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別府ロープウェイで春の桜・夏の夜景・秋の紅葉・冬の霧氷と絶景空中散歩を!

別府ロープウェイで春の桜・夏の夜景・秋の紅葉・冬の霧氷と絶景空中散歩を!
投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

別府ロープウエイは別府市にある鶴見岳の山麓と山頂を結んで運行しており、山頂からは別府湾や国東半島の絶景を堪能できます。別府ロープウエイは米CNNが選定した「日本の美しい風景31選」にも選ばれており、桜や夜景、紅葉、霧氷など、季節ごとの美しい景色が楽しめます。

別府ロープウエイに乗ろう見出し

温泉で有名な別府市は、大分県の東海岸中央にある大分県第二の都市です。別府ロープウエイは、別府市にある鶴見岳の山麓と山頂を運行しており、近鉄グループによって運営されています。ロープウエイからは、春の桜、幻想的な夜景、秋の紅葉、冬の霧氷など季節に応じた絶景を楽しむことができます。ここでは、そんな別府ロープウエイについて紹介します。

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別府ロープウエイのアクセス見出し

別府ロープウエイへのアクセスは、バスの場合、別府駅西口から亀の井バス36系統湯布院線に30分ほど乗り、別府高原駅で下車します。車の場合は、大分道別府インターより、九州横断道路を経由し、城島、湯布院方面へ5分ほど走ったところです。標高500メートルの場所にある別府高原駅からロープウエイに乗り、標高約1300メートルの鶴見山上駅まで一気に登ります。

別府ロープウエイの概要と料金見出し

別府ロープウエイは昭和37年に開業された、西日本最大級の101名乗り大型ゴンドラで、別府高原駅から山上駅までの高低差800メートル、線路長1816メートルの急こう配を約10分かけて登ります。料金は、往復で大人1600円、片道で1000円、4歳以上小学生までの子供の料金は、往復で800円、片道で500円となっています。料金は多少高くてもそれ以上の満足感が必ず得られます。

別府ロープウエイ始発駅の別府高原駅見出し

鶴見岳ロープウエイの始発駅、別府高原駅は、標高500メートルのところにあり、切符売り場横の高原売店にはリーズナブルな料金のお土産品が種々並んでいます。また、別府高原駅の横に広がる鶴見岳自然公園、四季の里は、春には桜、秋には紅葉が美しいことで有名な公園で、桜や紅葉以外にも様々な種類の樹木や花々が咲き誇ります。

別府ロープウエイの山上駅と七福神めぐり見出し

ロープウエイの終点、鶴見山上駅は標高約1300メートルのところにあります。山頂への登り口には鶴見山上権現、一の宮の赤鳥居があり、左手に役(えん)の行者の石像があります。鶴見山は昔から神が宿ると云われている信仰の山です。山頂へは約15分で登れますが。登る途中にある七福神や礼所を見ながら巡ると、40分ほどの時間を要します。運が良ければ冬には見事な霧氷が見られます。

まず、徒歩で5分ほど行くと、右側に1番の福禄寿の石像があります。この福禄寿は、幸福、封禄(財産)、長寿の三徳を具現化したものと云われています。次に現われるのが2番の大黒天です。この神は、サンスクリット語でマリーカーラと呼ばれるインドの神です。マリーは大、カーラは黒を現わすことから大黒天と云われるようになったそうです。

大黒と大国が同音であることから、日本神話の大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一に見られ、大きな袋を肩に背負った福の神というイメージが定着していったそうです。3番は布袋尊です。布袋尊は、中国の唐の時代に実在したという伝説の僧侶で、家庭円満、商売繁盛など縁起の良い神様です。そして4番目は寿老人です。

4番の寿老人と福禄寿は、中国の道教を起原としており、どちらも長寿の神です。寿老人は、右手に杖を、左手に色々なものを持っていますが、この寿老人が左手に持っているのは軍配と思われるものです。5番目は恵比寿天です。狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱えています。商売繁盛や大漁などの神として信仰されています。

6番は弁財天です。この辺りに来るともう山頂が真近に迫ってきます。弁財天は元々ヒンドゥー教の女神で、日本で仏教や神道に取り込まれており、水の神、財をもたらす神として崇められています。そして、7番は毘沙門天です。この毘沙門天は、持国天、増長天、広目天と共に四天王に数えられる武神です。そして、すぐ山頂に到着です。

別府ロープウエイの札所巡り見出し

鶴見山上駅から山頂に昇る道には、札所巡りができるコースがあります。札所は1番から12番まであり、まず、1番の鶴見山上権現一の宮から始まります。2番札所は手洗い荒神、3番は願かけ不動、4番は身代わり不動、5番は役行者尊、6番、双体石仏と続きます。双体石仏は縁結び童士とも呼ばれています。

7番札所は脳天白竜です。この岩の割れ目には鶴見山神のお使いである白蛇が棲むと云われ、頭の神、開運、金運の神として有名です。8番は鶴見山権現、9番、手足荒神、10番、夫婦岩、11番、風穴観音と続き、最後である12番が諸願の成就を祈る火男焼神社上宮となります。この札所巡りと七福神巡りを全て終えて山頂に着けば、大きな達成感が得られること間違いなしです。

別府ロープウエイの山頂見出し

鶴見岳山頂は鶴見山上駅から15分ほど登った位置にあります。この場所は意外と狭いですが、ここには火男焼(ほのおほのめ)神社があります。この神社には石祠や鶴見七福神が祀られており、テレビ塔が建っています。鶴見岳は今から約1000年ほど前に大噴火を起こしたと伝えられ、現在でもそのエネルギーは別府温泉の源になっており、豊かな湧出量を誇っています。

鶴見岳は、その姿形により女山と呼ばれ、隣に位置する由布岳は男山と呼ばれています。伝説によれば、由布岳と同じく男の祖母岳が鶴見岳に恋をしたそうです。鶴見岳は力強い祖母岳ではなく、姿形の良い由布岳を選んだので、鶴見岳と由布岳は寄り添うように聳え、仲が良過ぎて熱々のため、別府と湯布院に豊かな温泉が湧くようになったと云われています。

鶴見岳の山頂からは、東に別府市街や別府湾、南に城島高原を見降ろせ、西に湯布院や九重山を望み、晴れた日には東に四国を遠望できます。4月から5月までの期間は「1000万ドルの夜景」を楽しむことができます。鶴見岳はスケールにおいて大分県随一の夜景スポットであり、眼下には別府の市街を中心にロマンティックな絶景を堪能できます。また、冬の霧氷も見ごたえがあります。

別府ロープウエイの四季見出し

鶴見岳の山麓は、春は桜の名所となります。約2000本のソメイヨシノなどの桜が咲き、山上各所には約5000本のミヤマキリシマが咲き乱れます。夏には、平地より10度ほど気温の低い山上付近は、避暑に最適のスポットとなります。ナイター営業の夜には、山上からの幻想的な絶景を思う存分楽しむことができます。

秋は、山桜や楓などの木々の紅葉が山上から山麓へ一カ月ほどの時間をかけて下っていきます。そして冬になると、標高1300メートルの山上付近一帯は、気温や湿度、風などの条件が整えば、九州でも珍しい霧氷の銀世界となります。このように、鶴見岳は、四季に応じて一年中、その絶景や桜、紅葉、霧氷などを楽しめるスポットです。

別府ロープウエイ麓の九州焼酎館見出し

九州焼酎館は別府ロープウエイ大駐車場前にある焼酎専門店です。九州各地の麦焼酎や芋焼酎始め、球磨焼酎、奄美黒糖焼酎など、希少な銘柄のものを含め、300種類以上の焼酎が置いてあり、料金はどれもリーズナブルで、ワインやリキュール類もあります。館内には、国の重要無形文化財に指定されている大分の代表的な民芸品、小鹿田焼(おんたやき)も置かれています。

九州焼酎館にあるおすすめの焼酎は、由布岳で造られた「由布岳」という銘柄の焼酎です。減圧蒸留機を使用して造られているため、すっきりとして飲みやすい焼酎です。また、大分県産の高糖度の甘藷、紅はるかを100パーセント使用した、「紅つるみ」はまろやかな飲み口が人気です。その他にも、リーズナブルな料金で、別府や湯布院の工芸品などが各種置かれています。

別府ロープウエイ近くの城島高原パーク見出し

城島高原パークは別府駅からバスで35分ほどの場所にある公園で、湯布院と別府の中心に位置する森の中の公園です。園内では、絶叫系アトラクションや安心して楽しめるほのぼの系の乗り物などがあり、子供も大人も夢中になれるアトラクションに溢れています。隣接する施設としては、城島高原ホテルや城島高原ゴルフクラブがあります。

アトラクションには、ジュピターと呼ばれるジェットコースターや、立体的な迷路、三次元迷路マーズ、鳥のように空を飛べるバードマン、地上40メートルの高さから真下に落下するニュートン、大観覧車、足ブラ観覧車など、数々のアトラクションがあります。また、見て、触れて、体験できるおもちゃのテーマパークもあり、子供たちが満足できる施設が一杯です。

別府ロープウエイを満喫しよう見出し

別府というと、まず思い浮かぶのが豊富な湯量を誇る温泉ですが、この温泉の源泉は鶴見岳です。鶴見岳からの絶景を楽しむために作られた別府ロープウエイは、山麓から山頂まで、季節ごとのパノラマを楽しみながら約10分で乗客を運んでくれます。ここでは、そんな別府ロープウエイの魅力や料金、桜や紅葉、霧氷、絶景ポイントなどを含めて説明しました。

投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

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