白馬の温泉特集！日帰りから宿泊まで人気のホテルや旅館を紹介！

スキーや登山で有名な長野北部の白馬には数々の温泉宿や施設があります。山登りやスポーツで疲れた体を癒すには、やはり、何と言っても温泉に浸かるのが一番です。白馬岳始め、槍ヶ岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、剱岳など3000メートル級の山々が眺望できる温泉もあります。ここでは、そんな白馬の日帰りのできる温泉や宿泊のできる温泉旅館などを中心に紹介します。

東京方面からのアクセスは、電車の場合、東京駅から北陸新幹線で長野駅まで行き、特急バスで白馬八方尾根に行きます。もう一つは、新宿駅から特急あずさに乗り、松本駅でJR大糸線に乗り換え、白馬駅下車後、路線バスで目的地に出ます。高速バスの場合は、バスタ新宿から中央自動車道、長野自動車道を経て北アルプスパノラマロードから国道148号線に入り、目的地に行きます。

みみずくの湯は、JR白馬駅から八方へ向かう途中にあり、徒歩約10分で着きます。露天風呂からは、八方尾根、白馬三山の景色を眺望できます。みみずくの湯のある白馬八方温泉は、白馬の西部、八方尾根の麓にある温泉地で、北アルプスの白馬槍ヶ岳直下の南俣川にその源泉があります。白馬八方温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉として分類されています。

みみずくの湯の露天風呂に浸かりながら、春には夜桜を楽しむこともできます。併設するみみずく茶屋では、名物の温泉うどんが味わえる他、種々のお土産品が揃っています。この温泉は、日帰り入浴のできる温泉施設となっており、午前10時から午後9時半まで入浴が可能です。また、みみずく茶屋の営業は、午前11時から午後5時までとなっており、宿泊施設はありません。

白馬八方温泉八方の湯は、白馬八方温泉の中では最も大きな日帰り温泉施設で、天然水素水を含む露天風呂が特徴です。この露天風呂は溶存水素濃度が基準値を超えているため、天然水素泉として認められています。八方の湯は、八方温泉街の入り口にあり、露天風呂からは、白馬三山始め、白馬の美しい山並みを堪能できます。

八方の湯は、軽食喫茶の八方茶屋を併設しており、名物の温泉うどんや八方牧場ソフトクリームなどがおすすめです。テイクアウトも可能ですので、湯上りの後にのんびり味わうことができます。日帰り温泉は、午前9時から午後10時までオープンしており、八方茶屋は午前9時半から午後8時まで営業しています。宿泊はできませんのでご注意下さい。

ぽかぽかランド美麻は長野市と白馬、大町エリアを結ぶオリンピック道路沿いにある道の駅の温泉旅館で、大糸線信濃大町駅からバスで約20分のところにあります。この旅館では、日帰り入浴も宿泊もでき、お土産も買えるという、満足感の高い施設です。レストランも併設されており、信州そばや名物の黒部ダムカレーなど、豊富なメニューが揃っています。

ぽかぽかランド美麻の温泉施設では、露天風呂は勿論のこと、マッサージ風呂や寝湯、サウナ、水風呂、などが充実しており、色々な温泉が楽しめます。泉質は単純温泉で、神経痛や筋肉痛など、様々な痛みや疲れを癒す効果があります。宿泊もできますが、日帰り入浴も可能で、入浴時間は、午前6時から午前8時と、午前10時から午後9時までとなっています。

小谷温泉雨飾荘は小谷温泉から更に参道を入った標高900メートルの山間に佇む静かな温泉旅館で、JR大糸線中土駅から小谷村営バスで20分ほど行き、下車後徒歩3分のところにあります。山の秘湯としては貴重な、毎分240リットルもの湧出量があり、男女別の内湯、露天風呂ともに源泉かけ流しとなっています。露天風呂からは雄代な山並と美しい星空を望むことができます。

雨飾荘では、日帰り入浴ができます。入浴時間は午後12時から夕方までとなっており、日によって終了時間の変動があります。館内は、天然素材を使った重厚感のある柱や梁とアンティーク風の家具や置物がうまく調和した造りで、ノスタルジーを感じさせる古民家風の建物となっています。食事は地元の食材を生かした里山料理で、イワナの姿造りや山菜、きのこなどが楽しめます。

おびなたの湯は八方温泉の中にある日帰り温泉施設です。この温泉は、八方から白馬大雪渓へ向かう途中、約3キロメートルの場所にあり、八方温泉の中で最も源泉に近い施設です。この温泉は、天然水素水のお湯が湧き、アンチエイジングの効果があると言われています。細い林道と川の間にぽつんとあるこの温泉で、野趣溢れる露天風呂が堪能できます。

近くを流れる川のせせらぎが聞こえ、耳を澄ませば、鳥の鳴き声が聴こえてきます。この豊かな自然を満喫できる露天風呂は、源泉かけ流しのお湯で、ぬるぬる感があり、肌がすべすべになります。露天風呂と壺湯が男女一つずつあり、冬期のみ貸し切り風呂として利用できます。夏季は午前9時から午後6時まで、冬期は午前10時から午後5時までの営業となっています。

白馬ハイランドホテル天神の湯は、JR大糸線白馬駅から徒歩約20分ほどのところに位置する、白馬姫川温泉にあるハイランドホテル内の温泉です。白馬姫川温泉は、｢熱の湯｣とも呼ばれており、保温性に優れ、体の芯まで温まります。天神の湯の露天風呂は南は五郎岳から北は栂池高原まで一望できる大パノラマ風呂です。

天神の湯の露天風呂からは、白馬三山のみでなく、長野オリンピックの競技が行なわれたジャンプ台を望むこともできます。内湯はサウナも併設しており、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。この温泉は、日帰りも宿泊もできます。日帰り温泉の利用時間は、午前11時から午後8時までとなっています。

くろよんロイヤルホテルは大町市平にあるホテルで、信濃大町駅から扇沢線のバスで15分ほど進み、日向山高原で下車したところにあります。この場所からは黒部ダムや安曇野、白馬方面には30分から1時間ほどで行くことができます。温泉は秘湯、葛温泉から引き湯をした天然かけ流し温泉です。大浴場では、広い窓越しに見える大自然を眺めながらゆったり寛ぐことができます。

露天風呂は日向高原の緑豊かな森に囲まれており、湯船に浸かりながら森林浴を楽しむことができます。その他にも、温度を低目に設定した、檜の香りが心地よいひのき風呂や家族で楽しめる貸し切り風呂があります。さらにプールサイドには、岩盤ベッドや岩盤チェアなど岩盤浴ができるスポットや温泉ミストなども備わっています。そして勿論、日帰り入浴もできます。

ホテル白馬は、白馬ハイランドホテル同様、白馬姫川温泉の中にある静かなホテルで、大楢川沿いにあり、春は桜、夏は高山植物の花々、秋は白馬の三段紅葉、そして、冬はウインタースポーツが楽しめます。このホテルは大浴場と露天風呂を備えています。大浴場からは、その広い窓越しに見える北アルプスの景色と色鮮やかな芝生の緑が美しいコントラストを見せています。

ホテル白馬の露天風呂は、開放的な円形の露天風呂で、美肌効果の高い温泉の湯船に浸かりながら、アルプスの雄大な山々を眺める気分は最高です。春や秋もいいですが、冬の雪景色は、またいつもと違う趣があります。レストラン、ラ･フォリアは、入口に暖炉があるおしゃれな山小屋風のレストランで、信州の食材を生かした一味違うバイキングスタイルの食事を楽しむことができます。

白馬五龍館は白馬駅の近くに位置する旅館で、JR大糸線の白馬駅から無料の送迎バスが運行しています。白馬五龍館には二層吹き抜けのゆったりとしたロビーラウンジがあり、ここからは、北アルプスの壮大な景色を望むことができます。温泉は、美肌になると評判の強アルカリ線で、山麓の蛇紋岩層から湧き出しています。

無色透明のぬるぬるしたお湯は、石鹸のような感じで、｢美人の湯｣とも呼ばれています。強アルカリ性は白馬の温泉の特徴ですが、水の粒子が大変細かく、バランスが良いため、お風呂上がりの肌が大変滑らかになります。この白馬五龍館には清々しい気分に浸れる露天風呂と大浴場が男女それぞれ備わっています。また、大浴場の出口隣には、北欧フィンランドサウナがあります。

八方温泉しろうま荘は八方尾根スキー場、名木山ゲレンデまで徒歩5分、ゴンドラまで徒歩10分のところにあり、古材を生かした伝統的な日本建築とモダンな和風スタイルを掛けあわせた個性豊かな温泉旅館です。静かで小ぢんまりとした温泉は、硬質で、木目模様の多胡石で造られており、ブラウンをベースにした落ち着いた雰囲気の温泉です。

しろうま荘の館内には、江戸時代の柱を残した入口など、匠の技術が各所に行かされています。モダンな囲炉裏のある和風デザインのラウンジでは、昼はカフェ、夜はバーとして利用できます。食事は、白馬育ちの女将が腕によりをかけて造る郷土色豊かな手料理が堪能できます。落ち着きのある畳の和室は各部屋それぞれ趣があり、アルプスの絶景を望める窓つきの部屋も多数あります。

長野北部に位置する白馬は、美しい大自然に囲まれた緑豊かなスポットです。この場所からは、北アルプスの山々が眺望でき、四季折々の木々や花々を堪能することができます。また、冬にはパノラマの大雪渓やウインタースポーツを楽しむことができます。ここでは、そんな長野県にある白馬の温泉や、旅館などの宿泊施設を中心に説明してみました。