長野のおやき人気店ランキング！お土産にもおすすめの有名店紹介！

長野には、美味しいおやきが食べられる有名店がたくさんあります。野沢菜やなす、かぼちゃなど具材の種類・味付けから焼き方までバラエティー豊かで、迷うほどですが、それも魅力の一つです。これまでの定番メニューに替わって新たな具や焼き方も加わりました。いろいろの味を探ってみました。おすすめのおやき人気店をご紹介します。

中央自動車道諏訪湖サービスエリア(上り)内のフードコートの一角にあります。おなじみの郷土料理を斬新にアレンジしたものや、こちらのSA限定の逸品もあって話題を呼び、お土産などに買い求めていくお客さんが大勢います。おやきを買いそびれた人もここで味わえます。テラスの座席に座って食べることもできます。

このSA限定でおすすめは、味噌仕立て信州牛(400円)です。信州牛は旨味と甘味が高く、苦味が少ないのが特徴で、甘じょっぱいタレがこれによく絡みます。きのこクリーミーチーズおやき(290円)は、しめじや平茸、ベーコンを濃厚なフォンデュソースで煮込んだ逸品です。辛味噌野沢菜も外せない逸品で、よく味がしみていて、ニューフェースの野沢菜が楽しめます。

住所:長野県諏訪市大字豊田字所久保3118 電話番号:0266-53-7115

長野自動車道安曇野ICから数分。こちらは珍しい石焼きでおやきを作っています。高温にした石でゆっくりおやきを焼くため、表面の余分な水分が飛び、外はパリッ、中はもっちりと焼き上がります。100％地粉を使った厚めの皮は、噛むほどに素朴な風味が広がります。午前中に完売してしまう日があるので、電話での予約をおすすめします。

メニューは全部で8種類。あんこを除いてすべて味噌入りで、チーズ、黒糖、かぼちゃ(いずれも220円)も味噌ベースです。おすすめは、珍しい具材のチーズ。プロセスチーズと味噌のミックスで、もっちりした生地にチーズがマッチして、くせになりそうです。黒糖も珍しく、素敵なスイーツで、お土産にも好評です。

住所:長野県安曇野市豊科田沢7038-21 電話番号:0263-72-6318

JR長野駅(善光寺口)から徒歩7分、ホテル白疆館向かいのおやきと餅の有名店。1932年(昭和7年)の創業以来、添加物を使わず、野菜たっぶりの健康によいおやきを作り続け評判の有名店です。2014年12月にリニューアルオープンしました。長野駅ビルの「MIDORI」に支店があり、くるみ、りんご、栗など季節を感じるおやきが人気です。

バラエティー豊かな味が楽しめるのが魅力で現在21種類。変わり種では、栗おやき(170円)やうの花(160円)があります。栗おやきは、切干大根をメインに栗の甘露煮が丸ごと1個入っていて、驚きます。うの花は、おやきには珍しい鶏肉入りで、しいたけと抜群の相性です。薄い経木で包まれているおやきは、お土産におすすめです。

住所:長野県長野市南石堂町1261 電話番号:026-226-5295

長野道自動車安曇野ICから25分、安曇野アートヒルズミュージアムの隣。2016年春に松本市から移転した有名店で、開店前から行列ができます。手包みで、着色料・保存料を一切使わないことにこだわっています。新店舗にはイートインスペースが設けられ、レンジとお茶のポットがあります。

焼いて蒸かす作り方で、普通の小麦生地の焼きおやきのほかに、小麦粉にご飯を加えた生地で具材を包む「こねつけ」があります。五平餅で具を包んだ食感に近く、腹持ちがいいと評判です。きのこ味噌、豚味噌、くるみ味噌(各180円)があります。焼きおやきの野沢菜(190円)もお土産に人気です。

住所:長野県安曇野市穂高有明8177-3 電話番号:0263-88-2737

上信越自動車道長野ICから30分、山里に茅葺き屋根の農家を移築した古民家があります。引き戸を開けると天井に太い梁が走り、囲炉裏のある座敷など懐かしさとぬくもりが漂う有名店です。信州中条の各家庭では昔から炭がパチパチとはぜる音を聞きながら、囲炉裏の灰でおやきを蒸し焼き(灰焼きおやき)して食べてきました。

4種類の中でおすすめはピリ辛(野沢菜と切干大根のミックス、唐辛子)。具はしっかり濃い目の味付けですが、辛さは控えめで、薄い皮のもっちり感とよく合います。小豆など他のおやきも具がぎっしり詰まっていて、食べ応え十分です。冬、玄関先ではかまくらが送り迎えしてくれます。

住所:長野県長野市中条日下野5286-1 やきもち家 電話番号:026-267-2641

長野自動車道松本IC、塩尻ICから各16分、JR松本駅から車で10分。おばあちゃんが一つ一つ手作りしたおやきは、大きさや形が違いますが、素朴でどこか懐かしいおふくろの味として人気です。営業時間は9時30分から売り切れまで。なかなか食べられないおやきもあって、「幻のおやき」の異名があります。

おすすめは、お店の人気№1のあんこおやき(150円)。十勝産の小豆を使い、ゆっくり蒸かします。甘みを抑えた上品な味です。ピリ辛野沢菜おやき(150円)は、自家製の野沢菜漬けをピリ辛に煮た逸品で、歯ごたえのある皮とマッチします。春、山里に出はじめたふきのとうを味噌であえる、ふきみそおやきも外せません。

住所:長野県松本市中山1592‐2 電話番号:0263-27-6120

上信越道長野ICから国道19号、オリンピック道路を経て45分、1986年に小川村の農家を改造して7人で始まった「おやき村」はすっかり観光名所になり、「縄文おやき」はアメリカやオーストラリアでも販売されています。縄文時代の縦穴式住居を模した施設で、囲炉裏を囲んだおやきづくりもの体験できます。

縄文おやきには、青菜などを具にした「焼きおやき」と、軽く焼いてから蒸す、りんごなどが具の「焼き蒸かしおやき」があります。100種類以上のおあやきの中からおすすめは、一番ポピュラーな野沢菜の焼きおやきです。もちもちの皮と香り高い野沢菜の塩気が絡んで絶妙の美味しさを生みます。お土産に最適です。

住所:長野県上水内郡小川村大字高府2876 電話番号:026-269-3760

JR長野駅から車で40分、国道406号のトンネルを抜けると山里・鬼無里(きなさ)です。囲炉裏端の座敷や小上がりのある落ち着いた有名店。今は蒸すおやきが増えましたが、ここでは窯焼きにこだわり続けています。こんがり、ふっくらとした深い味が楽しめます。隣接するカフェ2階のギャラリーでは陶芸、墨画、絵画の無料展示が行われています。

厚めの皮に包まれ、中はもっちり、外はパリッと焼かれたおやきはどれも絶品です。一番人気は、キャベツを主に人参、玉ねぎ、野沢菜を使った野菜ミックス(210円)。特産のサワアザミの茎を加工して、ウドやフキに似た風味に仕上げた「あざみ」(210円)も好評で、お土産にも受けています。

住所:長野県長野市鬼無里1687-1 電話番号:026-256-2033

長野道安曇野ICから1分、明るい店内にケヤキ製の大きな囲炉裏があります。買い求めたおやきをその場で焼いて、アツアツのまま楽しめるように一年中炭火が入っています。寒くて長い冬の信州では一番のごちそうです。サービスのお茶でおやきをほおばるお客さんの顔がほころびます。山賊焼きの「冷凍」も人気です。

生地のタイプは粗挽きそば粉の「そばおやき」と、小麦粉の「うす皮おやき」。具は野沢菜や小豆、切干大根などの定番から、たけのこ、キムチなど20数種類。おすすめは、うす皮おやき牛すじトロ煮(200円)です。牛すじトロ煮と生姜の大和煮仕立てはクセになりそうで、お土産にも最適です。

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1115 長野道豊科インター スワンガーデン内 電話番号:0263-71-1400

長野のおやき人気店ランキングはいかがでしたか。昔懐かしいおやきも、これまでの伝統の味に新たな味や手法が加わって進化して、楽しみが増しています。それでも定番は愛され続けています。ぜひ一度現地に足を運んで、いろいろな有名店の味を楽しんでみてください。