にはぬかるんでいる場所もあるのでスニーカーなどの動きやすい靴を履いていくことをおすすめします。森の中は開けている場所が多く、太陽の日差しがよく当たるので帽子をかぶっていくのもいいかもしれません。温かい時期は虫が多くなるので。虫よけスプレーなどの対策グッズがあると便利です。

篠栗九大の森の中で利用できるのは遊歩道と広場だけとなっているので、遊歩道を外れて樹林の中に入っていったり水面に近づくといったことは控えるようにしましょう。またトイレは北口の駐車場にはなく、南口の駐車場にしかないので事前に済ませておくのが良いです。また散策の途中ではこまめに水分補給をすることも大切です。

篠栗九大の森は落羽松の木々が織りなす幻想的な風景が話題となり、2016年度は約34000人、2017年は約3.5倍ほど増加するなど年々観光客が増えています。特に「水辺の森」はジブリアニメの「もののけ姫」に登場しそうな風景だということから、インスタグラムを目的に多くの人が訪れています。

篠栗九大の森はジブリのような風景の水辺の森も人気ですが、コナラやハゼノキなど森の中に生育している様々な植物も見どころの一つです。季節によって色々な植物が姿を見せ、個性的な植物に囲まれた池の水面はジブリに登場しても不思議でないほど幻想的な空間に包まれます。ハイキングコースもあるので地元の人も定期的に利用しています。

篠栗九大の森は福岡県の人気観光スポットなので数多くのツアーが実施されています。篠栗九大の森は森林セラピー基地にも認定されているので、日帰りのバスツアーや篠栗九大の森と天ケ瀬温泉が一緒に楽しめるような旅行ツアーも実施されており人気も高いです。また最近では観光客が多いので、周辺の渋滞にも注意してください。

水辺の森はジブリのような絶景を見ることができる篠栗九大の森の中でも屈指の人気スポットです。北アメリカ原産の落陽針葉樹である落羽松と呼ばれる木々が生育しています。落羽松は湿潤地に強く、根元が冠水するような場所で自生しやすいといった特徴があります。1997年に九州大によって生体の研究を目的に苗が植えられました。

自然の水面に映る風景と美しい木々の眺めは幻想的で、まるでジブリの世界かのような絶景を楽しむことができます。WEBや雑誌でも注目を集めており、季節や天候によって見える風景が変わります。インスタグラムや美しい写真が撮れるということから多くの人が訪れるので、撮影するときはマナーを守って撮影するようにしましょう。

落羽松は日本では沼杉とも呼ばれており、土中や水中では腐りにくいため土木の分野で使用されることが多い樹木です。水と木が織りなす絶景は福岡県内のみならず、全国から観光客が訪れるほどの人気を誇っています。真夏の時期などは水が少なくなって木の根元まで水がいかない状態の時期があるので行く際には様子を調べてから行くことをおすすめします。

もみじ広場は紅葉を楽しめる広場として有名なスポットで、秋になると広場が紅葉の鮮やかな色で真っ赤な空間に変化を遂げます。北口駐車場にも近いのでアクセスもよく、自然の中で休憩をしながら美しい紅葉を眺めるのがおすすめです。もみじ広場には「モミジバフウ」と「タイワンバフウ」が植えられています。

「モミジバフウ」は北米及び中米を原産地とする落葉樹で背が高く、遠目からでもよく見えるのが特徴で紅葉も美しいですが新緑に染まった姿もまた美しくて絶景になります。葉の形は季節によって異なり、正式にはアメリカフウと呼ばれます。背が高いので主に公園や街路樹の木々に多く使われています。

また「タイワンフウ」とは中国や台湾を原産とするマンサク科の落葉樹で、独特な香りがする樹脂を持っています。中国では焼くようにも使われ、モミジバフウと比べると葉の形が大きくてやや寒さに弱く潮風や強風に強いという特徴があります。成長が早く、美希の直径が1～2メートルほどになる巨木にもなります。

ハンノキが植樹されている広場で、春から夏にかけての時期に訪れると絶景が見られます。また水辺の森にも近い場所にあるので、一息つきたいときにもぴったりです。ハンノキは日本の山や沼に自生しており過湿地で森林を形成している数少ない樹木となっています。また造血作用も含まれているので、漢方薬としても用いられています。

こなら広場に生えているコナラは大きくて立派で、静かで豊かな自然の森の中で美しく存在するコナラの木々は絶景で見る人の心を癒してくれます。コナラは日本の至る地域に分布する落葉広葉樹で、秋には茶色の樹冠を見せ、春には新葉が展開るする頃に落陽が起きるのが特徴です。昔は燃料源としても需要が高い樹木でした。

蒲田池は篠栗九大の森の中にある大きな池で、池の周りには遊歩道があるので多くの人が利用しています。池の水面には自然の美しい風景が広がっており、ジブリのような神秘的な風景を見ることができます。マイナスイオンたっぷりの遊歩道で散策を楽しみながら池の様子を眺めることができ、春には池が増水するので存分に景色を楽しめます。

篠栗九大の森は年々観光客の増加により、全国的にも有名な観光スポットとして人気を集めています。ジブリの世界にも出てきそうな幻想的な風景は日本ではなかなか見られない景色なので、福岡県を訪れた際には是非立ち寄ってほしいおすすめのスポットです。篠栗九大の森の豊かで美しい自然を体験して心を癒してみてはいかがでしょうか。