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北海道でオーロラが見れる場所は?発生条件についても徹底リサーチ!

北海道では2015年に太陽嵐が引き起こした磁気嵐により、北海道名寄町、上士幌町、陸別町などでオーロラを観測されました。他にも2000年からは4年連続で観測されています。今回はそんな北海道でオーロラが見れる場所や発生条件について詳しくご紹介します。

北海道でオーロラが見られるかも見出し

北海道でオーロラが観測できるということをご存知ですか。過去には肉眼でオーロラの発生が確認されたこともあります。2017年はオーロラを観測することができるのでしょうか。オーロラの発生条件と北海道内での観測場所、北海道内の公開されている天文台についてご紹介します。

北海道で観測された過去のオーロラ見出し

北海道内では過去に何度もオーロラが観測されています。近年では2001年、2002年、2003年、2004年と続いて観測され、その後は2015年に10年ぶりに低緯度オーロラが観測されました。2001年以前のデータも残っており、今後も北海道では低緯度オーロラが観測されると予想されます。

実は日本各地で観測

実は、オーロラが観測されたのは国内で北海道だけではありません。緯度の高い北海道が観測しやすいのは事実ですが、1989年(平成元年)には新潟でも低緯度オーロラが観測されており、データが残されています。昭和まで戻ると、1958年(昭和33年)のオーロラは関東地方でも見られたということです。

「日本書紀」に載っている「赤気」

元々低緯度オーロラのことを日本語では「赤気」と呼んでおり、古くは「日本書紀」に「赤気」が見られたという記述が残されています。その範囲は西日本にも及び、京都、紀伊(今の和歌山県)、なんと肥前(今の佐賀県、長崎県)でも観測されていたようです。街の明かりが少ないため、観測しやすかったのかもしれません。

北海道で観測された最近のオーロラ見出し

北海道でオーロラが観測されたのは、最も近い日付でいうと、2015年12月21日になります。ただしこの時のオーロラは薄く、肉眼では見えなかったようです。肉眼で確認できるほどの明るさのオーロラはなかなか現れません。観測にカメラは必須です。2015年以前は2004年11月にまで遡ります。

低緯度オーロラとは

ところで国内で観測できるオーロラは、緑や紫のカーテンのようなものではありません。日本の緯度ではオーロラ上部の赤いところのみが見えます。「赤気」と名付けられたのもそのためでしょう。具体的には地平線や山際が赤く染まって見えます。これを低緯度オーロラと呼びますが、もちろん原理は同じで、オーロラの一種です。

北海道で観測された2015年のオーロラ見出し

2015年は3月、6月、12月と北海道で3度もオーロラが観測されました。北の地平線上に赤い光がうっすらと広がっています。肉眼では確認できませんが、写真で見ると明らかに街の明かりではありません。高緯度オーロラとは見た目にも違いますが、一度は目にしてみたい光景です。

北海道で2017年オーロラは観測されたか見出し

2017年現時点では北海道でオーロラは観測されていません。各天文台で専用機材を用いて観測に臨んでいますが、9月に起こった大規模な太陽フレア確認時でも、観測することはできませんでした。もちろん肉眼やカメラの撮影でも、オーロラの発生を観測することはできていません。

2017年話題になっている太陽フレアとは

太陽フレアは、太陽面爆発とも呼ばれる現象です。太陽の表面で起こる爆発のことで、小さなものは毎日起きているありふれた現象です。しかし大規模な太陽フレアが起きると、その勢いで太陽嵐が地球にも到達します。2017年9月には大規模な太陽フレアが発生したと報道されました。高緯度ではオーロラがよく観測されたもようです。

オーロラ発生条件見出し

オーロラの発生原理は複雑で、今なお研究が続いている分野です。現在確かなのは、オーロラはプラズマが大気中の粒子にぶつかって起こる発光現象だということです。このプラズマは太陽から流れてくるものなので、オーロラは太陽活動に連動して起こります。オーロラが見たければ太陽活動に注目しましょう。

オーロラが発生しやすい時期

冬です。厳密に言えば、観測しやすい時期が冬ということになります。太陽からプラズマが流れてくるのに季節は関係ありません。なのでどの時期でも発生する可能性はあります。年単位で見ると、太陽活動は大体11年周期となっているので、オーロラも見やすい周期が11年ごとに来るといえます。

北海道のオーロラ発生条件見出し

北海道でオーロラを見るためには、いくつもの条件が重ならなければなりません。まずは場所ですが、人口の明かりが少ないことが第一の条件です。それから北の方向に障害物がないこと。空気が乾燥していてよく晴れていることも条件です。ただし月が明るいとオーロラの発光が見えなくなってしまうようです。

太陽活動の条件

太陽活動は大変重要な要素です。太陽活動が活発になり、太陽フレアが発生して太陽嵐が地球に到達すること。これがなければ北海道でオーロラを観測することはできません。太陽活動は約11年周期ということですから、活発になる時期に狙いを定めて観測に臨まなければなりません。

街中では難しい

とにかく周りに光がないことが条件なので、北海道内でも街中での観測は難しいでしょう。しかし太陽フレアが発生して、太陽嵐が地球に届くまでにはかなりの時間があります。その間に装備を整えて最適な観測場所へ向かうことは可能かもしれません。一度自分で見てみたいという方はぜひ都市の外へどうぞ。

北海道のオーロラ観測場所見出し

具体的にどのような場所が観測地にふさわしいでしょうか。地形、天候からいって、北海道の中央部から北東にかけてが、より観測しやすい場所です。最もよく観測されているのは陸別町です。他にも稚内市、名寄市、北見市などが候補地として挙げられます。太陽嵐の程度によっては他の場所でも観測が可能でしょう。

北海道のオーロラ観測場所:陸別町見出し

1987年(昭和62年)に「星空の街」として制定された北海道足寄郡陸別町。名古屋大学、国立環境研究所の観測所が設置されており、国内のオーロラ研究といえばまずこちらです。空路では女満別空港、釧路空港、帯広空港へ飛び、バスや自動車で移動すると良いでしょう。最も近い空港は女満別空港になります。

りくべつ宇宙地球科学館「銀河の森天文台」

銀河の森天文台は、一般の方も入ることができる天文台です。基本の休館日は月曜日、火曜日。「SuperDARN」(スーパーデュアルオーロラレーダーネットワーク)という、プラズマを観測するレーダーも設置されています。今後の低緯度オーロラの研究に期待が高まっています。

住所:北海道足寄郡陸別町宇遠別 電話番号:0156-27-8100

北海道のオーロラ観測場所:名寄市見出し

北海道名寄市でも複数回、低緯度オーロラが観測されています。なよろ市立天文台は元は私設の天文台であり、1992年に名寄市へ寄贈されました。北海道大学と提携して、天文の研究にあたっています。名寄市へアクセスするには、空路では旭川空港へ飛び、バスや自動車で移動するルートが最も近いです。

なよろ市立天文台きたすばる

こちらも一般の方が入館できる公開天文台です。基本の休館日は月曜日です。北海道大学が所有するピリカ望遠鏡が設置されており、この望遠鏡で低緯度オーロラを観測したこともあります。ピリカ望遠鏡は一般公開されることもあるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所:北海道名寄市字日進157番地1 電話番号:01654-2-3956

世界のオーロラ観測場所見出し

オーロラは観測しやすい緯度があり、その範囲を「オーロラベルト」と呼びます。緯度60度から70度の辺りということで、意外にも北極点、南極点の辺りはオーロラベルトには入っていません。高緯度オーロラが見たいという方は、北欧或いは北米大陸へ行くのが良いでしょう。カーテン状になったオーロラを見ることができます。

北欧のオーロラ観測場所

フィンランドではサーリセルカやロバニエミ、スウェーデンではキールナやユッカスヤルヴィ、ノルウェーならトロムソ、アイスランドはレイキャビックなどが有名です。諸国の他にグリーンランドも有名な観測地です。もちろん、これらの街以外でも見られる可能性があります。北欧では、オーロラを見るついでに都市の観光ができます。

北米大陸のオーロラ観測場所

カナダではイエローナイフやホワイトホース、アメリカアラスカ州ではフェアバンクスなどが有名な街です。特にイエローナイフははっきりとしたオーロラが見られる街として有名です。夏でも観測確率は高く、冬では見られない絶景を見ることもできます。極寒の屋外でオーロラを待たなくても良いというのもポイントです。

北海道で2017年オーロラは見られるか見出し

2017年は太陽活動が活発な時期とは言い難いです。太陽活動が段々と小さくなる時期に入っています。ですが、9月に大規模な太陽フレアが観測されたように、同じような太陽フレアが発生する可能性はあります。その場合はオーロラの発生確率も通常よりぐんと上がり、北海道で観測することも不可能ではないでしょう。

北海道にオーロラを見に行こう見出し

いかがでしたでしょうか。2017年内に北海道でオーロラを観測するのは難しいかもしれません。しかし長い目で見ると、北海道でもまたオーロラが観測できると推測されます。次の大規模な太陽フレア発生時には、北海道でオーロラ観測に挑んでみませんか。太陽フレアの報道に注意を向けましょう。

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投稿日: 2017年10月26日最終更新日: 2021年8月23日

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