「彩の国ふれあい牧場」は入園&駐車料無料！ポピー畑や動物へのエサやりが人気！

彩の国ふれあい牧場は、埼玉県東秩父村にある牧場です。入場料金と駐車料金はなんと無料です。それなのに口コミなどでは満足度も高く、小さなお子さまがいるご家族にはとてもおすすめです。そんな彩の国ふれあい牧場で、体験出来ることや、大人も楽しめるポイント、そしてアクセスなどについてご紹介していきます。

彩の国ふれあい牧場は、埼玉県秩父高原牧場という牧場の中にあり、「ふれあい、学び、体験する」牧場を一般開放していますです。埼玉県が運営しているので、料金があまりかからずお得に楽しめます。山の上にあるため大変眺めがよく、口コミでも高評価の牧場です。

彩の国ふれあい牧場の利用時間は、9時から16時30分までです。入場料金と駐車料金は無料ですが、牛乳を使ったバター作りなどの体験学習をする場合には、1回200円かかります。また、入れる場所の制限はあるものの、ペットの入場も可能です。家族みんなで訪れることができます。

彩の国ふれあい牧場へのアクセスは、車がおすすめです。高速道路を利用する場合は、関越自動車道嵐山・小川ICの利用が最短でおすすめです。ICからは、車で約40分で到着です。他には、関越自動車道花園ICからアクセスする方法もあります。こちらは、長瀞など秩父のほかの観光名所を経由したい方におすすめです。

彩の国ふれあい牧場へ公共の交通機関でアクセスする方法は、3通りあります。一つ目は、秩父鉄道「親鼻駅」から三沢経由西武秩父行きのバスに乗り、「三沢郵便局」バス停下車し、そこから5キロ歩きます。二つ目は、西武秩父線「西武秩父駅」から三沢経由皆野駅行きのバスで「三沢郵便局」バス停でおり、同じく5キロ歩きます。

三つめは、東武鉄道東上線・JR八高線小川町駅から白石車庫または皆谷行きバスに乗り、「橋場」バス停で下車5しそこから5キロ歩きます。いずれの方法も、バス停から高低差が400メートルある道のりで、徒歩90分かかります。小さいお子さま連れや、足腰に自信のない方は、車を利用するか、駅からタクシーを利用しましょう。

彩の国ふれあい牧場の「学び」の部分を担うのが、ここ「モーモーハウス」です。彩の国ふれあい牧場の中心となる施設で、パネルや模型で畜産のしごとについて知ることができます。普段何気なく口にしている牛乳やお肉などについて理解を深めることができます。お子さまの食育にぴったりです。

彩の国ふれあい牧場は、春になるとポピー畑が見ごろになります。その名も「天空のポピー」。彩の国ふれあい牧場の皆野町側の牧草地に栽培されています。標高500メートルの高原を、1500万本のポピーが真っ赤に彩ります。その広さは5ヘクタールもあり、ポピーの赤と春の秩父の青空のコントラストが素晴らしい眺めです。テレビで紹介されたこともある、口コミでも大変人気のスポットです。

こちらの料金は無料ではなく、中学生以上は300円の入場料金がかかりますが、小学生以下は無料で入園できます。例年の開花時期は、5月中旬から6月上旬ごろとなっています。平成29年度は、積雪と雨不足の影響で開花が遅れました。適宜ホームページなどで開花状況を確認することをおすすめします。

ポピーの開花に合わせて「ポピーまつり」が開催されます。皆野駅からシャトルバスが運行されています。車でないとアクセスしずらい彩の国ふれあい牧場ですが、このお祭りの開催期間中は、シャトルバスが出るのでアクセスがしやすくなり大変おすすめです。会場には、お土産物や秩父の特産品が販売されている出店も出ているので、ぜひチェックしてみてください。

なお、「ポピーまつり」の期間中は、かなりの混雑が予想されます。会場にアクセスできる道が1本しかなく、山道のため、お昼近くなるとかなりの行列になります。朝早くに来場するか、可能であれば平日に訪れるのがおすすめです。ポピーまつりの臨時駐車場は9時から17時までとなっています。

彩の国ふれあい牧場の動物広場には、羊やヤギが放牧されています。ヤギ放牧広場には、小型で人懐こい「ヤクシマヤギ」がいます。羊はヒツジ放牧場や多目的広場に放牧されています。羊の品種は「コリデール」というもの。日本で飼育されているもので一番多い品種です。ヤギには直接触ることができるので、ぜひヤギと触れ合ってみてください。

彩の国ふれあい牧場には、ウサギもいます。ウサギがいる場所は、展望広場のウサギ小屋です。ウサギは小屋の中にいるため、触ることはできませんが、たくさんのウサギたちは見ているだけでも癒されます。時間になると、エサをやることができます。普段触ることができない羊とウサギにも、エサやりを通してふれあえるチャンスです。

彩の国ふれあい牧場にある「モーモーハウス」では、土日祝日に「牛乳を使った体験教室」が開催されます。この教室では、バターやアイスクリーム、そしてプリンなどの乳製品を使った食べ物作りを体験できます。こちらは材料費として料金が1回200円がかかります。手作り体験としては、かなりお安くできるうえ、とてもおいしいと口コミでも人気です。

新鮮な材料を使って作ったバターやアイスクリームは、とてもおいしいと味のほうも口コミでは高評価です。なかなか作る機会のない、乳製品づくりもぜひ体験してみてください。なお、開催されるのは3月から11月の土日祝日です。1日3回、11時、13時、15時から開催しています。各界先着で30名程度なので、やりたいかたはお早めに。

彩の国ふれあい牧場は、食事も人気があります。直売所があり、軽食などの食事をとることができます。「ミルクハウス」というお店では、ソフトクリームが販売されているのですが、このソフトクリームが口コミでとても人気があります。300円というお値段にも関わらず、大変濃厚でとてもおいしいので、ぜひ一度ご賞味ください。

「ミルクハウス」では、そのほかにも、牛乳やコーヒー牛乳も販売されています。牛乳も濃厚でとてもおいしく、こちらも口コミでも人気がある商品です。食事をとったあとのデザートに、ソフトクリームや牛乳をいただいてみてはいかがでしょうか。牛乳は、園内の自動販売機でも販売されています。

デザート以外には、「めーめーハウス」にて、うどんやそば、ラーメンや焼き鳥などのお食事を食べることができます。おすすめメニューは、秩父名物「みそポテト」です。200円というお値段でですが、甘辛い味噌がとてもおいしく、ずっしりとした食べ応えなので、小腹を満たしたい時の食事にぴったりです。

「めーめーハウス」では、野菜の直売もされており、かなりお安いお値段で野菜を買うことができます。食事のあとにぜひ覗いてみてください。各売店の営業は、基本的に土日祝日のみの営業です。なお、3月から11月までの営業なので、冬の間に訪れる場合は注意してください。見晴らしがいいので、お弁当などの食事を持参するのもおすすめです。

彩の国ふれあい牧場は、夜景のスポットとしても口コミで人気があります。夜景が見えるのは、モーモーハウス横にある「展望広場」です。日中は、スカイツリーや新宿のビル群、そして茨城にある筑波山までもが見える絶景スポット。そこから見る夜景は格別です。

広場から見えるのは、小川町方面の夜景です。街までの距離がありますが、その分周囲には余計な明かりがないため、素晴らしい夜景を見ることができます。周りが暗いため、天体観測にもよいです。車道にベンチがあり、そこに座って夜景を楽しむこともできます。寒い日は、車に乗ったまま夜景を見ることもできるので、デートなどにも使えそうです。

彩の国ふれあい牧場では、年に3回のお祭りが開催されています。ゴールデンウイークに開催されるのが、「牧場春まつり」です。エサやり体験が無料でできるほか、羊の毛刈りなどの貴重な体験ができます。春はベビーラッシュなので、かわいい動物の赤ちゃんたちに会えるチャンスです。

10月の3連休には、「牧場秋まつり」が開催されます。春祭りと同様に、エサやりが無料でできるほか、秋らしい木の実を使った手作り体験なども楽しめます。11月14日の埼玉県民の日には「県民の日だよ!牧場まつり」があります。県民の日1日だけの開催ですが、他のお祭りと同様に、エサやりや手作り体験が行われます。

彩の国ふれあい牧場は、ファミリーに人気で料金もお安く楽しめる穴場スポットです。しかし、山の上という立地や、動物たちとのふれあいなどは、日ごろ疲れている大人たちの癒しにもなるのではないでしょうか。大人から子どもまで楽しめる彩の国ふれあい牧場、ぜひ訪れてみてください。